大阪民主新報のとんでもない間抜けな記事

  共産党は政治家を育てていないが、政治記者も育てていない。

    育てているのは新聞の拡販員だけ・・これでは政治の主導権は握れない。 


 以下の内容は、他の記事の一部だけを抜いたものです。
 
原典はこの文書の中にあります。

   共産党の原子力政策は何か(いまだ揺れ動いている)
        「さよなら原発」一千万人署名が原発反対の運動の主導権を握る。

 大阪府委員会は、あまりにも問題があるので、ここで再録しました。


 大阪民主新報(6月17日付)一面です。ページ一面を使って原発再稼働も消費税もノー!!」という記事を載せています。上半分が原発の記事です。この見出しが「原発メリット何もない」というものです。この見出しを見ておかしいと思わないものは、全くの政治音痴です。


今、原発問題は人類の生存に関わる問題として戦われているのです。大江健三郎さんは、さよなら原発集会で「原子力によるエネルギーは必ず荒廃と犠牲を伴います。」と主張しています。「何かメリットがあるか否か」の戦いをしているのではありません。国民の半数以上はすでに絶対反対です。(注1)

共産党がいくら原発反対を叫んでもこんな見出しを出している限り、危機感とか決意が全く伝わりません。これでは誰も信用してはくれません。

注1:本日付(6/17)毎日新聞は社説で、「脱原発の流れを止めるな」という記事を載せている。
    (大阪民主新報より反原発の立場を取っている)その記事の中に、毎日新聞が行った世論
     調査を載せている。大飯3,4号機の再稼働を「急ぐ必要はない」と答えた人が71%に達し
    た。「夏までに原発が稼動せず、家庭や職場で電気の使用が制限された場合、あなたは
     我慢できますか」との問いには、77%が「できる」と答え、「できない」の19%を大きく上回って
       いた。と発表している。