市委員会の対応の問題点


日本共産党市委員会 W様

                                                                                                                           平成23年9月21日

 市委員会のメールアドレスが判らないために、市議団のメールアドレスにお送りします。何回も同じお願いですが、ついたかついていないのかわかりません。メール確かに受け取ったこれを返してもらえませんか。お願いします。

以下が本文です。

 W様、今日は、私の家まで来ていただきありがとうございました。

 久しぶりに共産党員らしい人に会って、会話は非常に楽しかったです。再生の可能性がまだあるのだなと思いました。Wさんの会話は、柔軟で相手を受け止め飲み込む力を持っておられます。感心しました。(共産党員がすべてこうであったらなと思いました。)

 ただ、この会話の中で見逃せない問題があります。

 1点目は、それはAさんが私の家に電話してきた日付を4月中だと主張され、「原発の安全点検」という自己の主張に間違いはなかった。(党の政策変更前だったから)と主張されたことです。

 私は、「5月に入って相当時間も経過しているのに、未だにそんな馬鹿なことを言っているのか」とその時点(電話で)で貴方を相当「罵倒」しました。貴方はだから「最新のビラを作成した、それを見てくれと」何回も同じ主張を延々と繰り返され、私も根負けして「罵倒」をやめ、新しいビラを見ることを受け入れ、電話を置きました。

 そして送られて来たビラを見て「原発撤退」になっていることを確認しました。(ただ、疑い深い私はこのビラは、私の対策のためにのみ作られたのではという疑念を今も持っています。)

 今日の話し合いで、私は、5月に入ってから、それも15日前後だとお話しましたが、私と電話で話したのは4月中だと譲られませんでした。(なぜなら5月1日に志位委員長が原発ゼロ戦減を行っているのに、それ以降に党の政策は「安全点検だ」と主張したとすれば、自己のおろかさが白日の下にさらけ出されるからです。)

 しかし、Aさんは決定的な弱点(証拠)を残しています。貴方は、私に「だからビラを見てください。」と延々と言われ送られてきたビラが私の手元あります。発行年月日は、5月15日です。

 貴方が電話してきたのは、5月15日以降だということは明白です。なぜこのような明らかなことを貴方は嘘をつかれるのですか。(おそらく嘘をつく思いはなく、事実関係を正確に捉える力量がないのだと思います。なぜ私が、感情むき出しであれだけ怒ったのか、それは5月1日をまたいでいるのに、党の政策は「原発の安全点検だ」と貴方が言ったからです。なぜ私があそこまで怒ったのか、その想像力があれば、5月以降に党の方針と違うことを発信したからと気付くはずです。・・それを気づかない鈍感さが私は許せないのです。)

 なお資料別添でお送りします(ファックスの発信日付も出ています。)

 

  2点目は、Wさんが言われた「私の意見書は上から目線」だという発言です。その指摘は当たっています。私が生意気なことは十分承知しています。生意気に出ない限り、共産党は絶対に無視すると私は思っています。(ある意味では私は脅しをかけているのです。それぐらい真剣だということを理解してください。)しかし「苦情」というものは基本的に上から目線で行われるものです。   

  資本主義社会の一般企業においても苦情はすべて上から目線で行われていると思います。この「苦情」をうるさいと思うか「宝物」と思うかで、企業の今後の成長がかかっているのです。

  私がお話したのは、こうした資本主義社会が実現している常識を学びませんか。そうした土台の上に共産党を組織しないと、今後の党の発展はないのでという主張が理解されていない発言です。

 昔、三波春夫の「お客様は神様です」という言葉が大流行したことがあります。その際のみんなの感情は、「川原こじき」的発想だと捉えていたと思います。(差別的意識ですが)そこまで卑下して人気がほしいのかと。しかしその後何十年かが経過し、今日では資本主義社会では「お客様は神様」という思想を貫かない企業は存在すら脅かされます。(雪印乳業や京都吉兆がその事例です。)こうした資本主義社会での物事の判断基準の変化に全く気づいておられません。それが最大の問題です。反転攻勢のバネはこのような所に眠っています。

 Wさんの言われた「上から目線」そのとおりです。しかし、苦情を受ける側はそれを我慢し旨く納めることが苦情処理の原則です。公党である共産党は、国民のために働くのです。だから政党助成金をもらうことをなんら恥じることはありません。その代わり、国民目線で「国民の僕」となって働くのです。その決意が求められているのです。

 その場でも言いましたが、私は上から目線です。それは公党に対する国民の権利だと思っています。共産党こそが、勘違いして(麻生総理のように)「下々」という目線で見ておられるからそのような発言になるのです。一介の市民が、公党に対して生意気な発言をしたら、「寄らば斬るぞ!」の思想です。(気づいておられないのですが、こういうところに本心が出るのです。)

 せっかく来ていただきましたが、あなた方の説得は私の決意を変えるものではありませんでした。(Wさんの人柄には魅力を十分感じましたが)10月以降、私はこの経過を世間に打って出ます。

 共産党が市民から信頼される政治的力量を回復することは急務です。そのため敢えて問題点の提起をし続けます。是非改革してください。