森友学園問題と赤旗の報道(確かに成果を上げているが核心に迫っていない)


平成29(2017)年3月6日

  森友学園問題は、衆議院での宮本議員の追及や参議院での小池書記局長の追及で共産党の活躍が目立っているが、赤旗を読んでいると頼りなさを感じる。問題の本質がどこにあるのかという視点が弱いように見られる。何が問題か以下その主張なポイントを整理したい。

土地取引で森友学園が実質負担した額は200万円。赤旗の記事では1億3400万円に読める

 まず3月1日の赤旗は、「8770平方bの国有地を評価額は9億5600万円でしたが、ごみ撤去費を差し引き、1億3400万円で売却されました。」と書いています。本日(3月6日)付赤旗も一面で「隣の公園14億円なぜ1億円」と書いています。3月5日付け大阪民主新報は一面トップでこの問題を取り上げ、中見出しで「9億5600万円が1億3400万円に」と書いています。この3つの記事では、問題の本質をついていません。

 インターネット上にBuzzfeed NewsというのがあるがそのNewsの見出しは「なぜ、国有地は『ただ同然』になったのか 首相夫人が名誉校長の神道小学校、疑惑の経緯は」と見出しを掲げた記事がある。中見出しには「学校法人『森友学園』が購入した大阪の国有地をめぐる疑惑。10億円級の土地だが、学縁側が支払っていたのは実質200万円だった。どういう経緯なのか。」取材や証言で改めて整理する。」と書かている。この見出しの方がよっぽどセンセーショナルで、この売買契約がおかしいことが一目瞭然でわかる。

 本日(3月6日)の国会で蓮舫議員の質問でもこのパネルが使われていた。

  赤旗は上記図にある1億3200万円土壌汚染・埋設分撤去費用が、別途国から市支払われた経過を意識的に外している。これを差し引きすれば、森友学園の土地取得に要した費用は実質200万円である。

お金の流れが全ておかしい。森友学園は6月20日にこの土地を取得したが、それにさかのぼる2か月前の4月6日には、土地汚染・埋蔵物撤去費用1億3200万円を得ている。土地購入代金の支払額(1億3400万円)に相当する金額を事前に手に入れている。しかも実際は10年分割支払いだから、この大部分を手元資金として残すことが出来た。(一説には土地汚染埋蔵物撤去費用は1億円くらいと言われているので、それが本当なら8億円の減額は全て森友学園の儲けになったと思われる。)

  さらには、2015年9月5日には6194万円の補助金(1億1875万円に増額との情報もある。)も得ている。(これも木造建設助成金だが、実際の建設は12月19日からであるにもかかわらず事前に手に入れている。しかもこの建物は木造でない。)この段階では土地も取得しておらず、認可も条件付き認可を取得しただけである。

  また大阪府の緑化に対する補助金648万円も2017年2月1日に交付されている、(未だ緑化などされていない。)全てのお金が事前に国や府から支給されている。森友学園は資金の準備が必要無いシステムに見える。

 赤旗は、森友学園側がこの土地取得に払ったお金が「実質200万円」だったことを強調しない間の抜けた記事になっている。森友学園への土地取引の疑惑はもっと奥深いものがある。以下列挙してみたい。

疑惑の第1:土地取引の疑惑は、もっと重要な経緯がある。この点も赤旗は無視している。

  森友学園が手に入れた豊中市の土地は、國(運輸省)から「新関西国際空港株式会社(新関空会社)」に平成24(2012)年7月1日「現物出資」という形で所有権移転されている。(登記は24年10月22日)その後この土地登記は「錯誤」という形で、運輸省に所有権が移転している。(登記は25(2013)年1月10日)

  その後森友学園に所有権移転(28(2016)年6月20日売買・登記)され、売買特約が結ばれ、平成28年度から10年間とされている。

  なぜ一度所有権移転登記された物件が「錯誤」というような形で国(運輸省)に所有権移転されたのか最大の疑問がある。(すでにこの段階で、この土地を森本学園に所有権移転する企みがあったのでは?)

 2012年12年9月には、安倍氏自身も塚本幼稚園で講演に訪れる予定があったという。(園内紙に掲載されていた。)安倍氏が同年9月の自民党総裁選に出馬した関係で講演はキャンセルされたという。首相は先の国会答弁で、森友学園の籠池泰典理事長に直接、断りの電話を入れたが、面識はないと説明した。(週刊新潮)・・・2012年が安倍首相と籠池氏の最初の接点である。この2012年に問題の土地が不思議な動(錯誤登記)きをしている。

疑惑の第2:この土地の価格は当初9億5千万円でなく15億であった。

  隣接する土地、ほぼ同じ面積の土地を豊中市が14億2300万円で購入している。(2010年3月)今回の森友学園が購入した土地は9億5千万円だったことを前提に全ての話が組み立てられているが、小池議員が3月2日国会で明らかにした「鴻池メモ」には以下のように書かれている。

 鴻池メモ14年1月31日

 「籠池氏から国有財産を管理する近畿財務局との交渉は前向きに進んでいるが、賃料と購入額が予算をオーバーしているとの相談が寄せられた。陳情記録には、こう記載されている。「賃料を年間3500万円から2500万円に」「売買予定額15億円を7億〜8億円が希望」

  籠池氏が当初近畿財務局から言われた価格は15億円であった。これが9億5千万円になったことにも疑惑が残る。(この鑑定の段階ですでに手心があったのでは?)

  この賃料3500万円から2500万円にもおかしな経緯があり、もともとの賃料は4200万円であった。それを森友学園の申し入れを受け入れ再評価して、3600万円に下げられた経緯がある。(ここまでは公式記録がある)3600万円から2730万円に下げた合理的根拠は全くなく、政治が働いた数字とみられる。ほぼ鴻池メモ通りの動きをしている。

疑惑の第3:土地だけでなく建物および緑化で1億円の補助が行われている。

  森友学園には、国土交通省から鉄骨なのに木造化プロジェクトで6000万の助成金、大阪府からゴミ埋めたのに緑化で4000万円の助成金で、合計1億円が税金から出される。注1

注1:国土交通省の6194万円は確認できたが、大阪府の緑化で4000万円については、インター
ネット上では相当出回っている情報だが、私は確認できなかった。確認できたのは、緑化
事業に対し、正式認可の前の2月1日に補助金648万円が出されている。但し木造化プロ
ジェクトの補助金は、1億1875万円に増額されたという情報もありますが、私は確認できて
いません。(この1億1875万円は、建設費21億円を前提に計算した数字です。(森友学園
側の要求金額)

  上記3つの疑惑に対する共産党の追及は弱い。とりわけ疑惑1の移転登記の如何わしさを全く取り上げていない。この移転登記が森友学園のために行われたとすれば、8億円の減額などより、よっぽど罪が大きく、全てが出来レースであることが証明される。

森友学園問題は、単なる土地疑惑でなく、戦前教育復活(安倍総理の執念)実現化の企み

  土地疑惑の背景には、現在の教育を否定し、戦前の教育を行いたいという安倍首相の執念がある。安倍昭恵氏は森友学園の名誉校長就任のあいさつの際、森友学園の教育方針を褒め上げ、ここで学んだことが公立の小学校で打ち消され、台無しになってしまう危機感を訴え、幼稚園だけでなく、戦前並みの教育の一貫システムの必要性を訴えた。

  安倍首相も当初、私の考えと近い人が素晴らしい教育を行っているから昭恵夫人が名誉校長に就任したようなニュアンスで答えていた。

疑惑の第4:この森友学園にまつわる疑惑は、自民・公明・維新と官僚の合作

 =2015年9月3日、4日、5日の安倍首相の行動にカギがある=

 この森友学園をめぐる疑惑は、基本的には日本会議周辺が、自分たちの学校を持ちたいとの思いから出発していると思われる。安倍首相はどうしても憲法改正を行い、戦前の日本に憧れ、戦前の価値観で日本の再構築を考えているのだと思われる。

  教科書問題でも、扶桑社の「新しい歴史教科書」の採択を推し進めてきたが、やはり戦前の教育を行う中核になる学校がほしいのだと思われる。安倍首相はおそらく、吉田松陰の松下村塾から明治維新の立役者が育ったように、学校教育の重要性を考え、自らの考えを実践する学校を建設しようと決めたのだと思われる。

  籠池氏の教育理念が自分と近いことを知り、この学校をなんとしても作りたい、どうすれば作れるかということから全て出発していると思われる。

  この安倍首相の執念みたいなものに、日本会議を中心とする議員が共鳴し、さらには大阪維新や公明党、官僚まで巻き込んだ一大闇プロジェクトが結成され動いているのが現状と思われる。

  共産党宮本議員も指摘したが、2015年の9月3日4日5日がこの問題の最終打ち合わせの場だと思われる。 安保法制の審議の真っ最中に安倍首相は国会を抜け出し、大阪のテレビに出演しているが、(国会開会中の平日に首相が大阪入りするのは異例だが)、これはミヤネ屋をカムフラージュに使い、今回の森友学友事件の最終打ち合わせを行ったと思われる。この大阪訪問に対しては、参院平和安全法制特別委員会の鴻池祥肇委員長(自民党)も理事懇談会で「一国の首相としてどういったものか」と不快感を示した。(これも何か因縁めいてる・・・)

  2015年9月 3日 安倍、迫田財務省理財局長と面会(この疑惑のキーマンと思われる) 4日 安倍、読売テレビのミヤネ屋に出演のため大阪へ 同日 近畿財務局9階で、森友学園工事関係者、近畿財務局、大阪航空局の4者相談、・・国会では会談は認めるが、記録は廃棄したと答弁、 同日 森友学園に国から6194万円の補助金交付決定 、5日 安倍昭恵、名誉校長就任。

  さらに2015年9月4日には、安倍総理は元りそな銀行高槻支店次長の冬柴大氏(元国交省大臣:(第一次安倍内閣)公明党冬柴鐵三氏次男)が経営する 海鮮料理店「かき鉄」で会食。 その後、りそな銀行は森友学園に校舎の建築費21億円( !)を融資。(森友学園の学校経営に深くかかわった疑いがある。)

  赤旗は、「最初から森友学園ありきの出来レース」という視点が弱い。9億5千万円が、1億4千万円にという主張が主になっている。この事件はそんな生易しい事件ではなく、一大疑獄事件である。

この疑惑の中で安倍昭恵氏の役割は何か?

疑惑の第5:安倍昭恵氏の森友学園名誉校長の就任である。

  これはおそらく、この森友学園をめぐる問題は安倍首相の指示でやっていることだからみんな協力せよ、これに歯向かう出世はできないぞという暗号だと思われる。事実この事件に深く係ったと思われる財務省理財局長であった迫田氏は、2016年に国税長官に昇進している。

第二の森友事件がこの筋書きの正しさを立証している。

 この私の主張は憶測にすぎないが、まだ世間を騒がせていないが同じ第2森友事件がある。この第二の森友事件の方が規模が大きく、まさに一大疑獄事件である。(3月4日日刊ゲンダイ)

  この見出しを拾うと、「首相の親友学校法人」「36億円の土地無償譲渡」「建築整備費243億円も市が負担」という記事である。(これは愛媛県今治市の事件である)この件はもう少し経てば大きく報道されると思われるので、ここでは深く書かないが、手口に共通項がある。安倍昭恵夫人がやはり「名誉園長」になっている。これを抜いたのは驚くべきことに産経新聞である。(15年9月20日)やはりこの学園でも講演している。

  つまり安倍さんの手口は安倍昭恵氏を利用し、安倍昭恵氏が名誉校長(園長)になっている学校は、私が推薦している学校だから、その学校からの要求は全て聞いてくれという官僚党に対するサイン(暗号)である。

  卑近な事例で悪いが、やくざが子分に命令する場合、連座制に引っかからないように、「あいつを殺せ」とは絶対に言わない。「あいつの行動はこの間あんまり感心しないな」ぐらいな言葉で語り、あとは阿吽の呼吸で子分が実行にはしる。警察が来ても私はそんなことは命令していない、子分が勝手にやったことと白を切る。この手法だと思われる。

  一度所有権移転した10億円もする土地を、「錯誤」登記で取り戻すことなど常識では考えられない。大きな政治的力が動いている。

  森友学園とほぼ同じ事例が見つかったことで、今までの言い訳が全て通用しないことが分かった。これは安倍さんのやり方手法である。官僚は安倍夫人が名誉学校長(園長)を行っている学園からの要望は、どんな無理でも聞く、それを行わないと出世できないと思っている。

  現在の国会の答弁を見ても官僚の答弁の白々しさは目に余る。鴻池メモが出たにも関わらず、政治家の介入は一切なかったとか、資料は全て破棄したなど、明らかに「嘘」を平気でついている。こんな無様な姿をさらしても、安倍首相を守る、下手をすれば自殺者が出るかもしれない。

  籠池という詐欺師的人物と安倍首相という戦前回帰の時代錯誤首相のタッグが、日本の政治を混乱に陥れている。籠池氏の発言の嘘は次々にメッキがはがれてきているが、一番ホットなニュースは愛知県の有名中学校に推薦枠を提供してもらえるという文書を審議会(私学審)に提出している。相手側は「事実無根」と主張していることが本日(?6日付)毎日新聞に掲載されています。

 さらにもう一件本日分かった事実がある。

 「森友学園の校舎建設費、説明に食い違い 知事 4月開校困難」日本経済新聞(3/6)

  森友学園は国土交通省に校舎の建設費21億8千万円と見積もり、1億1875万円の補助金を申請。一方府私学婚に提出した契約書の写しによると校舎の建設費は7億5600万円だった。

  全くの詐欺師である。補助金を沢山とるために建設費を実際の3倍ぐらいに積み上げ、府私学審には、健全財政で経営していくことが可能なことを示すため、国交省に対する資料の三分の一の金額を提出している。

 鴻池氏が記者会見で、「あんな人品いやしき人間に学校を作らせたらあかん」という発言こそが普通の人間の感覚である。安倍さんは戦前回帰の視点でしか物事を考えることが出来ないため、籠池氏の詐欺師的言動を問題ととらえられない。こんな人を首相に担ぐ日本とは中国や北朝鮮とどこが違うのか分からない。

  大阪府の松井知事も、認可できないと結論を出すべきなのに、延期でごまかし、ほとぼりが冷めた時点で認可を認めようとしている。それほど彼らは戦前の教育を行う学校を夢見ている。

海外のメディアは何に注目しているか?

問題の本質は、土地価格の不当な値下げや土壌汚染では無く、政治的な汚染が問題

  森友学園問題の本質は、国有財産の処分に当たって、合理性のない値引きが行われ、国に対して損害をもたらした点に日本では注目が集まっているが、海外メディアの注目はそこでは無く、日本が戦前回帰に向かって歩みだしていることに対する警戒である。キッシンジャーがトランプ氏と会談し、「日本の安倍首相が世界で最も危険な男」という認識で一致したらしいが、海外のメディアの視点はこの点にある。

  この戦前教育を柱にした小学校の設立に熱心なのが大阪維新である。国会の答弁を聞いていても国の官僚は、「森友学園の教育方針は、教育基本法に違反しているのではないか?」という質問に対して、「その件は監督官庁である大阪府の職務権限にあって、我々が口をはさむ立場にない」と逃げている。

森友学園と大阪府(大阪維新)の関与とは何か

  大阪府は、2012年に私立私立小学校の設置認可基準の緩和を行った。それ以前は、小学校設置に借入金をあてることは認められていなかった。この認可基準の緩和は、11年の夏頃、森友学園の籠池泰典理事長から寄せられた基準見直しの要望が原点です。

   府は同年12月、基準緩和を私立学校審議会に報告。1ヶ月間の意見公募などを経て、12年4月1日に基準緩和を行っている。基準緩和後の約5年間で、小学校の設置を申請したのは森友学園だけです。(このことから見ても森友の意向を優先した姿が見えます。)

 2014年12月18日、私学審議会で、小学校建設認められず。

 2015年 1月27日、条件付き仮認可(ここで決定がひっくり返される)

 2016年 2月22日、私学審で生徒が45人しか集まっていない事などで、正式認可は持ち越し。

  大阪維新の会は、森友学園問題が政治問題する中で、徐々に逃げを打っていますが、今年4月開校は認めない模様ですが、条件を付けて先延ばしにして認可する姿勢を変えていません。

  松井知事が問題にしているのは、教育方針に問題があるとは言っておらず、残土の処理が間に合わない以上開校はできないと言っています。彼はこの土地取得疑惑と認可には全く関係ない、ただ汚染土壌をそのままにして、開校を認めないというものです。

  汚染は土壌にその本質があるのではなく、この学校が戦前の教育を目指し、不当な手法で建設土地を手に入れ、虚偽報告で認可を取得しようとする。あるいはそれを安倍夫妻や大阪維新、公明党までがタッグを組んで応援するその汚染体質こそが問題なのです。

 鴻池議員が言った「人品いやしい人間、あんな奴に学校作らせたらアカン」という判断こそが、普通の市民の判断だと思います。大阪維新は安倍政権にすり寄り、憲法改正の一翼を担おうとしています。

森友疑惑と与党国会議員の動きについて

  まず麻生副大臣ですが国会中継で「ニヤニヤした笑顔が見られます」インターネット上ではこの様子をとらえ、安倍内閣が崩壊すれば、自分に総理大臣が回ってくるという思いで笑っているとの評価がありますが、私はそうではなく、「何を調子こいているのだ」と質疑の応答で、小さな声で言った彼のつぶやきこそが彼の本音だと思っています。彼の認識は「馬鹿なやつが騒いでいる」「我々はそんなことではつぶれない」という思いからの笑顔だと思っています。

  石破氏が自派の会合で発言していますが「非常に奇怪な話。政府・与党として解明すべきだ」という次元でしかない。政変が起こるかもしれないという読みから「ここで発言しておかない」と自分の芽はないと思っての発言だと思います。

   伊吹衆院議長は二階派の集会で、森友事件を軽く批判し衛藤晟一氏に「内は日本会議に深く係っていないな」と問いかけました。衛藤氏は急に振られ、慌てて日本会議との関係を否定しました。(これはテレビのニュースで報じられ、伊吹氏が話しかけた議員の顔は映っていなかったので、問いかけられた議員は衛藤議員と違うかもしれない?)

  伊吹氏は日本会議との関係を否定されたが、日本会議設立10周年大会の記事を見ると伊吹氏も衛藤氏も参加しているのが分かる。

  下村博文幹事長代行が5日、東京都内での記者の質問に答え、安倍晋三首相の昭恵夫人が同小学校の名誉校長を引き受けていたことについて、「明確に否定すべきでだった」と述べ、不適切との認識を示しました。(赤旗3月6日2面【政治】)と載せ、下村博文氏に常識があるような記事を流していますが、第2の森友事件か(日刊ゲンダイ3月4日付)では、加計グループ(第二の森友)の学校法人「英数学館」に「安倍内閣総理大臣夫人」の肩書で、下村文科相(当時)夫人とともにメッセージを寄せている。

  赤旗は、下村博文幹事長代行が常識人のように報道しているが、このHPを見れば同じ穴のむじなだということがよくわかる。

  与党議員は安倍氏との距離を置き始める者も出てきたが、みんな胡散臭さがつきまとう。突っ込みどころ満載の今回の事件、一刻も早く安倍退陣へ追い込むべきだ!