共産党はなぜ総選挙で大敗したのか?

   すでに共産党は国民から見放されている。


                                                平成24(2012)年12月20日

 原因はいろいろある。しかし最大の原因は既に共産党は政党として国民から見放されている。共産党は日本社会の発展の中に取り残され、既に過去の遺物となりつつある。解党的出直しをしない限り共産党の再生はないと思われる。

<共産党の「何が」国民から批判されているのか>

  共産党再建の課題について、まず基本的に重要と思われる5つの課題について述べる。

1.最大の問題点は、開かれた国民政党の要件を満たしていない。

 政党は国民とともに歩んでこそその存在価値がある。共産党は民主集中制という特殊な組織形態を取り、全ての決定は共産党の幹部によって決定される。これでは国民の声は政党に反映されない。

 その端的な例が、私が15通の意見書を出しても返事すらしない。これをおかしいと思わない政党は、既に国民感覚を失っている。自分たちだけが正しいという、思い上がり集団である。(共産党は労働者の党と言いながら、東大でのエリートの党であり、最も国民大衆から遠い官僚体質の党である。)

 これに対して共産党は大反発するであろうが、今回の選挙の総括を、党内外の意見を聞き総括すると表明しているが、これが本当にできるかが試金石である。私は責任追及をかわすための方便で言っていると思っている。共産党が党外の意見を聞き入れるのなら、それは民主集中性の組織的欠陥を認めたことになり、自己矛盾である。

 この党内外の意見を聞くという発言を聞いて、共産党を評価する向きもあるが、一斉地方選挙の際も同じことを言い、結局は行っていない。(一時的な責任逃れだと思う。)注1

注1:私のホームページの読者から、自民党の改革案をもらった。ビックリした。この改革案すべてが共産党にも通
      じる。敵は一歩も二歩も進んでいる。以下一部引用する。

     党改革なくして政権奪還なし〜自民党の明日に向けての中間提言〜
                        平成23年6月10日党・政治制度改革実行本部党改革委員会

    (基本認識)

     (前略)国民意識から離れ、敷居の高い政党となっていたかも知れないことを率直に認めざるを得な
  い。ここで表面だけ取り繕う改革を行っても、断たれた国民との絆やコミュニケーションチャネルの再生は果た
  せない。断行すべきは、強く、開かれた日本の復活に役立つ「真の国民政党」、すなわち「生活者のため
 の政党」、「中小・零細企業のための政党」、「地域のための政党」など、あらゆる国民から生の声を吸  
 収でき、透明な意思決定を持ってそれらの声にスピーディーに政策で応えられる、新しい自民党への生
 まれ変わりだ。(議論の経過)(中略)党改革の結果、国民の信頼を回復し、「全く新しい政党に生まれ変
 わった」との評価を再び得て、初めて自民党は甦る

 6.「国民政党たりえたか」について

     (1)無党派層と意見交換をするためオープン・スペースでの対話集会などを開催する。

   (2)従来の供給サイド(企業・団体)に加えて、新たに需要サイド(消費者・生活者)の声を聞く場を設ける。(政
        策力強化部会提言を参照)

     (3)国会議員・各級地方議員の後援会や党支部活動のより一層の活性化により、党員など自民党コア層の声
        の国政への反映を充実する。(政策力強化部会提言を参照)

     (4)メディア・ネット対策など、パブリシティのあり方を検討する。(戦略的広報部会提言を参照)

     (5)『自民党インターン制度』を導入し、党本部や都道府県支部連合会が各大学と協力して、学生のインターン
        を受け入れ研修を実施するとともに、衆参議員事務所・各選挙区支部事務所等での実地研修を実施する。

   以上書かれている内容は、共産党にとってもすぐに役に立つ内容ばかりだ。これが国民政党としての要件だ。

2.赤旗拡大で党勢を拡大する。この方針が既に破綻している 。

 共産党の敗退は、今回たまたま負けたのではなく、長期停滞傾向にあり、これは今後とも克服されず、ここ数年で破綻すると思われる。(新聞赤旗の倒産という形で)

 共産党が赤旗の拡大が共産党の最大の活動だという方針の撤回をしない限り、共産党の躍進はない。今後、赤旗の拡大が進み共産党の党勢が回復することは100%ない。選挙前の1年数ヶ月全党を上げて取り組んでも成功しなかったものが、今後成功するとは考えられない。共産党が生き残る唯一の方法は政党助成金を受け取り、赤旗の拡大を必要としない党運営を図ることである。

 この私の主張を共産党は敗北主義だと批判すると思うが、「イクサ」では兵を引くことも必要である。撤退は決して敗北主義ではなく、戦線を立て直し、再度戦いを挑むのが真の戦略家である。共産党の現在の方針は玉砕主義であり、必要以上の味方の兵を傷つけ失うばかりである。

 ここまでは既に昨日書いていた。今日の朝(20日)赤旗を見てビックリした。また赤旗拡大の大号令を出している。全く懲りない面々である。末端の党員の疲労の度合いや気分感情など全く理解していない。鬼のような集団だ。このような指令は末端党員に無視され必ず破綻する。(そのことが分からない党中央は既に人心掌握という点では全く失格だ。)

3.保守との共同路線をやめ、革新党一戦線の構築を求めるべき

 共産党の再生は、平和を愛する国民や、差別と貧困に喘いでいる国民に寄り添い、引き続き原発反対の戦いを組織し、憲法論議とともに、革新とは何かの概念規定を明確にし、革新の統一戦線を築く運動を再度立ち上げることにある。

 今回の選挙でも、反原発統一戦線の結成等を語るべきであったが、共産党は他の党派との共闘には全く無関心であった。昔は社共共闘を追い求めていたが、社会党が勢力を失うと全く関心を寄せない態度は、共産党の自己中心的な姿を現すものとして、他の政党からの信頼を得られない。

 現在の共産党の政策的誤りは、革新統一を語らず、保守との共同を語り始めたところに最大の誤りがある。その他富士山をポスターに使ったり、尖閣列島問題でイキってみたり、全くピンとハズレな運動を行っている。この克服なしに共産党の再生はない。私は赤旗に保守との共同が進んでいるという記事がたくさん踊っていた状況を捉え、選挙戦の総括では、その記事との関連で総括を絶対にしてくれと既に書いているが、共産党がこの間の保守との共同の成果をどう評価するかは注目に値する。もし、これをまだ評価するようであればこの政党に未来はない。(注2)

注2:先に上げた自民党の改革案は、どこに依拠するかを明確にしている。共産党よりよっぽど賢い。重複引用に
     なるがその部分を引用する。

   「自民党改革案」

       開かれた日本の復活に役立つ「真の国民政党」、すなわち「生活者のための政党」、「中小・零細企業
   のための政党」、「地域のための政党」など、あらゆる国民から生の声を吸収でき、透明な意思決定を
   持ってそれらの声にスピーディーに政策で応えられる、新しい自民党への生まれ変わりだ。

 「生活者のための政党」小憎らしいではないか、自民党がこんなことに気づいているのに、共産党は保守との共同を掲げ、どこかのJAの代表にあったと喜んでいる姿はあまりにも惨めでないか。自民党の方が国民目線である。 

4.反権力、反原発の旗をしっかり掲げることが大切

 共産党はこの間政策的に大きな誤りを2点犯した。

★ひとつは検察権力の暴走問題について全く発言しなかった。

★二つ目は、震災後の一斉地方選挙で、「安全優先の原子力政策」

 この2点の誤りは、共産党の基本的性格を疑うものとして、今までの共産党の支持していた部分を逃がしてしまった。

☆小氏問題の本質は、小沢氏がお金をもらったか否かに問題の本質があるのではなく、検察権力が違法なかたちで小沢氏の失脚を画策したところに最大の問題がある。(村木問題も同じ。共産党の論理は、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという論理であり、問題の本質をついていない。)

 ☆原発問題は、一斉地方選挙で赤旗は、個々の立候補者の活躍を伝えていたが、その内容は原発反対が多かった。にもかかわらず投票日前日の社説で共産党の原発方針は「安全優先の原子力政策」だと主張してしまった。この経緯を説明しない限り、共産党の原発政策は信用されない。(前に片山さつきが福島に頻繁に入っていることを評価したが、昨日のテレビで小泉ジュニアも毎月一回福島に入っていると行っていた。・・・ここでも共産党は負けているのでは。)


5.中国との関係を断つべきである。

 党中央は気がついていないかもしれないが、共産党のイメージを潰している大きな原因は中国の姿である。共産党が中国を評価する限り、国民は共産党が天下を取ったら中国のような国になるとイメージしていると思う。世界の国の中で中国ぐらい厄介な国はない。この国に対する正当な批判を行わない限り、共産党は信用されない。(例えばノーベル平和賞をもらった劉暁波氏は、未だ獄中にあるが)これに対して何も抗議しない共産党の民主主義や人権感覚が国民から批判されている。(注3)

 また最近憲法改正の賛成派が増えているが、これも中国の驚異との関連が大きい。もし日本に自衛隊がなく、アメリカとの同盟関係がなかった場合、中国が尖閣列島を支配下に置くことは現実的な問題としてありえると思われる。(それぐらい中国は危険な国である。)

注3:【2012年12月29日 AFP】 

      今年のノーベル平和賞に選ばれた中国の民主活動家・劉暁波(Liu Xiaobo)氏が28日、服役中の中国東北
   部の刑務所で55歳の誕生日を迎えた。誕生日にあわせ、人権団体からはあらためて同氏の釈放を求める
      声があがっている。
     (赤字の部分は、12月23日01時34分修正)

 以上が共産党再生のための基本的に重要なことであるが、今回の選挙戦にたいする具体的問題点はいかに述べる。

<今回の選挙線をどう評価するか>

 今回の選挙結果をどう評価するかであるが、共産党は獲得目標との関連でいつも総括しない。なんやかんやと理由をつけて、負けた選挙を勝ったように演出する。このようなイカサマをまずやめるべきだ。今回の赤旗を見ても、民主党歴史的大敗と大きく見出しを打っても、共産党が負けたとは書いていない。一般社会において負け惜しみ嫌がられる。負けは負け素直に認めることがまず重要である。しかもこの負けが、たまたま今回はチョンボして負けたというものでなく、選挙の度に負けているという、長期低落傾向という質の悪いものである。これには必ず原因がある。共産党の長期低落傾向が止まらない最大の原因は負けを認めずその原因究明を総括してこなかったことにある。

 今回の選挙の獲得目標は650万票、18議席であった。しかし結果は3689159票8議席であった。目標から見れば惨敗である。前回選挙との比較でも得票数で1254727票、議席で1減である。これでは全く話にならない。まずこの惨敗を認め、解党的出直しが必要であることを認めるべきだ。(いつも最大に負けた事例を出しそれよりましだったという総括はやめるべきだ。それをやっている限り共産党の躍進はない。)

 次になぜこのような惨敗を招いたのか。前から言っているが野村監督の名言「勝ちに不思議の勝ちがあるが負けに不思議の負けがない」というのがあるが、この立場性を取らないから、負け続ける。負ける原因が山ほどある。(これは私の共産党は選挙でなぜ勝てないのか第1弾第2弾第3弾を参照。さらに「意見書15」及び「共産党の13の大罪」を読んで欲しい。)この総括を正確にやらない限り反転攻勢はない。

<もう少し今回の選挙戦に限定して突っ込んで原因を見てみたい。>

1.戦いの前に兵を使い切り、疲労困憊で選挙戦に突入

  この間の共産党の動きを見ていると党中央がすでに党を掌握できず、間違った方針を連発し、自ら党の解体を図っているような気さえする。(既に当中央の中にスパイが潜り込み、共産党の解体を策動しているのかと思うほど支離滅裂である。)

  例えば、今回の選挙戦の敗北の最大の原因は、選挙前に1年数ヶ月に渡った党勢拡大運動を行い成功しなかったことにある。(赤旗拡大が選挙戦勝利の最大の保証だと何ら科学的でない方針で全党を煽り疲弊させ、持てる戦力を潰してしまった。)橋下氏は選挙を「イクサ」という言葉でよく語る。私も選挙をこの視点で見ることが大切だと思っている。大将は戦況がどのような状況にあるのか、あるいは兵の士気はどの程度あるのか、疲労の程度はどの程度あるかなど総合的に勘案し方針を立てる、共産党の方針はインパール作戦を戦っているような戦い方である。「突っ込め、突っ込め」とだけ指令し、泥沼の戦いを強いている。兵士をいたわる感性が全くない。赤旗拡大という勝ち目のない戦いを組織し、成果も上げられず、兵が疲労困憊している中で選挙戦を迎えてしまった。 

 個々の党員は選挙戦という最大の戦いを武装せず戦わされている。(選挙線の争点など学習して自らの力量を蓄えることなく)例えば、原発政策一つを取ってみても、安全優先の原子力政策と原発ゼロと原発即時ゼロとの関連性はどのように説明すれば良いのか、わからないままに突入したと思われる。

  選挙戦という一番大事な戦いの前に戦力を使い果たし、いざ決戦という時に、もう戦う気力も能力も失っている部隊になっている。自らの戦力の評価もできない無能な幹部に選挙の敗北の最大の責任がある。(11.11全国いっせい統一行動も全く取り組まれなかった(大阪では)・・これは疲れか、反乱か分からない)

2.自らの戦いの武器は何かが全く分かっていない。

 わが地元高槻では、消費税と尖閣列島のセットビラが一番多く配られた。(逆に原発反対はなかった。・・・中央のビラをつまみ食いして原発を外し、尖閣列島問題で押し通した。・・この理由が全く分からない。・・・馬鹿なのか、何か意図があったのか)

  ただ、もともと中央も何が基本的主張なのか定まっていなかった。共産党の大きなビラは4点の主張が掲げられていたが、1番目は消費税で4番目は尖閣列島であった。(そのビラを無くしてしまったので2番3番が何かわからなくなってしまったが、原発とTPPであったように記憶している。)問題はその紙面の量であるが、消費税と尖閣列島は他の課題の2倍のスペースを割いていた。ちょうどA3の用紙の分量であった。(そこで我が高槻市党は、ビラを作る際(実際はコピーするだけだが)、消費税を前面に載せたら、裏のスペースも同じ分量の尖閣を選んだ・・ただそのくらいの判断ではないかと思われる。)

  その単純な思考のため、原発問題の訴えが全くなくなってしまった。馬鹿げている。しかし馬鹿げているのは高槻市の共産党だけでない。ウエークアップ+が各党首に最後の訴えを聞いたが、志位委員長も消費税に絞り、原発反対は全く触れなかった。

  今回の選挙戦で何を基準に投票行動を行ったかの調査でも、消費税は争点として極めて小さい。テレビ局の出口調査で原発反対の人がどこへ投票したのかを二つの選挙区で見ていたが、圧倒的多数は共産党に入れていた。共産党は革命政党である。国の進路の問題で争点を設定せず、目先の利益(消費税)で戦おうとする点で、既に敗北している。確かに消費税選挙の際は、消費税反対派が大きく勝った。しかし今回は消費税選挙ではない。震災後の初めての選挙であり、国のあり方を問うた選挙であった。しかし共産党は、消費税選挙の際の社会党の大きな勝利が忘れられず、これで戦えば勝利すると読んだところにさいだいの弱点がある。(常にスケベー根性丸出し・・・言葉を上品にすれば大衆追随主義が敗北を招いている)

何回もこのサイトで主張しているが、選挙は争点を設定(切り開いた)者が勝利する。革命政党としての展望を示した戦いを組織しない限り、選挙線の勝利はありえない。(姑息さが見抜かれているのだ。)

3.選挙で勝つということは国民の期待に応えることだ。

 共産党はまだ気づきませんか、国民が何を求めているか。国政選挙では国のあり方、この国の舵取りをしっかりしてくれる人、任せられる人を国民は選ぼうとしているのだ。消費税反対に選挙戦の争点があるのではなく、国の進路を明確にしたものに投票していることを。今回の選挙でもなぜ維新が勝ったのか、それは「維新」とは「革命」を現す言葉だからである。

 共産党は革命政党でありながら革命を覆い隠し、「消費税反対」などと国民受けの良い政策で戦えば勝利すると思っている。これは国民を蔑視している思想である。国民は政治的にもっと成長しており、この国難のさなか、目先の利益より、国の進路の舵取りを任せられる政治家選びをしている。(前に書いたがAKBの選挙と同じで、誰がセンターを勤められるかを選んでいる。政治家を育てる立場で選んでいる。)

  共産党はおそらく原発問題では票が入らないと思っていると思われるが、東京8区(石原宣輝の選挙区)で、山本太郎氏は、71028票獲得し、得票率24,29%獲得している。(共産党は23961票8,19%である)この結果は、原発問題を真剣に戦えば勝てることを示している。今日のテレビでもやっていたが。原発反対か賛成かでは、得票数では原発反対派が多くとっていると説明されていた。(消費税反対派は、得票数でも少数派だと思われる。)注4

 共産党は、彼はタレントだから票が入ったと主張すると思うが、山本太郎は失礼ながら三流タレントであり、原発反対なしに出ていれば、共産党の票も取れなかったと思われる。

 つまりこの結果が教えているのは、戦う者は勝てるのである。国民は本気度を見ている。ここが勝敗の分かれ目である。(党から言われ、いやいや候補者をやっているような人は見抜かれているのである。)

注4-1:参考:東京8区の選挙結果

自民党   石原宣輝

132521

45.32%

無所属   山本太郎

71028

24.29%

民主党   円より子

64881

22.19%

共産党    上保匡勇

23961

8.19%


292391


注4-2:今回の選挙結果(比例代表)もそれを語っている。(かすかな傾向ではあるが)

       今回の選挙で3年前より投票率のよかった県

         岩手、(0、3%)宮城(0、2)、福島(0,6%)・・・東北

         栃木(0、1%)

         岐阜(0、2%)、三重(0.1%)

        高知(1%)

         熊本(0.4%)宮崎(0.4%)鹿児島(0.2%)沖縄(0.4%)・・九州 

    得票率が前回より上回ったベスト@は高知である。高知は得票率(12,7%)でも全国一位である。(今までは京
  都であったが京都(11,6%)を抜いた。これを徹底的に分析する必要がある。)

     A位は福島、B位は沖縄と宮崎である。共産党が曲がりなりにも戦っている福島件と沖縄件が2位、3
 位であることが興味深い。

      共産党が保守との連携が進んでいると赤旗で絶賛した北海道は0,3%マイナスである。保守との共同がい
 かに「いかがわしい代物か」を示している。

     なお参考に一番減ったのは、京都の2,3%、大阪の2,3%である。次に東京の2,2%で大都市で完全に
 崩壊している。

 

 上記私の指摘した問題点について、真剣に論議しない限り共産党の再生はない。私は自民党の再建案には同意するところがたくさんあるが、共産党の論理には全く同意できない。私がおかしいのか、共産党がおかしいのか、是非議論を深めていただきたい。このHPは小さなHPではあるが、投票日とその翌日には395人と405人が訪れてくれた。私はその方たちに、是非この議論を進めていただくことを期待している。