◆ 掲載記事の内容 ◆

 今日(9/9)のあかはた新聞に「赤城ファイルに『取扱注意』という記事
令和3年(2021)年9月9日

 れいわ新選組の躍進は何故か? 共産党には分からない世界がある。 
令和元年(2019)年7月29日

 点字ブロックの不適切な設置(阪急南茨木駅)  
平成30(2018)年11月4日

 10月20日しんぶん赤旗に違和感のある記事があった。          
平成30(2018)年10月22日

 なぜ3.5メートルの違法建築のブロック塀が作られたのか?          
 平成30(2018)年6月20日

 『前衛』10月の広告が赤旗に掲載されているが、その政治的ノーテンキさにあきれ返る           
 平成29(2017)年9月10日

 赤旗の不可思議な記事「大企業の内部留保 初の400兆円台」これって本当?             
 平成29(2017)年9月2日

  性懲りもなく赤旗は森友学園疑惑で籠池追及を未だに行っている。          平成29(2017)年8月7日

 穀田恵二国対委員長 在籍20周年記念祝賀会の意味するものは          平成29(2017)年8月5日

 赤旗の間抜けさ「ここに極まれり」というような記事
 平成29(2017)年7月20日

 志位委員長が米国に出発、何が言いたいのか??? 
                       
  平成29(2017)年7月6日

共産党都議選19名当選 折角勝利したのに新聞の体をなさない「しんぶん赤旗」
  平成29(2017)年7月3日

 立花孝志の(ユーチューブ)森友問題報告     
 平成29(2017)年5月6日

 赤旗が健闘しているか否かは、Gataroさんの投稿を見ればわかる。       
 平成29(2017)年4月9日

 森友学園(第4弾):佐川財務局長の安倍夫人にまつわる重要な発言をマスコミは取り上げない        
                                            平成29(2017)年4月2日

 森友学園(第3弾):馬脚を現した松井知事の「忖度」発言 
                    平成29(2017)年3月26日

 森友学園(第2弾):証人喚問における籠池氏の強かさと、官邸のお粗末さ   平成29(2017)年3月25日

 赤旗の中国報道に明らかに変化
平成28(2016)年11月7日

 小泉元首相の発言に学ぶ(日刊ゲンダイ)   
平成28(2016)年11月7日

 共産党のビラが手に入らない? No.2
 平成28(2016)年7月9日

 「参議院選挙」終盤戦になっても共産党のビラが手に入らない?
  平成28(2016)年7月3日

 舛添問題とその背後に忍び寄る安倍首相の影 
 平成28(2016)年5月17日

小ネタ集 
 「保育所落ちた 日本死ね!」
 「経済の好循環と春闘」
 「安保法制(戦争法)
  平成28(2016)年3月20日

 「新日和見主義」事件に対する私の感想       平成27(2015)年12月14日

 赤旗と毎日新聞を読み比べ(10月1日付)                       平成27(2015)年10月1日

 差別表現と批判された谷垣演説と共産党
      平成27年4月4日

 志位「声明」の愚かしさを浮かび上がらせる中学三年生の投稿(毎日新聞) 
      平成27年3月8日

 しんぶん赤旗から「イスラム国」が消えた!    
     平成27年2月23日

gataro氏の投げたブーメランはどこに帰ってくるのか
     平成26年11月6日

ふたたび帝国の慰安婦」             
      平成26年9月8日

帝国の慰安婦」ダイジェスト版を読む     
      平成26年9月6日

 小ネタ集:ここまで来たか(赤旗とさざなみ通信)
    平成26年2月11日

STAP細胞発見者の小保方晴子さんの魅力と共産党                   平成26年2月2日

程永華・中国大使の寄稿文を支持する          平成25年12月31日

小ネタ集 @猪瀬問題 Aマンデラ大統領と朴大統領・中国の違い           平成25年12月12日

 「96」と「731」と戦車       平成25年5月20日

 東大地震研「立川断層」調査で致命的な誤り!
       平成25年4月1日

 無神経な赤旗記事−人質9人帰国(赤旗の見出し) 
      平成25年1月28日

 赤旗のスポーツ報道、これって正しいの?    
      平成25年1月24日

 中国の実態を覆い隠す赤旗に未来派ない。
      平成25年1月15日

 共産党は選挙でなぜ勝てないのか? 番外編
     平成24年12月22日

 スカイマーク後日談(赤ちゃんの鳴き声)
          11月26日

 中国、幼稚園運動会での驚くべき姿                 11月26日

 大津・中2自殺事件余話第七弾       
        24年11月23日

 古都京都の学生が見せた善意の輪
           11月12日

 赤旗の間抜けさは、「福島・早生モモの出荷始まる」でも
            7月23日

 サッカーと赤旗報道 ここでも政治音痴を露呈している
                         6月15日

 口だけ番長の共産党
片山さつき議員と比較して
             6月12日

 スカイマークと共産党
            6月11日  

 外交の基本
    (共産党が投げ捨てたもの)
             4月7日

 共産党と徳川埋蔵金
             3月13日

 嘉門達夫と赤旗
      平成23年12月24日

 以上 平成24年記事


 以下 23年記事

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.TBSの記念ドラマ「初秋」、
 赤旗が推薦すべきドラマか?

2.宮本顕治、不破哲三、エリ
 ツィンの社会主義観

3.共産党は、赤旗依存を克
 服し、新たなメディア戦略を持
 つべき

4.江戸の狂歌「白川の清き流
 れに魚住まず 元のにごりの
 田沼恋しき」

5.共産党は「職業としての政
 治家」を本当に育てている
 か?

6.橋下知事の功罪、個人的野
  心で「独裁」を狙っているが、政
  治とは何かを示してくれた。

7.歴史の皮肉ー牙を抜かれた
  共産党に魅力はない。

8.バカも休み休みに
   高槻民報は問題だらけ



よもやま話し


 このページでは他の課題設定したページに収まらない話を書いていきたいと思っています。 科学的な批判ではなく、私が共産党の活動を見てこれってちょっとおかしいのではという感想みたいなものとして受け止めてください。
 内容は多岐に及ぶものと考えています。一貫性のない思いつきの世界です

 ダブルル選挙以降は最新の記事が前にきます。その点のご理解をよろしお願いします。
                                      エガリテ

赤城ファイル「取扱注意」という表現に興味をもった。(これは危険分子という意味) 
令和(2021)3年9月9日


今日(9/9)の「あかはた新聞」に「赤城ファイルに『取扱注意』」という記事があります。


 森友問題記す文書の背表紙に、「取扱注意」と書かれていたそうです。これは原告側に「大阪地裁伝達」したそうです。この「取扱注意」という文言には私も経験したことがあります。
 私が共産党の活動に寝る時間も抑えて、風呂なども1種間に1回ぐらいしか入らず頑張っていたとき、私は共産党の活動を発展するために幾つかの課題をまとめて地区委員会に提出したことがあります。
 その提出した意見書には、何ら回答が無く、失望していましたが、ある時市委員会の事務所を訪れた際、市委員長の机の上に私の出した意見書が無造作に置かれ、「取扱注意」と赤鉛筆で書かれていました。この時私はものすごいショックを受けました、私は良かれと思って出した「意見書」が「取扱注意」で机の片隅に無造作に投げ出されている。私が一生懸命書いた物が「取扱注意」なのか、私は危険分子なのかということを初めて認識した時です。
 その後もこの「意見書」に対して、一切の回答はありませんでした。私の出した「意見書」は危険分子の摘発にだけ利用されたのだと思いました。その時の失望感は相当大きなものがあります。私が共産党に問題を感じ始めた最初の事件です。

 れいわ新選組の躍進は何故か? 共産党には分からない世界がある。 
令和元年(2019)年7月29日


令和元(2019)年7月29日 

 7月28日の毎日新聞に面白い記事がある。中島武志・東京工業大教授(日本政治思想)に対するインタビューである。見出しは「『角栄』型の情/立憲と共闘が鍵」である。以下インタビュー抜粋
 
――躍進の背景をどうみるか
 ◆これまでの政治家との言葉の違いが大きかった。左派政党は基本的にはエリート政党だが山本氏は街頭で質問された時に「ぼく、分かりません」「詳しい人がいたら答えてください」※と言う。そして「生きててくれよ」といった彼の言葉を通して大衆の情念が伝播していく。論理よりも情動に訴える「田中角栄型」。そういうタイプのリベラル側の政治家が初めて出てきた。
――山本氏の人気をどう分析するか
 ◆(省略)山本氏のやり方は政治学の分析の枠組みでとらえると「ポピュリズム」になる。ポピュリズムは一般的には悪い意味で使われるが、政治学では良い、悪いという価値判断を伴わない分析概念として使う。反エリート、反権威主義に基づく大衆政治運動が、基本的なポピュリズムだ。
(省略)(続きを読む)

           点字ブロックの不適切な設置(阪急南茨木駅)  
平成30(2018)年11月4日

平成30(2018)年11月4日


阪急南茨木駅ホームの点字ジブロックの上に構造物を設置

 10月26日万博公園の「花の丘」でコスモスが咲いているという新聞記事を見て万博公園を訪れた。高槻から阪急で南茨木に行きそこからモノレールに乗って万博公園についた。園内は広く、花の丘にたどり着くまで800メートルほど森の中を歩く散歩道のようで気持ちよかった。
 花の丘はコスモスが一面に咲いており、色々な品種のコスモスが咲き誇っていた。
 帰り道、南茨木駅についてホームに入ると異様な光景に遭遇した。点字ブロックの上に構造物が立てられ、点字ブロックが完全に遮断されている。しかもそれにぶち当たって右によけようとしたら柱があり、そこでも行き先を遮られている。左側に回れば線路側になり危険がある。私は京都側のホームで気が付いたが、大阪方面行のホームも同じように構造物が立てられ、その迂回方法を示した点字ブロックはない。なぜこのような危ない構造物が点字ブロックの上に設置がなされているのか阪急側の無責任さと市民の無関心さに驚いた。
(続きを読む)

    10月20日しんぶん赤旗に違和感のある記事があった。       
                              平成30(2018)年10月22日

平成30(2018)年10月21日


死亡記事に警視庁組織犯罪対策2課という記載があった。これは何を意味するのか?
 その記事は、いわゆる三面記事であった。赤旗15面【社会】に「■マンション女性死亡」という記事である以下引用する。

「■マンションで女性死亡」
 18日午後4時40分ごろ、東京都港区六本木のマンション4階の一室で、30歳ぐらいの女性の遺体が見つかりました。
 遺体は腐乱が進み、頭に傷があるといい、警視庁組織犯罪対策2課は身元の確認を急ぐとともに、殺人容疑などで捜査を開始。部屋の住人とみられる40代の男性が何らかの事情を知っているとみて、行方を捜している。 

 この記事のどこに違和感があったのか、まず「マンションで女性死亡」という表現に違和感があった。すでに他のマスコミで「死体」と表現されていたからである。
 この記事の最大の疑問は、「警視庁組織犯罪対策2課は」という表現である。通常「神奈川県警は」というような書き方をしているのになぜ「警視庁組織犯罪対策2課は」と捜査主体の課名まで書いたのか疑問が沸いた。
 同じ赤旗15面の他の記事は、「夫婦が死傷」「殺人未遂容疑中学生の孫逮捕」という見出しで「県警は」と書いている。(続きを読む)


 なぜ3.5メートルの違法建築のブロック塀が作られたのか?    
                                                                 平成30(2018)年6月20日

平成30(2018)年6月20日


小学校4年生の犠牲は、行政側の責任問題として捉えるべき。

 
 大阪北部地震で最大に注目されているのは、通学途中であった市立寿栄小学校の4年生の三宅璃奈さん(9)が学校のプールの外壁のブロックの塀の下敷きになり犠牲になったという痛ましい事故である。

 この事故はなぜ防げなかったのか、一言で言えば行政の怠慢である。高槻市の濱田市長は記者会見に臨み、これが違法建築であった(建築基準法施行令では、ブロック塀の高さは「2・2メートル以下」と定めている。)ことを認め陳謝したが、このブロック塀の安全点検は業者に任しており「3年に1回、業者に校舎などの点検を委託しているが、塀に関する報告はなかった」と言い、さらに「担当業者はブロック塀の安全についての点検経過をしっかりと覚えていない」という報告をした。

 私は高槻に住む者として弁護士出身の若いこの市長を信頼してきたが、「安全点検は業者に負けせていて、その業者が点検した事態を覚えていない」という会見にはあきれ返った。この答弁では安倍さんと同じ程度ではないか。

 こうした事故に直面した際の危機管理が全くできていない。責任は市にある。下請け業者に責任があるかのような言い訳は一切慎むべきである。(元々なぜ市の職員が責任をもって点検しないのか)(続きを読む)



 財務省公文書改ざん事件を伝える赤旗記事の不思議(事件の概要を正確に書かない)          
                                平成30(2018)年3月25日

平成30(2018)年3月25日


 この記事は大阪府会議員の宮原レポートへの批判記事の中から生まれた余禄です。大阪府会議員の「宮原レポート」は財務省の公文書の改ざんを「290カ所」と書いています。私はこの誤りを指摘しました。宮原レポートは、3月15日とその改訂版を3月24に出していますがやはり改ざんカ所を「290カ所」としています。
 財務省の発表は「14文書300カ所」なのに、「290カ所」という数字がどこから来るのかに興味をいだき、昨日「宮原レポートから見えてくる『自由にものが言えない共産党の体質』」を書きましたが、本日付け赤旗を見て私の推論が正しいことにさらに確信を持ちました。

公文書改「14件の改ざん前文書」報道は、赤旗自身の「忖度」「ねつ造」事件?


 昨日も書きましたが、赤旗はこの公文書改ざん事件を語る際に、この事件の概要を抑えないままに書いています。毎日新聞は必ず公文書改ざん事件を書く場合、「14文書300カ所」の公文書が書き換えられたという書き出しから始まります。
 例えば本日付け新聞は、毎日新聞も赤旗も佐川前理財局長の27日証人喚問を意識して、財務省公文書改ざん事件を相当大きく扱っています。
 毎日新聞の一面は「財務省 改ざん指示メール」「『森友』文書 近畿財務局に」という記事を書いていますが、その中に「改ざんは約300カ所に及び、学園が陳情していた複数の政治家や安倍晋三首相の妻昭恵氏に関する記述も削除されていた。」と書き、この事件の概要を必ず押さえています。
 ところが、本日付け赤旗は3面全部を使って「佐川氏喚問の焦点」「公文書改ざんなぜ」「国有地値引きの政治的圧力、解明を」という記事を書いていますが(別紙参照)、財務省による公文書改ざん事件とはどのような内容かは抑えずに論評しています。

 『前衛』10月の広告が赤旗に掲載されているが、その政治的ノーテンキさにあきれ返る                                    
                               平成29(2017)年9月10日


平成29(2017)年9月10日


 『前衛』10月号で、一番強調されている見出しは「辺野古から問う法治主義破壊と平和・地方自治の憲法原理(座談会)出席者小林 毅(沖縄大学客員教授)、徳田博人(琉球大学教授)、赤嶺政賢 共産党衆議院議員
その他、順次書いていくと
 ★追い詰められている安倍政権・対峙する野党共闘     中野晃一
  市民のたたかいで転換をはかる     
 ★安倍政治に代わる選択肢を               渡辺 治 
   −−安倍改憲を阻む共同から野党連合政権めざす共同へ
 ◎アベノミクス都市再生のいま                       岩見良太郎
◎人口減少を口実とした大型開発の復活                中山 徹

 ★大型量販・流通のための「市場」づくりねらう      小倉正行
  卸売市場法改正問題
 ★国連特別報告者への対応にみる日本政府の非常識     佐藤一郎
 ★アベノミクスの危険な矢「シムズ理論」         山田博文
   −−財政政策でインフレ起こし政府債務を解消

 と魅力のない見出しが延々と続く。まじめだが地味な見出しだ。

ちなみに月刊誌、とりわけ右翼側といわれている雑誌は何を取り上げているか
【月間日本】H
 ★安倍君 もういい加減になさい!        村上正邦・中村慶一郎
 ★森友・加計問題を暴く             郷原信郎・菅野完
 ★文民統制を揺るがす日報問題          佐藤優・柳澤協二
 ★東アジアの新たな地平を開け
という見出しを掲げている。おもしろそうだと思える。 

【文藝春秋】10月号
 ★NHK解説委員の直言 失速への転換は2015年だった  岩田明子
   安倍総理の「驕りの証明」
 ★改憲は賛成、原発は反対、経済政策は?
   「小池国政新党」我らが目指す姿  若狭 勝 長嶋 昭久
 ★米軍は核を使いたがっている     丹羽宇一郎/川上高司/宮本 悟
というような見出しを掲げている。これも面白そうだ。

【正論】10月号
 ★日本は北朝鮮と戦わないのか 大方言 百田尚樹×八木秀次
 ★統合幕僚長 河野克俊 独占インタビュー
 ★弁護士 北村晴男が改憲を語る
 ★若狭勝独白保守2大政党政治を
 ★朝日新聞が独裁者を生む日   モーリー。ロバートソン
というような見出しを掲げている。これも面白そうだ。
                
 この保守側の雑誌の見出しを見れば、それぞれの雑誌が何を主張したいのかが良く分かるが、『前衛』だけは全体像が見えてこない。唯一読めるのは、アベノミクスの批判に相当ページ数を割いているが、現在の政治の最前線での戦いの接点は、果たしてアベノミクスが成功か失敗かだろうか。すでにアベノミクスは失敗だとの共通認識は相当広がっており、自民党の中にもアベノミクスは失敗だったという集団が出来つつある。(注1) (続きを読む)



 赤旗の不可思議な記事「大企業の内部留保 初の400兆円台」これって本当?             
                                  平成29(2017)年9月2日

平成29(2017)年9月2日


赤旗内部留保403兆円、他紙(朝日、読売、時事通信)は406兆円この違いは?


 本日付け赤旗は、一面トップで「大企業の内部留保」「初の400兆円台」という報道をしている。赤旗を読む前に毎日新聞を読んでいた。毎日新聞は「企業内部留保406兆円」という記事を載せている。
 なぜ406兆円と書かず400兆円台と書くのか馬鹿だなと思いながら、赤旗の記事を読んでいくと具体的数字は403.4兆円となりました。と書いている。あれこの数字はなぜ違うのかと思いインターネットで調べてみたが、朝日新聞、読売新聞、時事通信も406兆円と書いている。なぜ赤旗だけが違うのか、その理由が分からない。

内部留保を語る場合、赤旗が語らなければならいことがあるが、語られていない。

 赤旗は、最近賃金闘争を語る場合、内部留保を数%労働者の賃上げに回せば。1万円あるいは2万円の賃上げが可能だという主張を一貫して行ってきた。(続きを読む


  性懲りもなく赤旗は森友学園疑惑で籠池追及を未だに行っている。 
                               平成29(2017)年8月7日

平成29(2017)年8月7日

安倍政権の本質隠しに手を貸している。(森友学園疑惑)


 8月7日付け赤旗は、15面【社会】で「『森友学園』補助金不正」「点検の甘さ示し協力依頼」「施工者への文書に記述」という記事を載せている。
 この記事の狙いは、籠池氏が如何に詐欺師かを立証しようとしている。この作業を一生懸命行っているのは安倍首相配下の如何わしいマスコミやネトウヨである。なぜ赤旗がこれらと同じ記事を書くのか不思議でたまらない。
 同じ主張の記事ばかり書いて申し訳ないが、赤旗がどういう記事を書いてきたか、後での検証のために記録を取っておきたいと思っている。また同じだと思われる方は読み飛ばしおて頂きたい。

まともなマスコミ?(バイキング・報道ステーション、朝日新聞・毎日新聞)の論調は何か

 【バイキング(フジテレビ系FNN)】値引き交渉 音声テープ見つかる(2017年8月1日)
 森友学園の国有地問題で、国と籠池前理事長の値下げ交渉を記録した音声データが公開されました。籠池前理事長と近畿財務局の池田靖・前国有財産統括官の音声が入っており、値下げを求める籠池氏と最低価格を説明している池田氏のやり取りが鮮明に記録されています。(続きを読む)


   穀田恵二国対委員長 在籍20周年記念祝賀会の意味するものは
                                     平成29(2017)年8月5日

平成29(2017)年8月5日


自民党の重鎮達が集まって穀田氏の国対委員長在職20周年記念祝賀会を催す

 

  まず、概要を説明するため7月31日の赤旗を以下に引用します。

 「議会制民主主義の発展をめざし 穀田国対委員長20年のつどい

与野党政治家、各界代表出席 


 「議会制民主主義の発展をめざし、穀田恵二君の国会対策委員長20年を祝うつどい」が30日、京都市内で開かれ、自民党から共産党まで与野党の政治家や京都の各界各層の代表ら約300人が出席しました。
 発起人は、河野洋平元衆院議長、大島理森衆院議長、川端達夫衆院副議長、ジャーナリストの田原総一朗氏の4氏。穀田氏はあいさつで「私の信条は『わだつみの悲劇』を再び繰り返すまいだ」と話し、憲法前文に不戦の決意と主権在民が明記されているように「政治の最大の目的は戦争をしないことだ」と述べました。その上でつどいでは議会制民主主義の役割について大いに意見交流していただきたいと呼びかけました。これを受け、各党の国会議員らが発言。河野元議長は、「少数政党でもその後ろには多くの国民の支持がある。少数意見の尊重が議会制民主主義にとって重要だとみんなが理解し、議論が行われるべきだ」と述べました。
 大島議長は、「憲法、国会法、規則、先例にもとづく穀田氏の正論には教わることも多い」とのべました。
 田原氏は「安倍内閣は一強多弱の時代が長く続きすぎた。緊張感が緩み、ずうずうしくなった」と政局にふれた上で「共産党は森友・加計といった国民から見てアンフェアに映るところへの追及も鋭いし取材力もある。チェック機能としては非常に信頼している」と話しました。
 また、穀田氏の大学時代からの友人でシンガー・ソングライターの杉田二郎さんは、1970年につくった歌「戦争を知らない子供たち」がいまに生きていると述べ、披露しました。
 つどいには京都の山田啓二府知事、府議会議長らも参加。日本共産党からは小池晃書記局長をはじめ多数の国会議員、地方議員らが出席しました。
 
 という記事を載せています。(続きを読む)


  赤旗の間抜けさ「ここに極まれり」というような記事
                               平成29(2017)年7月20日

平成29(2019)年7月20日


閉会中審査の報道から見えて来るもの(赤旗の劣化は見るも無残)

 7月20日の新聞記事は、閉会中審査の記事がどの新聞にも載っています。私は毎日新聞と読売新聞、しんぶん赤旗を確認しただけですが、毎日新聞も読売新聞をこの記事を一面で扱っています。ところが赤旗は二面で扱ってきます。
 この記事の重要性の捉え方が違います。さらに赤旗のこの記事は全く間抜けな記事になっています。時事通信等の配信記事をそのまま載せたものであり、内容的にも古く、自らの主張が全く入っていない記事です。

 以下毎日新聞との比較を行ってみます。

 志位委員長が米国に出発、何が言いたいのか???                   
                                                                    平成29(2017)年7月6日

平成29(2017)年7月6日


志位委員長がなぜトランプに会うの???

 赤旗見出しを見てビックリした。「志位委員長が米国に出発」と書いている。なぜ、トランプン氏に会いに行くのかと思ったが、赤旗は「米国」という言葉を単なる場所として扱っている。志位氏の渡航目的は「核兵器全面廃止を目指す国連会議」に参加するためである。(注1)

注1:例えば、一般紙は「安倍総理は5日午後、G20サミットに出席するた
           め羽田を出発」と書いています。行先を国名で表さず、会議名で書いて
           います。

 通常政治家が「〇国へ」と書く場合は、相手国の政治家のトップと会うことを意味している。単純に場所として「〇国」へ行くことを表さない。「〇国へ」という言葉は、政治的交渉を行う場合に使うのが通常である。我々一般市民が「米国へ」と言えば場所を表しているが、政治家が「〇国へ」は、当事国との交渉を表すものとして使われる。
 赤旗のこの大きな見出し『志位委員長が米国に出発』は、なんとも政治的センスのない見出しだ。(続きを読む)



 共産党都議選19名当選 折角勝利したのに新聞の体をなさない「しんぶん赤旗」 
                                                                                                    
                                                                       平成29(2017)年7月3日

平成29(2017)年7月3日


勝利した都議選の評価を赤旗に載せない間抜けさ

 7月3日付赤旗は、「共産党勝利 自民党歴史的惨敗」という大きな見出しを一面トップに掲げ、19名の写真を載せているが、この都議選に関する記事が全くない。勝利したという事実だけね記事になっている。この結果を共産党はどう見ているかの記事が無い。
 同じ日に毎日新聞は、共産党の当選者を17名としており、赤旗の方が最後まで粘り、すべての当確が分かった段階で輪転機を回している。
 毎日新聞はこの選挙戦についての記事を多く載せている。例えば【主張】で「東京都議選と安倍政権」「おごりへの反発強かった」という記事を載せている。その他都議選関連記事を沢山載せている。
 赤旗は、何も記事が無い、どうなっているのかと紙面を探していると、一面の右下に「日本共産党のコメントは、党のホームページでご覧になれます。」という記事があった。そこでホームページを検索して見たが、この内容なら選挙結果を見ないでも書けた文書である。本来事務方で「勝利の場合」、「現状維持の場合」、「負けた場合」の原稿の下書きを作っておき、議席が確定して段階で声明は出せるはずである。(続きを読む)

 赤旗を読んでいるとその間抜けさに腹が立つ(本当に戦う気があるのか?)                                                 
                                 平成29(2017)年6月17日

平成29(2017)年6月17日


赤旗の加計学園記事は、紙面間で調和がとれず、バラバラな思想で書かれている

 
  6月17日赤旗は、文部省の追加調査の結果を受けて。「加計問題」を一面トップっで取り上げている。関連紙面は、2面、3面15面にもあると書かれている。
 一面の追及は「官邸の意向明らか」「内閣府メールに萩生田副長官の指示」「参院予算委員会」「小池書記局長が追及」という見出しで論陣を張っている。

  二面では、【主張】で「文部省はあった、疑惑は深まった」という記事を載せている。その結論は「国政をゆがめた疑惑の幕引きを許さず、首相に説明責任を果たさせ、国会での徹底究明が重要です。」締めくくっています。

  三面では、「『加計ありき』明白」「副長官関与 否定根拠示せず」「スケジュール今治市が前提」という記事を載せている。この記事もよい。

問題は赤旗15面【社会】の「加計学園疑惑」の記事である。(中身が全くない)

  この15面の赤旗の「加計学園」記事は、全く間抜けな記事になっている。おそらく時事通信等の配信記事をそのまま載せたものになっている。その見出しは「文部省調査と食い違い」「内閣府が加計調査公表」「学部新設の場でも『総理指示』」という記事が載っているが、客観的な情報で、怒りや、批判が全くない。

  ちなみに毎日新聞の28面【社会】では、怒りや追及が基本的「柱」になった主張になっている。その見出しを拾と「政権 責任なすり合い」「首相、核心をそらす」「『スパイ注進』文科反発」、さらに「誠実に向き合え/自民党内にも反発/記録ない側不利」と三人の識者の意見を載せている。さらには「『怪文書』発言を菅官房長官撤回」という記事も載せている。この迫力・気迫が全く違う。(続きを読む)



 立花孝志の(ユーチューブ)森友問題報告     
 (森友問題第11弾)                    平成29(2017)年5月6日

平成29(2017)年5月6日


森友問題は「大阪問題」とする立場からの見方

 立花孝志という人物が、森友問題でユーチューブを使って発言を行っている。その基本的視点は、これは「大阪問題」であり、主犯は松井知事をはじめとする大阪維新であり、部落解放同盟もかかわっているという見方です。大西小百合議員の主張に近い発言でもあります。

 このかれら「大阪問題」を主張する者は、安倍隠しに加担している者、あるいは差別者であるという批判もあることを承知していますが、彼らの主張には論理性があり、全体像が見えやすいという利点があります。

立花孝志氏と、籠池氏・籠池氏の長男と4時間近く話した内容(5月4日)

 今回は立花孝志が元摂津市会議員の大澤千恵子氏と二人で籠池元理事長と長男とで4時間余り話し合った結果を立花氏と大澤氏がユーチューブを通して報告するという筋立てになっている。その会談は5月4日であり、籠池氏の最近の主張を知るうえで極めて重要な情報だと判断しここに報告する。原本は「立花孝志・大澤千恵子、森友問題」とユーチューブで入力すれば視聴することが可能です。 

立花孝志と大澤千恵子氏がどのような人物か最初に記載する。


 ☆立花孝志・・大阪府泉大津市で生まれで、元NHKの社員。現在は「NHKから国
   民を守るる党」の責任者であり、各種選挙戦に立候補している。2015年、統一地方
   選挙の後半戦となる千葉県船橋市の市議会議員選挙で当選したが、その1年半
   後に行われた都知事選挙で敗北、さらには2017年1月の大阪府茨木市議会議
   員選挙出馬・落選、現在は5月に戦われる尼崎市会議員長選挙に出馬予定であ
   る。
    (出馬の動機を、お金がほしいからと言い切る少し変わった人物である)

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 赤旗が健闘しているか否かは、Gataroさんの投稿を見ればわかる。  
                                     平成29(2017)年4月9日

 平成29(2017)年4月9日

 平成27年2月1日「Gataro氏の苦悩を見れば、共産党の変質がよくわかる」という記事を書いたが、インターネット上に「阿修羅」という掲示板がありその中の「政治版」にいろいろの人が投稿してくる。右翼的な人もいるが、左翼的な人が優勢な掲示板であり、私はこの掲示板をほぼ全て読んでいる。

 その中にGataroという投稿者がおり、日本共産党の赤旗記事を引用し、共産党のとっている政治的立場が正しいと一人検討している。この方が元気がないときは、赤旗の記事が充実していないときである。

 前回(27年)取り上げたのは、共産党の新人議員である池内沙織衆院議員が「イスラム国」により日本人1人が殺害されたとする画像がインターネットで公開され、菅官房長官や安倍首相のコメントを聞き、ツイッターで「国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権、安倍政権の存続こそ言語道断」などと政府批判を展開した。共産党もやっと主張し始めたと歓迎した。
 しかし、この発言を受け、共産党の志位和夫委員長は26日午前の記者会見で、「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中だ。今あのような形で発信することは不適切だ」と池内議員を批判した。

 Gataro氏はこの志位発言を支持できず、この時期投稿を控えた。

 今回も森友問題での赤旗報道は本質を外しており、4月に入ってからの赤旗は、籠池批判を強めている。Gataro氏は本来ならば赤旗を引用し、論戦を張るところであるが、共産党の本質を外した論調に賛成できず、4月に入ってからの阿修羅に投稿は2本しかない。それも毎日新聞と日刊ゲンダイの引用記事であり赤旗ではない。(続きを読む)

 ちなみに3月はGataro氏は阿修羅に投稿を11本上げているが、やはり赤旗の引用は2本しかない。阿修羅でGataro氏が腕をふるえる状況にないということだ。森友問題の赤旗の記事は政府の誘導の範囲の論調になっている。Gataro氏が引用した毎日新聞や日刊ゲンダイの方がよっぽど奮闘している。


 森友学園(第4弾):佐川財務局長の安倍夫人にまつわる重要な発言をマスコミ
            は取り上げない        
                                                        平成29(2017)年4月2日

平成29(2017)年4月2日


佐川財務局長の首相夫人に対する重要な発言

  ☆;質問:桜井議員「谷さんから問合わせがあったのか?」

  ★;回答:財務局長「首相夫人とのやり取りは」と答弁した。

  3月27日民進党の桜井充議員が参議院予算委員会のおいて、学校法人「森友学園」(大阪市)の国有地売却問題を巡り、「森友学園の事について改めてお伺いしておきます。財務省に対して答弁は認めています。」と前置きをした上で、「これは谷さんからの問い合わせがあった件ですか?」という訳の分からない質問を行った。(主語が不明でであった。)

 これに対して財務省の佐川宣寿(のぶひさ)理財局長がとんでもないミス答弁を行った。(マスコミ・インターネット上もこの指摘が行われていない。)(続きを読む)


 森友学園(第3弾):馬脚を現した松井知事の「忖度」発言 
                         平成29(2017)年3月26日

平成29(2017)年3月26日



「忖度」の意味を取り違えている松井知事

 3月26日付毎日新聞は2面【社会】で松井・維新代表の忖度発言を取り上げている。その見出しは「首相はそんたくを認めよ」というものである。サブ見出しに「悪質性のないと指摘」と書かれている。(毎日新聞は「忖度」をひらがな表示に変えている)

 日本維新の会は3月25日東京都内で大会を開き、退会終了後の記者会見で「森友学園」が国有地を格安で取得した問題について、「『本質を分からなくしているのは、皮肉にも安倍総理。そんたくがないと強弁しすぎている。丁寧に説明すべきだ』と述べ、安倍晋三首相の国会での答弁が、疑惑を過熱させているとの認識をしめした」という記事を載せている。

 この松井発言は極めてまともで本質をついているように見えるが、彼は「忖度」という意味を取り違えて発言している。(続きを読む)


 森友学園(第2弾):証人喚問における籠池氏の強かさと、官邸のお粗末さ
  平成29(2017)年3月25日

平成29(2017)年3月25日



証人喚問の不純な動機は、籠池氏の強かさの前に崩れ去った

 今回の籠池氏の証人喚問(23日)いろいろ新たな問題が発覚し、政権与党はますます追い込まれることになった。この原因は、参院予算委員会が行った現地調査で、籠池氏が安倍晋三首相側から100万円の寄付を受けたとの趣旨の説明をしたため、自民党の竹下亘国対委員長「総理に対する侮辱だ。(籠池氏に直接)たださなきゃいけない」と異常反応し、これまで野党からの参考人招致を求められていたが拒否していた自民党が、一転して学校法人「森友学園」の籠池(かごいけ)泰典理事長の証人喚問を決定した。 この証人喚問は、きわめて動機不純であり、民間人の証人喚問を拒否してきた経過からしても、極めておかしな決定であった。

  しかしこの証人喚問は、政府自民党や官邸の思惑に反し、籠池氏が処罰されるどころか、籠池氏の見事な反撃で、政府与党に対する国民の疑惑はますます深まった。

 この点については、テレビや新聞で相当正確に報道されているので、ほとんどの人が、森友学園問題で、安倍晋三夫婦がかかわっているという認識を持たれたと思う。

 そこで、私が注目した一点だけについてここで書いてみたい。(続きを読む)


 赤旗の中国報道は明らかに変化(中国批判を強めている)(第4弾)
                                         
                       平成28(2016)年12月26日

平成28(2016)年12月26日

 赤旗は中国が社会主義を目指す国と評価し、中国での貧富の格差や、人権侵害、共産党幹部の汚職や腐敗をできるだけ報道せず、中国が貧富の格差是正に取り組んでいるなど、積極面だけを重視して報道してきました。

 しかし、最近は明らかに中国報道に違いが見られます。私はこれらの変化を今までも取り上げています。

 1.中国共産党との決別を意識し始めた日本共産党 (第1弾)

                               平成28(2016)年9月11日
 2.赤旗の中国報道は明らかに変化(第2弾)    
                               平成28(2016)年11月7日


 3.共産党27回大会決議(案)は、中国問題、自衛隊、原発
   問題に注目点がある(第3弾)   平成28(2016)年11月23日

 (続きを読む)



       赤旗の中国報道は明らかに変化
                      平成28(2016)年11月7日

平成28(2016)年11月7日


  日本共産党は、中国を「社会主義を目指す国」と評価し、現在まで中国での人権侵害や共産党幹部の腐敗堕落問題、幹部間の権力争いや格差社会が深刻になり貧困問題が国民を苦しめている問題など中国に不利になる報道はできるだけ避けてきました。
 この共産党の中国共産党に対する評価はおかしいのでないかと党内外から批判がありましたが、共産党は、中国批判は内政干渉になるから公に批判できないと主張してきました。公党間には信義があり、一方的に批判することは許されず、批判点については公式のルートを通じて適宜行っているという態度を堅持していました。
  私は中国の現状は、一般的な社会主義の様々な原則に照らしてもすべて逸脱しており、社会主義国というより、社会帝国主義であり、この中国を支持する姿勢を変えない限り、日本において共産党の躍進はかなえられないと批判してきました。(続きを読む)
 

       小泉元首相の発言に学ぶ(日刊ゲンダイ)   
                       平成28(2016)年11月7日

平成28(2016)年11月7日


 11月5日付日刊ゲンダイは、「米山知事の新潟入り」の小泉元首相の新潟での発言を伝えている。

「小泉元首相米山知事の新潟入り」「野党は原発ゼロで一本化して戦え」


 私は、大阪の知事選挙「安心・安全・やさしい大阪」や東京都知事選挙での鳥越氏の「癌検診100%」などの政策を批判してきました。そして国民の中には憲法改正反対や原発反対の世論が50%以上あることを踏まえ、この課題を前面に戦うことが大切だと一貫して主張してきましたが、小泉元首相の発言もこれと同じで、「野党は原発ゼロで一本化して戦え」と示唆しています。以下小泉氏の言葉を正確に表現すると(日刊ゲンダイから)(続きを読む)

    共産党のビラが手に入らない? No.2
                         平成28(2016)年7月9日

平成28(2016)年7月9日



 私は7月3日に「参議院選挙」最終盤に入ってもビラが入らない?という記事をかきましたが、投票日前日の今日現在の状況を再度書きます。
 7月3日以降、民進党のビラが1枚(数日前)自民党、大阪維新が各1枚(本日)入りました。合計でみると、自民党が2枚、大阪維新が3枚、民進党が2枚、共産党、社民党、公明党が0枚です。
 これに街頭での配布を加えると、自民党が1枚(これは本日新聞折り込みと同じビラです。)、共産党が1枚です。(合計では自民党が3枚、共産党が1枚になります。)

この現状のどこがおかしいのか?

 共産党が赤旗に政策ビラを1枚も折り込まなかったし、各戸配布もしていない。公明党も1枚も新聞折り込みを行わなかったし、各戸配布もなかった。(公明党は従来から一般紙での新聞折り込みを行わず、運動員が各戸配布していたのか把握できていません。)
  何しろ、私の街では、共産党と公明党の動きが全くない選挙戦になっています。

 ついでにJR駅頭での活動ですが、私が住んでいる街では、JR駅頭での宣伝は、共産党が火曜日、公明党が水曜日とそれぞれ棲みわけていますが、公示以降、共産党も公明党も駅頭宣伝は一切行っていません。共産党は2回ほどビラ配りを行いましたが、乗客の流れから遠ざかり、ビラを配布というより、乗客を見守っているだけです。(続きを読む)


 「参議院選挙」終盤戦になっても共産党のビラが手に入らない?
                                   平成28(2016)年7月3日

  平成28(2016)年7月3日

共産党の参議院選挙に対する政策ビラが配布されて来ない。

 6月22日公示、7月10日に投開票される参議院議員通常選挙はすでに終盤に入るが、我が家に共産党のビラは全く入らない。
 現在まで我が家に入ったビラは、大阪維新が2枚、自民党が1枚、民進党が1枚、である。これらのビラは毎日新聞の折り込みでチラシという形で我が家に届いた。通常共産党のビラは、赤旗に折り込まれて入るが、今回の選挙では赤旗に共産党の政策ビラは折り込まれていない。赤旗には「小池書記長来る」という街頭演説への案内ビラは連日折り込まれているが、政策ビラは全く折り込まれていない。
 共産党はビラを配布するという選挙活動はやめたのか、不思議でたまらない。ただ駅頭で市会議員が政策ビラを配布していた。そのビラは落ち着いたいいビラに仕上がっている。なぜこのビラを全戸配布しないのか、最低限赤旗になぜ折り込まないのか不思議でたまらない。(続きを読む)

 舛添問題とその背後に忍び寄る安倍首相の影 
                          平成28(2016)年5月17日

平28(2016)年5月17日


舛添氏がマスコミに叩かれている姿を見るのは痛快である、しかしこの裏はないのか?

 舛添氏の豪華大名旅行の外遊や、公用車を使って毎週末湯河原の別荘に行っていた問題、さらには家族旅行を政治に関する会議と主張したり、家族での飲食代まで政治資金で処理したりする彼の政治姿勢が大きく取り上げられています。
  確かに彼の弁明や会見での主張を見ても、全く説明にならない説明に終始し、舛添要一という政治家が馬脚を現したといえる現象です。
  これに追い打ちをかけているのが、これまでの数々の事件に必ず顔を出し、発言している片山さつき議員が、ここぞとばかり出てきて、彼は昔から変わらない「ケチでセコかった」と証言しています。

  小ネタ集 
    「保育所落ちた 日本死ね!」
    「経済の好循環と春闘」
    「安保法制(戦争法)
                           平成28(2016)年3月20日

平成28(2016)年3月20日

 小ネタ集です。最近の赤旗や地域新聞を読んだ感想を書いてみます。取り上げたのは、見出しの三つの記事です。
 最初は、この間政治の世界に最もインパクトを与えた一主婦のブログでの発言です。

【1点目】

「保育園落ちた、日本死ね!」何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。


 日本中を揺るがした鋭い言葉。このブログは2月15日UPされましたが、たちまち大きな反響を呼び、2月17日には、「保育園落ちた日本死ね!!!」の匿名ブログに共感殺到「一億総活躍社会じゃねーのかよ!」にシェア3万超すという記事がインターネット上に出ています。
 このブログの内容を更に広げたのが、民主党の山尾志桜里氏が2月29日衆院予算委員会で取り上げたことにある。この際、安倍首相が「匿名である以上、実際本当に起こっているか、確認しようがない」と無責任な答弁をしたことや、自民党や大阪維新の議員が無責任な野次(「中身のある議論をしろ」「誰が書いたんだよ」「ちゃんと本人を出せ」等)を飛ばしたことから、このブログが大きな政治問題へと発展していく。(続きを読む)

  「新日和見主義」事件に対する私の感想                                    平成27(2015)年12月14日

平成27(2015)年12月14日

お断り
 以下の文書は今井 明様の12月13日の投稿に対するコメントとして書いたものですが、「新日和見主義」事件は、共産党がその後大衆運動から遠ざかっていく契機となった重要な事件ですので、よければ読んでください。
 例えば橋下市長が演説で大衆を組織していくのは得意ですが、そのような感性に訴えて大衆を組織(扇動)するような運動は誤りだと批判されました。


投稿ありがとうございます。
 川上徹さんは伝説の人であり、私は面識も彼の理論も分かっていません。私の意識は新日和見主義」の議論の中で「粛清」された人ぐらいしか位の知識しかありません。
 ただ、私は赤旗に「新日和見主義批判」の論文が発表された際、非常に大きなショックを受けたことは今でも覚えています。この論文は我々が行ってきた学生運動を否定するものであり、就職後も地区の無内容な指導に辟易としながら、いかに労働組合の中で多数派を勝ち取るかで奔走しているのに、地区指導部はそれらに対しては全く関心が無く、指導は赤旗の拡大と選挙の票読みの点検ぐらいしかできない全くのサラリーマン化した人たちでした。(続きを読む)

   赤旗と毎日新聞を読み比べ(10月1日付)         
                        平成27(2015)年10月1日

平成27年(2015)10月1日


しんぶん赤旗 国際問題で立ち位置が定まらず

 

 10月1日付 しんぶん赤旗と毎日新聞を読んで、新聞赤旗の国際問題の記事の腰が定まらず昔赤旗が「ブル新」と馬鹿にした一般紙の方がよっぽど腰が座っている事がわかる。
○毎日新聞の一面記事は
 トップは「日歯連」「迂回寄付 理事会で決定」さらに「中国17カ所連続爆破」「チワン属自治区 7人死亡、男を拘束」さらに「露 シリア領空爆」「対IS アサド政権支援」、「秋山214安打 年間最多タイ」

○しんぶん赤旗は、一面記事は
  トップ「国家優先 逆立ちの発想」(菅官房長官の発言を捉え)、「日歯連 前会長ら逮捕」、「迂回献金 規制法違反の容疑」、「正社員ゼロ」強行、「戦争法廃止 国民連合政府を」「岩手山初雪赤い朝焼けも」
 というような組立になっている。(続きを読む)

   東京オリンピックと共産党(新国立競技場建設をめぐって) 
                          平成27(2015)年7月11日

                平成27(2015)年7月11日

東京オリンピックと共産党


 東京オリンピックについては、私は「2020年東京オリンピック開催をどう捉えるかは政治的に大きな課題、これに目を背ける者は政治的に敗北する!」という記事を「平成25(2013)年9月12日」に書いています。
 オリンピックは国威発揚であり、決して労働者・国民の立場に立ったものではなく、これに反対していくことが重要だという趣旨の投稿をいただき、それに反対して、オリンピックの持つ二つの側面(指摘された側面と、スポーツの祭典として多くの国民が期待している実態)を見ながら、これに対応していくことの重要性について触れました。(続きを読む)

      共産党のお人好しさと橋下市長の強かさ                              平成27(2015)年4月4日

平成27(2015)年4月5日


上西議員 維新が除名・・・事件発覚後橋下氏が間髪を入れず主張

 巷では、維新の会の上西議員が、先月13日の今年度の予算を採決する衆院本会議にウィルス性腸炎のため欠席していたにもかかわらず、13日or14日〜15日に秘書と京都に旅行していたと週刊誌に報じられ、上西議員の進退問題が取りざたされている。
 彼女の行動の不可解さは、国会に欠席する前日の12日夜には、自民党の衆院議員で医師でもある赤枝恒雄氏(71・比例東京)と居酒屋、ショーパブなどを3件はしごしていたとの情報もあらわれた。
 この問題をどう捉え、どう報道するかは選挙中ということもあって、マスコミに取っても重要な問題であり、慎重取り扱っている。たとえば毎日新聞(4/5)「上西議員 維新が除名」衆院本会議欠席「辞職要求拒否」という見出しでこの記事を書いている。(続きを読む)


     差別表現と批判された谷垣演説と共産党
                       平成27(2015)年4月4日

平成27年(2015)年4月4日


谷垣氏演説で差別表現、「不適切」とおわび、撤回(4/4毎日新聞)

自民党の谷垣禎一幹事長は3日、大阪市での街頭演説で維新の党が進める「大阪都構想」に関し、「『自民党大阪府連は都構想に反対している、バカだチョンだ』と維新の方は言っているけども、ちょっとそれは言い過ぎなんじゃないか」と発言した。「チョン」は韓国・朝鮮人への差別的表現に用いられることがあり。谷垣氏は発言を撤回したが、野党からは批判と驚きの声が上がった。
 谷垣氏は演説終了後「不快な思いをさせ大変申し訳ない。不適切な発言についてはおわびし、撤回する」とのコメントを発表した。
 維新の党の柿沢未途成長会長は記者会見で「大変品位のある谷垣氏の言葉とは、にわかに信じがたい」と批判した。・・・共産党は「発言を撤回したのは当然だ。関係者におわびもあってしかるべきだ」とのコメントを出した。【砂糖慶】
 という記事を載せている。(続きを読む)


 志位「声明」の愚かしさを浮かび上がらせる中学三年生の投稿(毎日新聞) 
                        平成27(2015)年3月8日

    平成27(2015)年3月8日



「日本のメディア、安倍政権に配慮し報道自粛か」ロイター(赤旗2/27)

 

 2月27日のしんぶん赤旗2面【政治】に面白い記事が載っています。紙面真ん中で囲い込み記事で「日本のメディア」、「安倍政権に配慮し報道自粛か」というロイターの配信記事があります。
この件については、山崎 吉夫ファンさんの討論の広場に対するコメントとしてすでに書いていますが(3/2)、以下に再録します。(続きをよむ)


      しんぶん赤旗から「イスラム国」が消えた!    
                      平成27(2015)年2月23日

平成27(2015)年2月23日


志位委員長は代表質問で「イスラム国」と語らず「IS」と語った。

 「イスラム国」の日本人殺害警告を受けて、報道管制(報道の自主規制を求めた)が行われマスコミ各紙は一斉に政府側の立場に立った報道を始めた。
 この際、赤旗がどのような報道をするかが問われたが、赤旗も各紙と同じ立場をとり、安倍首相のエジプトでの発言の問題点など一切封印した。
 共産党の姿勢が最も明らかになったのは、池内議員がツイッターで安倍首相を批判した際、志位委員長が「政府が一生懸命人質解放に努力している状況下で、そのような批判は間違っていると叱責し」ツイッターの削除を行わせたことである。
 さらに後、後藤健二さんの殺害実行のビデオがインターネットで流されると、志位委員長による「声明」が出され、「イスラム国」を包囲し「解体」すると見栄を切った。この日の読売新聞や産経新聞を読んでみてもこのような過激な記事はなく、安倍首相も含めてその主張はテロとの戦いに限定されていた。(続きを読む)


  gataro氏の苦悩を見れば、共産党の変質が良くわかる。 
                       平成27(2015)年2月1日

平成27(2015)年2月1日


 「gataro」あまり聞きなれない名前だが、インターネット上(阿修羅という掲示板)で、赤旗を引用しながら共産党支持の立場から論陣を張って頑張っている。市民権も得てきている。しかし今回の問題で赤旗に引用できる記事がなく、一人で頑張っている。惨めな姿だ。

 まずgataroさんが最近に引用した記事は、東京新聞の「本音のコラム」斎藤美奈子さん(1月28日)のコラムである。ここには鋭い指摘がある。(注1)
 彼は、おそらく「この内容の記事こそ赤旗が取り上げる内容だ。」と思ったと思われる。(続きを読む)

   安倍首相の争点隠しに波長を合わせた共産党
                      平成26(2014)年12月28日

平成26(2014)年12月28日


選挙戦の最大の争点は「消費税10%値上げ阻止」ではなかったのか?

 1月4日付しんぶん赤旗日曜版に「衆院議員メッセージ」という8面9面ぶち抜きの記事がある。見出しには「新年も獅子奮迅」と書かれている。衆院議員20人(志位委員長を除く)の新年のメッセージが載せられている。
 このメッセージを見て驚いた。20名のほとんどが「海外で戦争できる国」づくり反対や「原発ゼロ」の立場からメッセージを寄せており、選挙中最大の争点としていた「消費税10%アップ反対」について明確に述べている者はたったの一人でしかない。(続きを読む)


   gataro氏の投げたブーメランはどこに帰ってくるのか
                           平成26年11月6日

安倍首相の投げたブーメランは、自民党に突き刺さっている(gataro)


★阿修羅♪という掲示版について

 インターネット上に★阿修羅♪という掲示板がある。その売り文句は「すべての虚構を暴き、真実に到達しようとしている 」というものである。
 そこには様々な分野の論議がなされている、どのような物があるか拾い上げると「 原発41  エボラ15  政治173  経済91  戦b14  災害20  マス14  雑談41  空61 事件31  カルト13  NEWS8  外国人01  医療4 憲法3  アジア16  中国5  国際9  エネ2  自然5  健康16  社会9  地方13  IT12  知21」等がある。(続きを読む)

    ふたたび帝国の慰安婦」       
                         平成26(2014)年9月8日

平成26(2014)年9月8日



「日本共産党」の「慰安婦論」(志位委員長)を読んだ

 昨日私は、「帝国の慰安婦/植民地支配と記憶の違い」の著者 朴裕河氏のダイジェスト版を読むという記事を書いた。しかし今日「歴史の偽造は許されない―「河野談話」と日本軍「慰安婦」問題の真実 日本軍「慰安婦」問題の本質は何か、事実はどこにあるか。歴史を捻じ曲げる一部勢力の攻撃を論破する。」
「志位和夫著慰安婦問題と日本共産党」(以下「志位論文」という)を読んで一昨日のまとめで重要な視点を落としていることに気がついた。(続きを読む)

   「帝国の慰安婦」ダイジェスト版を読む           
                         平成26(2014)年9月6日

平成26(2014)年9月6日


「帝国の慰安婦/植民地支配と記憶の違い」の著者 朴裕河氏のダイジェスト版を読む

 
  この「帝国の慰安婦/植民地支配と記憶の闘い」(2013年)朴裕河・世宗大学日本文学科教授(57)のインターネット上の要約を、更に私が要約した。是非本文を読んで欲しいが、私が下記に要約しているので参考に見て欲しい。
  彼女の問題提起は、「従軍慰安婦問題」の議論を再度構築する上での重要な視点が提起されている。私は基本的には、朴裕河さん問題提起を乗り越える事無くして、従軍慰安婦問題は語れないと思っている。(以下の「要約」は筆者にことわる事なく、私の独断と偏見で書いたものである)(続きを読む)

   小ネタ集:ここまで来たか(赤旗とさざなみ通信)
                      平成26(2014)年2月11日

平成26(2014)年2月11日


1.オバマ大統領主張と同じだから志位さんの主張は正しい?

  2月9日付け赤旗日曜版を見て驚いた。一面トップに「経済の好循環へ」「賃上げが効く」という大見出しを掲げ、志位委員長の発言「内部留保の活用」「正面から財界に迫れ」とオバマ大統領「最賃アップ提案」「成長の真のエンジン」という発言を載せている。
 この記事は写真付きであり、志位委員長とオバマ氏が同じポーズで発言(一緒を強調)している写真が大きく扱われている。(続きを読む)


  STAP細胞発見者の小保方晴子さんの魅力と共産党   
                         平成26(2014)年2月2日

平成26(2014)年2月2日


 日本の科学技術の水準の高さを示す新たな研究成果が発表され世界中が注目し、中国や韓国も賞賛している。STAP細胞という体のさまざまな細胞になれる万能細胞だという。2012年にノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大学教授(51)が開発したIPS細胞より”すごい”と言われている。
 私は全くの門外漢であり、この凄さが分からないが、この発見をした小保方晴子さんの魅力に注目している。
  2月1日の「あさパラ」という報道・芸能番組(読売放送・関西圏のみ放映?)でこの話題が取り上げられた際に芸能レポータの女性が、女優の方がこの発見者小保方さんに注目しているという。その理由は、こうした研究者の役をこなす場合、メガネをかけ、髪をひっつめ、どちらかというとヒステリックな姿を描く必要があったが、今後は普通の女性で良いのではないかという意見があったという話に注目した。(続きを読む)


  12月30日毎日新聞投稿記事    
        程永華・中国大使の寄稿文を支持する                                                平成25年12月31日

平成25(2013)年12月31日


 私は、この間「中国は本当に社会主義を目指す国か」と批判を続けてきたが、毎日新聞への程永華中日大使の寄稿文を読んで、この主張が本当に中国の主張であれば、中国を再評価したい。これまでは一般紙の中国情報を中心に中国を評価してきたが、この大使の寄稿文を見る限りでは、中国の主張に理がある。以下具体的に見ていきたい。(続きを読む)


 小ネタ集 @猪瀬問題 Aマンデラ大統領と朴大統領・中国の違い                         平成25年12月12日

平成25(2013)年12月12日


1.猪瀬問題(徳州会裏献金疑惑)


5000万円授受前日に貸金庫契約(赤旗の見出し)

 12月11日付け赤旗は、一面で、10日に行われた東京都議会総務委員会での日本共産党徳留道信都議の猪瀬知事に対する追求を伝えている。この内容は10日の夜の各局のテレビデも伝えられ、共産党議員が猪瀬知事から重要な発言を引き出していた。(共産党が自慢していい話である。)

この赤旗見出しは適切であったか

 その内容は2点あり、一つは5000万円授受前日に貸金庫契約をしたことと、もう一点は「借用書」を返送した人物が、この5000授受を仲介した右翼団体「一水会」の木村三浩氏であったことを引き出した事である。
 この二つの内容のどちらが重要な論点か、赤旗は貸金庫を選んだが、私は借用書を返した人物が右翼の大物だった方に政治的ニュースバリューあるとみている。
(続きを読む)


    橋下氏と安倍氏は瓜二つ 安倍氏に裏切られた橋下氏    
      質問趣意書をめぐる動き(安倍氏のいい加減さとヘタレが暴かれた)
                                  平成25(2013)年5月26日

                               平成25(2013)年5月26日

<橋下氏は四面楚歌の状況>

 この間、橋下氏は「従軍慰安婦は必要であった」あるいは沖縄米軍もっとは「風俗の活用を」などの発言を行い、海外も含めた集中砲火にさらされている。気の早い週刊誌の見出しには「橋下徹の断末魔」という文言が躍っている。
 一方この陰に隠れて安倍首相は慰安婦問題からこそこそ逃げ出し、橋下発言と自分の考えは全く違うと逃げまくっている。
 もともと橋下氏の「従軍慰安婦発言」はどこから生まれたのか、それは安倍首相が、「村山談話」を見直す、「河野談話」を見直すと主張し、日本を普通の国家(戦争ができる国)にするため憲法を改正し、国防軍の創設を主張したことがすべての始まりである。(続きを読む)


   「96」と「731」と戦車               
                             平成25(2013)年5月20日

                                                         平成25(2013)年5月20日

<軍国少年が首相に>

 この間の安倍さんを見ていると軍国少年のようなはしゃぎ方である。石破幹事長も軍事オタクだが、(プラモデル等で遊んでいるようだが)、安倍氏は戦車や戦闘機に試乗しては、憲法改正を行い国防軍の創設を訴えている。

 しかしその訴え方の筋が悪い。確かに絵になる(写真になる)ポーズを行っているが、安倍氏の意図とは逆に、巷では危険性が叫ばれている。取り分け海外メディアは安倍氏の得意げな写真を載せて、日本の軍国主義復活の危険性を指摘している。

 この間の経過を見れば、各マスコミは以下のように伝えた。(続きを読む)



  東大地震研、「立川断層」調査で致命的な誤り!

    これは単純な、「ボンミス」か、

         意図的に「仕組まれたミス」か疑問が残る。


                                  平成25(2013)年4月1日

<コンクリートを断層と見誤り>

 東京大学地震研究所の佐藤比呂氏教授(構造地質学)は28日、東京都立川市などで行った活断層「立川断層」の掘削調査で、地下に埋め込まれたコンクリート製とみられる柱上の人工構造物を、断層活動で動いた石と思い込み「活断層を確認した」と誤って発表していたことを明らかにした。

 この場所にあった工場の基礎工事で打ち込まれたコンクリート製の杭だった可能もある。

 都内で記者会見した佐藤氏は「断層があると予想した位置にあり、断層と思い込んでしまった。大変申し訳ない。」と稚拙な判断であったことを認め、謝罪した。
(続きを読む)



 無神経な赤旗記事−人質9人帰国(赤旗の見出し) 
          
                                 平成25(2013)年1月28日

                                                      平成25(2013年)年1月28日
 アルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設で起きたイスラム武装勢力による人質事件で、犠牲になった10人のうち、9人の遺体を乗せた政府専用機が25日羽田空港に到着した。

  この記事を赤旗は1月26日15面で取り上げているが、その見出しに「人質9人無言の帰国」という表現があった。確かにこの問題は人質事件としてマスコミは一斉に報道している。しかし、人質事件で犠牲になった方々に対して、「人質が帰国」の表現は正しいのであろうか。

 早速各紙の表現を調べてみた。(続きを読む)



  赤旗のスポーツ報道、これって正しいの?    
             赤旗新聞を売りたいなら工夫も必要では!
                        平成25(2013)年1月24日

                                                                                                                   平成25(2013)年1月24日
   1月22日赤旗12面【スポーツ】面を見て何か違和感を持った。このページの最大の扱いを受けていたのは、W杯スケートであり、「李相花さんが世界新」(女子500)という記事が大きく載っていた。その隣に(男子500)加藤は2位と一回り小さい字で見出しが書かれていた。またこのページには4枚の写真(李相花さん、雅山―玉鷲戦、平岡卓(スノボー、クルム伊達公子)の写真が載っているが、李相花さんの写真が一番大きかった。また彼女だけは時事通信配信記事であるが談話も載せている。

 私はスポーツに余り詳しく無く、この記録がそれだけ値打がある記事なのか分からないが、一般紙がどのように報道しているか調べてみたくなった。



   中国の実態を覆い隠す赤旗に未来はない。
    共産党は「アメリカ」のいいなりの自民党政治を「ゆがみ」と呼んでいる。
        共産党に「中国」のいいなりの「ゆがみ」はないのか。
                         平成25(2013)年1月14日

  共産党は日本の政治を「アメリカ」のいいなり、「財界中心」のゆがみがあると指摘している。(この表現は「二つの敵」、「害悪」、「異常」、「ゆがみ」へと変化している)。

  これに対して一般の国民は、共産党は中国べったりであり、日本国民の利益を代表していない。共産党こそ中国べったりの「ゆがみ」があると見ている。(続きを読む)



  共産党は選挙でなぜ勝てないのか? 番外編        
                        平成24(2012)年12月26日

 共産党はなぜ選挙に勝てないのかは、既に「三弾」まで出していますが、1弾と2弾は「最近おかしく」に、第2弾は「高槻市」にUPしています。そして番外編は「よもやま話」に書きます。科学的根拠のない、世俗話的発想で書きますので、最も共産党を怒らす話かもしれませんが、こういうことも大切だという視点で書きます。



  11月25日(日)「Mr.サンデー」から面白いと思った記事2題
    ★ スカイマーク後日談(赤ちゃんの泣き声)
    ★ 中国、幼稚園運動会での驚くべき姿
                                           平成24(2012)年11月26日
 Mr.サンデー」を見ていたが、感動的話(赤ちゃんの鳴き声)と、空恐ろしい(中国の幼稚園の運動会)があった。この2題を取り上げて見たい。

  大津・中2自殺事件余話(第7弾)

                                                                                                                            平成24(2012)11月23日

 久しぶりに大津・中2自殺事件の記事が新聞をにぎわしている。それらを拾い読みしてみたい。
 最初に目についたのが、赤旗11月22日(木曜日)15面の「無関係男性中傷容疑の男を送検」「大津いじめで」という記事である。内容は、滋賀県警捜査2課などは21日、名誉棄損容疑で兵庫県西脇市の男を書類送検しました。というものである。さらにこの記事からわかったことは、すでに同様に関係のない女性をネットで中傷したとして、東京都目黒区の男も書類送検されていることが分かった。(続きを読む)



 古都京都の学生が見せた善意の輪
  現在の情報革命を象徴する事件・・・共産党はここから学ぶべきだ。
                                                 平成24年11月12日

 昨日(11月11日)のテレビ(8チャンネル)で、古都京都の学生を巻き込んだ「プリン事件(革命)」を報道していた。これはツイッターの持つ力を示す象徴的な事件だ。その概要は、A大学の生協職員が20個のプリンの発注を間違え4000個を発注してしまった。(続きを読む



  赤旗の間抜けさは「福島・早生モモの出荷始まる」でも
                                                 平成24年7月23日
  福島のモモは安全なのか、危ないと言っているのか良くわからない記事(続きを読む)


  サーカーと赤旗報道(オーストラリア戦)
       ここでも政治的音痴を暴露している。
                                                 平成24年6月15日

  サッカーW杯 アジア最終予選は、ブリスベーン(オーストラリア)で、日本とオーストラリア戦われた。結果は1−1で引き分けに終わったが、日本は健闘し、判定に疑問が残る試合であった。
 この試合については、多くの国民がテレビの前にかじりつき、日本の勝利を確信し応援していた。またニュース番組等を合わせれば、ほぼすべての国民がこの試合を見たと思われる。
 このような中で、翌朝配達される新聞報道の在り方を考えてみたい。(続きを読む)


 口だけ番長になっている共産党(片山さつき議員と比較して)
       一斉地方選挙の最大の課題震災復興はどこに行ったのですか?
                                                  平成24年6月12日

 いま、政界では口だけ番長といえば民主党の前原氏を指す言葉ですが、私は共産党こそ口だけ番長になっていると思っています。

 3.11の震災以降最大の政治決戦であった一斉地方選挙で、共産党は震災復興を最大の課題に掲げて戦いました。私は市会議員立候補者全てのポスターを点検しましたが、多くのポスターは震災に対するお悔やみの言葉はありましたが、震災復興を最大の課題にしていたのは共産党だけでした。これに対して原発問題は、原発反対を掲げた候補者は無所属議員の中に数人いましたが、共産党は「安全点検」でした。(続きを読む)



  スカイマークと共産党 どちらに正義があるか?
                                                   平成24年6月11日

赤旗(6月7日付)は、スカイマークの機内に備え付ける文書「サービスコンセプト」の内容に問題があると報道しています。その内容は「機内での苦情を一切受け付けません」(不満がある場合は同社の相談センターか、各自治体が設けている「消費者センター」に連絡するよう呼びかけています)としているものです。

 「サービスコンセプト」には旅客輸送するための新しい形態として他に「丁寧な言葉使いを当社客室乗務員に義務付けておりません」、「幼児の泣き声に関する苦情は一切受け付けません」などを掲げているそうです。(赤旗記事より)

  このスカイマークの経営方針に対して、共産党は弁護士の意見として、「自分たちの社内でおきたトラブルを自分たちで解決するのは当たり前だ。そうでなかったらあらゆるトラブルは「裁判所に持っていけ」ということにもなりかねない。「格安」「合理化」を追求しているが、お客の安全性を正面から受け止める姿勢に欠けている。高速バス事故と同じことにならないか不安だ」と書いています。(赤旗記事)
 はたして、共産党の主張は正しいでしょうか?(続きを読む)


  外交の基本(共産党が投げ捨てたもの)
                                                    平成24年4月7日

  私は最近JRで通勤中(約1時間)の読書三昧を楽しんでいる。そして、帚木蓬生(ははきぎほうせい)にはまっています。この間読んだのは、臓器農場、閉鎖病棟、逃亡、三たびの海峡、そして今読んでいるのが「ヒトラーの防具」です。この中で私が一番面白かったのは「逃亡」です。一番勉強になったのは「ヒットラーの防具」です。

 私のブログに、「北朝鮮の「衛星」(ロケット)問題」については、「軍事的対応でなく、外交的努力が重要」と書きましたが、この小説(ヒットラーの防具)は第二次世界大戦前後のドイツでの外交外交武官(注1)の話ですが、現在にも通用する外交とは何かが書かれています。続きを読む



共産党と徳川埋蔵金(変な組み合わせですが)
                                                    平成24年3月13日

  私はこのサイトに討論の広場を設け、多くの方の意見を求めています。その際、次のような注意書きを入れています。

「このサイトの目的はあくまでも共産党の国民政党への脱皮を願うものであり、叱咤激励が基本的スタンスです。打撃的批判は歓迎しません。」

 これに対して「打撃的批判は歓迎しない」というところを捉えて、「共産党と同じではないか」との批判の投稿がありました(掲載は拒否ですので詳しく述べられませんが)。この批判に驚いています。そこでもう少し、私の言わんとするところを説明したいと思います。(続きを読む) 



 嘉門達夫と赤旗(どちらが庶民感覚か?)
                                               平成23年12月24日記載

 赤旗は紅白歌合戦を取り上げ、今年初出場の6組の出演者の会見の状況を報道した。(一紙で間に合う宣伝のためか?)

ちなみに今年の初出場は

◆紅組は椎名林檎、KARA、神田沙也加、少女時代、芦田愛菜。

◆白組は猪苗代湖ズと鈴木福

 である。

  この新人の中で誰に注目するかで、その新聞のセンスが分かる。赤旗は2組に注目した。一組目は、福島県出身の猪苗代湖ズ、その抱負は「福島のことをずっと忘れないでいただくために参加させていただきました。福島を好きという想いを伝えたい」これは通常の感覚だろう。

  二組目は、神田さやかであった。その抱負は「今年は辛い1年でしたが、皆さんに心が届くよう母と一緒に歌わせていただきます。」であった。(さやかの抱負はもっと長かった。実は赤旗の該当記事を紛失してしまい、これらの記事内容はインターネットから借用している。)

この記事を見て、何で神田さやかが中心なんや!と私は思った。 

 たまたま、テレビに嘉門達夫が登場した。(今年は「アホが見るブタのケツ」で再ブレークしているらしい。)彼の替え歌ソングは、政治問題にも言及しその本質を突いている。元々古くから狂歌は存在し、江戸の天明狂歌は、一つの社会現象になったといわれている。代表的な狂歌に(学校の日本史の授業で習った)寛政の改革を皮肉った「白川の「清きに魚の」すみかねてもとの濁りの田沼恋しき」というのがある。

  その嘉門達夫が神田さやかの紅白初出場を捉えて、「サザエサン」の曲に合わせて「♪マルモリK-POPは 分かるわな、 椎名林檎は「カーネーション」、 神田沙也加〜 神田 沙也加〜 何で出る!〜何で出る!〜」と歌っている。これが庶民感覚である。

 彼が再ブレークしているのも、庶民感覚を代弁しているからだと思う。

 インターネットで「神田さやか」と検索すると、まず出るのは「神田沙也加 紅白 なぜ」と出る。国民はなぜ神田さやかが紅白に出るのか、母(松田聖子)のごり押しと理解している。

国民の声をインターネットで拾うと

  1.   視聴率の小稼ぎですかね。
        もっと明確に紅白出場の明確な基準を作ったほうがいいと思います。
        紅白目指してるアーティストに迷惑です。

神田沙也加がなにをしたっていうのでしょう。

松田聖子さんが 出演条件に NHKに 交渉したらしい。 バーターです(笑)

結局聖子さんのごり押しなので、さやかさんは巻き込まれただけですよ。(笑)
   さやかさんもインタビューで、自分の力では出れなかったので母に感謝し
  ていると言っていましたが・・・。

  歌手らしい活動も・・・ヒットもないのに なんで・・・?

  なんでNHKは自らファンが離れて行くような事をするんでしょうか?
  理解に苦しみます。

  赤旗はセンスが悪すぎる。どう見ても神田さやかの紅白歌合戦の参加は母親(松田聖子)のごり押しである。国民はこの出場を歓迎していない。

その神田さやかを紙面で最も大きく取り上げる姿は、政治においてもつねに庶民感覚からずれはじめている赤旗の現状を表していると見るのは私だけでしょうか。



以下は、記事の順番が逆(日付の古い順)になっている。


 TBSの記念ドラマ「初秋」、赤旗が推薦すべきドラマか? (赤旗文化欄の記事)
                                                   23年10月20日記載
 
 共産党の赤旗には、これが共産党の主張?と思う記事が多くあります。最近では文化欄でのTBSの記念ドラマ「初秋」の推薦です。

 インターネットでこのドラマの解説を見れば

 中越典子が演じるベーコは、大学院に通うかたわら京都の伝統工芸職人の手伝いなどをし、夜は高級クラブでバイトをする謎の女;27歳。劇中では完全なすっぴんのほか、役所広司を「よくこんな格好できるな」と言わしめたセクシー衣装も披露している。

  実際のドラマの中でも、役所広司が高級クラブで酔いつぶれ、1万円札をカウンターに大量に並べ折り紙のように折りながら、セクシーな衣装だけでなくセクシーなポーズをとる中越典子にこのお金をを全部やるというシーンがあります。こんなドラマを推薦しなくてももっと良いドラマはいくらでもります。センスが疑われます。

  宮本顕治、不破哲三、エリツィンの社会主義観?(エリツィンに軍配か?)
                                                   23年10月20日記載

  共産党の選挙戦でのこの間の苦戦は、ソ連や東欧諸国の崩壊で、社会主義のモデルが提示できず、資本主義社会に対して社会主義が優れているという論調を押し出せないところにあります。そこで秩序ある資本主義社会のような論調が見られます。

  宮本顕治さんが議長のころは、社会主義のモデルとしてルーマニアを評価していました。赤旗には良くこの記事がでていました。しかし民衆の蜂起に会い、議長夫妻は銃殺されるという悲惨な状況の後見えてきたのは、エイズにかかった子どもたちが大量にいる姿でした。赤旗はルーマニアに特派員を常駐させながらこの事態を伝えることができませんでした。(後日談ですが、この特派員はそうした記事を送ったが赤旗は載せなかったと批判し、党から去っていきました。)

  不破哲三は中国を再三訪問し、中国の市場経済を評価しています。中国が資本主義的な経済運営を行いながら国力を高め、その後社会主義への展望を切り拓くことを評価しています。
  これは歴史の審判を待たねば成りませんが、果たして今の中国の現状を見て、社会主義社会へ向かって歩みだしているといえるでしょうか。資本主義社会以上の貧富の差を生み出し、公害は撒き散らし、国内での他民族への弾圧や、軍事力を高め他国への脅威を撒き散らす中国の現状を社会主義社会建設への第一歩と評価するのは世界中で不破さん一人ではないでしょうか。宮本委員長と同じ過ちをおかしているように見えます。

  一方エリツィンは日本に来て、一億総中流社会を見て、これが理想的な社会主義だと評価しました。エリチツィンが評価した時代に比べ、小泉・竹中改革(改悪)みよって日本も格差社会が進行していますが、まだまだ、アメリカや中国よりはましかとも思います。社会主義の理念は何か難しいですが、平和・平等・人権が守られ、本来は言論の自由が保障された社会だと思います。そういう意味では、宮本顕治や不破哲三よりエリツィンのものの見方の方が正しかったのではと思う今日この頃です。

 共産党は、赤旗依存を克服し、新たなメディア戦略を持つべき
                                        23年10月23日記載
   私は、今回共産党に15通の「意見書」を出してみて、共産党が全く返事を返さなかったことに腹を立て、このサイトを立ち上げみんなに共産党の実態(国民に背を向けている)ことを明らかにしようと思っていました。

  しかし、私には疑問がありました。本当に共産党は国民に背を向けているのか、それともインターネットなどを使いこなせないために返事ができないのか悩んでいました。(それほど共産党の力は劣化していると見ています。)

  私がメールを出し続けた府会議員は私の大学時代の友人でもありました。(大学は違いますが)、私にとっては裏切り者と思い腹が立ちましたが、7通か8通ぐらい出したころに、彼から手紙が来ました。400字詰原稿用紙6枚ぐらいの大作です。(しかし内容は私の指摘と全くかみ合わずきわめて無内容なものになっています。)これを見て、彼はインターネットが使えないしワープロも使えない、返事がなかったのは、こんなところに原因があるのかとも思いました。

 私は各級期間にメールを挙げる際、「返事は後日で結構です。まず受け取ったというメールをください」と言い続けてきましたが、メールで返事が来たのは中央委員会の一回だけです。(内容は後日回答します。・・・結局は無視されました。)

  私がこのサイト作りに着手して、半ば出来上がりつつあった10月19日に市会議員から「私のメールを受け取った」というメールをいただきました。これは私が9月21日に出したメールへの返答です。その際、返事が送れた理由としてメールのチェックを行っていなかったと書かれていました。私が出したのは共産党議員団のメールアドレスです。議員は減りましたが3人います。この一ヶ月間メールをチェックしていなかったというのです。(私はこの話はあながちウソではなく現実だと思います。インターネット等を活用した党活動が全く考えられていないのだと思います。)

 共産党は30年ぐらい前から同じやり方で党活動を行い時間が止まっているのではと思われます。

  赤旗拡大一辺倒の党活動は、すべての点で党の弱体化を招いています。


  江戸の狂歌 「白河の清き流れに魚住まず 元のにごりの田沼恋しき」
                                       23年10月23日記載
  あるいは、「世の中に鈴虫ほどうるさきものはなしりんり(倫理)といふて夜もねられず」というような江戸の狂歌・川柳を中学の社会でならったことを覚えています。
 最近の赤旗も「政治と金」の問題に力を入れ、小沢氏の問題や前原氏の外国人からの献金問題に力を入れています。しかし何かおかしいと思いませんか。清潔な政治が大切なことは良くわかります。しかし政治に求められているのは果たしてそれだけでしょうか。政治家をお金(倫理)面で追い詰めつぶしていくことが正しいのか疑問に思います。

  たとえば、前原氏のこの問題を取り上げた赤旗は(今現在手元にないので記憶だけですが)外国人から政治献金を受け取るという見出しを掲げ、サブ見出しに暴力団関係者からも献金か?見たいな記事になっていました。この見出しの最大の誤りは外国人と暴力団を同列に扱い、あたかも外国人は「悪い人」とのイメージを振りまいたことです。

  共産党は外国人の地方選挙権での参政権付与にも賛成しており、その立場からこの問題に対する発言を行うべきでした。古くから顔見知りの焼肉屋のおばちゃんの5万円の献金が、政治にどのような影響を与えるのでしょうか。法律違反だから議員辞職すべきだという言葉にはあきれ返ります。
  この問題で共産党が主張すべきであったのは、外国人の政治参加を促進する立場から、政治資金規正法のこの条文が外国人の人権を不当に奪うものだと主張すべきでした。 話が長くなるので小沢問題はおきますが、これも村木事件に見られたような検察の暴走が、国民の前に明らかになった状況下で、この視点からの追求を疎かにしたら、お金の問題は取り締まれても、民主主義の形骸化に手を貸すことになります。

 マックス・ウエーバーは「職業としての政治家」の中で、政治はどこまでも政治であって「倫理」ではない。その意味で政治一般に対するセンチメンタルで無差別な道徳批判は、百害あって一利もない。」と言っています。

  政治と倫理の問題は、倫理のみが上回り、政治家としての実力や能力を評価しないと結局政治そのものがダメになってしまいます。


  共産党は「職業としての政治家」を本当に育てているのか?
                                                  23年10月29日記載

   最近政治家といえば松下政経塾育ちの政治家が目立ちます。(野田総理もその一人です)。つまり政治家とはそれなりの資質を持ったものにそれなりの教育を施さない限り一人前の政治家は育たないのです。

  共産党は、「政治と金」の問題で一貫して政界の浄化を目指し奮闘しています。そして金権政治の一掃の戦いで一定の成果も挙げてきています。しかしこれもマンネリ化し、すでに国民の政治に対する期待の中で主要な柱から一歩後退しています。

  政治と金の議論を続けていくと、政治家という職業が倫理性の高い人物でしか勤まらなくなります。しかし政治の根本は「権力の奪取」であり、それぞれ個人の権力欲や野望に裏打ちされている側面があります。そこに魅力がある面もあります。橋下知事の魅力(人気の高いのも)もこのようなところにあります。

  共産党の政治家は確かに清潔です、しかしそこには政治家としての「ギラつき」がありません。無味無臭で人間としての個性・魅力が見えません。それは個人としての野心が去勢され党のために働くという、サラリーマン化した政治家になってしまいます。

 今回の一せい地方選挙でも、高槻市では共産党は府議会選挙で14447票、市議会議員選挙で12451票と減らしています。これに対して公明党は府議会選挙で23529票、市会議員選挙で26273票と増やしています。公明党は市会議員選挙で約12%の票の上積をはかっていますが、共産党は14%減らしています。ここに共産党の政治家の最大の弱点が出ています。それぞれが政治家個人として魅力を持ち票を獲得しているのではなく、組織票のみで戦っているからです。

  共産党の市会議員の候補者を見ていると政治家ではなく、単なる共産党の事務員のように見えます。共産党という政治組織を維持するため議員を出し、その費用で活動家を支えているような側面が伺われます。こう指摘すると誹謗中傷だと言われると思いますが、活動実態がそれを物語っています。

  議会では市会議員はあらかじめ発言通告を行います。市の職員は議員控え室に日参し、何を質問するかを聞きだし、それに対する回答をあらかじめ作成し、答弁者が答弁できるように準備をします。共産党の議員控え室に質問とりにいった際、まだ党から指示が来ない、何を質問するのかわからないという言葉が返ってきます。議員個人の政治的力量で戦うのではなく、党の指導(原稿をいただいて質問する)これでは政治家でなく単なる事務員です。

  市会議員には議会が開かれているか否かにかかわらず毎月議員報酬が出ています。ということは、365日昼夜を問わず市民のために働く必要があります。私は共産党の議員団のメールアドレスに、特定の人にこのメールを渡してほしいと頼みましたが、その返事が一ヶ月経過して返ってきました。その際、「メールチェックを行っていなかったので気がつかなかった、確かにいただいたメールは指定されたかたにお渡しした」というメールをいただきました。議員が3人(今回の選挙で5人から3人に現象)いて一ヶ月間誰もメールをチェックしなかったこの実態は、だれも議員活動をしていなかったこと証明しています。

  また、私の意見書の「数の多さと、脅し」の内容を見て、二人の市委員が尋ねてくれましたが、この際、「私のような意見や苦情が数十通寄せられているのに、私の家にだけ来た。」と恩着せがましく言われたが、市民からの貴重な意見に全てソッポを向いていることを思わず白状されたことになります。これが共産党の実態、共産党の政治です。

  確かに「政治とお金」の問題は重要ですが、議員報酬を受け取りながら、議員活動をせず党活動に専念することも問題ではありませんか。さらに国民(市民)意見に耳を傾けない政治家が果たして真の意味で政治家といえるのでしょうか。

 「職業としての政治家」としての必須条件は何か、それを共産党はどれだけクリアしているのか、おそらく「清潔さ」以外は全て落第点だと思います。その辺に市民は気がついています。橋下氏みたいないかがわしい政治家でも、政治家としての感性を備えているからあれだけの支持があります。政治的支持は赤旗の部数で決まるのでなく、政治家本来の能力に負うことが極めて大きいといえます。

 「清潔さ」はその一つのメルクマールではありまが、主要な課題ではなく、むしろ政治家としての能力のほうを国民(市民)はもとめています。この勘違いを克服しない限り共産党の躍進はないと思われます。


◆橋下知事の功罪、個人的野心で「独裁」を狙っているが
       彼は政治とは何か、政治家とは何かを示してくれた。
                                                     23年10月31日

  橋下徹は稀代のペテン師であると同時に、優れた政治家でもある。私はこの間「職業としての政治家」とは何かを考えている。共産党は「職業としての政治家」の概念がなく、全ての議員を「事務員」にしてしまったことが最大の失敗ではないかと思っている。

  共産党の議員の役割は何か、国会議員レベルはわからないが、市会議員、府会議員レベルは、議会活動より党務に専念している。その主要な内容は赤旗の拡大、配達、党員の拡大、支部活動の指導等と思われる。天下国家について議論する暇さえない。四六時中走り回っている。みんな人のいい人だ。

  しかし、共産党の最大の誤りは赤旗を中心とした党活動に全てを押し込んでしまったことである。この人は政策能力が優れている、この人は演説がうまい、この人は大衆運動に長けているといったいろんな人材を発掘し育てていない。

  赤旗を増やし、党の支持者を増やし、そして選挙で勝利する。選挙での勝利は赤旗の拡大の裏づけがない限り絶対にありえないという図式を共産党は作り出してしまった。そのため全ての党員は(議員も全てが)赤旗拡大のノルマの中でつかれきっている。天下国家の問題を議論する暇など全くないのが共産党の現状だ。

しかし、橋下徹は政治とは大衆の気分感情をつかむことだ、指導者の持っているアジテータとしての力量が、雌雄を決することを見せてくれた。(小泉元首相が手本になっていると思われるが)

  私は子どもの頃、父親と遊んだ記憶は一切ないが、、父親に連れられて京都の丸山公園で政談演説会に行ったことは覚えている。そこには大衆の熱気があった。また二条城の近くに住んでいたのでメーデーも良く見に行った。そこにも労働者の戦う姿があった。(私はそれを見るのが好きだった。)さらに選挙になればいつも新聞を見ていて、自民党と社会党の力関係が変らないのを見て、この国の政治は永遠に変らないのだろうか思っていた。高校生のとき、円山公園の近くの映画館に行こうと思って電車に乗っていたら、大学生のデモに遭遇した。「偉いな」と思った、私が大学に入ったらこの運動ができるのだろうかと思ったことがあった。

  大学に入り、私も学生運動に足を踏み入れた。そのころの私の生活は充実しており、我々の運動で世の中は変ると思っていた。(現に共産党は選挙のたびに倍倍に伸びていた)そして就職し、そこでも活動に明け暮れたが、それなりの充実感があった。黒田革新府政ができ、1973参議院補欠選挙でくつぬぎタケコさんが森下仁丹を抜きトップ当選した。このころは本当に共産党が多数になることは近いと思っていた。

  ところ1972年「新日和見主義批判」なる大論文が赤旗に掲載された。そこでは我々の学生時代の運動等が批判され、大衆運動を通じて革命をという路線は批判され、赤旗拡大により地道に党支持者を拡大し、選挙で勝利するという方針が確立していった。
  私は現在この論文を持っていないが、覚えているのはパッション(情熱)を梃子に大衆を組織するような運動は間違っているという批判があったように記憶している。

  なぜ、我々が大学時代感じた「胸沸き、心躍る」ような感情はだめなのかと思ったがその後の党活動は大衆から離れていった。

  橋下徹のやっていることは共産党が否定した、大衆の心情をうまくつかみ扇動している行為である。(これがペテン師的演説になっているところに問題はあるが)労働者の賃金が下がり、大学を卒業しても就職先はない、また年金はだんだん切り下げられ将来の展望のない閉塞感があるこの社会で、「既存の秩序をぶっ潰す」という訴えに府民の4割が賛同するこの現象は、府民は何らかの形で既存秩序と戦うことを求めているが、その気持ちの持っていく場所がないことの表れだと思う。橋下徹はこの気持ちに入り込み扇動して府民から喝采を受けている。

  共産党はパッション(情熱)を否定したが、この間起こったジャスミン革命も全てはその国民の耐えがたき不満を引き出し運動化したことによって成功している。こうした大衆の気分を正確に捉え、それを運動にする力こそが「政治」であり、橋下徹は、政治とは何かを改めて示してくれた。この日本にも立ち上がりたい国民はたくさんいるのである。それを運動化できる政治家(職業としての政治家)がいないのである。 
  
  ついでに蛇足ながら、共産党はなぜ橋下徹に人気が集まるのかを把握できず、相変わらず旧WTCの購入は間違いだと批判している。この批判では橋下徹は痛くもかゆくもなく圧勝に終わるであろう。(ただこの間の週刊誌の批判は橋下徹人気には相当打撃を与えるだろう。)
  しかし週刊誌の批判は正しくなく、人権問題であり、共産党がこれに手を染めてはならない。正論で堂々と勝負すべきである。


歴史の皮肉・・・・ 牙を抜かれて共産党に魅力はない。


 共産党は革命政党である。(現在はそのことをほとんど語らないが。)40数年前自民党等は共産党は暴力革命を企んでいると攻撃してきた。その際の共産党の回答は基本的には平和革命を目指しているが「敵の出方」によっては暴力革命もありえるというものであった。しかしこれも揚げ足を取られ、やはり暴力で権力を奪取しようとしている執拗に攻撃が繰り返され、共産党は完全に暴力での革命を放棄し、「議会を通じて(民主連合政府を樹立し)まず資本主義国内での秩序ある社会の実現を通して最終的には国民の同意の下社会主義社会へ踏み出す」というのが現在の路線だと思われる。
  そこで共産党は、暴力革命のイメージを払拭するためさまざまな努力を行った。例えばポスターを富士山にするとか、正月版の朝まで生テレビでも穀田議員だけ着物で参加しているのもその一貫である。そして選挙のスローガンも今回の大阪知事選の様に「安全・安心の街づくり」とまさに警察の標語みたいなスローガンを掲げ、我々は絶対に大衆を組織して国会を包囲するようなことは無いと、国家権力にこびている。

  しかし、共産党は大きな勘違いをしている。国民が共産党に求めているのは、国家権力と戦うことであり、労働者や農民などの生産者の立場に立った戦いを組織することである。

  現在アメリカを始めとした国民は富が特定の人に集中し99%の人間が貧困にあえいでいると戦いを始めている。日本では久しくこうした大衆の決起が見られなくなっていたが今回の原発事故で初めて、大きな大衆的な行動が始まった。

  小泉や橋下徹の登場で、日本国民は総中流意識で戦うエネルギーがないという評価が誤りであることが判った。小泉と橋下徹は同じフレーズを使っているそれは「ぶっ壊す」である。こんなことを共産党が言えばまた暴力革命と言われると思い共産党は「安全・安心の街づくり」とまさに安全パイのスローガンを掲げている間に革命的なスローガンはむしろ、右翼的な政治家に奪われてしまった。しかもこの「ぶっ壊す」という無政府主義的スローガンが国民の心を捉えつつある現状をどう評価するかは極めて重要である。

  これは、日本社会が急速に格差社会に突入し、国民の不満のマグマが充満していることのあらわれである。こうした国民の感情の変化をいち早く察知し、それを組織していくのが政治家である。なぜ小泉や橋下徹が成功したのか、裏を返せばそれらの人達の思いを共産党が組織できなかったからである。

  共産党は議会を通じて革命を行う、決して大衆の蜂起など組織しませんと躍起になって権力側に説明しまわったため、大衆の気分感情が判らなくなり、地道に赤旗の拡大、選挙の票読み、誰が見ても文句の付け所のないスローガンで日夜奮闘しているが成果が上がらない悪循環に陥っている。

 「安全・安心の街づくり」このスローガンでは国民は絶対に組織できない。共産党の最大の誤りは全ての人が一致できるスローガンを掲げることである。共産党は革命政党である。共産党は階級政党である。基本的には階級的利害関係のあるスローガンを掲げない限り絶対に大衆は組織できない。

  この間で言えば、一せい地方選挙の原発に対する方針「安全点検」は全てが一致できるが戦いにならない。原発廃止、原発ゼロを掲げて初めて戦いになる。共産党は原子力の安全点検を掲げて選挙で敗北した。世田谷区長選挙で保坂氏が脱原発を掲げて勝利したことに慄いた。「戦わないものは負ける」これほど明確に証明された事例はない。共産党は原発ゼロに舵は切ったが、大阪知事選では未だに腰が定まらない。「独裁ノー」の声明を出しながら、一方では未だに「安全・安心の街づくり」で宣伝している。政治が判らなくなった共産党は、単なる新聞屋さんだ。


  バカも休み休みに・・・・高槻民報は問題だらけ
                                                                                        平成23年11月6日記載

  今日は私のサイトの開設日、あせって原稿の整理をしていると、高槻民報が出てきた(2011年4月27日号)このビラの選挙結果が私の書いた記事と違っている。

  あわてた「失敗だ、あせってこんな失敗をしている。全部見直さないと」と計算機片手に計算をはじめると、なんと高槻民報の計算が間違っている。それも足し算も、割り算も間違っている、何たるいい加減な政党だ。

  高槻民報の記事(誤り)                      (正しい集計)


今回(2011年) 前回(2007年)
   得  票   得  票
A候補 2621 2818
B候補 2231 2459
C候補 3111 2899
D候補 2554 3741
E候補 1935 2578
 合 計 12577 8.60% 14495 10.48%
※当日の投票者総数147832人
※赤は足し算の間違い、率も12577を正しいとして計算しても
  答えは8.51%(2重の誤り)
※得票数の水色は当選者、白色は落選者(5名から3名に)




 



左の票の合計欄以下が正しい
12452 8.42%
 
 この一覧表は、5月に発行された、「街の灯」(地域新聞)にもそのまま引用されてる。(間違いに気づいていないようだ)