12年前と全く対応が変わらない共産党の態度(社会的常識を学ぶことが大切です。)


令和5(2023)年1月12日

あけましておめでとうございます。
 
このHPは長い間休眠状態でした。最後の記事は、「日本共産党に送った31篇の文書。共産党はどう出るか楽しみ。」(2022年8月25日)です。1昨年はちょうどこの時期腹部大動脈瘤で入院していたために休眠状態でしたが、去年は病気もすっかり改善し、一応健康な生活をしています。
 にもかかわらず、4か月ほど記事を一つもあげずにサボっていたのは、何かこのHPを立ち上げいろんな記事を書いて、共産党の現在の状況を批判的立場から見ていき、この指摘が共産党の軌道修正に少しでも役立つかと思って独りよがりで沢山の文書を書いてきましたが、参議院選挙の結果が相当危機的な敗北であり、共産党がやっと市民の意見を聞いて出直したいというような主張を行ったので、この間書いてきた事から31の文書を共産党中央に送りました。
 私はこのHPを立ち上げた際(12年前)、共産党に15通のメールを送りました。その際メールに対する共産党の考えが聞きたかったのですが、一切無視をされました。そこで最後に私のメールを受け取ったというメールをくれないかと申し入れしましたが、それももらえませんでした。あれから12年がたっていますが、今回も共産党は一切無視です。共産党の体質は変わっていませんでした。自分たちだけが正しいという姿勢は変わっていませんでした。
  もともとこの「Egalite65」というホームページは、共産党が私の送った15通のメールを一切無視したことに反発して立ち上げたものでした。しかし、共産党は歯牙にもかけない姿勢を堅持し、全く無視しています。この姿勢を改善しない限り共産党の躍進は望めません。そのことを共産党幹部は知るべきです。

このHPの名前はEgalite65ですがその謂れはフランス革命から来ています。


 「Egalite65」は、フランス革命の「自由、平等、友愛」(じゆう、びょうどう、ゆうあい、フランス語: Libert?, ?Egalit?,Fraternit? "リベルテ、エガリテ、フラテルニテ")からとったもので、65はその時65歳であったので65と付けました。
  この「エガリテ」は私が高校2年の時に部落問題研究会というサークルを立ち上げその愛称として「エガリテ」を付けたことに始まります。差別のない社会を創ろうという思いが秘められた言葉です。

 目標は10年間で10万件のアクセスを目標にしていました。その後12年間、頑張って、今は76歳の老人になっています。アクセスは(121270回)ありました。最初の目的を達したため、このHPへの記事を毎日書くような事から一歩後退し、気が向いたときに記事を挙げるようにしていきたいと思っています。

12年間何を求めて来たか?(赤旗拡大の党ではなく、市民と共に戦う党づくり)


 共産党が持っている弱点を私は、ものすごく気になります。私が批判するなかでその弱点に気づかれ少しでも改善されることを願って来ましたが、共産党には聞く耳が無いようです。岸田総理は、聞く耳があると自己評価されているが、党内では遣唐(検討)使だとの批判があります。そして、野党からの批判に耳を傾け、自己の主体制が失われ魅力がなくなっています。
 共産党は「無謬性」を持っておられ、他からの批判には一切耳をかさない体質で凝り固まっています。このことが、共産党の発展の大きな弊害になっているのに、改善されるより、より一層誤った政索・方針に走っています。
 共産党側は、赤旗一本であり変化がなく、こちらの批判はおなじことの繰り返しになっていますので、書く気力もなくなり、大きな変動があれば書いていこうと思っています。

「党員を増やし、赤旗を増やせば、共産党は選挙で勝てるという思い込みです

 
 共産党の主張は、思い込みの主張であり、科学的な論理ではありません。先の参議院選挙では、れいわ新選組、参政党は共産党に近い票数を獲得しています。
 100年の歴史のある共産党と、昨日今日できた参政党と令和新選組の票数が似たり寄ったりという実態をどう説明するのですか。(共産党3,618,342票、れいわ新選組2,319,159票、参政党1,768,385票)

最大の誤り、志位演説「党員・赤旗」の拡大目標130%を達成したら勝利する


 現在の共産党の最大の誤りは、赤旗1月8日付け「志位委員長、大阪で訴え」130%との党建設という記事が1面トップおよび2面に載っていますが、その結論は「『中間目標』は、大阪では党員3000人日刊紙読者3000人日曜版読者1万2000人を増やすことが目標になっています。(注1)これをやり切ることが統一地方選挙勝利に最大のカギになります。」と書いますが、私はこの戦い方こそが、共産党の停滞を招いていると思っています。

注1:この拡大目標は不思議な数字になっていると私は見ています。日刊紙の拡大が3000部で党員の拡大も
   3000人なっています。私の感触では赤旗拡大と党員の拡大は、3倍以上むつかしいと思っています。この
   二つの目標が同じというのは不思議な数字に見えます。(これが3月末の目標)ですが、不可能であることは
   見え見えです。これをどのように総括するのか興味があります。
    それと私が思うのは、選挙戦の結果は投票箱を開けるまでわからないというのが一般的な常識です。共産 
   党の選挙は、党員が3000人、赤旗が3000部増えていないと負けに決まっているのです。選挙の票には
   多様な要素があることを全く顧みない選挙戦術です。

「『よりそ〜う』というCM」がよく流れてきますが、これこそが大事です。


 関西では、葬儀のあり方として、家族葬が良いという宣伝CMがよく流れてきます。形式的な葬儀より、家族が暖かく見守ればよいという宣伝です。その宣伝のフレイズの中で「よりそ〜う」という言葉(歌)が入っています。私はこの言葉にカギがあるとみています。
 私は子どもの頃、京都の南区で育ちました。近くに民医連の病院があり、看護婦さんが老人の患者に寄り添う姿をよく見ました。その姿を見て「立派なひとたちだな」と思っていました。
 1月1日付の赤旗にも「寄り添う」という言葉が出ています。しかし、これは日本の話ではなく、オーストラリアの市長の話です。3.11東日本大震災で福島原発が事故をおかした際にも、自ら反原発の旗をあげきれず、反原発の記事は、ヨーロッパのデモの姿でした。良いニュースは海外の事例です。
 今回の記事は3面に共産党員の市長の街(オーストラリア・グラーツ市)という記事です。その見出しに「市民に寄り添い信頼得る」と書いています。これこそが国民の信頼を勝ち取り勝利した事例です。

共産党は「国民に寄り添うのではなく」負担を押し付けようとしています。


 共産党への支持は、赤旗を読んで共産党の主張を全部理解した人が集まるような指導をしていますが、選挙の票はどのような決断で投票されるのかを研究せず、赤旗の部数と選挙の投票行動は一致するという間違った方針を一貫して述べています。この感覚では選挙戦で絶対に多数派獲得できません。
 国民は何が問題化を把握しています。平和を投げ出す軍拡や、増税や、物価高で生活が圧迫されているにもかかわらず、政府は何もしてくれないことを見抜いています。
 1月10日の赤旗2面に、JNN(TBS系JNN世論調査)「7,8両日実施」の結果が載っています。
 軍拡増税「反対」71%という見出しで、防衛費(軍事費)増額の財源として2027年度に1兆円あまりを増税で確保するとの岸田文雄首相の方針に「反対」が71%に上がり「賛成」の22%を大きく上回りました。という記事を載せています。この71%人たちを共産党の味方にする戦いが必要なのに、共産党は赤旗を増やすことによって、支持者を増やそうとしています。(対象者を自ら狭めています。赤旗の購読をしてもらえそうな人・・・こんな選挙の戦い方をすれば必ず敗北します。)
 この路線はいつも失敗しています。これを科学的な目で見ないで、同じ方針を出し、毎回敗北する、これに党内から異論が出ない。この党に対して国民は果たして応援するだろうか極めて疑問です。
 
 習近平は、コロナの戦いで「『ゼロ』コロナ」を推進し、破綻してもこれを推し進めました。しかし国民がそれを打ち破り、今は全く逆の指導をしています。そのことによってコロナは爆発的感染し、にっちもさっちも行かないところまで来ています。しかし習近平は強気で、死者数を「ゼロ」と発表しています。

 共産党の志位委員長も、赤旗の拡大(130%)で共産党が選挙戦で勝利すると叫んでいますが、確かに赤旗が130%も獲得できれば、一定の前身はすると思われますが、この実現は現在の党員の意識から実現は不可能だと見ています。(出来たとしても、見せかけの成果であり、周りの親しい人に頼み込み何とか取ってもらう赤旗に政治的価値は本当にあるのでしょうか?)
 選挙闘争と赤旗拡大を結びつける運動は、選挙活動をおろそかにして、結局「2兎追うものは1兎も得ず」になってしまうと思っています。どこまで負ければこの方針転換がなされるのか、楽しみに見ています。


統一協会や創価学会とどこが違うのか、国民の側から見れば同じような活動に見える?


 私は、国民の暮らしに寄り添う事こそが、共産党の躍進を保証する物だと思っています。「よりそーう」が大切なのです。共産党の「赤旗を取ってくれ」は、ほとんど押し売りであり、資金獲得活動だと思っています。本当に赤旗を国民は求めているのか、頼まれたので「しぶしぶ購入する」というのが現状だと思います。赤旗紙面を見ていても、夫婦で2部赤旗を取るという記事を見たことがあります。2部とる必要は全くありません。「拡大しないと」という切迫感でこのようなことをしているのです。そしてこれが共産党員だと褒められるのです。
 統一協会や公明党も信者から相当のお金を引っ張り出しています。これに比べれば共産党はほんの少額ですが、赤旗を取ってくれと言って現在必要としていない人に取ってもらっています。これらの宗教団体と全く違いますが、構図は似通っています。「よりそ〜う」を中心に活動に励み、信頼を得て赤旗を取ってもらう、そして感謝してもらえるような活動を続けないと、赤旗の部数は絶対に増えません。増えても3か月だけとか、拡大してもお金は自分で払うようなことをしていたら何もならないと思います。
 記憶が定かではありませんが、老人の方がなくなられて後始末をしていたら何十部という聖教新聞が出てきたという記事をどこかで見ました。共産党もそのような部数分があるのではと見ています。
 

強大な党を作ることはできないのか?


 党員の数や赤旗新聞の数ばかりを追いかけていますが、それがなかなか進まないのは、共産党が国民に愛されていないからです。まさに市民に寄り添い、愛される共産党を作っていくことこそが大事であって、共産党のやっていることは、どちらが先か(寄り添う事か、赤旗の拡大か)で逆転しているから、伸びないのです。
 市民に寄り添う活動がシッカリできたら、なぜあの人はいつもはつらつとして元気なのだろう?、私もあんな元気がほしいと人は寄ってくるものです。赤旗の宣伝ばかりしてくる。こんなに物価が上がって生活に困っているのに無理なことばかり行ってくると一歩下がってしまいます。
 私は市役所の職員でした。議員が、市民の要望をもって持ってくる場合がありますが、この呼び出しはいつも公明党からでした。公明党は市民に寄り添う政治を実践しています。
 選挙の票数と赤旗の部数は比例しているあたかも因果関係があるようにとらえるが、そんな因果関係は全くありません。選挙の票はもっと違う判断でなされています。おそらく人物評価が5割、政策が5割だと思っています。共産党は共産党という党名で票を獲得しようとしているが、多くの国民は信頼できる人か否かで半分は判断しています。候補者の魅力の打ち出しができないから、非常に狭い範囲で選挙運動をしているから勝てないのです。
 選挙の票を入れてくれるのは、人柄が半分、政策が半分ですが、共産党は人物で他の政党に比べれば、劣っています。もう一つは政策ですが、これも全く世間の気分感情読み切れないでいる。

来るべき地方選挙で共産党の政策はなにか?


 共産党中央が選挙選で何を目玉にして戦うのかを明確にしていないのか、私の住む高槻の富田地区の共産党の事務所に貼ってあるポスターを見ていつも思うのはピント外れになっています。
 今度の選挙は、市長選・府議選・市議選挙だから、候補者の宣伝と市の行政範囲だけに目を付けている。ポスターには「軍拡反対や平和を求める」とか「消費税を引き下げる」などは国の課題であるからとそれらのポスターはすでに取り下げています。(参考:参議院選挙のポスターと地方選挙に向けたポスターの違い)
 このような選挙戦術は間違っていると思っています。共産党はどういう政党かということを宣伝する必要がある。その対象者は、上記書いた軍拡・増税反対と答えた市民です、共産党の値打ちは平和です。憲法を守り戦争をする国づくりに反対する。また賃上げ闘争などを支援して、国民の側に立った政党だということを前に出さないで、新聞拡大だけをしていても選挙には勝てません。
 赤旗拡大を中心にした選挙運動をしていたら市民から支持されない。市会議員になって何がやりたいのか、これを打ち出せない者に勝利は得られない。市民に寄り添い、共産党は市民の見方だというイメージを多くの市民に理解してもらって初めて選挙では勝てる。今回は市議会選挙、府会議員選挙があるが、府会議員選挙は候補者を見送った。戦わずに退く者に票は入らない。
 大阪府下の府議会の選挙区は、大阪市内で21区、堺市で6区、その他衛星都市で26区あります。定数は、大阪市は1名が9区、2名が12区、あります。堺市では、6区とも1名、です。衛星都市では、4名が3市、3名が3市、2名が6市、1名14市になっています。
 高槻市の府会議員は、私が高槻市に来てから50年間ほど共産党は議席をもっていました。前回の選挙(2019年)で敗北し、今回は立候補を見送り、立憲の現職を応援するらしいです。この背景には府会議位の定数減の影響もありますが、前回の敗北は、6人の立候補者の最下位であり、定数減(5⇒4)の影響もあったが6位では改悪が無かっても落選している。
 今年は、さらに4人から3人に減らされ、戦わずして白旗を挙げている。

大阪の共産党は何故じり貧なのか?

 ピントがずれている事と候補者の養成が出来なかったからである。

 なぜ共産党はわからないのかと思う。大阪維新を見ればすぐにわかる。大阪維新に日刊紙があるのか知らないが、新聞で勝利しているのではない。分かりやすい政策で勝利している。「身を切る改革」このスローガンが多くの市民の心をつかんでいる。共産党にはこのようなキャッチフレーズがない。共産党は私が一番嫌う「安全・安心」の市役所つくりというフレイズがよく使われるが、これは「防犯」の政策であり、国民の心はつかめない。
 わが党こそが、国民の生活を守る。そのためには具体的な課題を明確にすることこそが重要である。(参考1)

※参考1
2003年から2019年の大阪府会議員選挙の得票数
年号
候補者
得票数
順位
当選順位
定数
備 考
2003年 宮原 威
 18234
4位
 公・自・民・共・社
5人

2007年 宮原 威
 20342
4位
 自・公・民・共・社
5人

2011年 宮原 威
 15973
6位
 維・公・自・民・共・
5人
社民落選
2015年 宮原 威
 21580
4位
 維・自・公・共・民
5人

2019年 宮原 威
 15974
6位
 維・維・立・公・無
4人
維新2名当選
共産落選
2023年 候補者ナシ


3人
共産、立民支持

 ※この選挙結果を見れば、維新による一方的な定数削減が原因で共産党は候補者も立てられないところまで、
  追い込まれている。
 ※府議会定数削減を強行した際、2022年2月24日日本共産党大阪府委員会船体部長 谷藤久氏は、以下の声
   明文を出している。
   ●改悪された制度の下で1年間後選挙戦が行われたとしても、議席を必ず獲得し前進するために全力を尽くし
    ます。と述べていますが、実際は候補者すら立てられず、反転攻勢はできません。
   20年間宮原氏に頼って来ましたが、次世代を見通した幹部の育成が出来ておらず、府会議員候補は立てら
   れず、市議会議員も前回選挙での獲得数4名の必勝が最低限の戦いですが、候補者4人が全員女性であり、
   男性を一人もたてることが出来ない状況が見えてきます。
 ※上記票の2015年の獲得票数が21,580票というのが立派です。私は共産党の基礎数は18,000票と見てきまし
   た。維新ブームの中でなぜ21580票取れたのか、その探求をすべきです。逆に2019年の15974はどん底の数
   字であり、これも原因追及が必要です。

(参考:参議院選挙のポスターと地方選挙に向けたポスターの違い)