相いも変わらず共産党の間抜けな姿をさらしだす!


                                                 平成25(2013)年6月10日


 私は高槻市の共産党の間抜けさをこれまでにも多く指摘してきたが、最近見聞きした間抜けさ三題を書いてみる。

<駅頭での演説>

  まず選挙が近づいたが、共産党の駅頭での演説が開始されない。公明党はすでに立ち始めている。先日やっと共産党の駅頭での演説があった。私は布陣を見たが年寄りが5〜6人がビラをもって立っているが。ビラを配布する気が全くない。ただ立っているだけである。私は通り際に必ずビラを受け取るが、それは私から手を出してビラを請求して、初めて手渡される。

 先日の場合は駅への人の流れに沿った位置には誰も立っていない。みんな人の流れを避けて立っている。結局ビラをもらえずに通り過ぎた。

 駅頭での演説の際は、何人が応援に駆け付けたか、ビラを何枚渡したかなど課題設定を行わないと、折角駅頭で演説しても効果が薄い。

<共産党の事務所>

 私は出勤の際、共産党の事務所の前を毎日通るが、事務所のポスターはいつも同じである。(事務所のポスターは常に中央から配布されたものを活用し、高槻市で作る習慣が無いからである。)

 この間で言えば、橋下氏の従軍慰安婦を巡る発言や、オスプレイの大阪への配属など、橋下氏の暴走を批判するポスターが全くない。6月9日付け大阪民主新報を見れば、一面トップは、「直ちに公職からされ」「行き詰る橋下・維新」という見出しが躍っている。また同じ一面には「松井知事・橋下市長」「オスプレイ訓練 大阪で」「各団体、日本共産党が抗議、撤回要求」という見出しがある。

 高槻市委員会は、これらのスローガンを手書きかワープロなどを使いポスターを作成し、事務所に貼るような臨機応変は活動ができなければ支持を伸ばすことができない。

 ポスターは中央から送ってくる物というような指示待ち主義では、刻々と変わる政治情勢に対応した戦いを組織できない。こんな簡単なことをなぜ思いつかないのか分からない。

<「日本共産党演説会」のチラシ>

  日本共産党の演説会が、主催「日本共産党・島本地区委員会」で6月14日に開催される。そのお知らせのチラシが今日(8日)の赤旗に折込まれていた。

 この演説会は、何のために行われるのか、何を訴えたいのかを把握しないままにこのチラシが作成されている。いつも指摘するが、思いつくままに知っている語句を適当に配置するのが、チラシではない。何が訴えたいのか、その意思が伝わるかを真剣に考えて作成する必要がある。(日本共産党演説会チラシ参照)

  この演説会の目的は、参議院選挙勝利の為に開催されると思われるが、このチラシで一番目に入るのは、「福島の現実が、直接聞けます!」である。またそれに符合して、弁士の名前が下に書かれているが、やはり一番目立つのは、「福島県会議員宮本しずえ」氏である。その次に目立つのが、「たつみコータロー」氏である。(活字のポイント数が違う)なぜ参議院選挙前に、参議院選挙の候補者より、福島県会議員の名前の漢字のポイントが大きいのか全く分からない。

  これが有名人であり、この名前を出せば人が集まるのであれば、その者の名前を大きくすることはあるが、福島県会議員の名前を聞いても誰も知らず、なんら効果が無いのにこの名前を大きくしたのは政治音痴である。(謙虚である大阪府会議員の宮原たけし氏の名前は、福島県議の四分の一ぐらいの大きさでしかない。)

  つまりこの名前の配列を見れば、この演説会は「福島の現実」がメインであり、「アベノミクス」がその次で、橋下の従軍慰安婦発言や、オスプレイはそれほど取り上げる気が無いことが分かる。一斉地方選挙以来常に橋下氏との対決を避ける高槻市党の意図が分からない。

  もう少し細かく見れば、見出しは「福島の現実が直接聞けます!」がメインで次が「アベノミクスで日本はつぶれる?」であるが、話の内容に触れた部分では。「収入をふやし、雇用を安定してこそ日本は良くなります」が中心になっている。さらにその内容が3つ書かれていますが、その一番が消費税。二番が福島の現実、三番目が橋下維新の会と列挙されている。

  おそらくこれは、一番をたつみコータロー氏が語り、2番を福島県議が語り、三番を大阪府議が語ることを表しているのであろう。そして時間配分は、大阪府議は短い挨拶程度という事を表していると思われる。

 そう理解したとしても、なんで福島県議の名前の活字のポイントがなぜ一番大きいのか、なぜ演説会の話の内容で、福島の現実が最大の課題になるのかは、橋下・大阪維新の批判はどうするのか、参議院選挙を前にして疑問が残るチラシである。