参政党:神谷宗幣氏の発言が面白い。怪しい面もあるが共産党は学ぶべきところもある。

 

令和4(2022)年8月21日


  昨日、ユーチューブを見ていたら。18日付のBS日テレの「深層NEWS」の番組が目に入った。私は先の参議院選挙で「参政党」が一人受かったのは知っていたが、この政党はどういう政党かに全く興味を持っていなかった。
 たまたまユーチューブで勝手に順番がきてこの番組を見る羽目になった。見始めてこの参議院議員神谷氏にものすごく興味を抱いた。なぜかというとこの男は私が全く知らなかった参政党から出馬し比例代表で1,768,349票獲得し当選した。ちなみに共産党は3,618,342票、社民党は1,258,499票です。昨日今日できた政党がこれだけ票を獲得したのか私はビックリした。
 テレビでの見た感じは好青年(44歳)で人を引き付ける能力があるように見えた。もう少しこの政党、この男に迫ってみれば、参政党の政策は、
※3つの重点政策
   1.子供の教育
   2.職と健康、環境保全
   3.国の守り
 だそうだ。
  SNSを中心に広がった政策には、「マスク着用の自由化」と「ワクチン政策の是正と救済策」があり、現に彼の街頭演説では、多くの聴衆(1000人位)が集まり、テレビで見る限りはみんなマスクをしていない。すごい集団である。

司会者からなぜノーマスクかと聞かれた際、
 神谷氏は「マスクを着用せよ」と言っているのは、日本の政府だけでしょう、欧米は既にマスクをはがしている。(この方が正しい)と言った。さらにみんながマスクしている際にこの政策は不利かと思ったが、メディアが一方通行、そして政府も同じ方向を向いていいるとなったときに、アンチテーゼを出さないと民主主義が機能しない。批判されても、きちっとそういう人たちの受け皿になろうと党で決めたと言い切った。マスク問題等は土曜日の9:30朝日放送の「教えて!NEWSライブ正義の味方」という番組がありますが、そこで毎週コロナの問題が出ます。元厚労省医系技官の木村盛世さんが出演されており、いつも「政府のコロナ対策は間違ている」と指摘されている。政府の言い分が全て正しいより、こういう批判は脚光を浴びる。

 私がこの参成党に一番驚いたのは、1万人でこの党を立ち上げ参議院選挙に臨もうと思っていたがあれよあれよ言っている間に、参加者は10万人になったし、資金も5億円以上集まったという報告である。共産党がいくら党員を増やそうと思っていても増えないのに、この党は共産党が最もほしい10代から50代の指示が一番多いとのことであった。参議院選挙の出口調査で(どこの選挙区かは覚えていない)が、自民党・立憲民主党が多くその次に
維新・公明・参政が8%だったの報告もあった。
 あまり褒めてばかりでは、かいって聞いてもらえないと思うが、確かに怪しさはある。それは、勝共連合との関りや、ユダヤ系資本の話などいかがわしさは感じる。

 ただ私が一番共鳴できたのは、司会者が「何でこれだけの票を獲得できたのですか」と聞かれた際、既成政党がどうして票を獲得しているのか調査し、そのやり方を「全部パクッタ」からと答えた。その時、アシスタントの女性のニュースキャスターが慌てて、「真似をしたということですね」と助け船をだした。

 この発言を聞いて私はこれだと思った。党員を1万から10万人に1年で増やすことが出来る方法もあるのだと、共産党は赤旗と党員を増やせば党の躍進がはかられると言いながら毎年減らしている。もうこれ以上減ったら共産党は破滅するまで追い込まれている。なのに参政党は1年も費やさず、1万から10万に増やした。その武器は「SNS」である。
 今日、テレビで国会中継を行っていたが、自民党の若い女性議員がNHKの受信料をSNSを介在して徴収するということを考えているらしいが、そんなことはすべきでない。今の若者はテレビなど見ていない。イギリスの例を出し、「テレビを持たない者から徴収するのは間違いだ」と批判していた。最初はN党の議員かと思ったが自民党の議員であった。
 時代は移り変わろうとしている。テレビも過去のものなら、新聞も過去のものになりつつある。時代に逆流して共産党の躍進は絶対に果たせない。神谷氏のパクリが正解である。私は前から、この人に投票するに至った動機は何か、政党が好き、この人物が好き、赤旗が推薦していたからとか何で投票しようと思ったのか調査する必要があると思っている。それに波長を合わせない限り選挙は絶対に勝てない。


 実は今度の選挙で共産党は相当ショックを受けたと思っている。捲土重来を期すため皆さん方の力を貸してほしいと下手から出てきた。 私はこのHPを3.11の東日本大震災(私の定年退職)から初めた。共産党の選挙戦術の誤りをずっと追いかけてきた。
 その中から30本の文書を抜き出し、共産党中央委員会に送った。3.11後にも15件の「意見書」を送ったが完全に無視された。私は最低限私の出した「意見書」を受け付けたと返事をくれないかと懇願したが、何の返事もよこさなかった。(大阪府委員会も) あれから11年が過ぎようとしている。共産党が市民の声を聴くように変わったのか、それとも批判は一切受けないという姿勢を今も守っているのか、確かめてみたい。と思っている。
 共産党中央に送ったこれらの文書は2012年から2022年の間に書いた文書です。 この31篇の文書は2〜3日後に掲載します。宜しくお願いします。