赤旗を読んでいるとその間抜けさに腹が立つ(本当に戦う気があるのか?)


平成29(2017)年6月17日


赤旗の加計学園記事は、紙面間で調和がとれず、バラバラな思想で書かれている

 
  6月17日赤旗は、文部省の追加調査の結果を受けて。「加計問題」を一面トップっで取り上げている。関連紙面は、2面、3面15面にもあると書かれている。
 一面の追及は「官邸の意向明らか」「内閣府メールに萩生田副長官の指示」「参院予算委員会」「小池書記局長が追及」という見出しで論陣を張っている。

  二面では、【主張】で「文部省はあった、疑惑は深まった」という記事を載せている。その結論は「国政をゆがめた疑惑の幕引きを許さず、首相に説明責任を果たさせ、国会での徹底究明が重要です。」締めくくっています。

  三面では、「『加計ありき』明白」「副長官関与 否定根拠示せず」「スケジュール今治市が

前提」という記事を載せている。この記事もよい。

問題は赤旗15面【社会】の「加計学園疑惑」の記事である。(中身が全くない)

  この15面の赤旗の「加計学園」記事は、全く間抜けな記事になっている。おそらく 時事通信等の配信記事をそのまま載せたものになっている。その見出しは「文部省調査と食い違い」「内閣府が加計調査公表」「学部新設の場でも『総理指示』」という記事が載っているが、客観的な情報で、怒りや、批判が全くない。

  ちなみに毎日新聞の28面【社会】では、怒りや追及が基本的「柱」になった主張になっている。その見出しを拾と「政権 責任なすり合い」「首相、核心をそらす」「『スパイ注進』文科反発」、さらに「誠実に向き合え/自民党内にも反発/記録ない側不利」と三人の識者の意見を載せている。さらには「『怪文書』発言を菅官房長官撤回」という記事も載せている。この迫力・気迫が全く違う。

 赤旗は加計学園で日和ながら、「森友学園」攻撃には熱心である。


 赤旗15面【社会】では、加計学園では力が入っていないが、森友学園追及には相変わらず紙面を割いている。見出しは「森友学園を強制捜査へ」「大阪地検」という記事を載せている。結構紙面を割いてこの記事を解説している。

 毎日新聞にも載っているかと調べたがら、毎日にはこの記事はなく、ひょっとしたら毎日は記事が速いから前日かと思って調べたら、16日朝刊で「近財の職員を参考人招致へ」「『森友』で大阪府議会」という記事を載せている。   何回も同じことを書くが、官邸の森友・加計学園問題対策は、籠池氏や前川前事務次官が如何わしい人物かを宣伝し、国民の関心をそちらに引き付け、事件の終止を図ろうとしている。赤旗は、何の警戒悪心もなく、検察側が発表した報道(籠池攻撃)を流し続けてている。

 毎日新聞と比べても赤旗の籠池攻撃熱心さにはあきれ返る。この熱心さを加計学園問題(安倍批判)に割いてほしい。なぜ加計学園問題での記事が山ほどあるのに、その紙面を割いて「森友学園」の記事を載せるのかその真意が分からない。悪く言えば、「国民の加計学園批判」隠しにも見える記事である。