日本共産党 最近おかしくないですか

森友問題で共産党が見逃している視点(大阪維新の果たした役割)


平成29(2017)年5月3日

森友疑惑の問題で維新が果たした役割は何か?

   森友問題は、安倍内閣の作戦が成功し、いつの間にかマスコミは取り上げなくなっていた。その状況を見て、籠池夫妻が去年の3月に財務省を訪れた財務省の国有財産審理室長との交渉経過の録音音声を籠池氏が公表した。その内容は、籠池氏が「昭恵氏」の名前を語りながら交渉している姿や、財務省側の「特例」という言葉が聞き取れ、改めてこの問題の深刻さが暴露され、再度この問題がマスコミで大きく取り上げられ始めた。

  まずこの間の官邸側の戦略は、籠池が如何に悪人(詐欺師)かを描き出し、この問題の鎮静化をはかってきた。同時にこの問題は「大阪の特殊事情」であり、安倍政権は被害者であるような宣伝を行ってきた、この戦略を最も推し進めたのは大阪維新嫌いの京都出身の西田昌司議員であった。(注1)

  この段階で森友問題の当事者財務省を含む安倍政権側と大阪維新と籠池氏は三すくみとなりお互いに責任を擦り付け合う泥仕合が始まった。

 赤旗は、森友疑惑を仕組んだ当事者が分列し、お互いに相手が責任だと逃げ回る輩にどう対応することが最も効果的かという戦略が全くなく、安倍政権側を攻めたかと思うと、次の日は籠池氏を攻撃する赤旗の対応は全く理解できない。さらには安倍政権側がこの問題は「大阪の特殊事情」だという突き放しを図っているにも拘わらず、「大阪問題」を全く解明せず、大阪府が籠池いじめを行っていることがあたかも正しいような報道を行い、大阪維新の犯した罪の追及を全く行っていない。(注2)

 赤旗は常に「維新政治から脱却を」と主張しながら、森友疑惑の中で大阪維新の果たした役割を解明していない。大阪維新から除名された大西議員がこの問題で維新の果たした役割を相当批判している。この点についての解明が必要である。

注1:国会の証人喚問でも西田昌司議員は、籠池氏に対して、あなたはもともと瑞穂の國記念小學院を運
   営できる資産を持ち合わせていなかったのだろう、初めから学校建設が目的でなく、他に目的が
   あったのであろうと追及していた。証人喚問後も自民党の西村康稔総裁特別補佐、西田昌司議
   員、葉梨康弘議員が記者会見を行い、籠池氏の偽証を告発するという記者会見を行った。(その中
   身は極めて乏しく、未だ告発は行われていない。)
    さらに注目すべきはこの西田議員は「国会の爆弾男」で有名な人であり、森友問題を「大阪問
   題」と捉え追及しようと思っていたが、安倍首相から直接電話があり、森友問題を「大阪問
   題」として追及するのをやほしいと言われている。電話を受けた西田議員は「憲法改正を含
   め、政権に協力的な維新をかばう気持ちが首相にはあるんやな」と思ったという。(DEGITAL
   朝日新聞 2017年4月18日)

注2:赤旗が森友疑惑を籠池氏の詐欺師的側面を描き出すことによって、安倍政権の援護射撃みたいなこ
   とをやっていることは、この間何回も批判している。例えば、(4月30日付)赤旗は、「大阪市」
   「『森友』保育園に改善命令」「保育士不足解消されず」という記事を載せている。同じ記事を毎
   日新聞も載せているが、赤旗より扱いは小さい。この記事にどれだけ値打ちがあるかの価値観の問
   題である。
    5月1日付赤旗は、『文芸春秋』の3月号のノンファクション作家の石井妙子氏の文書を引用し、
   安倍昭恵氏の行動を批判している。石井氏が帰りにもらってというお土産の写真を載せているが、
   その「昭恵氏イラスト入りのメモ用紙とペン」の予算はどこから出ているのか、その位の追及がほ
   しい。さらにこの文書を私は改めて読み直したが重要な記載がある。安倍首相の嘘が立証される
   記事である。
     安倍首相は、昭恵氏が森友学園の名誉校長になったのは、2015年9月5日土曜日の塚本
   幼稚園の教育講演会に登壇した(講演テーマは「瑞穂の國記念小學院を語る」)際に、籠池氏から
   本日名誉校長に就任されましたと紹介され、保護者から拍手が行われ、引くに引かれない立場に追
   い込まれたと説明していたが、この石井氏の記事では、最後に「今年4月、大阪市淀川区にある塚
   本幼稚園幼児教育学園を母体として、日本初の神道系小学校「瑞穂の國記念小学院」が開校される
   が、昭恵氏は名誉校長に就任する予定だ。」書かれている。これは当日のインタビューで彼女が直
   接聞いたと思われる。(安倍昭恵氏が積極的に話したと思われる。)

この事件を「森友問題」あるいは「森友疑惑」と呼んでいる限り真実には到達しない。

   もともとこの「森友問題」あるいは「森友疑惑」という問題の呼び方は、この事件の本質を正確に表したものではなく、この名前で呼ぶ限り、籠池氏の不正を如何に暴くかが中心的な議論になってしまう。自由党の山本太郎氏が言った「アッキード事件」の方が真実に迫っている。

  この問題の本質は、国有地が不当に安く払い下げられた。その背景に安倍夫妻の関与があるのではないか?、もう一点はなぜ大阪で籠池氏のような詐欺師が運営する森友学園からの小学校の認可申請が承認されたのか?この二つの重要な疑義がある。

 この中心に籠池氏がいるように見えるが、そうではなく、安倍首相夫妻と松井知事の関連が浮かび上がり疑獄事件として国会での追及が始まった。

 この事件の本質をどう捉えるかについては様々な見方があり、一つは、籠池氏という詐欺師が国をだまして、国有地を不当に安く手に入れ、彼の悲願であった「日本初の進学系小学校が作りたかった。(政府側の主張)二つ目は、安倍総理夫妻がその詐欺に引っかかり、その実現に手を貸した。また安倍首相にとっても悲願であった神道系の小学校の建設に手を貸すことが役人の務めと忖度(錯覚)し役人が法律違反に手を染めてしまった。(背任罪)   
  さらには安倍首相と仲の良い維新も、安倍氏に取り入るために私学審の会議をゆがめ、本来認可すべきでない小学校建設を「認可適当」という判断を行った。(認可適当という判断から認可が取り消された事例は過去に1件もないといわれている。)・・(民進党や共産党の見方)

 こうした点から見れば、「国有地不当払い下げ事件」あるいは「アッキード事件」等が適当であり、さらには森友学園はあくまで序章であり、本命は家計学園事件と言われているところから、「国民の財産をだまし取る『学園ビジネス』」など名前の変更が求められている。

西田議員らが執拗に追及する「大阪問題」とは何か?(その1)

  この事件は「大阪の特殊問題」であり、大阪維新と部落解放同盟・籠池氏等利権集団のやらかした一大詐欺事件だという見方がある。国会での政府答弁等を見ていて安倍首相の自信ある態度や、官僚の木で鼻をくくったような答弁を見ていると、ひょっとしたらこの見方が一番正しいのかもと最近思っている。

   まずこの問題を考える場合、橋下徹氏や松井知事の怪しげな行動を時系列で点検しておく必要がある。大阪府は橋下知事の時代に籠池氏の要請を受け小学校設置に基準を緩和した。(2012年、学園側の要望を受けて私立小学校設置認可基準を緩和した)

  その主要な内容は、「幼稚園しか設置していない学校法人が、小学校の開設に借入金を充てることを容認する」内容である。基準の緩和後、小学校認可の申請は森友学園の1件だけであった。この緩和はまさしく森友学園に小学校建設の申請ができる条件整備であったと思われる。

  しかし実際の私学審では、森友学園側の経験のなさや資金面の不安が委員の方から多く出され、平成26年12月にいったん判断を保留したが、27年1月、学園に追加で状況報告させるとの条件付きで「認可適当」と答申した。一度は保留されたものを1か月後には「認可適当」という判断を行った。ここで活躍したのが私学審の事務局を担う私学課課長の吉本 馨氏である。(注3)

注3:大阪府の松井知事は、大阪維新や自分に責任がかかることを免れるために、この吉本馨氏に対して
  「借地を自己所有すると判断したのは、近畿財務局からの説明などから確実性があると認識したため
   だが、学園の財務教協への確認が不十分だったと指摘」して厳重注意処分にした。

   松井氏の極めて狡猾なところは、私学審を利用して、森友学園を認可しようとしていたが、いろいろ問題があったため保留の判断が行われ一ヶ月後に事務局主導で「認可適当」と決めた後、認可権限を知事から教育長に移管し、もし問題があっても責任をかぶらないよういち早く準備していた。

 森友学園問題の疑惑が報道され始まると、松井知事は、記者会見で大阪府は認可権を教育長に移管しているから私は関係ないと話していたが、形勢が不利と判断してからは、「森友の認可は時間的に間に合わないかもしれない」と言い出し、さらには「認可申請書類に不正があり、認可が困難になってきた」と主張し始めた。(認可権者でもない彼がなぜその見通しを語るのか不思議であった。)

   さらに驚くべきことは、大阪府は森友学園の認可申請を、却下したのではなく、自主的に取下げさせた。これは籠池が最も信頼していた弁護士が、大阪維新の中でも最も攻撃的な足立議員の実質的には支配下の人物であったため、大阪府や大阪維新に被害がかからないよう、籠池氏に認可申請を取下げを迫り、それが成功すると、籠池氏の弁護士を降りてしまった。この酒井康生弁護士は、依頼者の利益を守らず、大阪府や維新側の利益を守るため敵前逃亡するという弁護士の風上にも置けない人物である。

西田議員らが執拗に追及する「大阪問題」とは何か?(その2)

  上記に述べてのは、この事件を素直に見た場合の「大阪問題」であるが。この事件を「大阪の特殊問題」と指摘してきたのは西田議員にとどまらず、経済ジャーナリスト須田 慎一郎氏がいち早く唱え、意味ありげに匂わしていた。   次に西田議員が証人喚問で「大阪の特殊問題」という形で籠池氏を追求した。さらには維新から除名された上西小百合議員がこれは「大阪問題」であり、野党の追及は基本的に誤った方向を向いていると言っている。

   この「大阪問題」だと主張する人の特徴は、この事件は同和利権が絡んでおり、近畿財務局は安倍首相に対する忖度で値下げしたのではなく、恫喝に屈服して値下げしたというのがその論理の中心にあると思われる。

 上西議員の問題性の把握については明確にされていないが、彼女の話を組み立てていくと、まず維新の政治家が何か利権がないかと探しており、この豊中市の土地に目を付けた。この土地を転がし利権を獲得するというのがそもそもの出発点である。

   籠池氏が求めてきた小学校の建設が先にあったのでは無く、どこに利権があるかを維新の政治家が画策し、籠池の企画提案が採用されたような筋書きを示している。松井知事はこの土地は学校用地以外には利用できないと主張しているが、実際は10年後には売れる契約であった。さらに籠池の学校建設が挫折した段階で、「この建物と土地を30億円で買いたい希望者がいる」と日刊ゲンダイでは報道されていた。

   ここからは全くの余談と偏見になるが、籠池氏はまだ「昭恵氏関連で」隠し玉を持っており、裏ではこの土地建物の第三者に対する売買を認めるように政府側と交渉(脅しをかける)していると思われる。これが売れれば籠池は破産せず、10億ぐらい手元に残るはずである。(なかなか強かな人物である。)

 上西議員のツイッターでは、豊中市のこの土地から利権を得ようとした人の名簿実名で書かれている。(注4)

注4:上西小百合議員のTwitter

@うえにし小百合(上西小百合);認証済みアカウント @uenishi_sayuri3月4日

   摂津JCは、私と同じ選挙区の女性代議士(※)の後援会に入っている方がほとんどです。そ
   の代議士は安倍昭恵さんの聖心中高の同級生で地元では親密さを徹底的にアピールしています。さ
  らにその代議士と関係の深い(証拠の音声があります)元議員の事務所の大家は、小学校建設の元
  請け業者です。#森友学園

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   ※女性代議士は自由民主党の渡嘉敷直美氏

  Aうえにし小百合(上西小百合) 認証済みアカウント @uenishi_sayuri  2017年3月23日

    阿部元府議が中心になって現職の代議士、松井府知事、現職の市長(豊中ではありません)、現
   職の維新府議、元府議、現職の公明市議、現職国会議員の家族、橋下徹氏の後援会長の家族、これ
   らが絡んで実現させようとした瑞穂の國記念小学院。大阪の問題だった事がやっと明らかになった
   日。#森友

   この上西議員のツイッターを少し解説すると、問題の土地は豊中で橋下の地盤であるが、この事業で群がったのは摂津の業者である。さらには摂津市を地盤とする国会議員である自民党の渡嘉敷直美氏は安倍昭恵氏と同級生であり、何かあれば必ずそれを言っているという噂がある。

 u西議員は触れていないが、摂津は井上一成氏の地盤であり、彼は部落解放同盟の組織内候補であり、大きな影響力を持っていいる。(ここに何かカギがあるのかも知れない。)

 さらに、赤旗は小学校建設に携わった業者が、お金を払ってもらえず困っているという記事を載せたが、上西氏の指摘は、この業者は、豊中市の土地問題で金儲けしようとした仲間であることを匂わしている。

籠池氏は教育者としては?だが詐欺師としては一流である。(安倍昭恵氏を完全に取り込んだ)

   これも想像の域を出ないが、籠池氏の運営する幼稚園で子ども達が選手宣誓を行った姿がテレビに映し出され、子どもたちが「安倍さんがんばれ、安倍さんがんばれ」という場面があったが、これも安倍昭恵氏を名誉校長に引き入れるために籠池氏が仕組んだ芝居ではないかと思う。これに涙し、籠池に完全に取り込まれていった昭恵夫人の馬鹿さか加減にあきれるが、振り込め詐欺に引っかかる高齢者と同じ水準である。しかし彼女は総理夫人でありその社会的影響は大きく、単に騙されましたで済む問題ではない。

  籠池氏は、去年の3月15日に財務省を訪れた籠池夫妻と財務省の国有財産審理室長(田村嘉啓氏)との面会(交渉)経過の録音音声を公表したが、確かに財務省側の嘘や、安倍昭恵氏の関りは証明されたが、その内容はまさに恫喝であった。
  まず、この案件は安倍首相(安倍昭恵)氏が絡んだ案件であることを確認させ、私のいうことを聞かないのであれば、それは安倍昭恵氏を愚弄していることになると基本的な構図を抑えながら、同時に2015年9月14日に近畿財務局での9階で行われた4者会談(学校建設工事を請け負った設計会社所長、建設会社所長が近畿財務局の池田統括管理官、大阪航空局調査係と会合。)において財務省側が、ごみについては埋め戻しを指導した件をとらえ、これは産廃法にも違反し、子どもが利用する学校の運動場がゴミで埋まっており、それが健康被害につながったらどうするのだ、あるいは小学校以外に中学公の建設も考えており、ごみの除去は絶対的に必要だと迫った。
  この面会の8日後に、籠池氏は土地購入の申し入れを行っている。(この面会で財務省側は完全に敗北し、籠池氏が行った交渉は賃料の値下げだったにもかかわらず、土地の購入(タダ同然の)への転換を図るように指導したと思われる。)
  しかし、彼は8億円負けてもらった(6月20日売買契約締結)がごみ処理は全くしていない。売買契約以前にもらった1億3千万円分のごみ処理は行ったが、業者から2000万円のキックバックまでとっている。

   さらには財務省との面会で籠池氏が主張した地下3.8メートル〜9.8メートルのゴミの存在は疑問が残り、籠池氏側が持ち込んだ可能性すらある。同和問題との関りが叫ばれているが、もしこのゴミが持ち込んだ上で「ゴミがある」と交渉し、8億円の減額を脅し取ったとすれば、その手法は解放同盟の過去の戦い方に酷似する面がある。

 このゴミ問題の核心を握っていると思われる田中造園土木の秋山肇社長が、アルバイト社員の「國に言われて埋め戻した」という発言が毎日新聞に出たあくる日死亡された。死亡原因は家族は心筋梗塞というが、警察及び消防署は自殺と主張する。ただ世間では殺されたという話もある。(何しろ8億円のゴミはなく、出てきたゴミも「国に言われて埋め戻したという発言」(アルバイト)があった次の日の死亡であった。)

   籠池氏に対応した国有財産審査室長(田村氏)は、このような交渉に慣れておらず、籠池氏の恫喝に屈服し、8億円のダンピングを行ったために、公的な資料を何も残せず、全て廃棄したと財務省は語っているのかも知れない。(この国有財産審査室長は、昭恵夫人付き職員に回答をした人物でもあり、先日行われた民進党と財務省の会議に欠席した人物である。またノンキャリとも言われている。)

   この財務省の国有財産審議室長はとてもだらしなく見えるが、これが安倍首相が絡む案件でなければ、簡単に断っていたと思われる。おそらく会いもしなかっただろう

   この辺が安倍氏や財務省の強気に表れているのではと思われる。西田議員がこの解明をしようとしたが、安倍首相からストップがかかったのは、憲法改正には維新の協力が必要なため、この事件が全て解明されれば大阪維新派致命的な打撃があることを安倍首相が防ぎ、あえてサンドバック状態を耐えているのでは思われる節がある。

   上西議員は大阪維新から除名され、その腹いせにあることないことを言い、大阪維新の攻撃を行っているのかも知れないが、彼女の主張は結構理論的であり、傾聴に値する。土地売却に対する安倍首相の介入が本命か、大阪維新を中心とする利権や集団の行為かこの選択をしっかり行う必要がある。この見極めをしないと、永田メールのような反撃を食らう可能性がある。

梯子を外したのは誰か?「松井知事」・「松井知事」この発言の真意は!

   最後に証人喚問で梯子を外されたということが話題となり、誰が梯子を外したかと聞かれた際、籠池氏は「松井知事」と答えた。さらに他にはいませんかと聞かれた際、「松井知事」と再度答えた。籠池氏から見た場合、裏切者は安倍首相夫妻でなく、松井知事である.

   これは仲間と思っていたのに裏切られたという感触である。安倍首相夫妻はこちらからだましたのだか、事実が明らかになれば逃げるのは当たり前と捉えていると思う。

   ついでに大阪市が保育士の不足問題で現場検証した際、籠池夫人は「松井氏は仲間だったのに、なぜ私たちをいじめるのかと叫んだ」長男が同席しており、「お母さんそれはここで言うな」と止めに入ったが、籠池夫妻の一番の敵は松井知事である。「仲間やんか!」という籠池夫人の叫びに、この問題が「大阪問題」と言われる面があるのではと思われる。

維新の下地議員の証人喚問での「失言」に問題の本質がある。

  余談ですが、梯子論議で、維新の下地議員が大きな失言をしています。
 「『梯子をかけた』(「籠池氏のために制度変えた」)のは松井知事で、梯子から転げ落ちたのがあなただ」と言いました。この話は面白いですが重要なのは、籠池氏の小学校建設に当たって、松井知事が特別に尽力したことを白状してしまっています。(松井氏は一切かかわっていないと主張しています。)なお籠池氏は「梯子をかけたのは私だ」と言っています。