点字ブロックの不適切な設置(阪急南茨木駅)


平成30(2018)年11月4日


阪急南茨木駅ホームの点字ジブロックの上に構造物を設置

 10月26日万博公園の「花の丘」でコスモスが咲いているという新聞記事を見て万博公園を訪れた。高槻から阪急で南茨木に行きそこからモノレールに乗って万博公園についた。園内は広く、花の丘にたどり着くまで800メートルほど森の中を歩く散歩道のようで気持ちよかった。
 花の丘はコスモスが一面に咲いており、色々な品種のコスモスが咲き誇っていた。
 帰り道、南茨木駅についてホームに入ると異様な光景に遭遇した。点字ブロックの上に構造物が立てられ、点字ブロックが完全に遮断されている。しかもそれにぶち当たって右によけようとしたら柱があり、そこでも行き先を遮られている。左側に回れば線路側になり危険がある。私は京都側のホームで気が付いたが、大阪方面行のホームも同じように構造物が立てられ、その迂回方法を示した点字ブロックはない。なぜこのような危ない構造物が点字ブロックの上に設置がなされているのか阪急側の無責任さと市民の無関心さに驚いた。

点字ブロックの不適切設置 一斉点検へ

 不適切な点字ブロックは、全国的にどの様な認識がなされているのか調べて見たが、千葉県の議員が積極的に取り上げていた。さらに茨木市はこの問題に対して積極的に取り組んでいる市だと分かった。インターネト上に「第4回茨木市バリやフリー基本構想協議会」説明資料(平成27年7月22日)というのが公開されている。20頁以上の立派な資料であり、「3南茨木駅周辺地区」という頁があり、問題のある写真が24枚も載っているが、この事例は載っていない。不思議な資料である。
 以下にこの不適切な点字ブロックの写真を掲載するが、なぜ誰も茨木市民はこれに突っ込みを入れないのか事実関係は不明である。