赤旗7月3日「潮流」の記事を読んで、共産党は自らの至らなさを覆い隠している


令和3(2021)年7月8日


 「潮流」が扱った記事は、下校途中の小学生の列にトラックが突っ込み、7歳と8歳の幼い命が奪われた千葉・八街市の事件です。
 「潮流」では、この現場が如何に危ない所であるか様々な市民の声を披露しています。そしてPTAからは歩道やガードレールの設置を求める要望書が市に出されていました。と書かれています。更に5年前にも付近の国道で同様の事故が起きていて不安と怒りの声が広がっています。と書かれています。
 ここまで読んでこの記事は可笑しいのではないかと思いました。共産党の市会議員はこの問題にいかように関わってきたのか何の記載もありません。私はこの八街市には共産党の議員がいないのかと思って調べてみると2人の市会議員がいます。なぜPTAはこの問題をとらえていたのに、あるいは近隣住民はこの危なさを心配していたのに、共産党の市会議員は動かなかったのか、この点の総括を共産党はする必要があります。
 市会議員であっても赤旗の新聞拡大に力を精一杯使い、市民の人々の安全安心に無関心であったのか、その原因をしっかり総括する必要があります。
 「潮流」を書いた赤旗の記者は、この問題に接した際、なぜこの八街の市会議員の声を第一に聞かないのですか?PTAが言っていた。近隣の住民も危なさを感じてたというのならなぜ八街の市会議員がどう対応していたかを聞くべきだし、その実績を書くべきです。
 事故現場をヘリコプターから見た写真が毎日新聞に乗っていましたが、車道と歩行者の歩くべき道の線引きすらされていませんでした。道幅は狭く周りは田んぼですから、行政が田んぼを買い取り、道路幅を広くすることも可能だと思われます。なぜこの運動を組織できなかったのか、共産党自身が「腐っている」ように見えます。赤旗はぜひこの件で共産党の市会議員はどのように取り組んできたのか記事を書くべきです。

追記:「潮流」を読んでこの記事を書きましたが、赤旗4面に「交通事故から子守る」「党市議団」「市に対策強化要
    請」という記事がありました。読んでみると今回の事故が起こって初めて申し入れを行っています。事故が起
    こってからの申し入れならだれでもできます。パフォーマンスでしかありません。地道な活動が必要なので
    す。それが信頼を高める道筋です。