投稿していただいた記事(平成26(2014)年分)

「ルールある資本主義」は資本主義の延命策です。黒岩 洋祐    
送信日時:2014/12/28 11:34:02

 アベを倒すには資本主義を葬ることです。アベノミクスはすでに瀕死の状態の資本主義を生き返らせようというあがきです。
 「ルールある資本主義」も同じく資本主義の延命策です。不破・志位共産党もブルジョアジーをご主人に頂き「アベ等より上手く資本主義を守りますからご安心ください」というものです。
これでは青年を結集できません。低投票の背景はどの党派・どの政治勢力も資本主義打倒については一言もありませんでした。

 2014年3月に発売された水野和夫氏の「資本主義の終焉と歴史の危機」が20万部を超えるベストセラーになっています。読了をよびかけなくてもです。自民党の重鎮たちをあてにしなくてもこの人たちと力を合わせることのほうがあてになるのではありませんか。

  共産党は誰を組織しようとしているのか判らなくなりました。  エガリテ
平成26(2014)年12月31日


 投稿ありがとうございます。
 ご指摘の通り、私も自民党の重鎮を担ぎ出し、共産党が正しいの、今の共産党の堕落を表していると見ています。このような宣伝で国民の支持が勝ち取れると思う指導部の頭の構造はおかしいのではと思うくらい間違った方針です。
 共産党は権力と対決しないことが、自らの躍進につながると考えている節があります。今回の選挙戦でも、共産党は安倍政権が狙っている「海外で戦争できる国」づくりに反対するのでは無く、消費税10%値上げ反対で戦いました。確かに共産党の票は飛躍的に伸び、当選者も8名から21名になりました。
 これは確かに勝利です。しかし本当にこれでいいのでしょうか、安倍政権の本当の狙いと対決せずに戦って例え一時的に勝ったとしても、安倍首相の推し進める「憲法改悪」路線はまた一歩前に進んでいます。
 選挙での勝ち負けを共産党の議席の増減だけで見ていては、敵の戦略に勝てません。今回本当に勝利したのは沖縄だけです。この沖縄のような戦いを全国津々浦々で実践してこそ、安倍政権に打撃を与えることになるのです。

  ブラックホールと化した共産党  元党員 B        
送信日時:2014/12/16 15:12:03


 本土の共産党は、革新エネルギーのブラックホールと化した?

 党議席2.6倍増、特に沖縄の全区勝利には元気づけられました。しかしながら、多くの国民に選択肢とみなされていたら、あるいは選挙協力がもっとできていたら、昨今の状況下ならはるかに多くの支持が得られていたでしょう。久々の大勝利(といっても与党の絶対安定多数は不変)に水を差すようですが、あえてこの機会に投稿させていただきます。

1.多数の国民が虐げられているとき、必ず反対勢力が出現します。下手をすると、地下化したり急拡大して、コントロールできなくなる可能性があります。よって、アラブの春やギリシャの急進左派連合大躍進のような事態を避けて支配を維持するために体制側のとるべき手段は、反対派を捕捉し、疲弊させることです。端的に言えば、革新的エネルギーを吸い込むブラックホールを設置することです。

2.共産党は、比較的まともな政策を出して反対派を吸引・組織化し、そのエネルギーを非効率な方針で消耗させています。方針策定にあたり戦略の基本を無視し、定量的な分析もしていません。民主集中制の名のもと、内部の異論や疑問は黙殺して活力を殺いでいます。党を「丸ごと理解してもらう」ことに注力するも、「相手に党がどう見えているか、その理由は何か」を理解し自己改革する努力(=人間関係の基本)はあまり見られません。しばしば非妥協的挙動を示し、国民に自身を毛嫌いさせ、あるいは疑念を抱かせています。情報管理もいい加減で、離党後の守秘義務も規定されていません。

3.エガリテさんは、これらの原因を指導部の愚かさに求めておられます。確かにそうかもしれませんが、私にはエリート集団で構成される党幹部の皆さんがそこまで愚かだとは信じ難いのです。世界的に独裁のイメージがしみついた党名にこだわる理由は「正しい」からで、政権獲得に有利か否かは考慮外。政党助成金の実質他党横流しも、「正しい」からと利敵行為を続けつつ集会では司会者がニコニコ顔で「軽いほう」のカンパを求める。過去の機関紙読者・支持者・あるいは党員がなぜ離れたかを分析し、対策を講じる組織としてあたり前の姿勢もありません。古くは4・17ストや民青の衰退をもたらした強権的介入、原水爆禁止運動統一の頓挫。これらは、周到な計算ずくの、ブラックホール化策ではないのか?

 同党が、上記疑念(不純分子の潜入)をコテンパに粉砕するような、前向きかつ具体的行動を示してくれることを願っています。


  沖縄の戦いから学ぶべきです。     エガリテ
平成26(2014)年12月31日

投稿有難うございます。

 掲載が遅れたのは、すでに私のコメントを書いたと勘違いしていました。申し訳ありません。
 ご指摘の視点、上記投稿者に対するコメントでも書きましたが共有するものです。
 今回の選挙戦の最大のポイントは沖縄で勝ったことと、次世代の党が2議席までに落ち込んだことです。この教訓は、敵の狙いを明らかにし、統一戦線を組めば勝てるということを証明したことであり、その意義は大きいと思います。
 更には次世代の党は安倍首相が隠した選挙の争点「海外で戦争できる国」づくりを前面に掲げて戦いました。その党が泡沫候補のような票しか取れなかったことは、安倍首相の狙いを明らかにし、暴ききれば勝利する展望があるということです。
 今回の選挙で、確かに自民党、公明党は多数を占めました。しかし彼らは本音を語らず、国民を騙すことで勝利を得ています。共産党の役割はこの彼らの嘘を徹底的に暴き出し、追い詰めることが重要ですが、共産党はこの作業を回避し、「消費税10%値上げ阻止」みたいな「大衆迎合路線」で戦いました。この戦いで一定の勝利を得たため、今後は沖縄の経験から学ぶことが大切なのに、そのことを後ろに追いやり、消費税反対路線こそが勝利の要と総括し、益々大衆迎合路線を進むと思われます。
 これは、社民党がすでに壊滅的な状態になり、民主党も消費税値上げ賛成というような為体で健全な野党が共産党以外にないという状況下で勝ち取れたものです。今後民主党がどれだけ立ち直るかわかりませんが、国家的に健全な野党を作り出し、自民党と例えば民主党の2大対決というような構図をマスコミが主導すれば、今回の票はまた吹っ飛んでしまいます。
 共産党としての主張をしっかり固め、その方針で組織しない限り、消費税値上げを反対した有力政党のない中で、共産党が消費財値上げ反対の世論を一手に吸収したのが、今回の選挙の特徴と思われる。
 大衆迎合路線での勝利は、国家的にでっち上げられた新たな健全な野党的なものが出来上げれば、それに吸収されてしまう。現に大阪維新が大阪でそのような言動を吐き、国民の味方のような振る舞いを行った際、最も打撃を受けたのは共産党であった。
 候補者と選挙民のつながりの深さをもっている政党は何があっても揺るがないが、自らがその方針で組織出来ていない政党は、風が吹けば吹き飛ぶ可能性がある。
 ただ今回の選挙で大阪三区、五区で自公対共産党の対決で共産党が40%を上回る票を獲得したことは、従来の反共思想では、共産党の躍進を抑えきれない新たな状況が生まれていることも証明した。この成果を経験に如何に戦うかは重要な課題である。


 世代交代が遅れている共産党(組織停滞の原因) 藤田 正之  
送信日時:2014/12/15 18:01:47


 はじめまして。京都に住む党員の一人です。
最近は、幽霊党員となり活動はしていません。
エガリテさんのお話しを読み興味を持ちました。
 私も中央にメールで意見を何度か出したことがあります。何通かは返事がありましたが、ないのもありました。
 私は学生時代から党員でしたし、仕事の都合でいくつかの支部に転籍しました。
また、いくつかの会社に出入りすることもありましたので会社組織の内部も少しですがわかりました。
 現在の考えは、組織の大きな問題の1つに世代交代が遅れていることだと思います。例え優秀なリーダーも現代においては、10年で交代していかないと時代の流れについていけないようです。
 ある程度の規模の組織では、海外も同じようです。(もちろん例外はあります。)
 エガリテさんの意見には同感ですが、大きな組織(特に政党)は、思想、権力、地位などの争いで柔軟さや新鮮さが失われてしまうようです。
 多くの組織でもそうですが、特に共産党においては、経験則に基づいて決定されますので、新しい発想や最新の方法は採用されないということがほとんどです。
 また、管理者、指導者(地区委員長)としての教育がほとんど無く、組織管理がいい加減と言えます。
 とまあ、問題を挙げればキリがないと思います。が、現時点では、非常に揺れてますが、まだ、支持しています。
 理由としては、個人としては他党にも支持する人はいるけれど組織としてみると問題だらけ。
まだ、ましと言った所でしょうか。

  人材を大切にしない共産党       エガリテ
平成26(2014)年12月31日


 投稿有難うございます。先の投稿者にもお断りを入れましたが、すでに掲載させていただいたと勘違いしていました。掲載が遅くなり申し訳ありません。
 あなたが言われるように私も共産党は現在の政党の中で最も良心的な部分を組織していると見ています。私の職場で働いていた時も、みんな個人的には立派な方たちです。しかし組織となると組織の原則方針に縛られ、いつの間にか、自分で物事を考えることができなくなってきます。 そのことが共産党の最大の弱点です。共産党は一枚岩こそが組織にとっては必要な原則であり、これができれば他党派とも切り結べ、一番強い組織が作れると思っていますが、それが大きな勘違いであり、民主主義のこの世の中で多様な意見を認めない組織は常に脱落者をだし、また一般有権者から見れば、その多様な意見を吸収できない人間力のなさに、幻滅を感じ、このままの組織方針でこれ以上大きく成長することは難しいと見ています。
 同じように一枚岩の公明党は成功しているのに、なぜ共産党は成功しないのか、それは公明党は宗教をその根底においており、信じるものは救われるし、逆らう者は仏罰が当たると公然といって組織できるからです。共産党は科学の党であり、真実ものは救われるとか反対するものは、 バチが当たるなどと公に言えない矛盾があります。
科学の党であればあるほど、個々の党員は科学的の目を持とうとする。学べば、学ぶほどその可笑しさに気づいてしまうという矛盾を持っています。それに対して罰があたるとは言えないので、「裏切り者」という言葉で歯止を図っているが、前時代的な「裏切り者」呼ばわりでは、脱退者を完全に止めることはできない。
 共産党は有能な人材を沢山集めながら、その能力を発揮させる場面を作れず、赤旗拡大や新聞拡大にのみその能力を求め、多くの人材を潰している。私の選挙区の大阪10区では、すでにまともなビラすらかけない。駅頭でビラを配っていても他党派の運動員は元気いっぱいに配っているが、共産党の運動員はビラを渡す元気すらない。優秀な人材が全て潰されている。不幸なことだ。

  共産主義なんてファンタジー    松本 陽一    
送信日時:2014/12/10 19:42:39


 共産主義なんてファンタジーですよ。この世に存在するものではありません。プラトンのイデアみたいなものです。あるいは、社会契約説における現実には存在しない社会契約のようなものとも言えるでしょう。それを勘違いして地上で実現しようとするから、ソ連・中国・北朝鮮のようなおかしな国ができるのです。日本共産党は、形而上学的な共産主義と現実とをはっきり分けるべきだと思います。

 さて本題。日本共産党はいったい、どういう勢力と連携しようとしているのか。私は、良心的な保守と連携しなければならないと考えています。具体的には、既に引退した政治家ですが、野中・広務・加藤紘一・古賀誠・河野洋平氏ら。現役政治家では小沢一郎。公民権停止中だが鈴木宗男いった人たちです。ところが、共産党は小沢一郎氏や鈴木宗男氏を貶めることに加担しました。敵と味方の区別がついていないようです。

 全てが悪である安倍晋三を倒すには、広範な保守との連携が絶対に必要です。その点、沖縄だけは頼もしい形が出来ています。これを全国に広めて欲しいものです。ともかく、安倍晋三の政権が続けば、私の生計が厳しくなります。他の野党が全く頼りない今、共産党が伸びるしかないのです。

共産主義というファンタジーは捨て、政権政党になることを望んでおります。

   「小異を捨てて大同に就く」が大切だと思っています。   エガリテ


 投稿ありがとうございます。

 選挙期間中ですので、どの程度の自由があるのか十分に把握できていないので、控えめのコメントにしておきます。

 共産党は一点共闘を主張し、その相手は良心的保守の可能性を表明しています。赤旗にもあなたが挙げられた政治家(加藤紘一・野中広務)が取り上げられ、彼らが、共産党が正しいと言っていると盛んに宣伝しています。
 私はあなたが言われるように安倍政権と対決するため、これらの人々と共闘することは賛成ですが、赤旗の主張は、「この人たちが、共産党が正しいと言っているから共産党は正しいのだ。」という共産党の宣伝のロジックには反対しています。共産党の正しさは、普通の一般の国民が支持しているから、正しいという主張を行うべきだと思っています。
 共産党は一点共闘を前面に掲げながら、選挙になると他の正当と協力して自公を追い詰めることには消極的になります。結果として自公が有利になることの危険性がわからないのか不思議です。
 今回の選挙では改憲に必要な三分の2の議席を自公に与えないが最大の課題であると思われます。国民の立場に立てば、「小異を捨てて大同に就く」事が正しいと思いますが、共産党の幹部の頭の硬さには閉口します。

   現在は「戦時体制」である   村上  恭介  
送信日時:2014/12/09 22:47:45


 ときどき拝見する程度の不熱心な読者ながら、おおいに啓発される議論と思っています。くじけず続けてください。
 投票日を控え、もしマスメディアの伝えるように安倍与党が圧勝する情勢であるならば、少なくともファシズムを阻止したいと思う「左派」は、今回の小選挙区の投票では、自民・公明・維新を落選させるための投票をするべきだと思います。
 民主党の候補は、たとえば大阪では平野や樽床や辻元など、語るに落ちる人物ばかりです。個人的にはまったく最低の政治家と評価するしかありません。
 しかしながら、現在は「戦時体制」であると私は思っています。自民・公明・維新を落とせるなら、彼らに投票する「勇気」も必要ではないでしょうか。比例区はもちろん別問題です。
 反維新を大義名分に、大阪の共産党は各種選挙で不可解な妥協を繰り返しました。それほど維新に反対するなら、総選挙でも反維統一戦線を組み、選挙区によっては候補者を立てず、せめて自主投票する程度の政治的度量はあるべきでしょう。

  野党の「選挙協力」私も必要だと思っています。   エガリテ


 励ましの投稿ありがとうございます。

 現在は「戦時体制」という指摘は鋭いでね。私も今回の選挙は「戦争できる国」を選ぶのかそれを阻止するかの分かれ目の戦いでと思っています。
 共産党は他党と協力し、1議席でも自公の議席を減らす、最低限三分の2を取らさない戦いを組織すべきだと思っています。
 共産党は、民主党は消費税に賛成しているから共闘はできないと主張していますが、沖縄では共闘を行っています。それは沖縄県民がまさに「戦時体制」と捉えているため、ここでは共闘しないと共産党が沖縄県民から見放され事がわかっているからです。
 本土では、国民一般が、まだまだその事に気づいていません。しかし共産党こそがその危険性を訴えて戦う必要があるのに、消費税10%阻止を最大の課題に掲げ、本当の意味での争点隠しに手を貸しているように見えます。これではいくら議席を倍増しても、本来の意味での共産党の役割を果たしたとは言えないと思っています。


 ホタルの人口飼育として、日本一のホタル館閉鎖と共産党  藤井 裕 
送信日時:2014/12/02 10:54:24

エガリテ様
  貴サイトのスタンスから考えて、ホタルという特殊性とご指摘のような告発文章的内容はどうかと思いながらの投稿でした。掲載ありがとうございます。
  ご指摘の点について、情報ソースを参照しながらで、時間が掛かってしまいましたが、補足説明を試みてみます。分かりづらい部分はご容赦ください。

  この問題の裏事情については、近隣の住民も知るところです。板橋区の実力者と自民党の某区議が廃止を目論み、跡地に介護老人ホームを建設したいがためという話だ。これに副区長が全面協力をし、区内で指示を出したそうだ。昨年4月に、資源環境部の部課長を同時に異動し、多分、廃止に持って行くためのシナリオが描かれ、実行部隊として、行動したということのようです。議会答弁などを見る限り、区長もこれに同調した発言をしている情けない状況である。

  この施設の重要性ということでは、ホタルの人口飼育として、その生息数と累代飼育では日本一といわれている。全国的に有名で、見事な光は夏になれば、必ずテレビラジオで 紹介され、年間の動員数は3万人だった。
 
   TBSTVでこの問題が取り上げられ、Nスタで放送された番組の動画が以下。
http://www.dailymotion.com/video/x25puhd_14-09-05-rx-ns-板橋区-ホタルの館閉鎖_news

  この番組で、以前の20万匹というのは、ウソだったという発言をされたのを問題にしている議員が松崎区議を含めているのだが、それは当時の政治的な意味合いが強かったということであって、今問題にするべきは、映像で見る調査時の酷さだろう。
   冒頭、住民説明会が映されているが、ほとんどが存続を求め、区側の廃止ありきの説明に不満と怒りの声が上がっていた。
  問題の1月に行われたホタル幼虫が23匹しかいなかったという話を区側は延々とくりかえしているが、7月末の時点ですでに成虫が140匹羽化していた。
 ホタルというのは、卵から孵化した幼虫が淘汰され、成虫になれるのはせいぜい1〜2%といわれている。
  羽化率から考えて、調査時に2800匹前後はいたはずだという声も上がっていた。確かにおかしな話だ。当然そうなるのだろう。
   
 調査で見つけられたのが2匹、推定全部で23匹というのが、この調査会社の報告だが、そんなはずはなく、そもそも採用された方法が、国土交通省の国勢調査用のマニュアルという時点で、間違っているそうだ。
   聞くところによると、この業者はホタルについて素人同然で、この時期のホタル館の幼虫の大きさを全く把握せず、土や砂の中にいる幼虫自体をほとんど見分けられなかったそうだ。

   通常ホタルの数は成虫で数えるのが常識なのだそうだが、 成虫持ち込みという証言があったとかで、幼虫期に調査したというのが、区側の言い分だ。
 しかし、この時点で5ヶ月経っても成虫何匹が何処からどう持ち込まれたかの発表が全く無く、調査中といい、いまだに明らかにされてない。2万匹を持ち込むと金額にして、数百万円から一千万円ぐらいはかかるという話も聞くので、そんなお金を一職員がどうするの?という話になるので、まず不可能でしょう。
   
   越冬中で幼虫が水の中にいる入ってはいけない時に長靴で足を踏み入れるなど普通考えられない、とホタル飼育をする人がみんな言っている。
   元館長阿部氏は新聞紙上でも「この時期は1cmに満たない幼虫が多い。人が流れに入ると、石の下などに隠れた幼虫は逃げ、捕獲は難しい」とおっしゃっている。 足で踏み潰され、破棄されたという話も聞いた。
   実際には、7何匹〜9万匹はいたというのが、関連のサイトにあった。推定数万匹の幼虫の命が奪われ、数千匹の幼虫が生き残ったのではないかとの見解だが、最終的に206匹が成虫になったとホタル館のサイトに掲載されたので、やはり、この予測は当たっていたことになる。

   調査の不適切さは大学教授からも見解が出ているそうだ。また、区民からは再調査と存続をめる陳情が2つ上がっているが、この全てを無視して、区は早々に廃止を決てしまったのだ。

   経費をホタルの数で割って、高いから廃止という論理は全くナンセンスだ。通常、費用対効果は動員数で割るのである。板橋区にはもうひとつ熱帯環境植物園があり、こちらは通常通りに人数で割る一人あたりの区負担率を出している。明らかに強引に廃止に持って行く為の印象操作ではないだろうか。
  あり方検討結果は他にもいろいろ操作されている。例えば、別のデータでは、夜間鑑賞会に訪れた人の満足度は90%以上という数字が実際に出ているからだ。

  といったことがいろいろある中で何故か、この日本一と言われる実績を上げてきた元館長が邪魔だったのだろう。

  区の意向を信じたのか、頼まれたのかは分からないが、日本共産党 板橋区議幹事長である松崎いたる議員が、ネットのみならず、委員会や議会で、「20万匹が嘘だったのだから、2万匹の飼育もうそだ」「ホタル飼育は偽装だった。区民を欺いてる」といった数々の発言を繰り返しているのが、今回名誉毀損で訴えられた。
   当然でしょう。25年間全て偽装で、区民を騙していたなどあり得ません。私たちは何度も見て来ていますからね。幼虫も夜間公開も。見てきた人間はあんな調査結果は信じません。当然、区民もみんなこの松崎区議の発言には怒っていますよ。

  ホタル関係者に聞いてもこの阿部氏はホタルの第一人者、プロ中のプロで、彼ほどホタルのことを分かっている人はいないといわれている。今までの定説を覆したり、新たな発見も発表されている方ですから。
   そもそも、区が自ら保持する特許が履行されて無かったと発表すること自体が区民やマスコミを騙していましたということになり非常識でしょう。

  議員以前に、人として自分の知らない分野で、一方の意見やネット情報を鵜呑みにし、公人という立場で、ホタルのみならず、不正が行われたかのような発言をし、阿部氏の他の研究まで批判し、中傷しているのだから、どうしようもありません。単なる机上の空論だ以前、Facebook上で、この件について、党中央委員会に告発文が届いたというような発言していたことがあったが、その後、更にエスカレートしたという印象を受けている。

  与党の行き過ぎに歯止めを掛ける役割を担うのが、日本共産党と認識しています。今回のケースは個人の資質に問題があるのでしょうが、本来、こういう利権絡みの行政の横暴を、監視し、追求するべき側ではなかったかと言いたい。
  党内でそのような共通認識の確認や指導が無いのかということが、この件に関し、多くの人間が疑問に思うところです。

   ホタルは豊かな自然に守られて生育するものでは?   エガリテ
平成26(2014)年12月9日


 投稿ありがとうございます。

 あなたの蛍に関する投稿に私は少し違和感を感じています。なにを主張されているのか専門的で分からないところがあります。
 私は方向音痴で土地感が全くなく、まず板橋区がどのような土地なのか全く分かっていません。そこで私のコメントは全くピント外れになるかも知れませんが、何に疑問を感じているのか如何に書いてみます。

  • 1.まず、ホタルの保護は自然環境の保護との関連で重要なのだと思っています。
      板橋区には川はないのですか、なぜ会館の中でホタルを育てるのですか?この点が理解できません。 私の済む高槻市ではホタルの名所が市内6箇所ほどあります。その中には住宅地もあります、ただ川が流れているので地域の住民が川の土手に木や花を植え、自然環境の改善とホタルの生育を助けています。
      このような取り組みが普通だと思います。(参考にその会のホームページの記事を添付します。)
  • 2.次に市民がその蛍の会館を如何に愛しているかが重要です。ホタル鑑賞が市民の憩いの場として定着しているのでしょうか。高槻市には36万都市ですが山もあり一級河川もあり、ホタル鑑賞は市民の憩いの場であると共に、観光産業としてもその役割をはたしています
  • 3.板橋区のホタルの話は、何か研究機関のホタルの話のように聞こえます。そのホタルの個体の歴史的正当性(累代飼育では日本一)のようなものを語られ、如何に重要かというような議論は、一般市民にとって関心があるのでしょうか?
      一部学者にとって重要な話であったとしても、市が事業としてその個体の正当性を守る事が必要なのでしょうか。それらはやはり研究機関で行われる性格のものだと考えます。
  • 4.ホタルの鑑賞は、やはり自然の中で行われるべきであり、豊かな自然とホタルを絡め、ホタルの生息こそが豊かな自然の証明である。このような論理で全国のホタルを守る運動は広がりを持っているのではないでしょうか。
  • 5.私の偏見かも知れませんが、研究室のホタルの存続の議論のように見えます。一派的に市民はホタル鑑賞を一服の清涼剤として捉えているのではないでしょうか?(ホタルだけ見ることにそんなに価値があるのでしょうか)
  • 6.議論で全くわからないのは20万匹いたホタルが2万匹のなったり、役所の調査では23匹になったり、またその反論で数百匹いるという議論が、なにが真実か我々門外漢には何もわかりません。20万匹と23匹は比較対象が全く違うものなのか、全くイメージできません。例え23匹が数百匹だとしてもこんなに個体数が減ってしまったのか、飼育に完全に失敗しているとしか思えません。(自然との関わりで育てていない弱点があるのでは、何か動物園のような感じがします。)
  • 7.ホタルの個体数が減ったのは、行政側が土足で踏入、その生息を脅かしたからその個体数が減ったと主張されていますが、それが事実であれば、器物破損罪等で行政側を訴えれば良いのではないですか、なぜあなた方の運動を支援しないからといって共産党を主敵として戦いを組織されるのかもわかりません。(共産党には共産党の理由があるのかも知れません。)
      話が少し飛びますが、例えば高槻市では歴史的な文化材がたくさんあります。第26代継体天皇の真の陵墓と言われる古墳もあります。こうした歴史遺産の保存に対する予算は全会派一致で通ります。一方共同保育所に対する支援や、奨学金制度の充実等の要求は共産党が主張しても無視されます。
      私は個人的には、現在生きている市民の生活に重点を置くべきだと考えていますが、歴史遺産はフリーパスです。どこに重点を置くかです。ホタルが大事なのか、待機児童の解消が大事なのか、その価値判断を行政は当然しなければなりません。ホタルが大切なら、市民にとってなぜホタルが大切なんか説得力がなければなりません。23匹のホタルに何千万円という行政側の主張に23匹ではない数百匹いるという議論では勝てないと思います。
  • 8。この問題の本質は、そのホタル会館を潰して、その跡地で儲けようとしている自民党や業者あるいはそれに癒着している行政であると思います。主敵を間違い、自分たちの戦いに協力しないから、それはおかしいという論議で共産党と戦う姿勢は、ホタルを守るという大義からはみ出してはいませんか。
  • 9.ご指摘のように共産党の戦い方がピント外れで、なにが大事か問題の本質がつかめない事が多々あります。私もそれを指摘していますが、それはなにが正しいのかを理解していただくためです。


  今回の選挙戦でも共産党は「消費税の増税延期でなく、きっぱりと中止を最大の争点にしています」が、最大の争点は「海外で戦争ができる国」づくりと対決することだと思っています。
  亡くなれた菅原文太さんは沖縄の選挙応援で、国家としてやらなければならないことは二つある。一つは国民の生活を守る事。もう一つは平和を守ることだと発言され、この平和を守ることが最も重要だと言われました。この発言こそ正しく、共産党は、「消費税反対でもなく、10%に増税だけを反対」しています。そういう意味では板橋区の共産党の議員も問題の本質を見失っているかも知れませんが、共産党のこの議員の発言は、馬鹿な人だとスルーし、この問題の最大の推進者は誰かを見失わないことが大切だと思います。
  ただ、私が上げた疑問(地域性が全く分かっていないが)ホタルと自然保護一体とならないホタル保護の運動は奇異な感じがして、運動としてはむつかしいと思われます。(しかも八つ当たり戦いは、かえって運動の幅を狭めます)

参考:『新川姫蛍と花を守る会』の取り組み

花づくりとヒメボタル保護。       新川姫蛍と花を守る会高市友子
 私達のまち、大阪府高槻市は京都と大阪のほぼ中間に位置し北摂地区と呼ばれております。多くの古墳とキリシタン大名の高山右近で有名な城下町です。私たちの活動場所は、東海道本線のJR高槻駅より南へ徒歩15分、一級河川芥川に沿って南北に準用河川新川があります。その土手1キロに30年前地元自治会の人々が植えた150本のソメイヨシノが咲きます。遊歩道の側には芝桜を中心に四季折々の花づくりをし、すぐそばの草むらに陸に住むヒメボタルが生息しております。
  2008年4月ホタルが減っていることに気づき、草刈りを止めてほしいと地域の人に話したことから、署名を集め要望書を国土交通省と高槻市に持って行ったのです。新川姫蛍と花を守る会がこの年6月に発足し、8名でホタル保護と花づくりが始まり、ヒメボタルのことはよく分からないのであまり人に教えないようにして見守っていこうということにしました

 芥川の土手からの景色は、桜の咲く時期「ワァー綺麗」という声がよく聞こえてきます。遠くまで見渡せる、ここの景観は高槻市の中で今一番美しいお花見の場所としてたくさんの方に知れる所となってきました。連合自治会から回覧し、地域の方と花植えや寄せ植えの講習会など親睦もできました。花をただ植えるだけでなく、土手の上から見る景観と楽しさ等遊び心も取り入れ自然とのコラボレーションも大切にしたいと考えます。

 桜堤の北の端に、2008年会発足当初新川がヘドロ混じりで水が臭く、EMだんごを作って投げ込みました。私は当初半信半疑でEMだんごづくりをしていましたが、2008年2月EM技術交流会京都大会に参加させていただきました。有機農業連作のお話を聴き、すごいものだと思ったことを記憶しております。それ以来生ごみや雑草枯葉を集め、堆肥作りにEMぼかしを利用し自然に優しい綺麗な花づくりを心掛けております。

 ヒメボタルの時期が終わると約100株のハスがビオトープに咲き、人々の目を楽しませてくれております。ここにもEMだんごを投入したところ沢山の花が7月初旬から8月下旬まで咲き誇り、カメラを持った人々が次々と来られます。暑い夏、準用河川の新川にはほとんど水が流れてきません。厳しい西日の当たる立地条件は最悪ですが、暑さに強い花を育てています。国土交通省の認定を受け3か月に一度は河川敷のゴミ拾いをします、花を咲かせるだけでは町は美しくなりません。生活道路や新川の藻やゴミとりもします。子供達がザリガニとり等する為に新川に入っても安心して遊べる川にしたいとEMだんごを作っています。

 私達の活動は年中無休で、毎週火曜日の午前中作業しています。自分の体調に合わせ身体を動かし、おしゃべりすることがみなさんの親睦にも、つながり元気の源となっているようです。花づくりを通してヒメボタルのお話が出来るので、花の威力はすごいと思います。そこで、ヒメボタル観賞会などの案内を一緒に近隣小学校に芝桜の苗を提供します。2年前より約6坪のビニールハウスを造り苗の冬越しをさせることなど挑戦中ですが、毎日朝夕ドアの開け閉め等の管理が大変です。

 ヒメボタルについては、5月の1ヶ月間毎晩ローテーションを組み温度、湿度、発光数、風や明かり等の変化も記録して国土交通省と高槻市に報告いたします。ヒメボタルの生息場所を特定する為、幼虫も光るということを聴き実際に暗闇の中数ミリの小さな丸い光を草むらの中で探しました。2010年11月の調査では行政の方も参加していただいた事は、大きな成果になりました。情報の交流場所としてヒメボタルサミットにも参加します。2009年よりヒメボタル生息場所の立ち入り規制と看板設置等、国土交通省に要望書や申請を出すことは今まで普通に主婦をしてきた私にとって戸惑うことばかりです。2009年より5月中旬にはヒメボタル観賞会を開催、道しるべに竹灯篭を並べます。昨年観賞に参加された方は約500人でした。ピーク時、2005年は30頭程が2010年は400頭以上に増えました(頭は蛍の数える単位です)。

 2010年10月高槻市緑化フェアーの参加や、11月地域作品展の日、当会も花苗を販売し、啓発にパネル展示と子供たちにシュロの葉でバッタづくりを伝授しました。2011年10月8日ミニホタルサミットを高槻市主催で実施していただくことになりました。子供たちに高槻の自然を残しホタルの住む環境を引きついでもらいたいと思うからです。全国花のまちづくりコンクールではこんなに早く評価を頂けると思って無かったので、やや戸惑っております。コンクールに応募したきっかけとしてホタルを守る為、何をすれば良いか分からず、とにかく地道な活動を多くの方に知っていただきたいと考えたからです。

 年中無休で活動をつづけ高槻のまちのあちこちに花が咲き、最近嬉しい事にゴミ拾いをして下さる方も目にします。緑豊かで地域の環境がよくなると、財産価値も上がると淡路景観園芸学校の教授が話しておられました。花がある所は町が明るくそこに暮らす人々の気持ちが豊かになると思います。今年のヒメボタル観賞会は東北大震災の追悼と復興を願い、子供達が絵や文字を書いてくれたペットボトルの灯篭を道しるべとして並べます。今年、5月14日20時より21時30分まで観賞会を開催します、ヒメボタルの小さな光から一人一人の命の大切さを考えるきっかけにしていただけることを信じ、自然保護と花づくりを広めていきたいと思います。

 以上(一部省略しています)

   資本主義の終焉の観点は皆無(2中総)   黒岩 洋祐    
送信日時:2014/11/25 23:36:55

 
 2中総を見ました、資本主義の終焉の観点は皆無です。安倍政権は共産党などの運動に追い詰められての解散ではないです。あえて追い詰められたといえば産業システムの発展ー生産力の増大による上部構造の変革を求める下部構造の圧力に追い詰められているとみるべきです。  
 もっと解りやすく言えば今日の先進資本主義諸国の問題は生産力の増大に伴う過剰生産によるものです。アベノミクスで企業に働きやすいー投資しやすい環境を造れば作るほど不況は深刻になるというか資本家はアベのような馬鹿者に唆されて工場に投資したりしません。

 そこでアベは武器輸出の規制を緩和して積極的平和主義とか言って世界中に武器を売ってまわり、カジノでも消費をあおり、とにかく、ありとあらゆる消費拡大と無駄使いして資本主義の延命に狂奔しています。

 「ルールある資本主義」をかかげて資本主義の延命に狂奔?する不破共産党も同じ土俵で戦おうとしています。これでは勝てる訳がありません。

 ソ連の崩壊で熱ものに懲りてなますを吹く心境で社会主義をかかげる勇気をなくしているわけだろうが、ソ連社会主義はなぜ崩壊したのかについてはここで改めて検討しなおす必要があります。
 すべてをスターリンにかぶせることはできませんが「民主集中」「一党独裁」の党運営を確立したスターリンとそれをそっくりそのまま引き継ぐ中国共産党、日本共産党等々は社会主義をかかげても成功しないでしょう

   共産党はどこへ向かおうとしているのでしょうか?     エガリテ


 投稿ありがとうございます。
 今日の投稿(25日)には驚かされました。「2中総」っていつ出たのか、私は見逃したのかと思いましたが、26日のしんぶん赤旗に載っているのを見て初めて知りました。私が赤旗で知る前の投稿、その素早さに敬意を称します。(共産党員がそれだけ真剣に読んでいるでしょうか?)
 指摘されている様々な点、基本的には全て同意します。私もこの2中総は選挙戦の方針としては、極めて弱い物になっていると見ています。今大事なことは安倍政権が推し進める「戦争できる国」作りと真正面から戦うことが重要です。「消費税の10%阻止」を中心に掲げる2中総の方針は、こんな方針で共産党だと胸を張って言えるのかと問い質したい気持ちです。
 他の記事で書いていますが、毎日新聞の「みんなの広場」に投稿されている73歳の方や(28日・・・これについては共産党2中総「五つの転換」をぶち壊す地方の実態に引用しています。)、66歳の方(本日29日)の主張「『集団的自衛権』『原発』争点に」の方が、共産党よりも鋭く安倍政権の問題をえぐっています。
 共産党はどこへ向かおうとしているのでしょうか? 全くわかりません。

   「自民の土俵で闘う共産党」         元党員 B    
送信日時:2014/11/20 20:19:37


エガリテ様
 鋭い指摘を続けられていることに、心より敬意を表します。
 さて、安倍首相は「消費税10%の先延べ」の信を問うとして衆院解散を表明しました。
 その後街角でまかれていたある共産党衆院議員候補のビラには、「消費税10%の中止」のみが大きく取り上げられていました。集団的自衛権、秘密保護法、TPP、非正規雇用、原発などは脇に置かれています。裏面には、消費税に頼らない「別の道」がありますと、8%化反対時の資料コピー。
 首相が、自分に都合のよい「争点」を全面に出すのはあたりまえ。その策に共産党は飲まれています。しかも、8%化で悪くなったと言いながら、「5%に戻せ」ではなく、10%中止のみ。
 闘いの基本=自己に有利な土俵に引き込む=が全く出来ていません。共産党は、自身の確固たる方針から出発するのではなく、状況対応型に劣化したかのように思えてなりません。
 尖閣国有化は当然と後から言い出したり、連合の1%賃上げ要求に理解を示したりしたころから、迎合姿勢が気になっていました。

       選挙戦の争点が定まらない共産党        エガリテ
平成26(2014)年11月24日


 元党員B 様
 久しぶりの投稿ありがとうございます。
 選挙の争点については、私も同じことを考えていました。
 共産党は、消費税に頼らない道示す(11月23日赤旗1面 山下書記局長)と言いながら、消費税完全撤廃要求でなく、1年は半先延ばし後の(税率10%)をきっぱり中止せよと訴えています。
 私が駅頭でもらったビラも、「消費税10%中止せよ」「アベノミクス失敗は明白」というものでした。もう少し具体的に書きますと、「くらしと経済を立て直す4つの緊急提案」―家計を大事にする経済へー
 1.消費税10%増税は中止
 2.大企業の285兆円のため込みの一部を活用した賃上げ、安定した雇用拡大で経済成
   長と税収入を増やす
 3.社会保障切り捨てから充実への転換
 4.富裕層と大企業の応分の負担を求める
 というものです。

 この緊急提案は、安倍首相の政策とほぼ瓜二つであり、どこが自共対決か見えてきません。安倍首相も賃上げを経済界に要請しています。
 (安倍晋三首相は19日午前、政府や経済界、労働界の代表が集う政労使会議に出席し、「今年末にも賃金が上がっていく展望を示せれば、好循環の2巡目は大きく前進をしていく」と述べ、昨年に続き経済界に賃上げへの協力を要請した。・・2014年11月19日12時46分 朝日新聞デジタル)
 山下書記局長は、「消費税に頼らない道を示す」と言っていますが、現場でまかれているビラは明らかに「消費税10%の増税は中止です」。現時点では、消費税10%導入がまずいと思っているのは、財務省を除くほぼ日本中の経済通の合意事項です。
 他政党などとの違いは、「先送り」か「中止」の違いでしかありません。消費税5%から8%に上げたことにより、現在中小零細企業や小売店、消費者が困っているとき、この現状を捉え、最低でも5%に戻せという運動をしない限り、共産党は弱者の立場に立った政党として認知されないと思っています。
 さらに私の地元大阪10区の選挙区(辻元清美がいる)では、選挙のたびに担ぎ出されるA候補がこの緊急事態(安倍氏の抜き打ち解散)に間に合わず、府会議員が自分のビラをまいています。(もう選挙戦は始まっているのに、府会議員が上記ピント外れのビラを駅頭でまいていました。)
 あなたが、言われるように、選挙は争点を設定した者がせり勝ちます。安倍さんが設定した「アベノミクス」が選挙の争点だという話に乗っかり、消費税10%の「先送り」か「中止」か、で戦っても全く勝ち目はありません。
 安倍首相が、なぜいまこの時期に選挙戦を仕掛けてきたのか、その本質を暴き戦わない限り選挙戦では勝利できません。
 彼の狙いの根本は、日本国憲法の改正を図り「戦争できる国」に日本を変えて行くことです。このことをやり抜くために、今回まだ彼の支持率が比較的高い時期に解散して、後の4年でそれをやり抜こうとしているのが彼の狙いです。
 であれば、この選挙戦で共産党が掲げる方針は、あなたが指摘されている通り集団的自衛権や秘密保護法問題、TPP、非正規雇用、原発再稼働反対などを前面に掲げて戦うべきです。
 私はさらに、世間一般に右翼的潮流の論壇が盛んになり、中国の赤珊瑚を狙った漁船団の大量出現なども絡み、反中国、反韓国の世論が大きくなりつつあります。この状況下で中国や韓国との距離感も政党として問われていると見ています。
 中国・韓国とは「歴史認識の問題」が障害となり、なかなか首脳階段すら開けない状況です。(APECで習近平国家主席と25分間の会談はありましたが)この段階で共産党がどのような主張を行うかを国民は注視していると思います。
 現在共産党は、「歴史認識の問題」では中国や韓国の主張を全面的に支持していますが、私は国民政党としては、中国や韓国の主張と一線を画すべきだと思っています。彼らの主張の正しい分は受け入れ、間違った主張や、事実を拡大しことさら日本を落とし込む主張には批判を加えて行く必要があると思っています。
 共産党は現在の党の立場が正しいと思っているのであれば、今回の選挙で中国や韓国との友好関係の確立を訴え、自らの主張(日本の取るべき立場)を国民の中に広めて行く努力を行うべきです。
 従軍慰安婦などの主張が、内部向けの主張であり、世間に打って出られないのであれば、やはりそこに弱さがあるのではないでしょうか。
 「戦争できる国」に強引に国民を導いて行こうとする安倍内閣と戦うには、戦争が如何に悲惨で、非情なものか、戦争こそが最大の人権侵害であり、どれだけ多くの人々の命が奪われたのかを明らかにして戦う事は重要です。
 しかしその主張は、侵略された側に立つという姿勢は一般的に是認されたとしても、被害者側の主張が全て正しいのではなく、全く事実に反した主張までも容認していけば、返って支持を得られなくなることも注意すべきです。(過去においては拉致問題で、社会党が、「拉致を捏造」と主張し続け政治的に大きな恥をかき地盤沈下しました)
 共産党は友党である中国共産党にハッキリ物が言えない限り、日本国内でこれ上支持を拡大していくことはむつかしいと見ています。

お詫び:昨日この記事を書いた際、共産党の選挙戦の方針「五つの転換」がでていること
    を知りませんでした。本日あらためて「衆議院選挙の争点は何か」をUPしました。


 板橋区のホタル館に対すする共産党区議の蛮行  藤井 裕   
送信日時:2014/11/13 23:47:33 

 
 日本共産党 松崎いたる板橋区議会議員幹事長が板橋区元職員により、名誉毀損による損害賠償請求を東京地方裁判所に提訴された。

 発端は東京都板橋区に於いて、何と人口飼育では、日本一の生息数と25 年累代飼育を誇る板橋区ホタル生態環境館が、土地問題の利権絡みで廃止に追い込まれようとしたことだ。
 区の実力者、自民党区議に区役所管理職が結託して画策し、板橋区自らがホタル生息調査と称しほぼ素人業者を連れてホタル館のせせらぎに踏み込み、何万匹ものホタルの命を奪い、せせらぎの環境破壊という暴挙をおこなったのだ。

 このホタルの累代飼育システムを構築し、板橋区が特許まで取得した、発明者であるホタルの第一人者であり、ホタル博士として有名な阿部元館長に板橋区は様々ないわれのない嫌疑を掛け追い出しに掛かった。阿部氏はすでに処分撤回を求め板橋区を提訴している。

 呆れたことにここで、何を血迷ったか廃止を画策した区管理職に迎合した松崎区議が、インターネット上でホタル博士を攻撃し、誹謗中傷を撒き散らしたのだ。専門家に対する敬意の微塵もない実に醜い暴言だ。

 ここで、本来の日本共産党であれば、地道に研究を重ね長年積み上げて来た実績を持つホタル博士を擁護する立場ではなかったのか。どこで、間違ったのか、自民党と体制側に加担して、実に見るに堪えない誹謗中傷を撒き散らしている罪は計り知れないのではないだろうか。

 問題は元々板橋区議でありながら、調査前のホタル館へ一度も行ったことが無く、ホタルの飼育を全く知らず、ここの日本一のホタル夜間鑑賞会の光の乱舞も見たことがないという話だ。それで普通批判出来ますか?
 どう見ても彼の情報ソースはネット上の誹謗中傷とホタル館廃止側の故意に作られた虚偽の情報だとしか思えない。

 私は専門家ではないが、ここのファンで毎年夜間鑑賞会を楽しみにしていましたからね。どう考えて区側の主張はこじ付けだと分かりますよ。

 まあ、当然裁判に勝てる訳は無いでしょうが、この議員の稚拙な誹謗中傷は、公人である議員としての資質以前に、まず人として余りに節度を欠いた次元の低いものである。

 これを党本部は誰も注意すらしないのだろうか。全く本来の日本共産党とは真逆の人間を公認しているというのは、議席のためなら何でもOKということなのか。
 こういう人間を公認し、放置しているというのは、党として如何なものでしょうか。

 もう一ついえば、このホタル博士、東日本大震災以後、ナノ銀なるものの放射能低減効果を発見し、研究をされている。これこそ原子力ムラの利権の問題なのか、ネット上で誹謗中傷が一気に吹き出した。多分、この議員はこれを見て、黒だと思い込んだのだろう。
 しかし、これも自ら実験をすることもなく、インチキだ、デタラメだと批判するのは科学の発展を阻害する行為といえるだろう。
 この節度のない誹謗中傷がインターネット上で横行する昨今、最大の弊害であることは明白だ。やはり、物の本質を見抜けず、軽々しく人を批判するのは大きな問題だ。その辺の議員としての基本的なマナーを最低限党本部が精査するべきことではないのだろうか。


     板橋区のホタルについて             エガリテ       
平成26(2014)年11月18日

 板橋区のホタルの件で、投稿をいただきました。
 その主張の主な論点は、日本一の生息数と25年累代飼育を誇るホタル生態環境館が廃止に追い込まれている。
 これを画策しているのは、自民党区議と区役所管理職が結託して土地問題の利権が絡み廃止に追い込まれようとしている。板橋区は、ホタル博士として有名な阿部元館長にいわれのない嫌疑を掛け追い出しに掛かった。
 このような状態で、本来自然環境保護の立場に立つべき共産党の板橋区の区会議員松崎いたる氏が、インターネット上でホタル博士を攻撃し、誹謗中傷を撒き散らし、自民党や板橋区に対する援護射撃を行っている。
 これは、専門家に対する敬意の微塵もない実に醜い暴言であるし、ホタルを愛している板橋区民への裏切り行為である。
 すでに、阿部氏は、松崎いたる板橋区議会議員幹事長を名誉毀損による損害賠償請求を東京地方裁判所に提訴された。
 というような告発文書である。

 私は、この問題の経過が全く分からないので論評のしようがないが、一般論として言えることは
 
1.区や自民党議員の企みは何かを明らかにすること。
    投稿者が指摘しているように、土地問題の利権等が絡んでいないか

2.この施設が、区民の憩いの場として、あるいはホタルの生息地の確保という点で重要な施設であるか否か

3.特定の学者を誹謗中傷することは如何なものか?(何を誹謗・中傷したのかは把握していない。・・・もしそのような行為を行ったのであれば)

4。事実関係の認定が弱いのではないか?
    ホタルの生息数が行政側と、ホタル館とでは全く違う。
    行政側の資料によれば、
  夜間特別公開時のホタル生息数(羽化数)について  
     夜間特別公開時のホタル生息数(羽化数)は、ホタル生態環境館(当初はホタル  飼育施設)が開設した平成5年度に66,346匹でスタートし、平成7年度には 20万匹に  迫る勢いだったが、最近は年間約2万匹前後で推移している。なお、平成26年1月27日  の生息調査**では、ホタル の幼虫が推定23匹しか生息していないことが明らかにな  った。
   そこで費用対効果として以下のような計算を行っている。
    平成25年度予算は、37,615千円となった。
    平成26年度当初予算額は、37,532千円であり、生息調査*におけるホタル推計数   の23匹が成虫になったと仮定すると、1匹当たりの経費は1,631,826円となる。

と行政は報告している。

 これに対する有効な反論(反撃)がない限り、行政側の主張に理があるように見える。
このカラクリが私には見えてこない。

    史的唯物論の理論形成の歴史       黒岩 洋祐
送信日時:2014/10/28 12:35:32

 物質は一時も休まず変化し、運動する、その際やみくもに変化し運動するわけでなく一つが達成されたら次の段階へと次々段階をおって、その物質独自の運動の法則にそって変化し発展する。この「独自の法則」がミソといえばミソ。柿木は柿木の、栗木は栗木の、トマトはトマトの、大豆は大豆のそれぞれの成長の法則にそって、発芽しー成長しー花をつけー実を結びという風に条件が整えば誰(神とか人間とか)の意志とは関係なく変化していく。順を追って、発芽がなくて成長もなく、成長を飛び越して開花したり、結実したりすることはない。これが大雑把な弁書法的唯物論と理解している。

 人間社会という物質はどうか?人間の歴史は神や英雄の意志(意識)が働いているではないか!
この疑問を解明したのがマルクスの史的唯物論と理解している。なるほど人間社会にあっては意志(意識)はなくては歴史は語れない。それではその意識は何処でどのように生まれるのか?神や英雄、あるいは天才的な人物の頭脳のなかにか?このことの解明の難しさが人類史の理解を長いこと理路整然とできなかった原因であった。
 この意識と意志の発生のメカニズムを明らかにして史的唯物論に到達した。

   ルールある資本主義の日和見性がいよいよ鮮明に     黒岩 洋祐
送信日時:2014/10/27 16:16:23


 「資本主義の終焉と歴史の危機」水野和夫に出会ってから「ルールある資本主義」路線の日和見性がいよいよ鮮明に理解できました。この路線は史的唯物論でもなく完全に不破哲三の頭に浮かんだ観念であり、現実の世界の変革とは全く縁もゆかりもなくブルジョアジーに対する屈服路線である。この路線の克服なくして革命運動は一歩も先進できないと思う。

 かって不破氏はソニーの元盛田会長、オリックスのも 堤オウナーなどを高く評価したことがあった。親付き合っていた感じであった。屈服の始まりはここからではと思うが、いまでは元自民党野幹事長がどうの加藤紘一がどう言ったとか、・・・・どうでもいい人たちを評価しともにたたかってもらえるかのように考えている節がある。まったくばかげた話だ。

 自民党の幹部が共産党を褒めている。だから共産党の主張は正しい??                                               エガリテ


 共産党のこの間の最大の誤りは、自らの政策の正しさを、自民党の幹部も賛成しているから正しいという論理を打ち立てたことにあると思っています。
 今日よもやま話に書きましたが、阿修羅で頑張っておられるgataroさんが、安倍首相を批判して、自民党の機関紙にJR総連の幹部であり、革マルの幹部であった松崎明が自民党の機関紙に登場したことを、野合だと批判した。
 これがもし野合であるというのなら、赤旗に登場する自民党の幹部は一体何なのか?これこそ野合でないのか。
 共産党の論理の一貫性見たな壊れ始めている。ご都合主義の理論では大衆を組織することはできない。

  雨傘革命を支持する。 日本共産党の立場は、曖昧さが残る。 U3さん 
送信日時:2014/10/26 09:25:47


 U3です。egariteさんの言動を支持しています。

 雨傘革命は普通選挙を要求している「だけ」である。人類常識を普通に実現してほしいという要求はどこが「秩序破壊」にあたるのか。「独裁崩壊」に資するとは理解できるが。
 人類社会発展の方向を支援するのが「内政干渉」かどうか。
 一般新聞や他の報道機関が報道する何分の一かしか赤旗は報道しない。しかも記事の文章に「連帯感」を感じない。編集者や記者には、綱領の精神があるのか。抑圧や弾圧があれば、「聖域なく」指弾するのではなかったか。
 一政党が、よく分からない理由で歴史的責務を怠っても、私は微力ながら、出来る支援(無形だが)をしたい。

    たしかに、しんぶん赤旗は年々力を失っている。     エガリテ

 ありがとうございます。
  たしかに共産党の赤旗は年々力を失っている。この間見ていて感じるのは重要な問題がおこっても赤旗に報道されないことが多い。この間一番ずれたのは、従軍慰安婦の記事で朝日新聞が吉田証言は虚言だった。関連記事16本を取り消しますという記事が出たか、それに対して赤旗は1ヶ月以上沈黙を守った。
 新聞社として独自に、即日主張が出せる力量を持たないと新聞として全く面白くない。当中央の判断を受けないと何も書けない新聞では、新聞としての価値がない。それとその国の共産党と友好関係にあるか否かで記事が100%違う書き方では、情報の偏りがひどく新聞として魅力がなくなる。
 文化大革命の最中は、中国をコテンパンに書いていたのに、今では友好関係にあるからと中国問題の記事が全く冴えない。さらに従軍慰安婦や北京大虐殺など日韓・日中間に歴史認識の違いのある案件について、中国や韓国の主張を全面的に受け入れ、その立場を支持する対応は、韓国や中国の発展にとっても良くないし、日本人の国民感情からも浮いてしまう。
 これらの問題は重要であり、安倍首相や産経新聞の立場は間違っているが、中国や韓国の対応もおかしい。バランス感覚に立った解決をめざすべきだ。
 毎日新聞に「戦後70年」という特集があり、「日本は戦後70年をどう迎えるべきか」で米ハーバード大学名誉教授のエズラ・ボーゲル氏が登場し「隣人の心情 理解を」という記事(10月27日朝刊)があるが、その中で彼は、「慰安婦は何万人だったというのはいろんな見方がありうる。しかし、人数がどのくらいだったとか、南京事件は大げさだというのでなく、日本が悪いことをしたと世界に説明すれば中国や韓国は納得すると思う」と発言しているが、私は、これは違うと思う。日本のやったことの真実を暴き出し、謝るべき点は謝るこの主張を守らないと、結局は誤り続けなければならない。
 例えば最近、米大手教育出版社「マグロウヒル」(本社・ニューヨーク)が出版した高校の世界史の教科書に、「日本軍は14〜20歳の約20万人の女性を慰安所で働かせるために強制的に徴用し、慰安婦になることを強要した」「逃げようとして殺害された慰安婦もいた」などと、強制連行があったかのように記述されている。(これは朝日新聞が誤った挺身隊と慰安婦の混同がある。基本的には14歳の子供を慰安婦にはしていない。金額順の証言でも14歳で母親にキーセンの検番(日本でいう置屋)に売られていった。17歳まではキーセン置かれ、17歳から慰安婦になっている。)
  さらに、「日本軍は慰安婦を天皇からの贈り物として軍隊にささげた」と虚偽の内容も含まれている。「日本は従軍慰安婦として朝鮮人の14歳から17歳の子供を20万人強制連行し、敗戦時にはその「犯罪がバレル」のを恐れ、その多くは虐殺された」という記述があることがわかった。
  これは韓国が主張し、アメリカの教科書に採用させたのだと思われる。このような嘘を国際的に流布する彼らの言動にたいしては批判を行わないと、まさに日本はレイプ国家として世界的に認識されてしまう。
  赤旗は最近冴えないが、従軍慰安婦問題だけは、一貫してその主張を変えない。しかしそこには自主性がなく、中国や韓国の言うことを全面的に認めている。これは日本国民の利益を売り渡すことであり、国民から支持を失うであろう。
  事実は事実として認める必要はあるが、相手国の国民感情を考慮して事実でないものも認めるエズラ・ボーゲル氏の主張は認められない。

 今日の時代が人々に繰り返し解決を迫る二つの課題 黒岩 洋祐さん 
送信日時:2014/09/29 19:24:51

 
1.資本主義のシステムに替わる生産システムへの転換
2.命を全うする医学への医学の発展

この二つの課題が時代が我々人類に解決を迫っている避けて通ることのできないというか課題だと思います。この二つを制する者が多くの人々を結集し天下を制することに成功する.
 農業生産が中心の産業から多くの他の産業の勃興にいち早く気ずき楽市楽座をテコ入れして、当時の人々の支持を得て天下人になっていった信長・秀吉・家康を頭目にした武士階級。
 漸次的に発展する生産技術のなかで生産はさらに大きなものになり、武士の天下の封建社会の狭苦しさ、気づき、新しい時代資本家が天下人になる道を開いた維新の志士たち。
 資本主義のシステムの下で生産は目覚ましく発展し生産物は飽和状態にまでなり、資本は働き場を失い、資本主義の生産システムは時代遅れのシステムになってしまったのが今日の事態でしょう。資本は更なる働き場を求めて、中国、インド、ブラジルなどの資本主義としては遅れていたところに求めたりしていたがそこも早晩つまり始めています。資本は海外に働き場を求めるだけでなく、国内の中間層にも襲いかかり、格差を広げ一握りの富者が富の独り占めになりつつあります。
 預金金利の0に近い事態が長く続いています。これは資本主義が終わっていることを現しています(水野和夫)。
資本主義が別のシステムに替わるまで人々の脳裏にくりかえし、訴えかけてきます。
 安倍晋三は資本の代理人として、世界中を駆け回り、国内では男性ばかりでなく女性にも襲い掛かろうとしています。
 知ったかぶりの不破哲三一味はお人よしの多くの党員をだまし「ルールある資本主義」にすれば資本主義に未来があるかのように言っています。論語読みの論語知らず!マルクス読みのマルクス知らず!です。

 40兆円に及ぶ国民医療費にも関わらず病気は種類も量も増えつづけ、人々の脳裏に繰り返し「手はないのか」訴えかけてきます。現代医学は形而上学的観念論の医学です、弁証法的唯物論の医学に発展させなければなりません。弁証法的思考の医学者に千島喜久雄氏がいます、なるほどと思わせるところが沢山あります。ですが、彼は観念論立場です。
 「科学の目」を得意がる知ったかぶりの不破哲三らは生命は科学的には運動しないと思っているみたいです。ここでもマルクス読みのマルクス知らずです。

   革命はそれを支えていく部隊の創設が必要!   エガリテ
平成26(2014)年10月6日


 投稿ありがとうございます。
 ご指摘の資本主義の行き詰まり、医療問題の改革どちらも同意できますが、革命はそれを支えていく部隊の創設抜きに、自然発生的にはできないと思っています。
 共産党の掲げる、ルールある資本主義という方針では革命は起こりません。先日の国会代表質問で山下書記局長が、「大企業減税のための財源に赤字の中小企業にも負担を強いる外形標準課税な拡大は、全くの逆立ちだ」と批判したが、この指摘そのものは良かったが、共産党は大企業中心の日本の独占資本主義にたいする攻撃を最近は行っていない。
共産党が現在力を入れているのは「ブラック企業」に対する攻撃であり、この戦いはそれ自身としては有意義であるが、誰が「敵か」という問題を曖昧にし、ブラック企業をなくし、ルールある資本主義を実現すればバラ色の世界が現れるかのような錯覚に陥る議論を展開している。
 共産党がブラック企業にカウントする企業は、ワタミのような急成長してきた弱小企業であり、本当に国民の生活を破壊している大企業を野放しにしている。
 私は山下書記局長の演説を聞きながら大企業を甘やかしているのはあなたたちでしょうと思わずテレビにツッコミを入れた。
 日本を変革していく課題を明確にし、それを実行する部隊の創設を行わない限り、社会変革は成し遂げられない。
 医療改革はその一分野ではあるが、医療改革だけでは、日本は変わらないと私は思っています。個人的には医療に対する不信、不満はたくさんありあす。
 
 少し、本筋からずれますが、私は胃カメラを飲み、全く問題がなかったのですが、それで医者に「何ら問題はないと突き放されました」が、「ちょっと待ってくれ、私は胃がしんどいのは変わっていない、胃カメラでみて問題がないから全く問題がないというのはおかしいのではないかと指摘」したら、1枚のセルフテストの紙を渡され、これにチェックしてくださいと言われた。チェックして渡すと、新しいお薬を出しますと言われ、もらったお薬をインターネットで検索するとノイローゼの薬であった。
 私はうる覚えの記憶でインターネットを検索し、そのペーパーを手に入れ、再度チェックして点数を見たが、5点であり、ノイローゼの判断基準の13点を大幅に下回っている。
 おかしいなと思っていたが、最近そのテスト用紙がたまたま机の上から顔を出していたので、再度足してみたら11点あった。あれ前は計算間違いだったのかとよく見ると、出されている問題の内にダミーの問題があり、それは計算に入れないという注意書きがあった。
 私の担当する町医者は、このダミーの存在に気がつかず全て足してしまい、11点でノイローゼと診断したものと思われる。
 ちなみに私がチェックしたのは、@仕事は几帳面なほうである、A議論には熱中するタイプである。Bテレビをいつ見ても楽しいという項目である。これらに◎をつければ各3点であるこれだけで9点になり、Cあとは朝早く目覚める時があるD翌日まで疲れが残ることがあるであるが、これらは、ノイローゼにカウントされる項目である。
 先の@の仕事は几帳面が3点加算されることすら、私はこのチェックリストを作った方の能力を疑うが、「議論に熱中する」や、「テレビが面白い」までが、ノイローゼの対象には恐れ入る。(問題作成者はカウントするなと書いているが)年寄りの町医者はこれすらわかっていない。
この現状にものすごく腹を立てている。町医者がすでに薬屋に成り下がっている。全く恐ろしい現状だ。(私は出された薬を一錠も飲まなかった。)
 しかしこれと社会変革がどう結びつくのかわからない。


     ※拡散用魚拓(全4ページ)          ふでさか ひでよ さん 
送信日時:2014/09/26 09:36:00


 戦後「左翼」の罪深き思考停止朝日新聞の虚報、捏造の背景にあるもの 2014.09.22(月) 筆坂 秀世

アメリカの歴史観・価値観にどっぷり浸かった共産党
http://www.peeep.us/d71800da

アメリカの無差別攻撃を批判しない日本の左翼
http://www.peeep.us/92e1bdbc

朝日の虚偽報道の根底にあるもの
http://www.peeep.us/b4d49164

「誤用」を認めた本多勝一氏
http://www.peeep.us/7586a244

  電波芸人成り下がった筆坂秀世氏を私は支持しません。     エガリテ
平成26(2014)年10月6日

投稿ありがとうございます。
 
 しかしこの投稿の仕方にはあまり感心しません。やはり自分の意見を主張すべきであり、筆坂氏の投稿のURLの貼り付けはどうかと思います。

 筆坂氏の文書の内容は、それなりに面白い面もありますが、筆坂氏は共産党の大幹部であり、党の政策決定に関与できる位置に存在し、国会でも党の立場で論戦していた者が、全く違う観点から述べられても、その発言に信用性は全くありません。
 筆坂氏自身が、路線上の対立で党を離党されたのであれば、私も支持しますが、セクハラ問題で首になり、(これ自身はでっち上げの面もあるのではと思っていましたが)急に全く違う立場、しかもどちらかと言えば右翼的立場から議論に参加される姿は、電波芸人のように映ります。
 私も共産党に異を唱えていますが、私など末端の党員は、自分の意見は全く述べる機会がなく、いつでも当中央の判断は全て正しいという世界で育ち、意見を述べれば、異端児、裏切り者と見られていた者とは立場が全く違います。
 筆坂氏が口を開くのであれば、党のなかでどのような主張を行っていたのか明らかに、自分の責任についても明らかにした上で喋るべきです。
 彼の電波芸人としての立場を支援する行動に私は参加しません。


   資本主義が終わっている(水野和夫氏)    黒岩 洋祐さん   
送信日時:2014/09/17 16:07:37


 資本主義が終わっているという説を投稿しました、僕などよりはるかに権威ある経済学者が批評しています。
 水野和夫氏です。彼は民主党政権の千石芳人氏のブレーンとして活躍したユニークな専門家です。「資本主義の終焉・・・・」という本ですが専門家としての卓見が素人にもわかるように述べられています。
 資本主義の後のシステムについて社会主義を明確にしないところがこの人の限界化も知れません。ともかく、この人の理論を活用すれば10年以内に政権の獲得もお夢ではない?思います。

今国民は変化を求めています!

  多くの国民の組織化が重要です!              エガリテ
平成26(2014)年10月6日


投稿ありがとうございます。

 長いあいだ放置したままで申し訳ありません。この間従軍慰安婦問題に力を入れていたのと、他にもう一つホーもページの開設準備に入っており、忙しくしています。まだ勤めており十分時間が取れず失礼しました。
 資本主義の行き詰まりはお説の通りだと思いますが、その克服は、やはり共産党が強くなり多くの国民を組織していくこと抜きには実現しないと思っています。
 現在の共産党は、闘いを組織できず、従軍慰安婦問題でも、右翼勢力の攻勢に十分対応出来ていません。理論戦線での闘いが全く弱くなりました。赤旗の拡大で党勢を伸ばすやり方では限界があり、共産党自身の破産を防ぐだけの闘いになっています。この政党には未来がないと思いますが、これに変わる政党は現在の日本にはありません。共産党の軌道修正しか未来の展望は切り開けないと思っています。


  従軍慰安婦問題 帝国主義戦争を肯定するか批判するかの別れ目 弥生さん
送信日時:2014/08/28 19:39:53


 従軍慰安婦問題を認識判断するかで、かつての帝国主義戦争(大東亜聖戦)を肯定するか、批判するかの分かれ目になっている。アカハタがこれを否定的に取り上げない根拠は、吉田某が共産党員だったし、それを大々的に真実と報じてきた過去があったというひどい事態に対して、なんら誠実に対応できないということですね。共産党は、都合の悪いことに対しては自己批判する伝統がありません。むしろ口を拭ってホッカムリするのが歴史です。例えば、日中戦争に組織として壊滅させられ、戦後はアメリカ占領軍を解放軍と規定し、スターリンを賛美したり、毛沢東を支持したり、2・1ストを中止に追い込んだり、挙げればきりがありません。慰安婦問題も同様なやり方ですね。戦後憲法では天皇条項がありながら、至上のものであるかのように持ち上げてきました。これはなぜかを共産党綱領の変遷から見なければならないと思います。
 さて、私たちは、従軍慰安婦を強制的にでっち上げ、軍行動に連れまわし、人畜に劣ることをやってきたことを誠実に自己批判すべきです。日本の国民として反対できなかったし、それはアジア諸国への侵略戦争を自己批判することと同一だと思います。その上に立って、謝罪や補償というだけにとどまらず、なぜ当時の戦争政府に反対できなかったかを切開するべきです。これが根底に残っているからまた安倍政権のような戦争国家への政府を許してしまったのだと思います。
社会党・共産党の綱領はどうなのかを見つめなおさなければ、また歴史の繰り返しです。

  従軍慰安婦問題は重要だが、強制連行の有無など再検討が必要  エガリテ
平成26(2014)年9月6日


 弥生さん いつも鋭いメールありがとうございます。

「20万人の韓国人女性が強制連行され従軍慰安婦」とされた。・・・これは事実か?

  従軍慰安婦の問題は、複雑でむつかしい問題があります。「20万人の韓国女性が強制連行された従軍慰安婦」というこの設定が果たして真実かどうかが争われているとき、過去の戦争犯罪を捉え安倍内閣の軍国主義化と対地していくと方針は一見勇ましく見えますが、私はまず、「20万に登る従軍慰安婦」という問題の立て方が正しいのか、この検証が先だと思います。間違った「事実」で戦っても勝利はできません。墓穴を掘るだけです。
  最近の朝日の「吉田証言の取り消し」だけでは終わらないのではと思っています。この問題の建て方のいいかげんさに、私は戦後左翼の主張の全面的見直しが迫られていると見ています。おそらくこの見直しは、「南京大虐殺」にも影響を与えると思います。それほど右翼の主張は実証的な点検を経て組み立てられています。左翼側にそれを打ち破る論陣が現在は不足しているように見えます。

韓国は、日本軍による「20万人の慰安婦(性奴隷)」を世界に発信。、

  従軍慰安婦問題は、日本がアジア諸国との友好関係を築く上で避けられない重要な問題です。しかしこの従軍慰安婦問題が、吉田清治氏の無責任な発言から、形成されてきた歴史があります。韓国は、アメリカを始めとする海外で日本批判のキャンペーンを続けており、マンハッタンの近くに三ヶ所の慰安婦碑を建てている。その碑文(例えばパリセイズパーク)では、「1930年代〜1945年、日本帝国政府軍によって誘拐された20万人以上の婦女子の記念。「慰安婦」として知られている。彼女たちは、人権侵害や違法行為を耐え忍んだ。人間性に反した犯罪の恐怖を決して忘れないようにしよう。
  2010年10月23日 建立 バーゲン郡郡長郡議会・バリセイズ・バーク自治町  というのがある。
 
  またアイゼンハワー公園の慰安婦碑では、「『慰安婦』として世界に知られている200,000人以上の婦女子を偲んで、彼女たちは1930年代〜1945年 日本帝国政府軍による性奴隷の扱いだったと考えられています。彼女らが被った人間性に反した憎むべき犯罪は忘れ去られてはいけません。彼女らが耐え忍んだ人間の尊厳への重大な侵害は忘れられないでしょう。
  2012年6月20日 建立 ナッシー郡 部長 エドワード マンガノ 韓国系アメリカ人公共問題委員会 大韓民国 広州広域市 というのがある。(あとで述べる西岡論文より)

  この二つの共通している点は、「日本帝国政府軍によって20万人以上の韓国人女性が『慰安婦」として扱われ、人権侵侵害や違法行為が行われ、この行為は『性的奴隷』の扱いであった。」という主張である。
 

「韓国の主張」を支持してきた朝日新聞・共産党

  この韓国側の主張を支えてきたのが、朝日新聞であり、政党では共産党や社会党(現在の社民党)であった。私なども10数年前まではこの主張を完全に信じてきたし、また支持してきた。しかし、一般的に右翼と言われる人たちが、これらの主張は誤りであり、そのような事実は無いと言われていたが、右翼勢力の言うことなど全く気にもしていなかったが、仕事上の必要で、右翼側の主張も学んでおこうと、インターネット上を検索し、一通り読んでみて。右翼側の主張の事実関係の調査の裏付けに基づく主張の論理性に驚いた。
  今回(8月5日、6日)に、従軍慰安婦問題のオピニオンリーダーであった朝日新聞が吉田清治氏の証言に基づく1991年当時の朝日新聞の「強制連行」による従軍慰安婦記事の内、「強制連行」については、その事実が確認できなかったとその吉田清治証言の偽証性を認め関連記事16本を取り消した。
この段階で、従軍慰安婦問題に関連して、吉田証言がどのよう影響を与えたのかを検証し、この朝日新聞の記事が社会に与えた影響を明らかに自己批判すべきであったが、朝日は謝ることを拒否している。
  さらに重大なことは、ジャーナリストの池上彰さんが連載しているコラム「新聞ななめ読み」に、この従軍慰安婦問題が扱われている(過ちをしたなら謝罪すべきだ)からとって掲載を拒否して、逆に池上氏から連載の打ち切りを申し入れられて、慌てふためき、今後は一転して掲載すると方針展開する醜態を犯してしまった。
 また、朝日新聞は、「週刊新潮」の広告を掲載するにあたって、従軍慰安婦問題に関する記事などの見出しの一部を黒塗りした。このような行為は言論の自由を一番大切にする報道機関として、その存在が疑われる失態である。
   同時に前回も書いたが、共産党はこの問題で何ら発言を行わず、赤旗新聞を見ても、「池上問題」は一切報道していない。報道機関としての真価が問われる問題で、ダンマリを決め込むことは、自殺行為である。なお社民党の動きは把握していないが、この問題に深く関わってきた福島瑞穂氏あたりが、その見解を述べるべきである。
   戦後の民主化運動には、軍国主義一色の世界から解放され、社会主義国の影響もあり、我々の学生時代は、社会主義勢力は、労働者階級の国であり、全てが正義だと教えていた。また一方では帝国主義・資本主義勢力は、侵略戦争を繰り返し、自国民のみならず他国民を収奪していく悪の根源だと学んできた。
 我々が「沖縄を返せ」と言っている時に、「北方領土を返せ」とヤジを飛ばした者がいたが、「馬鹿な奴」だと認識していた、平和運動でもアメリカの核は「平和への驚異」だが、社会主義国の核は「平和のための核」だという主張を素直に受け入れていた。こうした主張はおかしいなというところもあったが、社会主義に対する批判は、反共主義であり、国家が総動員して社会主義を悪く思わせる思想宣伝をしていると言われ、それを認めて来た。宗教ではないが、それに確信が持てないものは、思想性が低いという批判が行われるので、社会主義等に対する批判は、すべて反共攻撃だと処理してきた。
 こうした思想性が、現実の問題を客観的に見ていく目を塞ぎ、北朝鮮における拉致問題等もそうした目で見ていたため、共産党や社会党は、そんなことはありえないと主張し、その事実から目を背け、小泉首相の訪朝で、北朝鮮自身が拉致問題を認めて、初めて拉致問題認めるという醜態を演じ、国民の利益を守るべき政党としての大きな誤りを露呈した。
  すでにソ連が崩壊し、東ヨーロッパにおける社会主義が崩壊し、東ドイツでは自分を監視していたのが夫婦の相方だったことが分かったり、ルーマニアのエイズの子どもの存在(チャウセスクの政策が関与)など、社会主義の負の歴史をたくさん見せられてきても、頭にこびりついた、社会主義は善で資本主義は悪だという考え方から脱却できていないのが今の共産党の現状だと思われる。
 未だに中国は社会主義をめざす国だと捉え、韓国の「従軍慰安婦問題」を取り上げて闘う団体を帝国主義や軍国主義と闘う団体だと信じ、安倍内閣の軍国主義化と戦うためには、この韓国の怪しげな団体(注1)や世論と共闘して、国内で「従軍慰安婦問題」を闘うことが、民主勢力の前進につながると共産党は考えていると思われる。しかし、「従軍慰安婦問題」は韓国でも政治的に利用されており、この問題が先鋭化すればするほど、韓国も右傾化が進み、日韓の和解が遠のくだけである。今必要なことはこの問題の検証を行い、お互いの認識をすり合わせ、和解を推し進めることが大切である。
 
 注1:韓国で昨夏出版された「帝国の慰安婦」の内容が問題視され、元慰安婦9人が今年6月にソウル
      東部地裁へ販売差し止めの仮処分を申請し、著者である朴裕河(パクユハ)世宗大教授を名誉毀損
      (きそん)で提訴した。この後ろ盾には日本に謝罪や賠償を求めている支援団体「韓国挺身隊問題
      対策協議会」があると思われる。
       「帝国の慰安婦」については後で述べるが、従軍慰安婦問題について、優れた分析を行い、日
      本と韓国の「和解のため」の課題を整理して提案している。
     この内容が気に入らないから、裁判所に差止め請求を行うような個人や団体は信頼できない。韓
      国国内での議論を封じ込め、自らの主張のみを認めさせようとする態度に民主的団体を語る資格は
      ない。

共産党の不思議

  共産党の不思議は、多くの点でマルクスレーニン主義の基本をすでに逸脱し、アメリカ帝国主義批判は既に消え去り、世界情勢はアメリカの立場で語っている場合が多い、さらに日本国内における労働者階級の闘いなどには全く関心がなく、ルールある資本主義の立場から、ブラック企業に対する批判は確かに行っているが、独占資本主義そのものの批判は行わず、大企業に対しては、景気回復のために(労働者の生きる権利ではない)、大企業の内部留保金の1%回してもらえないかとお願いしている姿しか見えなくなっている。
  唯一共産党が主張を変えていないものが、戦前の日本の戦争犯罪に対する追求である。この点については、共産党は一歩も後退していない。しかしこの日本の戦争犯罪については、「従軍慰安婦問題」も「南京大虐殺事件」も右翼が批判を繰り返し、私自信、最初は「バカが騒いでいる」としか、受け止めていなかったが、今日では論壇を見る限り、「従軍慰安婦」も「南京大虐殺」も左翼側からの検証は進んでおらず、右翼側の事実に基づく検証にじわじわと追い込まれているのが現状である。
  朝日新聞が、1991年に吉田清治氏の主張(慰安婦刈り=強制連行)という主張を根拠に、日本の戦争犯罪を追求したが、この吉田証言が虚偽であったことを最近認めた。この「強制連行」の根拠が崩壊した段階で、「従軍慰安婦問題」の再構築が必要になっている。

  最初に書いた「200,000人以上の強制連行された従軍慰安婦」というこの定義の見直しを行わない限り、今後いくら安倍内閣の軍国主義復活阻止のため、韓国の慰安婦問題の団体に呼応する形で従軍慰安婦問題を取り上げ、戦争犯罪を主張しても、日本国民の心を捉えることはできず、返って国民から遊離するであろう。
  共産党は、尖閣列島問題でインターナショナル(世界の抑圧された者の団結)の立場を捨て、国内のナショナリズムに依拠しようとした。選挙の際に最大に撒かれたのは、「尖閣列島は日本のものだ」というビラであった。(大阪11区では)
  しかし従軍慰安婦問題だけは、韓国側の主張を鵜呑みし、国内の世論をまったく気にしていない。「20万人の強制連行された慰安婦」、この根拠はどこにあるのか、右翼陣営はこの韓国の主張を完全に論破している。(注2)共産党が相変わらずこの主張を行うのであれば、その根拠を明らかにしなければ、国民に責任を持つ責任政党として、国民から支持されないであろう。

注2:「20万人の強制連行された従軍慰安婦」この数字は完全に誤っていると「新しい教科書をつくる会」
     や拉致被害者問題にも関わっている東京基督教大学教授 西岡力氏は以下の主張をされている。
        「1970年8月14日付けソウル新聞に「1943年から45年までに、挺身隊に動員された韓・日の2つ
     の国の女性は、全部でおよそ20万人。そのうち韓国の女性は5−7万人とされている」という記述が
     ある。軍需産業への勤労動員であった挺身隊への動員にたいする記述であり、慰安婦とは全く関係
     がないし、20万という数字は日本人と朝鮮人を合わせた勤労動員数だった。(この20万人も正確で
     はない。挺身隊として内地の工場に動員された朝鮮人女性は4千人以下)」『正論』(初秋増大号)
     「隠蔽と誤魔化しでしかない慰安婦報道」『検証』
    この挺身隊と慰安婦の混同が行なわれた、その根源は吉田清治氏であり今回朝日新聞は吉田証
     言を虚偽と認め、朝日新聞自体も「挺身隊」と「慰安婦」を混同していたことを認めた。(朝日は認めた
     が、その当時は研究が進んでいなかったと自己弁護した。  
        (この吉田清治証言の虚偽が明らかになった段階で、従軍慰安婦問題に対して、共産党がどう捉
     えているのか発言すべきである。)

  「20万人の従軍慰安婦の問題」は、右翼側からこれほど明確に批判されているのに、それを無視して相変わらず、「強制連行された従軍慰安婦問題」を掲げて戦えば、それは確実に国民から遊離する。再度従軍慰安婦とはなにかその定義を明確にし、軍の関与はどの程度あったのか、吉田清治氏の主張した「慰安婦刈り=強制連行」は本当にあったのか、その規模はどの程度であったのか、などの検証を行い、その上で議論を行うべきである。
 吉田清治証言がまったくの嘘で、彼の書いた小説を売るために嘘の証言を行い、韓国にいって土下座して謝るパホーマンスを行ったとすれば、騙した彼が一番悪いのは当然であるが、こんな単純な嘘に単に騙されただけでは、報道機関や政党はその責任をまぬがれないであろう。しかもその誤りに気づきながら、そのことをほっかむりし続けた対応は無責任であり批判されるべきであろう。(小池副委員長は吉田清治氏の嘘はすでに皆が知っていたと報道2001で語ったが、共産党が何時嘘だと気づき、その後過去の吉田証言に基づく党の見解等を何時撤回したのかは語らなかった。)

  

韓国発の優れた本(「帝国の慰安婦」)

 9月1日の毎日新聞の「風知草」山田孝男氏の記事(「注目の『慰安婦』本の受難」)に「帝国の慰安婦/植民地支配と記憶の闘い」(2013年)朴裕河・世宗大学日本文学科教授(57)女性が取り上げられているが、この方の出した本は、韓国では訴訟がおこり、日本語での出版が延期されてしまったらしいが、インターネットで検索を行えば、この方が書いた要旨が掲載れていた。
  この方は、その前に出された本の題名が「和解のために」であり、従軍慰安婦問題で日韓が和解するためにこの問題の整理を行われている。慰安婦問題をことさら日韓の政治的戦いの場所に持ち出したり、安倍政権の軍国主義化を阻止するために担ぎ出すというような政治的引き回しは避けるべきであり、彼女の主張するように「和解のために」日韓はそれぞれ何を行うべきか検討していくことが正しいのでないか。
 左翼側にこの勇気がなければ、右翼が先導する嫌韓論・嫌中論がますます指示を得て、日本の軍国主義化を阻止する運動が、逆に日本の軍国主義を推進する勢力の旗振り役になってしまうことを気づくべきだ。

  この「帝国の慰安婦/植民地支配と記憶の闘い」(2013年)朴裕河・世宗大学日本文学科教授(57)のインターネット上の要約を、更に私が要約した文書を、本日「よもやば話」にUPした。是非この文書も読んで欲しい。考えさせられる論文だ。


赤旗新聞は『嫌韓風潮反対!』一大キャンペーンを行うべき!  松本 陽一
送信日時:2014/08/19 20:04:04


  拙い投稿を掲載して頂いてありがとうございます。私は現在韓国系高校(学校教育法一条校です)や専門学校(外国人の方が多い学校で、その多くはChineseかKoreanです)などで教えています。そういう立場から、昨今の嫌韓の風潮に対して、これを苦々しく思っている人も少なからずいるのですから、『赤旗』などで大々的キャンペーンをするべきだと思っております。別に韓国におもねる必要はありません。朴(原稿はハングル文字)政権の批判すべきところは堂々とやればよいのです。

  もう一つ。「さざ波通信」で没になったことを書きました。その理由は、共産党の候補者をバカにしたことにあったようです。共産党の候補者の資質の低さを指摘したのです。やたらめったら候補者を立てますが、彼らが本当に当選したら困るだろうと言ったのです。実際、党専従ばかりです。友人に大手新聞社の重役がいますが、彼が若い頃「サツ廻り」をやっていた時、共産党の候補者が何も分かっていないと言っていました。共産党予定候補者のポスターには、「○○対策委員長」などと書いていますが、そんな委員会など存在しないでしょう。他の党は、多様な人々を立候補させています。地方議会など、別に無所属でも問題はないでしょう。

  私も共産党に入れたことはあります。でも、あからさまに書きにくかったので、ハングルで(ハングル文字が書かれている)と書きました。有効になったかどうか。

  『嫌韓風潮反対!』には賛成だが、朴大統領の『反日』にも反対!  エガリテ
平成26(2014)年8月24日


 投稿ありがとうございます。

  おっしゃるとおり嫌韓を煽る風潮は悲しいものがあります。従軍慰安婦の問題でも、吉田清治の誤りを指摘するものが、同時にあの戦争は正しかったという勢力であり、嫌韓を煽る人たちであることが歴史の不幸だと思っています。
  ただ、私は市の仕事で多文化共生事務に携わったことがあります。そのとき民間の方がやっておられる外国人との交流事業に参加させていただきましたが、韓国・朝鮮人の方と他の外国人とは全く違うイメージを感じました。ニューカマーと呼ばれる韓国・朝鮮人以外の方が最近急増し、外国人市民の半数は、ニューカマーです。この方たちは外国人特有の明るさをもち、日本人との友好をとても楽しんでおられます。
  韓国・朝鮮人の方となると役所側も構えてしまうところがあります。また運動団体も何かに付け差別問題を前面に出され対応されるため、どうしても底抜けに明るく友好を深めることが難しい状況にあるなという認識を持っています。

  あなたは学校で先生として教えておられるのでそのような感情はもっておられないと思いますが、行政内部にいたものはその壁を感じます。
 あなたが言われるように、嫌韓は誤りであるというキャンペーンを赤旗がはることは賛成ですが、朴大統領の推し進める他国に対する恨みを国民統合の思想にするやり方には反対です。これは日本人の悪口を言われるから反対というのでなく、そもそも国民をそのような思想で洗脳することは、国の指導者として間違っているという思いが強いのです。現在の朴大統領のやり方は韓国にとっても良い結果を生まないと私は思っています。(注1)

注1:韓国で安倍晋三首相の暗殺を企てる小説が大人気になっているという。タイトルは「安重根、安倍を
   撃つ」で、小説家キム・ジョンヒョン氏の作品安重根が現代によみがえり、安倍首相が狙撃される内
   容(今、インターネットを検索していたらたまたまこの記事に遭遇した・・・ニュース源は大スポらしい)
 
  こうした状況に日本が追い込んでいると言われれば返す言葉はありませんが、「本当にそれでいいのですか」というより他にはありません。日韓友好の課題を設定し、その実現の為の障害をお互いに克服していく努力が必要だと思っています。

 共産党の件、あなたが言われる通りだと思っています。あなたが言われるように、立候補にあたって「市民生活部長」などの肩書きを付けていると思います。しかし私は全く違う視点から、共産党の大阪11区の候補者の肩書きに「党専従」と書かれていた事を批判したことがあります。「市民と何ら関わりのない『党専従』という肩書きで選挙が戦えるのか」と。
 確かにでっち上げです。早くから選挙を闘う候補者を育てるという考え方がないため、選挙ごとに候補者を決めています。候補者は選挙が終わればまた「党専従」になってしまいます。他党派は、候補者は受かるまで候補者であり、何年でも継続して戦います。それを支えているのは自分が議員になりたいという執念です。私は候補者には、この情熱が大事だと思っています。

 共産党の議員の水準の低さには私も呆れています。本日、市会議員団の出している「市政資料」の水準の低さを指摘していますので、よければそちらも読んでください。


  従軍慰安婦問題で朝日の対応に対して共産党の動きが鈍い 松本 陽一さん
送信日時:2014/08/11 16:53:20


 はじめまして。偶然、このサイトに出会いました。私はかつて、党員でしたが、1980年代(当時、京都大学大学院支部)に党を批判したら除籍処分になりました。以来、共産党にはあまり投票していませんが、安倍晋三が余りにも酷い(大阪では橋下徹が余りにも酷い)上、他に政権獲得能力のある野党も存在しないので、日本共産党を含む政権の誕生を望むようになりました。しかしながら、かつての「たしかな野党」という敗北主義には呆れたものです。政党とは政権獲得を目指す組織です。共産党は政権構想を目指す組織ですしっかりせえよと言いたいです。

「さざ波通信」のことが書かれていました。私も投稿したことがありましたが、没になり、以来、見ていません。

今回は御挨拶までですので、「討論の広場」転載は特に希望しませんが、慰安婦問題で動きが鈍いのが気になります。吉田証言が虚偽であることは研究者の間で常識でした(私も歴史を教える者の端くれです)。朝日が妙なタイミングで取り消しましたが、これについて共産党の見解が見当たりません。吉田清治が共産党員だったので、これを追及されることを恐れているのでしょうか。吉田証言が虚偽であることは、「ネトウヨ」や自民党などは鬼の首をとったように騒いでいます。吉田が言うような「慰安婦狩り」のような下手なやり方は、幾らかつての「大日本帝国」でもやるようなことではなく、騙して慰安婦にした事例が少なくなかった(幾つか証拠がある)わけで、ここで日本政府の責任追及を緩めるわけにはいかないと思っております。
----- 討論の広場に転載の可否 -----
どちらでも良い

  朝日新聞主張に対して、共産党の見解を述べるべきです エガリテ
平成26(2014)年8月18日

投稿ありがとうございます。
 「討論の広場」への転載をあまり希望されていないようですが、、従軍慰安婦問題は重要であり、転載の可否で「どちらでも良い」を選択されていましたので、敢えて掲載させていただきます。(個人情報と思われる所は一部省略しました。)

 従軍慰安婦問題については、本日記事を上げましたのでそれを見ていただけますか。
 私もこの問題で共産党が見解を出さないのはおかしいと思っています。吉田証言の嘘がこの問題を複雑にし、日韓友好の妨げになったと思っていす。朝日新聞にも、共産党にも責任があると思っています。
 おっしゃるとおり、ネット右翼の言うように従軍慰安婦の問題に軍部が全く関与しなかったのではなく、それらは闇に葬り去ろうとしています、再度丁寧にこの問題を検証し、お詫びする点はお詫びして日韓友好を実現すべきです。

 医学の科学的発展を担保する食生活革命運動が必要です。 黒岩 洋祐さん
送信日時:2014/08/04 22:49:57


>問題は、この資本主義に変わる社会主義に全く期待が持てないことです。

 ソ連の社会主義の崩壊 今日の中国の動き、その他ベトナム キューバなどの様子はよく解らないがこれらの事態を見て、社会主義に全く期待が持てないとすることはできないと思います。
 資本主義が終わっているという意味は、生産の目的が人々の生活を支え豊にするためのものでなく、生産物を売りさばいて資本家が利益を得ることが目的の生産システムは終わっているということだと思います。この生産の資本主義的システムは大小の好況不況繰返しながら社会全体としての豊かさと利便をもたらして来たが、バブル崩壊、アジア通貨危機、りーマンショックを経ていよいよ最終段階に来たということです。いまやこのシステムの基での生産、生産力の発展は多くの人々の格差を生み、苦しみを深める結果をもたらすものになった、つまり、社会発展の桎梏となりました。
 人々の中になんとなく、閉塞感が広がり、現状打開への焦り、怒りが渦巻く事態になっています。武士天下の封建社会から、資本家天下の今日の資本主義社会へと道を開いた、幕末の志士に習って、維新なんて政党を立ち上げて、廃藩置県にならって、大阪都構想なんて掲げる人たちがいますが人類史の発展が見えているとは思えません。
 ソ連の崩壊、中国共産党の官僚化、日本共産党のブルジョアジーへの屈服、等々問題は沢山あるけど人類史は新しい時代へと分かりやすい材料も調ってきていると思います。
 時代を切り開く者は青年です、何時の時代もそうであったように社会主義への未来を目指して、責任と役割を自覚して立ち上がるよう呼びかければ、必ず立ち上がるはずです。  

その際強力な武器となるのが医学の科学的発展を担保する食生活革命運動です。、

 一億「中流意識」は、過去のものとなりました  エガリテ
平成26(2014)年8月18日

投稿ありがとうございます。

 日本の資本主義は、金持ちと貧乏人の貧富も差が少なく、昔、エリチンが日本に来た際、これが社会主義だと話したことがありあす。ゴルバチョフも「日本は世界で一番成功した社会主義国である」と言ったことがあるそうです。
 確かに日本では、自民党政権が長く続いていましたが、国民意識が社会主義における経済平等の理念を求めていました。一億総中流などと言われ、多くの人は少なくとも自分を「人並み」と考えていた時代がありました。
 しかしバルブ崩壊後一億総中流意識はなくなり、労働形態がかわり、非常勤労働者大量に発生し、年収200万円以下の労働者が大量に発生しています。これらは国の施策として実行されており、この時代こそ労働組合運動が高揚しなければならない時に、生きる権利としての賃金闘争を、大企業の余剰金を1%回してもらったら我々の生活が改善されると主張され、闘う労働者の理論的武器を葬り去ろうとしています。
 なぜこのような方針が労働組合で採用されていくのか、私には全く理解できません。今共産党はどのような形で政治を変えようとしているのか、その見通しが私には見えません。
 共産党は闘わずして絶対に勝利することはできません。いつの間にか選挙で勝てばすべて世の中が変わるような思想が支配的ですが、その選挙で勝つためには、労働組合の闘いや市民運動など様々な戦いに支えられてはじめて勝つことができるのです。
 今共産党が原則を守っているのは、従軍慰安婦の問題だけです。しかしこの問題が、朝日新聞が吉田清治証言の虚偽を認め、朝日新聞の関連記事の正式な撤回を認めた中で、共産党は孤立し、この闘いは今後むつかしくなると思います。唯一共産党らしさを守ってきた問題でケチが付き、今後の展開がむつかしいように見えます。この件については本日相当長大な文書をあげています。よければ読んでください。

     労働組合や諸団体の統一戦線を軽視     弥生さん
送信日時:2014/07/29 22:43:42


 黒岩氏の主張は、威勢がいいけれど、何故中国は社会主義を目指していないのか、中国共産党では社会主義はできない、と言えるのかの論理的証明ができてない、と思います。社会主義だといってるから社会主義だ、とこれまで言われてきました。
 日本の共産党もとにかく「社会主義を目指してたのだから社会主義だ。土地は国家所有だから社会主義だ、中国を侵略した負い目があるから、中国を批判してはいけない」など言って擁護ないしは、この件に触れないようにしてきました。もし社会主義ではないとしたら、日本の共産党の目指す目標もなくなります。まあ社会主義国同士の敵対もありですからどうなっているの、目標が消えているようです。
 むしろ日本の共産党の方が共産主義、社会主義をめざすことなんかあり得ないような現実です。自民党の頑固退役保守古賀、加藤紘一・・を信用して、人民の運動と力を労働組合連合とか市民団体に求めていないような現実ですから。労働組合や諸団体の統一戦線を軽視して一点共闘などと、個々の運動を別個にやっているだけなのはその証拠です。嫌になります。

  共産党は別の政党に衣替えしつつあります      エガリテ
平成26(2014)年8月18日

投稿ありがとうございます。

 私も党から離れて長く、私が習ってきた重要な問題がすべて、葬り去られ、全く別の政党になりつつあるという感想を持っています。
 あなたが言われた通り、自民党の誰々が言っているから共産党は正しいというフレーズ私も大嫌いです。人民の運動や、労働組合の闘いや、市民団体の運動の中に真実があるという立場ではなく、自民党の大物が言っているから正しいという言い方は本当に理解に苦しみます。
 さらに革新の統一戦線を求めず、一点共闘なるものを求め、無原則な妥協を重ね、共産党の独自性が全く無くなっています。我が市の市会議員のニュースはまさに市の広報に成り下がっています。

 中国は社会主義をめざす国ではありません。    黒岩 洋祐 さん
送信日時:2014/07/22 17:21:16


 中国は社会主義をめざす国ではありません。中国共産党も主観的には社会主義を目指すかのように言っていますがこの党のもとでは社会主義は不可能です。すでにマルクス・レーニン主義の党ではなくなっています、ソ連共産党も社会主義を実現するにはあまりにも未熟過ぎました、とりわけスターリンは民主主義や社会主義とは縁のない官僚主義、権威主義の党に変質していたと思います。なかでも党運営の基本に民主集中の原則を打ち立てことは犯罪的間違いでした。
 この民主集中はその後の世界の共産主義運動に重大な害悪をもたらしました。中国共産党も日本共産党も今なをこの原則を受け継ぎ自分たちの間違った政策、方針でも貫きとおす強力、便利な武器として活用しています。
  いずれにしろこのような党では社会主義の実現はできません。

   私も全く同意見です。              エガリテ
平成26(2014)年7月28日


  投稿ありがとうございます。
私も「中国は社会主義をめざす国」でないと思っています。共産党がこの位置づけを変えない限り、日本の中で国民政党として認知してもらえないと思っています。
  おそらく多くの共産党員は、党中央が言う「中国は社会主義を目指している国」という主張に疑問を感じていると思います。党中央は、国民の意識も党内の意識も把握できず、不破さんが「中国は社会主義を目指している」という以上、我々は異論を挟めないと黙っているのが実情だと思っています。
  これは私の予測ですが、遠くない将来、「中国は社会主義をめざす国ではない」と発表した際、当中央の決定を歓迎するという意見がいたるところから出て、赤旗紙面を飾るであろうと思っています。
  中国問題ついては、私のホームページでも繰り返し発信しています。さざなみ通信に掲載された、荒川氏の当中央とのやり取りを解説した「中国は本当に社会主義を目指すのか 共産党に対する質問と回答(さざ波通信 荒川岳志)」があります。この荒川氏と党中央のやりとりは面白く、この対応を行った当中央の担当者は相当誠実な方だと思います。共産党中央の考え方がよくわかります。是非参考に見てください。


私の「怒り」と「呆れ」を誘う 2月8日の赤旗記事   U 3さん  
送信日時:2014/07/19 15:09:09


   U3です。さすがエガリテ様、滋賀県知事選結果を赤旗がどのように報じ、そこから一般常識とどのような隔たり(簡単に言えば非常識さ)が見出せるかを見事に分析していただきました。仰るとおりです。そしてそれは今に始まったことではないのですね。
 2010年2月6日、「愛知トリプル選挙」がありました。結果、もちろん共産党はダブル敗(知事も市長も供託金没収)、議員減、でした。二日経ってやっと選挙総括の2記事が2面に載りました。大きい方の記事は、(まだ大災害を予想もしてない)高田市の戸羽太さんの勝利記事(自民=共産の共闘、と言われていましたが、そう言うことを言うではないぞとその筋から戒められました)。その80%ほどの量の記事が「愛知トリプル選挙」記事だったのです。署名入りでした。その趣旨は「政策を届けたところには理解されたが、届けきれなかった」のだそうです。(ウソつけ、と私は思いました)。
 大災害をまだ誰も知らない時点で書かれたこの2つの記事です。愛知名古屋と陸前高田とでは人口比、当時200:1。でも選挙結果をまとめると、高田の方が大きな記事なるのです。何も人口比で記事を書けと言っているのではありません。共産党が知事と市長を出し、二人とも供託金没収の惨めな結果を真剣に記事にするなら、両記事の重さの比は、私の常識とは大きく異なりす。「届けたところでは理解されたが云々」は、一住民としても事実にまったく反します。「何も届かなかった人」でも入れているのです。その結果なのでした。

 さらに私の「怒り」と「呆れ」を誘う2月8日の赤旗だったことも、報告しましょう。
 この日、一番大きかった記事は、愛知トリプル選挙記事の倍の量で、「マルクスの資本論中のHindernisをバリケードと訳したことの大きな意味を社会科学研究所所長が説いている」ものでした。日本の今、置かれている状況から見て、何が大事だとこの党や党紙は認識しているのか。(ええかげんにせえ)と思いました。
  ちょっとそれますがHindernisを「バリケード」と訳すのは、原作者の原意を裏切るものです。資本論の当該部分にはHindernisはなんども使われていますが、Barrikadeは一度だって使われていないのです。つまり、「10時間労働を社会的なハードルとして守るべきでだ」と表現するのに、ドイツ語ではBarrikadeはふさわしくないのです。(比喩的表現には使われない、とドイツ人が言いました)。そんないかがわしい翻訳を吹聴する記事は、「トリプル選挙惨敗」総括記事の2倍以上もの文量。
 
  あほ、ばか、など卑俗なお言葉を嫌いなお方が、読者にはおられるようですが、そして私もそういう語句をできれば言いたくも書きたくもない人間ではあるのですが、この時ばかりは「あほか!」と怒鳴りたくなりました。
 敗北したときこそ、敗北しきった時こそ、厳しく細かく敗因を分析して、次にどう生かすのかを提示しなければ、庶民のリーダーではありません。
  またこの劣勢の中にかかわらず、勝利を期待して協力した人たちや、携わった人たちへ、真心を込めたお詫び、情勢を見抜けなかったお詫び、それを打開の方向へ持っていけなかた不明のお詫びを、「誤訳自慢記事」よりはるかに大きく乗せるべきでした。(そんなことも分からんあほか!)
  病気もある時点から、医師さえ見放すときがありますように、医師ばかりか、時には見舞いに来ていた友人さえもが、(あれでは治らんぞ)と見放す時が……。
 仏の顔も三度、とは日本の俚諺。もう何度になるのでしょうか。

  統一戦線を語るなら、すべての闘いでその視点から総括を!  エガリテ
平成26(2014)年7月21日

 
  投稿ありがとうございます。
  赤旗は、一紙で間に合う新聞と宣伝しながら、セクト性を前面に出しています。すくなくとも共産党が統一戦線を求めるのなら、今のやり方では、他党派は共産党を信用せず、統一戦線が拡大していくことは困難だと見ています。
 滋賀県の知事選挙でも、三日月候補が勝ったから良かったですが、もし共産党があと2万ほど多く獲得し、三日月候補が破れた場合、政治情勢は一気に自公民に有利になりました。危ない綱渡りです。その場合共産党はどう分析したのか興味があります。共産党の票の獲得数を語り、前進したと大きく書くつもりだったのでしょうか。
 統一戦線の思想はすべての戦いで貫かねばなりません。適当に自分たちの都合の良い時だけ統一が大事だと言っていても誰も信用しなくなります。
 保守との共同まで統一戦線論を拡大しながら、今回は自公に対して民主党側となぜ統一が組めなかったのか説明責任があります。
 わが高槻の市長選では自民党から共産党まですべて与党です。この違いがなぜ起こるのか共産党の統一戦線の考え方を国民の前に詳らかに明らかにする必要があります。

  「共産党は闘うことを放棄したのか」   畑中 剛ファン   
送信日時:2014/07/18 20:46:37

 
  「共産党は闘うことを放棄したのか」
  金子中野区議がツイートの発言の責任を取って辞職した。正直集団的自衛権に賛成するからには自らが軍隊に入るか戦場の最前線に行って死んでも甘受する気持ちがないと駄目だろう。自らは戦争で死にたくない。自分も身内も軍隊に行かしとうない。しかし集団的自衛権は必要。そんな虫のええ話はなかろう。金子区議の発言は至極当然と思う。共産党幹部は自らの保身のために同僚議員をかばおうとせず自慢の「論争」を避け辞職に追い込んだ。勝者は誰か?言うまでもなく「戦争をする国」を夢みる反動勢力である。奴等はこの件で一人の共産党議員を追い落とすことに成功した。共産党幹部はまんまと反動勢力の掌で踊ってくれた訳だ。最近共産党は小川大阪市議に対する橋下の恫喝に屈服し、かねてより被爆者を揶揄し時には敵対的な態度を取る厚生省出身現広島市長指揮による原爆資料館被爆蝋人形撤去に事実上のダンマリを決め込んだり、市役所幹部への赤旗勧誘を反動議員に指摘されいとも簡単に引き下がったり一連の腰砕けは目に余るものがある。市役所幹部への赤旗購読が何故駄目で聖教新聞や公明新聞の購読が何故良いのかという反論さえもできなくなってしまったのか?
共産党はもう「闘争」を放棄したのか?

 各級議員を共産党の「駒」としか認識できない党幹部  エガリテ
平成26(2014)年7月21日


 投稿ありがとうございます。
 東京中野区の区会議員の辞職については、私も問題に感じています。これについてのコメントは、「最近おかしくないですか」で私がUPした記事でご了承ください。

  ルールある資本主義に未来はない。  黒岩 洋祐   
送信日時:2014/07/13 22:11:15

 
 資本主義は終わっています。2012年の総選挙勝利した安部自公政権はいくつかの矢を放って資本主義の行き帰りを願ってそれができるかのように得意がっていますがそんなことは絶対にできません。それは閉経した女性に妊娠出産を期待するのと同じです。社会発展の法則です。
  ところが、ルールある資本主義にすれば資本主義にまだ未来があるといっているのが現日本共産
党の綱領です。こんな綱領を掲げている政党に若者が参加するはずがありません。
 いま多くの人民大衆は変化を求めています、いま人類社会の発展の歴史を大胆に解明し、正しい発展の方向を示しねばり強く訴えかければ急速に革命勢力を構築できます。その際旧ソ連の欠陥や現中国の非科学性などを明確に解明することも必要です。中国共産党も日本共産党もマルクス主義(弁証法的唯物論)の党でなくなっています。
 現実の生活の中にこれらの真実を納得させるものは沢山あります。機密保護法、集団的自衛権の強行などと反動的政策を急ぐ背景には自分たちの政策ではどうにも打開できない現実があるということを感じているからに他なりません。

  ところで、話しはそれますが 西田一広 さんて愛知の方ではありませんか?  

 「中国社会主義論」は、共産党の躍進を妨げる最大のネック  エガリテ
平成26(2014)年7月21日


 投稿ありがとうございます。
 
 資本主義が危機に陥っているという指摘はその通りだと思っています。またルールある資本主義が、我々国民の生活改善に繋がるものだとは全く思っていません。この思想は危機にある資本主義の延命に手助けするだけであり、労働者階級の闘いを妨げる思想だと思っています。
 問題は、この資本主義に変わる社会主義に全く期待が持てないことです。共産党は「中国は社会主義を目指している国」だと言いますが、現代中国のどこに社会主義の芽があるのか全くわかりません。共産党は、「相手国がそう言っていたからそれを尊重して言っただけだ」で逃げ切るつもりだと思いますが、そんな屁理屈を国民は許してくれません。
 この「中国社会主義論」は、共産党の躍進を妨げる最大のネックになると見ています。
 
 なお、投稿者個人情報は一切関知していません。もし、知っていてもお教えすることはできません。
もう一点、資本主義が終わっているという点を閉経した女性に例えることは、私は適切な例示とは思いません。
 

  嫌韓・反韓論の広がりは左翼にも責任    吉川 忠雄  
送信日時:2014/07/02 09:20:48


 私は最近の安倍政権の解釈改憲推進のゴリ押しや在日韓国人に対する右翼排外主義的なヘイトスピーチなどを心配しています。と同時に、最近の韓国の「事実だろうがウソだろうが、矛盾していようがいまいが、卑怯だろうが乱暴だろうが「反日」であれば良いことだ!」=「反日無罪!」の言動が横行し、しかも、それへの批判を許さない韓国社会の風潮は尋常ではなく、異常すぎると心配しています。

 改めて韓国の近現代の歴史や現状を調べてみると・・・とんでもないことになっている様子です。
日本の社会民主党や共産党や一部の新聞や知識人らは かつて大日本帝国の被害者だったということで、韓国による日本批判に呼応して、戦前・戦中の日本帝国主義の行動を批判し、「自虐史観反対」の自民党や右派の人たちを批判することに夢中になっています。

 そして、かつて被害者だったということで、敗戦後の日本に対する韓国側の実は悪辣な意図を見ようともせず、韓国側の誇張や捏造やウソや韓国自身の問題点をほとんど指摘していません。

 その結果は韓国側の「日本憎し」の感情的反日扇動の新しいネタとして繰り返し繰り返し一方的に利用されるだけになっています。

 それは「日本が絶対悪で、それゆえ韓国は正しい」というまるで宗教のような信念を増幅させ、南北朝鮮人の戦後の日本国や日本人への嫌悪や憎悪を増幅させてしまっています。

 それに対して、多くの日本人が反発を強め、嫌韓、反韓の気持ちが広がってしまいました。

 そもそも、韓国は米国の歓心を得るためにベトナム侵略戦争に積極的に32万人も派兵してベトナム人民に筆舌に尽くしがたい性暴力や大虐殺のかぎりを尽くした侵略国家であり、これまでまったく反省も謝罪もしていない国家なのです。
 
 主観的には「良心に従って日韓友好のために日帝批判をしているつもり」かも知れませんが、たとえ事実の指摘であっても、あまりにも偏ったものであり、客観的に見れば、むしろ日韓の民族対立を大きく助長するものになっています。

 それにこのままでは日本人の中で日本の社共に対する失望感も広がりかねません。(これは中国共産党に対する批判の無さあるいは少なさでも同様です)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    以下は吉川のブログより

★集団的自衛権行使容認の解釈改憲を推進する安倍政権の狙い★(吉川の先読み)

@第2次朝鮮戦争が起きたら参戦したいので、それを法的に可能にしたい・・・「韓国が倒れたら日本が危ない」と古くからの誤った軍事常識を信じ、国民を煽って米韓の要請に応えたいのが本音    
 なお、 韓国は今は日本の集団的自衛権を警戒しています。また今は「たとえ再び朝鮮戦争が起きても日本に助けを求めるようなことはない」と言っています。面子が大事ですし、気持ちとしてはいざとならない限りそう思うのでしょう。
 しかし、いざ北に攻め込まれて劣勢になったら、「日本よ、助けてくれ! 兵を出して戦ってくれ!」と言う可能性が高いのが韓国。 「憎い日本だが使えるときは日本を使ってやろう」と言う「用日」戦術も使うのが韓国ですから、前言を翻すぐらい平気です。

A石油のため中東の戦争にも関わりたいので、それを法的に可能にしたい・・・「米欧に続きたい」との思いも強いのが安倍自民の本音

▼閣議決定案の集団的自衛権行使容認の要件は
「日本と密接な関係にある他国に 武力攻撃が発生し 日本の存立がおびやかされ 国民の権利が根底から覆される明白な危険がある場合に」となると報道されています。
 この文面では@は韓国が日本に最も近い民主主義国と言う口実で、(?・・・「反日」に抗する言論の自由が事実上存在しないのに?・・・)参戦する、また米国によって強力に要求されて断れなくなるでしょう。
 しかし、そうなると北朝鮮は日本にも攻撃をします。 北の軍幹部たちは以前から「日本の原発を攻撃すれば日本を一発で終わりにできる」と論じています。 確かに各原発には広島原発の数百倍〜千数百倍の放射性物質があり、それが大爆発して撒き散らされたら・・・
 それなのに、集団的自衛権に夢中な安倍政権は一方では原発再稼働に力を入れています。 まさに、参戦こそ「日本の存立がおびやかされ 国民の権利が根底から覆される明白な危険を犯す」ことそのものです。
 そもそも、日本は南北朝鮮という反日国家同士の戦争に断じて参戦すべきではありません。 韓国が打撃を受け劣勢になっても、米韓同盟で米国が北朝鮮を攻撃するので北が勝利できるわけではありません。 米軍は最も近い日本の米軍基地をフルに使うでしょうから、日本が協力しないことにはなりませんが、参戦だけは決してやるべきではありません。
 その戦争が終わった後の戦後復興に日本の経済援助が要求された時は、日本人の巨額な血税で「本音では日本を主敵だと思っている反日国家の再建」を助ける・・・「用日」に利用される・・・などということを繰り返してはなりません。
 「小学生から子供たちの感情に訴える反日教育・・・日本人を親の仇のように教え込み、次世代に憎悪を増幅させる反日教育(「反日」を強烈な国家宗教のようにしてしまい、「日本相手なら、何を言っても何をしても良い」と思わせて、今後どこまで暴走するか分からない状態にした)・・・を止める」
 「歴史教育では日本の植民地支配その他で事実を誇張や捏造しないこと、韓国での義務教育普及等もしたこと、近代化投資も巨額なもので終戦時全て韓国に無償で引き渡していること」 「何より植民地支配について戦後日本はきちんと謝罪し、巨額の経済協力や技術協力をして来たことも子供たちや全国民に知らせる事」
 「反日のためのとんでも法律を廃止する」「とんでも判例を踏襲しない」 「反日の主張に反論する自由を保障すること」などを譲れない条件とすべきです。韓国がそれを拒否したり、事実上実行しなければ、断じて援助してはなりません。
 なお、従軍慰安婦問題についても日本は河野談話で謝罪しているし、アジア女性基金を作って賠償しようとしました。 しかし、韓国側が意図的に難癖を付けて日本が飲めない要求を出し、反日の国際的プロパガンダにも最大限に悪用したので、日本側も反発し、こじれにこじれています。 
 
 実際には当時公娼として高い給金で募集したのでこれに応じて参加した女性がほとんどで、業者がだまして連れて行ったことが広義の強制性に該当しますが、その業者のほとんどは韓国人業者だったことも事実です。
 かつて「慰安婦の強制連行はなかった」とした李栄薫(イヨンフン)・ソウル大学教授は会見の場で土下座を強要され殴る蹴るの暴行を加えられました。
 また、慰安婦問題を客観的に検証し、昨年8月発売の著書『帝国の慰安婦』で「慰安婦の大部分は売春である」ことを明らかにした朴裕河・世宗大学教授は元慰安婦ら15人に名誉毀損で集団提訴されました。請求総額は2億7000万ウォン(約2700万円)に上り、書籍の出版差し止め仮処分も申請されるといいます。 対日問題で正論を吐いた人物に対して、論を戦わせるのでなく、言論封殺の憂き目に遭わせるのが韓国の流儀なのです。 
 それから、朝鮮戦争中は韓国軍も従軍慰安婦を運用していました。 在韓米軍の従軍慰安婦も数万〜数十万人存在しており、朴正煕大統領が深く関わっていました。 中には強制連行された韓国人女性もいました。
 ベトナムへの侵略戦争に32万人もの軍隊を派兵した韓国軍の性暴力を含む残虐非道さをベトナムでは皆覚えています。  韓国こそ反省も謝罪もしていない侵略国家なのです。
 また、現在も韓国では闇金融が横行し、借金奴隷にさせられ、売春を強要されたり余儀なくされるという女性が非常に大勢存在していて、そのうち海外に送り出された売春婦は10万人前後もいます。 世界一の売春大国と言っても誇張とはいえないでしょう。 その上、韓国人男性の強姦犯罪と内外での買春の多さも突出しています。
 この現状に韓国政府は何ら実効ある対策を取っていません。
 
 そんなこと(本気で今の女性の人権を守る事)は「反日」に使えないから、どうでもよいのでしょう。 しかし、これだけ世界中に「日本軍による従軍慰安婦問題」をプロパガンダして口撃したので、今後は韓国自身の女性に対する人権侵害の数多くの事実が注目されるようになるでしょう。 

  以下は報道の要旨
 朝鮮戦争が休戦に近付いた1950年代前半から70年代以降まで韓国版の性奴隷制度「米軍慰安婦」が存在し、国家暴力によって女性の人権を奪われたとして2014年6月25日、米軍慰安婦だったという122人の女性が韓国政府を相手取り、謝罪と賠償を求める訴訟を起こした。
  この米軍慰安婦問題は日本では度々報道されてきたが、韓国では「捏造」との反発が強かった。今回、このニュースは韓国内で大きく報じられたが、衝撃が強すぎたのか、ネットの掲示板などに感想を寄せる人は少なく、妙な静けさが広がっている。

 韓国政府自身が米軍人相手の売春を「愛国」だとして教育
   韓国の大手新聞、中央日報などの報道によれば、韓国の「基地村女性人権連帯」などの女性団体連合がソウル市内で記者会見を開き、韓国政府に対して「基地村」の米軍慰安婦制度の被害者に謝罪し賠償しなければならない、と訴えた。女性団体によると、政府は米国との関係を良くするため女性を性奴隷にしようと考えた。そうした女性には10代の娘もいて、人身売買や拉致によって「基地村」に連行され、暴力によって強制的に米軍人の相手をさせられた。彼女たちは警察に助けを求めたが相手にされず、ただ外貨稼ぎに利用され、米軍人相手に売春することが「愛国」であるといった教育までされた、という内容だ。政府による謝罪と一人当たり日本円で100万円の賠償を求めている。
   この韓国政府による「強制的な管理売春」は日本でも度々問題にされてきた。朝日新聞(02年2月24日付)は、韓国の陸軍本部が1956年に編さんした公文書「後方戦史(人事編)」に「固定式慰安所−特殊慰安隊」の記述があり、4か所、89人の慰安婦が52年だけで20万4560回の慰安を行った、との記述があるという韓国の慶南大客員教授の発言を掲載している。最近では「週刊新潮」(13年11月28日号)は「朴槿惠大統領の父は『米軍慰安婦』管理者だった」という特集を組み、韓国は売春禁止なのだが「基地村」では売春が政府公認されていて、そこで働く女性は拉致されたケースもあり、彼女たちは一人ずつドラム缶に押し込まれ「補給品」名目でトラックに積まれた、などと書いている。
 元・在韓米軍慰安婦による告発の要旨 2009年1月7日(現地時間)、『ニューヨーク・タイムズ』(電子版)が報じた。 ニューヨーク・タイムズとのインタビューに応じた、元慰安婦の原告女性(Kim Ae-ran)は、韓国政府は米軍の一つの大きなポン引き(one big pimp)だったと主張している。当時韓国は貧しく、外貨が不足していたため、韓国当局者は慰安婦たちを称賛し、また売春行為を奨励していたとも主張している。原告女性は韓国当局者から「もっと体を売りなさい。あなたがたはドルを得る愛国者だ」と称賛されたとも、インタビューで語っている。
 2013年11月、野党が朴正煕大統領の決裁署名入りの文書記録をもとに、この問題で政府を追求したことがあった。その文書によると、基地村は62カ所あり、「米軍慰安婦」は9935人いたという。
 2014年6月25日、米軍慰安婦で働かされたとして、韓国人女性ら122人が韓国政府を相手に国家賠償を求める訴訟を起こした。 支援者によると、米軍慰安婦による国家賠償訴訟は初めてとされる。 
 韓国政府は米軍を相手にした売春を認める「特定地域」を設け、女性たちを管理していたとされる。当時の朴正煕大統領が直接管理していたとする指摘もある。

 Aは日本も石油・天然ガスを大量に輸入しているホルムズ海峡とシーレーンの防衛のためと言う口実で参戦する、また米国によって強力に要求されて断れなくなるでしょう。

以下の記事は前回投稿と同じ内容」(これは」管理者指摘)
★日本政府はホルムズ海峡が本当に心配なら、むしろ日本近海のメタンハイドレート開発を急げ!
         海底ロボット開発も!
 安倍自民党は集団的自衛権の行使を可能とする文面で解釈改憲の閣議決定をすることに執念を燃やしています。
 そして「具体的には、もしホルムズ海峡に機雷が撒かれたら、機雷除去のための掃海艇を・・・”
まだ戦闘中でも”・・・出動できるようにしておきたい」と力を入れています。
 「機雷除去」だけなら、確かに直接相手の人間を攻撃していないともいえますが、それでも相手の意図をくじく戦闘行為であり、戦闘中では反撃を受ける可能性が高く、身を護るためには反撃せざるをえません。
 すぐにも殺し殺される戦闘への参加になる危険が極めて高い方針でも取りたがる(米欧に遅れを取りたくない)のが安倍自民党です。
 へたをすれば紛争地付近の海外の日本人はもとより、日本国内も無差別テロにさらされるようになり、一般国民に多大な被害が出るようになりかねません。

▼それにしても、中東での宗派対立やイスラム過激派その他の動きを見ていると、ホルムズ海峡を含むシーレーンもさりながら、今後はアラビア半島を含む中東の広域が紛争地になる可能性も否定できません。

 そうした不安だけでも石油や天然ガスの値段が高騰します。

●こうした問題に本当に対応したいのなら、むしろ可能な限り自前のエネルギー資源を確保すべきです。 その絶好の対象は日本近海に大量に存在しているメタンハイドレートです。
 特にその高純度な結晶が海底表面まで出ている日本海側であり、遅ればせながら現在探査中でもあります。  
 これについては探査のみでなく、海底での採掘・回収方法の開発をもっと急ぐべきです。官民合同の国家プロジェクトを至急立ち上げて。  (技術的にはコストダウンも含めてそれほど困難ではない。 要は政府が本気で取り組むかどうか)
 海底作業ロボットの開発ももっと急ぐべきです。 
米国ははるか以前から、エネルギーの中東依存を止めるため、コスト的に高く付いて無理だと言われていた自国の足元にあるシエールガスの開発を急ぐことに力を入れ、早期に新技術を開発し、劇的なコストダウンを成功させました。
 日本は米国に学ぶなら、この戦略をこそ学ぶべきです。
 まず日本海側のメタンハイドレート開発プロジェクトを至急発進させることこそ日本国民の生活基盤を護るのに効果的なことなのです。

そしてこれを突破口に、レアメタルや貴金属を含む大量の有用鉱物など各種の海底資源開発を長期にわたる成長戦略の柱の一つと位置付けて、国家プロジェクトで本腰を入れて取り組むべきです。
 (人間が出来ることを代わりにやるロボの開発も良いが、人間が行っては危ない所に行って必要なことが出来るロボの開発をそれ以上に急ぐべきで、至急力を入れるべきです)
 

 あなた自身が嫌韓・反韓論の推進者にしか見えませんが?  エガリテ
平成26(2014)年7月6日

投稿ありがとうございます。
 2回連続して投稿いただいていますが貴方の投稿は、あなた自身の主張は少なく、自分のブログの宣伝が主要なものになっています。しかも紹介されているブログ記事は、1回目と2回目では重複した部分もあり、基本的な常識を欠く投稿になっています。その掲載処理に困惑していますが、ルール違反の例としてみんなに知っていただくため敢えて掲載します。
 一回目の投稿のコメントに書きましたが、私は共産党の国民政党としての発展を願い、その立場から批判しています。共産党がより国民に信頼される政党と成長するためには、この辺の克服が大事だということを主張しています。私が「馬鹿」だとか「アホ」だとかいうものですから共産党を攻撃することだけが目的のように取られがちですが、決してそうな立場ではありません。
 そうした視点から言えば、あなたの今回の投稿は私としては必ずしも賛成しません。以下その理由を書きます。 韓国の朴槿恵大統領の発言を私も批判しています。しかしこの批判の基本的視点は、韓国敵視でなく、韓国国民にとって、朴槿恵大統領の発言は間違っているというのが基本的立場です。自国民を他国に対する怨念で組織していくという国づくりのあり方を批判しています。(この弱点が見えたのがセウォール号事件だと思っています。)
 歴史認識の問題は、共産党が主張した内容が基本的には正しいと思っています。しかし韓国がこの共産党の見解でもって自国民を組織する手助けをしている点について批判しています。現在の共産党の主張では、中国や・韓国の主張がすべて正しいとなっており、中国や韓国が反日を強めていく理論的支えを行っている面があります。(確かに、この点は貴方の主張と似通っています。)
 これでは日本の政党としての主体性を失い、国民的支持を得ることはできないという警告を私は発しています。共産党は歴史的事実の主張と、中国や韓国の歴史問題を根拠とした「反日」とは区別し、「反日」には批判的立場をとるべきです。
 この私の主張の根底にあるのは、1960年代の半ば以降の部落解放同盟の主張と社会党の関係を参考に見ています。部落解放同盟の主張、差別は絶対的な悪であり、差別はなくさなければならない。この主張は全面的に正しいのですが、その差別撤廃のためには、他の国民はすべて譲らなければならないという立場を取り、差別撤廃を何事にも優先すべきだという主張で、様々な暴挙を行い、行政や教育現場を相当混乱に陥れました。これを全面的に指示した社会党は、部落解放同盟の反社会性が暴露され国民的批判がなされる中で完全に国民から支持を失いました。
 中国や韓国の行っている反日教育及び運動はこれに似ており、たしかに日本が侵略し多大な損害を与えたことは事実ですが、現在の中国や韓国がもっている様々な課題は、それぞれの国の固有の問題と克服すべき課題がたくさんあるにもかかわらず、すべては「日本が悪い」というような単純な思考で国民を組織することの問題点を批判しています。
 部落解放同盟が失敗したように、責任をすべて他に転嫁するような運動は、絶対に成功しません。指摘すべきは指摘し、基本的には未来志向で友好を計るべきです。
 中国や韓国の問題点は、日本から見てわかるのであり、中国や韓国側から見れば、安倍首相の推し進める戦争できる国に、彼ら自身のほうが怯えているのかも知れません。ここは冷静に判断し、如何に友好を深めるかという視点で議論すべきです。(軍拡競争の主役は、誰か? 私は現在中立的立場をとっています。)
 私が中国の軍事的脅威について一定批判を重ねてきたのは、共産党が、中国が「社会主義を目指す国」と主張するから、その見方は誤っているという視点の中で、南シナ海で中国の唱える九段線の議論などは領土拡張主義であり、近隣の国々の主権を脅かしており、社会主義国としては相容れない対応だと批判してきました。
 「軍拡競争の主役は誰か」はもう少し、海外の捉え方を見入る中で判断する必要があると思います。一方的に中国だと決め付けることは、安倍さんを免罪し、日本が戦争をできる国に衣替えしていくことに手を貸してしまう危険性があります。
 そうした視点から見れば、あなたは私と同じような視点を述べておられますが、長々と述べられているブログの記事は、ネット右翼そのものです。ネットの中で嫌韓・反韓論を一切合切まとめたような記事は何ら有効性を持たず、むしろ安倍さん推し進める集団的自衛権の旗振り役でしかありません。彼らの批判には真摯に向き合おう、しかし誤りは誤りとして跳ね返していこうというのが私の立場であり、ことさら中国や韓国を陥れる議論には組みしません。
 賢さを前面に出しながらも馬脚を表したような投稿です。

   交換価値と労働についての考察  吉川忠雄(2014.6)  
送信日時:2014/06/25 20:12:45

  
 交換価値と労働についての考察  吉川忠雄(2014.6)
 
 空気は人間にとって最大級の使用価値が有ります。 しかし売れないので交換価値は有りません。
マルクスは「そうなるのは空気には労働が加えられていないからである」と言います。しかし、土地や労働を加える前の鉱物(の採掘権)や木材に出来る自然の大木等は高く売れます。
 すなわち、「労働生産物でなくても使用価値があることによって交換価値がある・・・という物もあるのです」。ですから、私はマルクスとは違い、「空気に交換価値がないのは、地表にはどこにも存在していて誰でもそのまま得られるからである。また空気は特定の人や団体の所有物ではないので売り手となれる人や団体もいないからである。労働が加えられていないからではない」と考えています。
 
 マルクスは「土地は商品ではない」などとし、「商品」の範囲を狭くすることでこの論理矛盾を無視し、資本主義的工業生産の分析をしました。 それが今後どんどん増加し圧倒的主流になっていくのだから・・・と考えたのでしょう。しかし、私は「商品の交換価値を根本から考える」には、何を商品と見なすかどうかにかかわらず、「まず交換価値そのものを根本的に考えてみる」ことが重要なステップだと考えます。
 まず、労働生産物であっても人がお金を払ってまで欲しがらない物には交換価値が有りません。 そういうことまで考えると・・・・本質的には「人々が必要とするあるいは欲しがる物であって、かつ誰かの所有物であり、買わなければ簡単には得られない物・・・には投下労働の有無にかかわらず交換価値が有る」と私は考えます。
 
 そして、自然物でも上記のような条件があれば売ることが出来ますが、思うように増やせません。 労働を加えて作り出す物なら必要に応じて増やせるので、労働生産物が圧倒的になっていくわけです。 しかし、本質論から言えば、交換価値は人々が欲しがる度合いと供給の状況によって決まると言えます。そして労働は本質的には交換価値そのものではなく、人々が必要とするあるいは欲しがる物すなわち交換価値を生み出すための主要な手段なのです。したがって、その意味で労働は富の主要な源泉だといえます。ただし、労働は手段ですから、それを効果的に使わないと目的(交換価値)を十分には得られないものなのです。

 それゆえ、交換価値のある商品を生み出すための労働というのは工業品であっても、狭い意味で考えるべきではありません。 工場での直接製造作業労働だけではなく、生産管理や品質管理やデータ管理や販売活動等を加えるだけでもありません。 それを造ろうとした経営を含めて・企画・研究開発・設計・試作等々の労働も大きな影響や決定的な影響を与えており、労働時間と成果があまり比例しないけれどもそれも重要な労働ということになります。

 商品の交換価値は直接的には需要と供給によって決まるが、利益が高ければ供給参入者が増えたりして供給が増え、赤字になれば供給を減らすとか供給者の一部が撤退するので、結局マルクスの言う「商品の交換価値=社会的平均的労働時間」と言っても良い・・・という理論については確かに短期的には近似すると私も思います。 近似計算としては使えます。しかし、「社会的平均的労働時間」と言うのが実は曲者です。 自由競争のある市場では先進企業の意欲的な創意・工夫などの努力によってたえず短縮されて行きます。 大きな技術革新や経営方式の革新等によって劇的に変わる時期も時々あります。
 
 したがって技術革新の速い現代においては「その商品に必要な社会的平均的労働時間」と言うのはそれを造っている企業の多くが知らない間にも大幅短縮されて変わってしまっているかもしれません。 
「今までこれくらいだったから・・・」と現状維持をしていると、他の進んだ企業によって急に短縮されてしまって、一気にそれまでの価格では売れなくなりかねません。以上、ここまでは比較のため労働時間で論じてきました。しかし、現実的にも本質的にも、労働時間の短縮だけでなく、消費者ニーズをとらえた製品の機能アップがどれだけ進み、新アイデア、新機能の製品がどれだけ出てくるか・・・などを含めた経済の質的発展力がとても重要です。ところが、マルクスの「商品の交換価値=社会的平均的労働時間」説ではそうしたことに焦点が当たりません。
 
 生産手段の公営化と計画経済の社会主義経済の下では製品(商品)の価格は通常は総括原価方式で決めます。材料費や減価償却費や間接諸経費等に直接と間接の労働時間X労働単価(時給)を加えて総括原価を計算し、それに利益率を掛けて加算し、販売価格を決定します。(納税後の利益は主に拡大再生産の原資にする。その他特別出費の備えにも) このとき計画上の(または現実の)投下労働時間を社会的平均的労働時間と見なし、「これだけの累積労働時間が必要だ(または必要だった)からこの商品にはそれだけの交換価値があるはずだ」と考えます。
 
 もし仮に自由競争を伴う自由市場の中で、幾つかの企業が上記のような価値認識で経営したり、労働管理をしたり、労働をしていたらどうなっていくでしょうか?・・・そんな企業はとても競争に負けないで生き残っていくことはできないでしょう。(伝統的な製法を守っていることを売りにした企業なら別ですが)それでは自由競争を伴う自由市場が存在しない社会主義経済の中で、上記のような価値認識で経営したり、労働管理をしたり、労働をしていたらどうなっていくでしょうか?・・・国中どの企業でも皆そうしているのですから皆生き残り、安住していくことになるでしょう。
 
 生産性を年何パーセントアップといった国家的数値目標を立てることはできます。 しかし、経営手法・生産手法などの進歩が遅く、動機付けも困難で、実践ではうまく行きません。 (中国もベトナムも結局、市場経済と外資の導入によってしか経済を発展させて行けません) その上、資本家だけでなく自由な発想の優れた企業家(経営者)や起業家も居なくなり、そういう精神は育たなくなります。確かに資本主義の過剰生産の矛盾はなくせます。企業倒産も失業もほとんど無くせるでしょう。しかし、そういう生産体制が長く続いた時、消費者の満足度はどうなるのか? 経済の発展の速度はどうなるか? 発達した資本主義国との比較では?

 一方、資本主義は元々大きな矛盾を数多く抱えています。 その一番の原因は分配の権限及び結果の格差が有り過ぎることと、失業者が増えやすいことです。 それゆえ購買力の少ない人たちの割合が多くなり、一方各企業はさらなる利益を求めて設備投資やいろいろな投資をするので、経済全体では過剰投資や不適切投資が起きやすい良い社会にするためにはこの重大問題を是正する必要があります。そのためには何が必要か。まず経営への労働者参加や労働分配率のアップを伴う賃金アップが必要です。過労うつや過労死を招くような長時間労働も無くさねばなりません。また効果的福祉政策による所得の再分配も重要です。
 
 なお、インフラなどでたとえば送電事業とか競争より統一性・安定性・公平さなどが重要な事業を国有企業でやる方が良いケースもあります。海底資源開発とか国家プロジェクト的事業を国有企業でやる方が早いし良いケースもあります。 しかしそこでも交換価値と労働の関係を誤認すべきではありません。そして実体経済の社会主義化を当面だけでなく将来的にも目指すべきではありません。誤った理論を信じて不可能なユートピアを求めると・・・長きにわたる悲劇、大きな悲劇を招きます。

 ところで資本主義の発達に伴って、実需の現物商品の経済以上に増大して行くものがあります。それは「金融」と「投機」です。これについては現物商品とは大きく異なる認識と改革案が必要でしょう。
・・・・・・・・・

   以下は私の最近のブログより
★日本政府はホルムズ海峡が本当に心配なら、むしろ日本近海のメタンハイドレート開発を急げ!
         海底ロボット開発も!

安倍自民党は集団的自衛権の行使を可能とする文面で解釈改憲の閣議決定をすることに執念を燃やしています。

そして「具体的には、もしホルムズ海峡に機雷が撒かれたら、機雷除去のための掃海艇を・・・” 
まだ戦闘中でも”・・・出動できるようにしておきたい」と力を入れています。

「機雷除去」だけなら、確かに直接相手の人間を攻撃していないともいえますが、それでも相手の意図をくじく戦闘行為であり、戦闘中では反撃を受ける可能性が高く、身を護るためには反撃せざるをえません。

すぐにも殺し殺される戦闘への参加になる危険が極めて高い方針でも取りたがる(米欧に遅れを取りたくない)のが安倍自民党です。

へたをすれば紛争地付近の海外の日本人はもとより、日本国内も無差別テロにさらされるようになり、一般国民に多大な被害が出るようになりかねません。

▼それにしても、中東での宗派対立やイスラム過激派その他の動きを見ていると、ホルムズ海峡を含むシーレーンもさりながら、今後はアラビア半島を含む中東の広域が紛争地になる可能性も否定できません。そうした不安だけでも石油や天然ガスの値段が高騰します。

●こうした問題に本当に対応したいのなら、むしろ可能な限り自前のエネルギー資源を確保すべきです。 
その絶好の対象は日本近海に大量に存在しているメタンハイドレートです。特にその結晶が海底表面まで出ている日本海側であり、現在探査中でもあります。これについては探査のみでなく、海底での採掘・回収方法の開発を官民合同でもっともっと急ぐべきです。海底作業ロボットの開発ももっと急ぐべきです。 米国ははるか以前から、エネルギーの中東依存を止めるため、コスト的に高く付いて無理だと言われていた自国の足元にあるシエールガスの開発を急ぐことに力を入れ、早期に新技術を開発し、劇的なコストダウンを成功させました。日本は米国に学ぶなら、この戦略をこそ学ぶべきです。

 まず日本海側のメタンハイドレート開発プロジェクトを至急発進させることこそ日本国民の生活基盤を護るのに効果的なことなのです。 そしてこれを突破口に、レアメタルや貴金属を含む大量の有用鉱物など各種の海底資源開発を長期にわたる成長戦略の柱の一つと位置付けて、国家プロジェクトで本腰を入れて取り組むべきです。(人間が出来ることを代わりにやるロボの開発も良いが、人間が行っては危ない所に行って必要なことが出来るロボの開発をそれ以上に急ぐべきで、至急力を入れるべきです)
 

  現場の活動家でマルクス主義の経済学を議論する力はありません。エガリテ
平成26(2014)年7月6日

投稿ありがとうございます。

 あなたの投稿はむつかしすぎて私にはわかりません。このHPでは私の主張を載せていますので、それに対する見解を中心に議論していきたいと考えています。あなたの主張は専門的すぎる点と論点が多岐にわたり過ぎ、主張のポイントが把握しにくく、コメントが難しいです。
 またあなた自身のブログの転載は、ただでさえ長い文書をより長くし、主張の論点把握がさらにむつかしくなります。今後は「私のブログでもこのような主張をしているので参考に見てください」というような扱いをしてください。
 議論をするために論点を絞りませんか、てんこ盛りにすれば、結局は何が主張したいのかその主張が見えなくなります。
 私は現在の共産党がどうすれば国民的支持を勝ち取れるかという視点から、共産党の今日的問題を指摘しています。この論点に合わせた主張をお願いします。マルクス主義の経済学の議論は、また別のHPなどで議論されることをおすすめします。

  無力感を禁じえませんが、あえて一言します。  西田 一廣    
送信日時:2014/06/17 12:08:37

 たまたま目に入ったこのサイトで、このような投稿をすることに何らかの効果があるのか、無力感を禁じえませんが、あえて一言します。

私も共産党を「叱咤激励」したい思いでは人後に落ちないつもりの一人ですが、どうやら貴サイトはその受け皿にはなっていないようですね。

  第一に、投稿の注意書きには「叱咤激励が基本的スタンスです。打撃的批判は歓迎しません。」とありますが、何より主宰者ご本人の文章の口汚さに驚きます。「マヌケ」「馬鹿さ加減」「どうしようない」「馬鹿十連発」等々。もし貴殿が記されている通りの「目的」をもって、良き仲間の討論の場とされたいのなら、このよう稚拙な表現は慎み見直すべきです。

 第二に、私は共産党自体の伸張の重要性は第二義的だと考えています。第一義的なのは社会の平和であり進歩であり、人々の幸福です。その追究のためにこそ共産党に期待し、彼らと共同し、彼らに注文もつけているのです。しかし、貴殿の文章からは、それが逆転しています。可愛さ余って憎さ百倍なのか、共産党への外側からの攻撃者と変わらないように思えてなりません。ぜひ、今の集団的自衛権問題など第一義的に重要な問題を見定め、それに積極的にコミットし行動や言論を発信する文脈の中での「批判」「注文」であることを願います。

  第三に、貴殿はずいぶんな博識、情報通でいらっしゃるようですが、その割にわずかな「プロフィール」以外、人物像が浮かんで来ないのはなぜでしょうか。端的に言えば、あれだけ多くのテーマで多面的に共産党批判を書いておられる貴殿が、なぜ長きにわたって日本共産党員で来られたのかということです。その間の共産党には「マヌケ」や「馬鹿」と評される問題がまったくなかったとは言えないでしょう。あなたはその間、党の一員でおられたようですね。それは共に「マヌケ」で「馬鹿」であられたのですか。それとも、党を無謬と盲信してこられたのでしょうか。そうではないでしょうね。人も党も、誤謬を真剣に問うことを糧に進歩を勝ち得るものです。そのような党員人生の自己総括を抜きに、その後、批判者に転じたことを党の上層指導部や個々の幹部のせいにすることには、ある意味、ひきょうな感じをぬぐえません。わずか一枚の地方議員さんのビラを機に立場を変えたなど、数十年の人生を転換するにはあまりに子供じみて聞こえます。もし貴殿がそれまでにも不満や批判を
  溜めに溜めこんできたような党員人生を送ってこられたのだとしても、それを素直に抉り出し、堂々と実名で市井の批判にさらす勇気をお持ちにならないのでしょうか。

  以上、「内容によっては掲載しない場合」に該当する投稿かもしれません。ただ、おそらく同年代を生きてきたものとして、貴殿の生き様を看過できない思いでしたためました。

  共産党に一般常識を認めさせる闘いを行っています。  エガリテ
平成26(2014)年6月19日

 投稿ありがとうございます。
  まず、言葉使いが稚拙であり、共感できない。という指摘ですが、確かに上品な方には違和感があるかもしれませんが、これは単に、私の教養のなさを表していると思います。しかし、これは私の「怒り」の発言であり、相手を挑発しているのは事実です。
現在の共産党の方針・政策を見て「怒り」が湧きませんか?私は「最近おかしくないですか?」と言っています。例えば賃金政策、これをおかしいと思わないものは共産党員としての資格がないというぐらい私はおかしいと思っています。
  最近書いたのは、大阪府会議員のビラを捉えて「景気をよくするために大阪では大企業に働く労働者の賃金を内部留保金であげる、164万人、最低賃金を1000円にあげる。それで250万人の賃金があがる。」これを見て、共産党の人が誰もこの数字がおかしいと気づかないのはおかしいともいませんか?164万人と250万人を足せば、ほぼ大阪の労働者人口に匹敵します。
そうであるならば、個々の会社で賃金闘争など必要なくなります。最低賃金より安い賃金で働く人が250万人もいると書かれてこれはおかしいということを気づかない、これって馬鹿げていると思いませんか?それよりも、この賃上げ闘争不要論はおかしいと思いませんか?この主張が共産党の主張であれば、共産党の存在価値はありません。だから私は口汚く罵っているのです。
  トヨタは1年間で2兆2千億の収益を上げています。これらはトヨタを支えている国内はもとより海外の労働者も含めた、多くの働く人たちの努力の結晶です。この利益を企業が独り占めするのではなく、トヨタで働く人だけでなく、下請けで働く多くの労働者に還元すべきです。この実態に怒らないものはダメです。私は「品性」より「怒り」を大切にしています。
  ただこれも考え方です、さざなみ通信がやはり、私がリンクに加えてくれと言った時に、「馬鹿だ」とか「アホ」だとか言うような「HP」にはリンクできないと断られました。その際私が言ったのは、現在さざなみ通信に投稿している人の中で本当に共産党の発展を願っている人がどれだけいますか、さざなみ通信のスターである原仙作さんはすでに共産党を見限り小沢一郎を支持するという投稿を行っているではないか、綺麗な言葉を使えば、中身は反共でも許され、私のように共産党に気づいてもらうために敢えて悪罵を投げつけている者は許されないのかと反論しています。

  第二の、平和や民主主義を守ることが主目標であり、共産党が正しい政策を出すか否かは第二次的課題である。という主張は、それはあなたの考え方であり、私にそれを強要することは間違っています。共産党は、昔は前衛政党であり、日本革命を成功させる唯一の指導部隊です。ここが方向性を誤れば日本革命は成功しません。政治の世界における政党の役割を重視しています。これは市民運動と発想が違うのです。市民運動の意義を全く否定はしません。それはそれで大きな意味があります。目指している主軸が違うので、これは議論にはなりません。

  三番目の一枚のビラは、象徴的に書いたものであり、問題の本質は、3.15の震災後の初めての一斉地方選挙で、共産党は原発反対を掲げず、「安全優先の原発政策」を掲げたことを決定的誤りと捉えています。(私は早い段階から、この政策は間違っていると主張し続けた)
 その際、投票日前日の「赤旗の主張」で、共産党の方針は原発反対ではなく、「安全優先の原発政策だ」と言い切りました。この赤旗の主張以前には、地方選で原発反対で闘っている議員の姿が多数報告されていました。党中央が全ての闘いに水をさしたのは事実です。
  ここが政党の怖いところです。赤旗の主張が「原発反対でない」といえば何十万という党員が全てこの立場で動き出します。市民運動と大きく違うところです。中央幹部の政治的判断が如何に重要だということを認識してください。幹部に責任を押し付けているのでなく、共産党の組織原則からすれば、「すべては幹部が決定するのです。」だから幹部に責任があるのです。(ところが最近の選挙等を見ていると、幹部は正しい方針を出した、しかし党員がそのとおり動かなかった、だから敗北したというような総括がなされています。)
 一地方議員のビラと言われますが、この彼は大学時代からよく知っており、(大学は違いますが)就職先も同じ所に私の2年ほど後に入ってきた人物です。その彼に私は、原発反対で戦うべきだと進言しましたが、返事すらくれないという対応を受けました。
 彼のビラには、原発反対も、大阪維新の会の批判もなく、苦労して京大に入ったということが最大の売りにしたビラでした。(原発依存を減らすため「少しずつ自然エネルギーの活用」をと書かれていました。)
 貴方には、怒られましたが、私はこの状況を見て「馬鹿ではないのか」は私の率直な気持ちです。私の「馬鹿」という言葉は、共産党員としての基本を外した場合にのみ使っています。
 それともう一つは、確かに私の「怒り」でもあります。私はこの一斉地方選挙のさなかに15通の意見書を、党中央を始め、大阪府委員会、高槻市委員会、そして府会議員にも送り続けました。しかし回答はいただけませんでした。大阪府委員会に至っては、私が最低限受け取ったという返事をくれないかと言いましたが、それすら拒否(無視)し続けました。
 この共産党の一般的儀礼に反した対応に対して私は、闘争を仕掛けています。共産党が返事を出さなかったのは間違っていたと素直に謝れば私はこのHPを閉めると言っています。
 私は共産党の発展は、高邁な理論・政策にもあると思いますが、一般社会の常識を外した中では絶対に成長できないと思っています。ですから、まず一般的常識を備えよう、メールをもらったら、どんなメールでもお礼を言おう、こうした作風の確立のため、私は敢えて私が「馬鹿になって」騒いでいます。これは10年戦争で追い込もうと思っています。
 ただ単に、他の政党と同じような水準をまず勝ち取ろう、それがないところでいくらよいことを言っても国民政党としては前進しないと思っています。(こんな簡単な所に物事の本質はあるのです。それがわからないのが、今の共産党です。)
 どこかのサイトで、私の意見書はまともだと言ってくれた方がおられました。私の主張後追いするように共産党の政策を変えてきています。その最たる事例が、原発問題です。5月1日のメーデ会場で志位委員長が原発の廃止を宣言しました。しかしあくる日の赤旗新聞は、「日本共産党の隊列は『安全優先の原発政策を掲げて』行進しました」と報道しました。この志位発言は注目され、朝日新聞、毎日新聞でも大きく取り上げられました。ところが肝心要の赤旗が志位発言の政治的意義がわからず、「安全優先の原発政策を掲げて」更新したと報道したことです。これを「馬鹿」と言ってはいけないのなら何と言うべきなのでしょうか? 
さらに我が高槻市では5月15日付けのビラにまたもや「安全優先の原子力政策」を共産党の原発政策だと記載したビラを撒きました。これで中央集権の政党として組織が動いていますか、中央の方針がなんであるか常に気をつけておくことが重要です。これも全く馬鹿げたビラです。さらに私は、この5月15日のビラを見て高槻市委員会に電話をして、言い方はきついですが「赤旗拡大を騒ぎながら、幹部は赤旗を読んでいるのか」と猛抗議を行いました。この数ヵ月後、私の抗議に対応した人が、あの電話を受けたのは、5月1日より前であったと主張しました。(確かに事実誤認もあるかもしれませんが、意識的に嘘をついたとしたら、政党の幹部としては失格です・・・この人は大阪10区の衆議院選挙候補でした。)
 しかも、「何時だったのか」の論争をした際、私は手元に資料がなく、水掛け論になりましたが、この論争をした際、彼は、だから今回このビラをつくったと原発反対のビラを私の家にFAXで送ってきていました。そのFAXには自動的に日付が入っており、5月15日でした。(これでも馬鹿はいいすぎですか)
 確かに、学生と地域の共産党では力量に差はあるのでしょが、学生時代の共産党は人材の宝庫でした。優秀な方がたくさんおられました。また赤旗に載る無署名論文は、世界の情勢日本の情勢など、全て完璧に分析され、我々に確信を与えました。
 私が市役所に入って、先輩に嫌がらせされた最初の事例は、共産党の府会議員の家屋調査の資料を投げつけられ、「これおまえが行ってこい」と言われました。なぜそう言われたかと言うと去年完成していた建物を今年たったことにしてくれと、課長に頼み了承をとっていたのです。(1年分の固定資産逃れ)それで先輩が怒り私に台帳を投げつけたのです。
 そのあと議会での議員の活動をずっと見てきましたが、共産党らしさが全くありません。最近では自民党から共産党までが同じ市長候補を擁立し、与党になっていますが、市民の反発は大きく、最初の選挙が2000票あまり2回目の選挙が3000票あまりの差しかありません。
 最近保守との共闘を共産党は盛んに言いますが、保守との共闘の結果はこんな代物です。与党になったため市政批判は全くできず、発行されるビラは市の広報紙かと思うような内容になっています。
 話は戻りますが、原発政策でもう一つどうしても見逃せないことがあります。共産党は「共産党の原発政策は一貫している」と主張します。これは全くの「ウソ」です。4月9日の赤旗の主張は、安全優先の原子力政策でした。もし一貫しているというなら、5月1日のメーで会場での志位発言以来一貫しているというべきです。
 歴史的に遡れば、共産党は原子力発言どころか原子爆弾においてさえ、アメリカの原爆は殺人兵器だが、ソ連の原爆は平和の手段だとまで言ってきた歴史があります。最近でも3.15以降に、社民党の福島みずほ氏と志位委員長の対談で、「共産党は原子力の平和利用を否定されていない」と突っ込まれた際、志位氏は福島発言を否定せず、「科学の発展の中で、安全に使用できる可能性があるから、今からその手を縛ることは反対です。」と答えています。
 原子力の平和利用(為政者が誰か)によって、それは認められるというのが共産党の原子力政策です。(最近は平和利用を否定していますが。)
 私はこの共産党の一貫しているという主張は百害あって一利なしだと思っています。国民に向かって堂々と嘘をつく政党を国民が受け入れるはずがありません。
 私が、共産党を、アホ、馬鹿というのは、こんな簡単な政治の原則があなた方にはわからないのですかという批判です。これは共産党を為にするための批判ではなく、こうした馬鹿げた信仰(一貫している=無謬性)みたいなものと縁を切り、この点については間違っていたと素直に反省し、その反省の上に立った方針を確立する方が、よっぽど共産党のためになると思って批判しています。
 この議論を発展させると、あと重要なのは、組織原則の民主集中制の廃止や「中国を、社会主義を目指す国」などという馬鹿げた主張を早いうちに訂正しないと、とんでもないことになると思っています。
 これらの指摘は党内では絶対にできません。おそらく多くの党員はこの主張はおかしいと思っているはずです。そこで私は多くの党員の疑問を代表して(勝手にですが)この問題でも迫っています。
 10年間戦争ですから、10年後を見てください。おそらく私の主張の多くが採用されていると思います。もしそれが採用されていないようであれば、共産党は大きく後退していると思っています。(私個人としてはこの私の予想が当たるという大きな確信・信念を持っています。)
 私は共産党に実名で意見書を15通出しています。その際最後通告で、意見書を受け取った、あなたからいただいた貴重な意見は今後の党活動の中に生かして参る所存です。という回答で降りようと思っていた。「私を敵側に回さないでください」と懇願もした。しかし彼らは全く私に配慮しなかった。(たった10数年であったかも分からないが、寝食を忘れて共産党のために全知全能を使って活動を行ってきた私に対する対応かという怒りです)私は共産党が私に誠意を見せないのなら、闘いを「公開して闘う」と宣言しています。だからそれを実行しているだけです。(基本的には共産党と私の闘いです。それを公開しています。) 
  私の目標は10年間で10万人の方にこのHPを読んでいただき共産党の常識が世間では非常識なのだという世論形成をして追い込んで行きたいと考えている。無駄な戦いと思われるかもかもしれないが、独りで何ができるのか、それをみてみたいというのが私の思いです。
 私は党に隠れて、反党活動を行っているのではありません。党には堂々宣言してやっています。この私と党に対する闘いを公開して闘っているからといってなぜ私が本名をだして闘う必要があるのかわかりません。私のHPは公安も注目していると思います。そこの本名を出して闘うことは、私にとってどのような不利が発生するか予想ができません。なぜあなたがそのことを進めるのか、私には理解できません。私が名前をだして今の活動を激化させればますます、党も不利になります。(あなたの主張は誰に利益があるのかよくわかりません。) 
 共産党は私がいくら頼んでも、メールを受け取ったという返事すらしなかった。私は執念深い人間だから、「この決定が誤っていた」という決定が出るまで頑張るつもりです。そのことを馬鹿にする人が多いと思うが、共産党がこの決定をすれば画期的なことである。全ての改革につながると思っている。
 よく見てください。私は共産党がここを直せば前進しますよという立場で書いています。さらに共産党としてここだけは守る、ここだけは譲れない、正義の見方・真実の党で有り続けるために、これだけは大事だという点から、ここを逸脱した行為に厳しい言葉を使っています。
 共産党に融通性があるのなら、私のHPを見れば、改革の方向性が出てきます。党内ではその論議が一切許されていないため、敢えて私が問題提起し、外部から包囲しようと思っています。馬鹿げているといえば馬鹿げています。しかしこれは私の執念です。何も動かないかも知れません。しかし、私の主張していたことが、10年後は当たり前の世界になっていれば、私の勝利です。この戦いを楽しんでいます。
 蛇足ですが、共産党批判で検索すれば、私のHPが一番に出てきます。じわじわと市民権を確立しつつあります。
 

     集団的自衛権でも裏切りか?   弥生          
送信日時:2014/06/16 10:54:05

 
 ご無沙汰しました。よろしくお願いします。

 私は、集団的自衛権に対する共産党の最近の論調がなし崩しにゆるくなっていることに気づきました。
東京6月15日朝刊に載った小池晃政策委員長のインタビューです。
 「・・こんな解釈の変更をやる国は、国際的にも信頼されなくなる。共産党は、・・集団的自衛権の行使には反対だ。憲法9条を堅持し、日本が戦後守り続けてきた『絶対に海外で戦争をしない』という旗印こそが、世界で本当の存在感を示す」
 と述べています。いま安倍が公明党を抱き込み、閣議決定をやらんとする瀬戸際でのこの見解です。
 まず、国際的に信頼されるかどうかを判断基準として重きを置いていること。
 そして、「海外で」戦争をしないことを戦後守り抜いてきたとするのは、まてよ、と思うところです。それなら自衛のための戦争はよし、と言っていることになります。しかし憲法9条は、一切の戦力武力を放棄したことから、平和憲法といわれてきたはずです。しかしこれでは解釈改憲とも言えるのではないでしょうか? 
 たしかに共産党は、いつのころからか、「自衛隊は合憲」と変わってましたが、今回の集団的自衛権問題は、そのなし崩しがさらなるなし崩しを重ねることになってしまったことを表しています。
 だからアベを打倒しその力で新たな人民政府をつくろうとする意気込みも失くしてしまったみたいですね。

  安倍政権を倒す青写真が描けないのだと思う。 エガリテ
平成26(2014)年6月19日


 今回の指摘むつかしすぎて、うまくコメントが書けませんが、まず小池氏の 「・・こんな解釈の変更をやる国は、国際的にも信頼されなくなる。」というくだりは、欧米諸国の立憲君主制に対する考え方、「近代の立憲主義は、主権者である国民が、憲法によって国家権力を縛るという考え方にたっている。」という考えに反し、「時の権力者によって、自由勝手に変えることが許されるということを示せば、憲法が憲法でなくなってしまい、国際的にも信用されない国になってしまう。」と言いたいのではないかと思っています。

 次に自衛隊についても共産党は必ずしも合憲とは言っていないのではないか、社民党は村山政権時に合憲と認めたが、共産党が言っているのは事実として存在している以上、一機にそれをなくすことは現実的でなく、国民の合意を得ながら順次なくしていくという方向だとおもわれます。憲法論議を回避し、事実としての自衛隊の存在を認め、国民合意の上で憲法の9条に照らして相応しい存在に縮小するというものだと思われます。

 三番目の安倍政権を倒して人民政府を作る意気込みをなくしたのでなく、どうしたら安倍政権を倒せるかの青写真が書けないのが現状とおもわれます。例えば労働者階級の社会的役割をどう見るか、その上で賃金闘争をどう位置づけるかが全く分かっていない。賃金闘争は、労働者が資本との関連で自分の存在が何かを見極める闘いであり、搾取と収奪に対して怒りを結集し、その力を社会変革に結びつけて行く戦いでもあります。現に戦後の労働組合運動が、日本の民主化に果たした役割は大きなものがあり、日本国民全体の人権や社会保障という面でも大きな役割を果たしてきました。
 そうした役割を全て否定し、賃金闘争を大企業の内部留保金の1%の放出に頼る理論にしてしまったために、労働者の社会的役割は全て否定されたように見えます。これでは革命は、ますます遠のいて行くでしょう。
 

   栄養に盲目な片目の医学   黒岩 洋祐              
送信日時:2014/06/14 16:10:13


  栄養に盲目な片目の医学
  しつこくこだわります。今日の日本を含む先進国で鋭く解決がせまられている課題は賞味期限の切れ
た資本主義的生産(儲ける為の生産)のシステムの廃止、つまり、資本主義の廃止、そのために独占ブ
ルジョアジーから政治権力を奪うことです。

 ソ連社会主義の崩壊であつものに懲りてなますを吹く状態から脱却することが必要です。そのためには
ソ連の崩壊の原因を「あれは社会主義でなかった」と坊主懺悔しないでできうる限り正確に総括する必要
があります。新社会党の論客の1人が「ソ連社会主義はなぜ崩壊したのか」ー帝国主義の介入とソ連共
産党の誤りー という一文を書いています。一読されたし 


  今日は資本主義の終わらせる問題と現代医学を終わらせるときが来ている点について討論します。
1977年のマクガバンレポートの結論の一つが現代医学は「栄養に盲目な片目の医学であった」「栄養に
強い医学に変える必要がある」ガンや脳卒中、心臓病などは間違った食事が原因、食源病である。この
ときから世界の医学の流が変わり始めました、しかし、この世界に先客として君臨し莫大な利益をほしい
ままにしていた(いまもしている)製薬業界、医師会、医学部、等々は激しい抵抗を展開し、正しい医学の
発展の妨害を続けています。この業界はまだ“天動説”の世界です、医師法、薬事法を振りかざして正し
い医学を宣伝流布することを取り締まっています。その一方で製薬業界は自ら健康食品をも開発し、人々
の命と健康を利益の対象にし、あくまでも利益に執着しています。


 国民医療費は40兆円に届こうとしています、無駄な公共投資をはるかに超えるものです。飲んでも飲
んでも治らない薬、間違った医学による治療で治るどころか介護が必要な体を作り続けています。

 サプリメントも活用した食生活、栄養摂取で健康を取り戻した例も限りなくあります。2025年問題の一
つとして騒がれている認知症などは脳の働きを支える栄養の不足から起こるものです。生命活動の全て
は栄養の支配下にあります。病気になるのも治るのも栄養の働きと考えるのが科学的だと思います。そ
の方向で医学を発展させれば人々ははるかに健康で快適な人生を送れるはずです。UCLAではそんな
食事が開発されています

 今日私も怖い経験をしました。(医療に疑問を投げかける事の怖さ) エガリテ 
平成26(2014)年6月9日


  現代の日本に医学については私もかねてから疑問を持っています。何が正しいのかその判断基準がわからなくなっています。前にも言いましたが、私は総コレストロールだ320あって、会社の総社員約3000名の30傑に入っていると言われ、直ぐに病院へ行けと何回も呼び出をうけました。2年ほど引っ張りましたが、とうとう負けてしまい、出頭し、社内看護婦からこんこんと説得され病院に行きました。それから10年が立ち、毎月お医者さんに5.000ほど使っています。(高血圧・高脂血症)。
  私はこの治療に不信を持ちながらもこの生活から脱却できない生活を送っています。この問題を扱った本の中にも全く違う先生もおられます。例えば「小太りで、コレストロールが高めの人間が長生きする。」という主張をされる先生もおられます。あるいは、今の日本人でもっとも長生きしているのはハワイに永住した日本人であり、その人たちは全てコレストロールが高いという報告もあります。
 さらにはコレストロールとガンの相関関係を表し、コレストロールが下がればガンのリスクが逆に上がるという説もあります。我々一般の市民は何を信じてよいのかわかりません。この間の、ノバルティス社の大学ぐるみの不正を見ると本当に何を信じてよいのかわかりません。
 100歩譲ってこの薬に薬効がなくても、万が一の為を考え、飲み続けても良いのですが、薬は毒です、コレストロールや血圧の薬を飲み続けると認知症になる確率が高くなるという意見もあります。お金を払い毒を飲み自分の健康を傷つけているとしたらこれほど馬鹿げたことはありません。この選択を個人に任すのは無責任です。是非正しい医療政策を確立していただきたいと思っています。

 健康で長生きするために何が良いかは、私は生きがいを持つことが一番ではないかと思っています。むかし中曽根総理大臣が「老人ホーム」を訪問し、「病は気からといいますから、気をしっかり持ってください」というような発言を行い、共産党が赤旗で一大批判キャンペーンを行ったことがあります。
  私は、この中曽根発言、必ずしも間違っているとは思いません。やはり生きがいを持ち得るかが、長生きあるいは認知症を避けるため、一番良い影響を与えると思っています。
全く卑近な例を出しますが、政治家とスポーツ選手の寿命を比較すれば、政治家の寿命の方が長いと思います。常にやることがある、自分が求められている。また欲望もある、これが長生きにつながっているように思います。彼らは酒もよく飲みます。それでも長生きしています。社会の中に自分の役割がある。これが長生きの一番の保証だと思っています。
  その次に、栄養や運動を行うことが重要だと思いますが、栄養についても、年がいっても、肉や牛乳の摂取が長生きの秘訣だと思っています。世間では欧米の食習慣が入り寿命を縮めているように言いますが、人生わずか50年であったものを、人生80年に変えたのは、肉を食べるようになったことが大きいと私は思っています。
 私の話は医学的根拠のある話ではなく、すべては私の個人的思いです。

  もう一点、私は現代医学について不信感を持っているのは、何でも機械に頼り、機械が「どうもない」と言っているから、「何もありません」という医者は信用できません。ここまで書いて、ひと休みして、近くの病院に行き、同じ話をしたら、薬を2種類増やしておきますと言われた。帰ってきてインターネットで薬の効能を見て驚いた。

  一つは「うつ病」の薬である。私が胃カメラを飲んでどうもないと言われたが、私は胃がしんどいと言っているのに何も聞いてもらえなかったと言ったら、それがノイローゼと判断されている。さらにもうひとつの薬は胃薬ではあるが、副作用の欄にすごいことが書いてある。
  副作用が強いから漫然と飲むのではなく、1〜2週間飲んでよく観察することと書かれている。この薬を何の説明もなく、出した無責任さに呆れ返った。

 出された薬
@スルピリド錠50mg「アメル」
[中枢神経用剤]の作用と効果について
脳内の伝達物質(ドパミン)に作用することにより、低用量では抑うつ気分や、不安やいらいら感、やる気がなくなるなどの症状の治療に用いられます。
高用量では、不安、緊張、興奮をしずめて、気分の安定化に用いられます。

二つ目の薬
Aモサプリドクエン酸塩
★効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
慢性胃炎に伴う消化器症状(胸やけ、悪心・嘔吐)
★使用上の注意
重要な基本的注意

1.一定期間(通常2週間)投与後、消化器症状の改善について評価し、投与継続の必要性について検討すること。

2.劇症肝炎や重篤な肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、長期にわたって漫然と投与しないこと。なお、本剤投与中は、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、患者に対し、本剤投与後にけん怠感、食欲不振、尿濃染、眼球結膜黄染等の症状があらわれた場合は、本剤を中止し、医師等に連絡するよう指導すること。
★重大な副作用
劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
劇症肝炎、著しいAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う重篤な肝機能障害、黄疸があらわれることがあり、死亡に至った例もあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
★その他の副作用
1. 過敏症
  (頻度不明)?
  浮腫、蕁麻疹、発疹
2. 血液
  (頻度不明)?
  好酸球増多、白血球減少
3. 消化器
  (頻度不明)?
  下痢・軟便、口渇、腹痛、嘔気・嘔吐、味覚異常、腹部膨満感、口内しびれ感(舌、口唇等を含む)
4. 肝臓
  (頻度不明)?
  ALT(GPT)、AST(GOT)、ALP、γ-GTP、ビリルビン の上昇
5. 循環器
  (頻度不明)?
  心悸亢進
6. 精神神経系
  (頻度不明)?
  めまい・ふらつき、頭痛
7. その他
  (頻度不明)?
  けん怠感、中性脂肪の上昇、振戦
★高齢者への投与
  一般に高齢者では腎機能、肝機能等の生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。副作用が発現した場合には、減量(例えば1日7.5mg)するなど適切な処置を行うこと。

 こんな危険な薬を、何の説明もなく、「食欲が進む薬を2種類30日分、出しています」といってくれた。

 ノイローゼの薬は、私が胃カメラを飲んだが、全く問題がないと言われたが、胃がしんどい状況は変わっていない。それと体重が76キロあったのが、手術をした(大腸のポリープを切除した)ときは、70キロ、今日の体重が67.7キロと減り続けていると私が話すと、ノイローゼのテストみたいな15項目ほどのチャックリストを出し、それに該当すると思われるところに3つチャックしたら、ノイローゼと診断されてしまった。
 信じられない医者の行為だ。本当に日本の医療の怖さを味わった。町の個人開業のお医者さんは、薬屋になっているのでは?こちらに病名を適当に付けて薬を無理やり押し付けている感じがする。メリケン粉で作った薬ならそれでもいいが、毒を含んだ薬を無責任に飲ます町医者の神経がわからない。非常に怖い話だと思った。


 手紙やメールなど多くの伝達方法で世界へと連帯を拡げたい。U3さん
送信日時:2014/06/03 09:28:26


 まだよく世間を知らない少年として私は第二次世界大戦、太平洋戦争を経験した。終戦から現在までの80年間に、次なる戦争の危機を怖れた経験が2度ある。

1は、キューバ危機、
2は、現在進行中の「アジア海上権益力づく強奪戦争危機」
 
  両回を比べると私には今回の方がはるかに厳しく危機感が伝わってくる。ベトナム漁船団の一隻がターゲットに中国漁船に取り囲まれてた上で体当たり攻撃を受けたと言う。漁船沈没後、中国漁船はもがく漁師を助けようともせず、あざ笑ったと言う。この暴力行使スタイルは、一昨年の反日暴動、破壊、略奪ともチベット、ウイグル弾圧とも、そして民主派・人権派弾圧とも、私には同質に理解される。

 そもそも国境は、@地続きであれば(小幅を有する)線で決められる。A川を国境とするとき、川の中心線に近い線を決めている。B山を以て国境とするときもほぼ稜線を以てする。
 接していないとき、C陸が終わればそこが国土の果てである。が、一定の距離だけ特別の権利を有すると国際社会は認めている。それらが互いに重なるとき、海上に架空の線を引いて領海(海岸より22.2km)と称し、国土に準じる権利を認め合っている。

 以上、いずれも庶民的常識である。常識を逸脱したとき、「非常識」と言う。

  最近しばしば新聞などに描かれている南シナ海海上の各種線引きを、皆さんはどうご覧になっているのだろうか。
  私は庶民の常識人として、見るたびに許せなく思っている。「非常識」な「線」があり、ベトナムが、フィリピンが痛めつけられている。そして強引な側の報道官は、毎度、しゃあしゃあと「見識ありげ」な情報を流し、弱気相手を非難攻撃している。もっと癪なのは、それをとがめ立てする世界の世論が、なんと貧弱なことか。
 ベトナムでは焼身自殺した女性さえいる。希薄な世間の良識に非常手段で「理解」を訴えたのだ。
 尖閣も、少なくとも私にはこれらと重なる国際問題だ。飛行機のニアミス、抗議。少しも改まることなく、しゃあしゃあと正当化、逆抗議。ウソ情報までねつ造して抗議する体質を危険視しない方がおかしい。「10m接近」だって? 高速道路の車間距離は50km/hなら25m、60km/hなら28mとあるが、音速(マッハ)とは340/secで飛び合う世界。しかもミサイルを抱えていたと言うから、狂気の戦意をむき出しにしている、と庶民の常識人は理解する。
  さらに重要視すべきは、日本では常識人が知る事実を、中国本土の庶民は哀れにもほとんど知らされないか、虚偽報道を受けている。虚偽情報は恐ろしい世論作りに繋がる。
  私の少年時代は、大日本帝国軍隊は「聖戦」を遂行しており、連戦連勝。末期に日本列島が焼夷弾で焼け野が原になっても、まだ懲りず「当方の損害軽微」だの「敵機は東方洋上にて撃墜せり」と「軍郡の情報」を流していた。それを真に受け、ラジオ報道に拍手した少年を想像されたい。
  大陸に日本製品をぶっ壊し、略奪して恥じない若者、成人がなぜ存在するかが理解できよう。
 私の言わせていただきたいのはここからである。
 21世紀にこの非行。我が共産党はどのような「言動」をしているのか。
 のっぴきならない党の行動が提起されて当然も当然だと思うが、それが「ある」のか「ない」のか。
 戦争の火ぶたとなるきわどい危機があり、非法行為が罷り通るときなのに「有効な行動提起」がまったくないのではないか。いや、発想もないのではないか。
 
  素人ながらに提案がある。一口で言えば、あらゆる非軍事的手段でならず者を指弾する。国内に限らず、近隣諸国の中枢部へはもちろん、その庶民に到るまで、気づく限りの伝達手段を用いて、@今起こっている事実、A問題は何か、の見解、B真相を権力で隠蔽したり、事実をねじ曲げたりして国民に伝えるウソつき政権があること、C社会主義の革命は、本来、こういう争い、喧嘩、戦争を真剣に排除するものであること。万国の労働者(庶民)は団結して、理不尽な政治
  権力に対抗する理念を持つことが重要、D国を問わず庶民は、国境、民族を超えて連帯し、21〜22世紀へと展望を作っていこう、と呼び掛けよう。
 
 私の夢だが、中国語、韓国・朝鮮語、ベトナム語、ウイグル語やチベット語、タガログ語、マレー語、もちろん英語、ロシア語、その他のアジアの言語に翻訳され、それを利用しながら手紙やメールなど多くの伝達方法で世界へと連帯を拡げたい。

  平和憲法をないがしろにしない、とは、ただことばで唱えることではない。暴力装置を使わない国際紛争の解決は、暴力装置を使うより何倍も熱意と努力と実行力を有すると信じる。
  インドのガンジーさん、アメリカのキング牧師さんの例がすでに明確に示している。

  物言うのもいい加減なら、問題提起も有りやなしや、庶民の信用など落ち目一方の「政治勢力」が、いつの日にかやっと芽を出して……などと期待するとすれば、それを文字通り「日和見」と言う。
志ある人の力は「ない人たち」のよりきっと大きい。

 国際問題に対して、共産主義者の立場からの発言が必要  エガリテ
平成26(2014)年6月9日


 投稿ありがとうございます。

  私も共産党の国際政治に対する見方は、欧米の価値観に合わせつつあるのかなとみています。私はこのHPで「共産党は、中国は社会主義を目指している国と持ち上げ、中国の問題点、(多民族弾圧や人権問題・思想弾圧など)に全く触れていない」ことを批判した際、「共産党は中国派でなく、アメリカのオバマ派だ」と指摘されたことがありました。
  最近の国際情勢を見ていると、欧米発のニュースを平然と流し、ソ連や中国の主張は無視しています。それと私が気になっているのが、韓国の今の反日政策です。これに対して、韓国側の主張が正しいような論調ばかりで、韓国の行き過ぎを指摘した記事がありません。ワールドカップでの日本の選手のユニホームのデザインに対して「『旭日旗』が描かれており、ナチスドイツのハーケンクロイツと同じだ」というような批判はあまりにも行き過ぎです。(この韓国のやりすぎに釘を刺すことも重要です。)
  私は、共産党が本当に中国を社会主義を目指す国だと認定するなら、尖閣列島問題でも、お互い共産主義者の立場で話し合おうという問題提起を中国につきつけるべきです。むかし共産党はソ連や中国と闘い、自主独立の党が売り物でしたが、現在は、中国に不利なことは一切言わない。お互い内政不干渉だという言葉で逃げています。中国共産党の内政に対してとやかくいうことは控える必要はあるかもしれませんが、例えばアメリカは、人権問題は譲れないと、批判し続けています。明らかに国際共産主義運動に支障のある中国の行為については、共産主義者の連帯の観点から問題提起するべきです。
  南シナ海の中国が主張する「九段線」程、人を馬鹿にした論議はありません。他の国々の主張を全く無視して南シナ海全部が中国のものだと主張しています。
この中国の主張のおかしさを共産党は整理して、歴史上、国際法上何ら根拠のないものであり、社会主義国間の友好という意味でも全く誤っていることを、国際社会に向けて発信すべきであると思っています。現在の共産党の立場は、平和的に解決して欲しいというだけで、極めて当たり前の主張であり、誰にも注目されない主張です。
 私は国際共産主義運動の視点から、中国を全面批判することを望んでいます。おそらく中国内内部にも翻訳して出回り、良識派を励ますことにもなると思います。
  世界情勢は、中国の「確信的利益論」に振り回されており、是非この理論を体系的に批判して欲しいです。共産党に昔のような輝きを取り戻してほしい。現在の理論水準はそこら辺の井戸端会議の議論と同じ水準にまで堕落していると見ています。(注1)労働者の党であるとともに、理論の党(科学の党)としての復活を願うものです。

注1:本日付で「大阪府会議員団長 宮原たけし氏の馬鹿げた主張」をUPしています。これも参考に見てください。

 維新の会の分党」、府会議員宮原氏のコメントに驚いた。 安東 尚美 
送信日時:2014/05/29 07:50:05

 
  高槻の共産党府議団長で、辻元の赤軍問題で面識のある宮原さんが、橋下と石原の自主憲法制定記述をめぐる結い党と合流するかで分裂、というニュースに、こんな小さなことで分裂、とあるのに大変驚きました。憲法への姿勢、一括改憲か、現行憲法をもとに1条ずつ見直すかは、国のあり方の基本になる大変重要な問題です。共産党は、現行憲法制定時に、9条に民族自立を危なくすると疑問を呈し、天皇制廃止や1院制の方が良いと言って反対しています。また、共産党案にあった政党助成金が日本国憲法89条で禁じられていると無理な解釈で、受け取ってません。
  ライバルの公明党は受け取っている上、聖教新聞は月1880円で500万部です。
2004年に、中国の反日,軍拡路線に呼応するように護憲を掲げ、国民は憲法を守らなくて良いという無政府主義的主張を持つ9条の会を展開していますが、従軍慰安婦や強制連行などの態度急変からも、中国共産党スパイの入り込んだ日本占領のための工作ではと思えてなりません。共産党の改憲投票法に反対だけの姿勢は、むしろ自民党案への一括改憲をめざす勢力に利すると思えてならないのです。
  党首を交代しても、共産党は現行憲法制定からの憲法に対する姿勢の変更を再度国民にわかるように説明しないと、生き残れないと思います。

 この発言には私も驚きましたが、妻も「何が小さなことや」と声を上げました。
平成26(2014)年6月2日

 投稿ありがとうございます。
 実は宮原の発言「橋下と石原の自主憲法制定記述をめぐる結い党と合流するかで分裂、というニュースに、こんな小さなことで分裂、」は私も大変驚きました。
 この間私は、宮原の大阪民主新報での発言や、彼の出すビラについても毎々批判していますが、政治的センスが全く失われています。
 私は宮原と同じ年で彼とは大学時代友達でした。また就職先も同じで彼についてはよく知っていますが、最近の彼は政治的に全く冴えがありません。私がこのHPを立ち上げたのも、宮原の一斉地方選挙でのビラを見たことが契機になっています。あの選挙は、3.11後の選挙であり、また維新の猛威が押し寄せた選挙でしたが、彼の選挙公報には、原発反対も橋下批判も何もなく、彼の個人ビラには、京都大学出身であることと、お母さんが「担ぎ屋」をやって彼を育てた苦労の人という訴えのビラが配られてきました。
 私は、この選挙戦術は決定的に誤っていると批判しましたが、無視されたため、このサイトを立ち上げました。 それ以降も彼の発言に注目し、その都度批判してきました。今回もこのはつげん批判しようと思っていたのですが、私の思いと同じ趣旨の投稿をいただき感謝しています。
 次の選挙に出るのかどうか今は注目していますが、共産党の建物のポスターが宮原の大アップ写真に変わっていることをみれば、もう一期狙うのかも知れません。しかしすでに政治的には過去の人になっていると私は思っています。

  中国に言いなりの姿勢が気に入らず赤旗止めました  安東 尚美  
送信日時:2014/05/25 21:11:17


 赤旗日曜版を購読し,選挙では応援してましたが、従軍慰安婦や、強制連行、第二次世界大戦での日本が2千万殺した説など、中国言うなりの社民顔負けの反日に嫌気がさして、消費税値上げを機に、止めました。今、参議院で審議中の改憲投票法ですが、反対一点張りでなくて、1条1票○×、1年以上公示、選挙運動原則自由、国政選挙同時で投票率確保など、反対しなくてよいものに修正させるのが、最も重要なのでは?それに、99条は、国民を政情不安から守るために公務員などの活動を制限する判例が多いですが、これを根拠に国民は憲法を守らなくて良い説が、自民党案作成に物凄く利していると言えます。国民主語の条文は国民が守らねばならないと素直に解釈すると、大きく変える必要ない優れた憲法です。アメリカが安保から引きたがっている話はネットでは常識ですが、その後中国主導の東アジア共同体に加わって、ひょっとして中国共産党軍に占領してもらって政権に入りたいだけなのでは、赤旗も在日の中国共産党員に買ってもらって部数を確保しており、中国共産党に頭が上がらなくなってきているのではと思えてなりません。
 共産党が合憲的に共産主義を目指す政党なら、改憲投票法を良いものにさせるべきです。毎日、各党の参議院議員に必死でメールしてますが共産党系の9条の会などは運動論不要とかコケにしました。老人しか来てなかったです。

  他国に対する恨みで、国民を組織することは誤りです。  エガリテ
平成26(2014)年6月2日

 投稿ありがとうございます。

 ご指摘頂いている共産党の方針「従軍慰安婦や、強制連行、第二次世界大戦での日本が2千万殺した説など、中国言うなりの社民顔負けの反日に嫌気がさして、消費税値上げを機に、止めました。」という行ですが、難しい問題ですが私もそのような趣旨の発言を何回もしています。
 従軍慰安婦や強制連行あるいは第二次世界大戦でアジア諸国に甚大な被害をもたらした事は事実であり、謝るべきは謝る必要がありますが。中国や韓国の主張が全て正しいのかは疑問に思っています。さらには戦後60数年が経過し、未だにこの問題が隣国との有効関係を築く上で最大の障害になるのかも疑問に思っています。(すでに中国や韓国との戦後処理問題は基本的には解決しているはずです。)
 さらには、中国や韓国が、反日で自国民を組織することは中国や韓国にとっても良くないことだと思っています。今回の韓国でのセウォール号の沈没にあたって、朴大統領が、反日政策を貫徹するため、日本から救助を拒否してとすれば不幸なことだと思います。
 私は、自国民を恨みでもって束ねていく国家形成のあり方に重大な懸念を持っています。共産党の主張は正しいが、その主張が、韓国なり中国が自国民を誤って組織していく道具に使われているのなら、共産党はそのことに注意を払うべきだと主張しています。
 私は共産党に対して前から、この問題の議論は、韓国や中国の取り上げ方にも問題があると指摘しないと、国民から批判されると警告してきました。あなたの投稿を見て、私の懸念が当たっていることを感じています。


   (最終目標の共産主義社会それ自体が誤り)  吉川 忠雄   
送信日時:2014/05/23 13:03:07


              民主主義論       
  (最終目標の共産主義社会それ自体が誤り)
  
 「科学技術と生産手段が高度に発達し、階級も国家もなくなり、民族の融合がすすんだら、民主主義は(共産党とともに)その役割を終え静かに眠り込むように無くなる」とマルクスは言う。 日本共産党もそう言う。 
政治は階級支配の手段の一つであり、弁証法的に考えれば、何事にも、すなわち政治の一形態である民主主義にも始まりがあれば終わりが有るというわけである。

 しかし、この理論は根本的に間違っている。 政治は人間が文明化した所には古代より必ず存在するものであり、文明が存在するかぎり、未来に民主主義的な政治が必要でなくなることはない。
 その重点や形式が変化し深化することはあっても、民主的政治の必要性がなくなることはない。
 民主的政治が必要でなくなるのは人類そのものの終焉のときである。

 古くからの各種の空想的で無政府的な共産主義思想(原始共産制の部族社会から類推的に考え出されたもの)の影響によるものであろうが、当時盛んだった無政府主義者たちと対立・論争しながらも、マルクスはそうした思想とは「遠い未来では一致できる。 しかしそれまでの過程は違う」と言って、上記のように主張したのであろう。そしてそれを疑似弁証法で弁じて見せたのだろう。  
 
 しかし、人間も人間社会も地球環境も極めて多様な複雑系であって、遠い未来においても、人類には次々に新しい問題や課題が出てくる。 また次の目標など色々議論して決めるべきことは多い。 たとえロボットや有用微生物などに多くの仕事をさせられるようになっても、時間的余裕ができればなおのこと、人間は自主的に政治参加をして、民主的に話し合って物事を決める必要があるし、そのようにしたいと望むものである。 人間社会に問題の種が尽きることはないし、達成したい課題や目標が尽きることはあり得ない。ただその水準が上がって行くだけである。
 そのよう考えることこそ弁証法的である。これは常識的考えであるが、この場合、常識的考えの方が弁証法に合致しているのである。

 それゆえ「民主主義が役割を終える」などということは理論上有り得ない。
「民主的世界政府も自治体もいらなくなる」などということは有り得ない。「世界議会も世界政府も大きな政策議論もその決定も、裁判所も警察・・・・等々も」是非とも必要である。  
 もちろんその下に地方自治体として日本、中国、アメリカ、EUなどの「民主的地方議会と地方政府」が必要である。そんなことは当たり前である。

 もっとも、「民主的世界政府の樹立」さえ、現在の人間にとっては単なる理論上の理想に過ぎない。 現実の世界を見れば、鋭く対立する難題は沢山有り、その根は深い。 それゆえ政権をすぐにも取りたい現実政党の中で、「世界政府の樹立」と言う政治目標を掲げる政党さえほとんどいない。 
 まだ現実政党の目標にも課題にもなっていない。まだ個人や小グループレベルの理論に留まっている。 
今後も繰り返し世界恐慌とか世界大不況のようなことになったら、いよいよ世界経済の統一ルールを作り守らせる機構の設立が求められるようになるだろう。 しかし、そこまでにもどれほどの年月が掛かるかわからない。

 「科学技術と生産手段が高度に発達し、階級も国家もなくなり、民族の融合が進んだら、民主主義は(共産党とともに)その役割を終え静かに眠り込むように無くなる」とマルクスは言う。日本共産党もそう言う。 
共産党が無くなるのは良いが、たとえ全政党が無くなっても「民主主義が役割を終える」なんてことは有り得ない。人類が滅亡しないかぎり・・・

 それなのにマルクスがそんなことを言ったのは、「民主主義の機能面を高く評価せず、民主主義も階級支配の一手段とみなすマルクス自身の民主主義への曲解を示すのでは?」と私は思う。
マルクスは民主主義も階級支配の一手段とみなし、「ブルジョア民主主義」「プロレタリア民主主義」と名付けて区別した。 そして議会などを「ブルジョア民主主義」「おしゃべり小屋」として辛辣に批判した。 たしかに当時の議会には実質的権限が少ないことが多かったので、当たっている部分はある。

 しかし、さらに「民主主義とは多数者の少数者に対する暴力を伴う階級支配である」として「プロレタリア民主主義の下では労働者階級の敵であるブルジョアジーを抑圧して支配する必要がある」とし、その支配を「プロレタリア独裁(または執権)」と言った。
 そして、「労働者階級内部での意見の対立をどのように解決するのか?」という将来一番大切になるはずのことはほとんど問題にしていない。

 こう見てくると、マルクスは政治についても民主主義についても階級支配の手段という側面ばかり重視し、人民の間での民主主義の「役割」と「機能」を高く評価しておらず、重視していないことが分かる。 民主主義制度の大切な役割について、マルクスは肯定的とはいえず、理解が深くないことが分かる。

 さらに悪いことに、その後のマルクス主義者の中には“未来社会では不要になるように言われている”「民主主義」なんぞについては理解しようともせず、軽視する、さらには内心蔑視するといった者たちが続々と出てきた。
「階級闘争に利用できる場合だけ、民主主義を口にすれば良い。利用出来ない場合には無視して良い」と。

 歴史上に現れたマルクス主義を信奉する大小幾多の党や党派の多くが、武装した敵だけにではなく、言論などによる批判者たちに対しても強制的な,時に極めて暴力的な抑圧に走った。

 もちろん「反革命だ! ブルジョアの手先だ!ブルジョア的だ! 労働者階級の裏切り者だ!」等々のレッテル貼りを存分にやって。
 労働者階級内部の者でなければ(=階級内部の者ではないことにしてしまえば)、武装反乱でなくても、批判的言論だけでも抑圧してよいと考えているわけだから。
 他党に対しても攻撃的で、権力を握った共産党は他党を非合法化したりした。 
それに「革命実行のためにはまず国家権力を握れ!」と言う理論が悪用され、言論や人権を抑圧してでも、白を黒と言いくるめてでも、権力に執着するようになった。 政権を取ってから何十年たっても言論の自由と議会制民主主義を求めるグループや政党を一切認めない。 自由な選挙もしない。 したがって国民には選挙権もない。 資本主義経済を導入して経済発展している中国の共産党やベトナム共産党でもそうだし、社会主義経済路線のキューバ共産党でもそうである。
 (共産主義を掲げ、生産手段の国有化を維持しながら、個人崇拝を極度に推し進め、世襲の金王朝と軍事優先国家を作り上げた北朝鮮のような鬼っ子も生まれ出た)
 「階級も国家もなくなる自由な社会」を理想に掲げていたはずだが、皮肉な事に多くの共産党は他党より一層国家主義的になっていった。
 また党内の実権を持つ者たちが、党内の意見が異なり政敵だとみなした者に対しても極めて攻撃的で、ときには「粛正」した。

 後のマルクス主義者の相当数がそのような民主主義軽視や無視、ときに侮蔑的な見方をするようになった歴史的事実と、上記のマルクスの民主主義論は無関係ではなく、むしろ大きな原因になっている、と私は思う。

 マルクスやレーニンらは外に向かって「“ブルジョア民主主義”は形式ばかり重視するが、“プロレタリア民主主義”はそれに加えて、人間的生存権や労働者の権利などの実質も大事にすることだ」と言う意味の宣伝をしていた。

 本当にそういう意味なら、むしろ「形式民主主義」から「形式+実質民主主義」への「深化」が必要だと明確に強調するべきだった。
 「ブルジョア民主主義」「プロレタリア民主主義」という区別や言い方自体が誤りであった。
 もちろん日本共産党は暴力的なものを嫌い「議会制民主主義を守る」と言い行動している。 それは本気であろう。
 ただし党内規律と民主主義の考え方は権力側に対する警戒のためとしてあれもこれも規制したり秘密にする、戦前の非合法時代のそれのようだ。 権力側への警戒心の必要を理由に、党中央主流側ばかりが党内情報・党内意見で圧倒的有利になる方式である。これでは、少数意見の方がたとえ正しくても多数意見に広まることが極めて困難になるので、大いに問題がある。誰の目にも明らかな大失敗か大敗北の直後なら考え直せるだろう。 しかし長期的にゆっくり低落して行く場合、基本的な理論や方針を考え直す機会は無く、考え直すべきと考える個々の党員たちはどうにもならないと感じ、一人また一人と離れて行くだろう。 残った者たちの中では“たとえ誤っていても基本からは考え直さない者たち”が常に主流となるだろう。 
 言論の時代、個人の意見や名誉を尊重すべき時代、「政治的な意見や議論はよほどのこと以外できるだけオープンに!」という時代にはそぐわない。

 また、「共産党」を名乗るかぎり、「政権を取った後も議会制民主主義を守る」と言う約束に疑いを持つ人々は容易に減らないだろう。

 ちなみに、デンマークは国民の幸福度(=幸福感)が世界一の国として有名である。 その理由を多くの研究者が分析しているが、教育、文化、医療・福祉など多方面の客観的分析でも、世界で一番住みやすい国=生活大国であると評価されている。 この国においては住民の政治に対する関心が日頃から非常に高い。投票率も90%に達する。「高福祉・高負担」なのだが、それは国民が民主的話し合いを深める中で、「この福祉をぜひやりたい。その実現のための財源は税金または保険料をこれだけ引き上げる必要がある」と納得して、選挙に反映させて選び取り、一歩一歩段階的に実現して来た結果である。 だからほとんどの国民は「生活については現在も悪くないし、将来にも不安がないので、税金は高いが問題無い」と考え、満足感・幸福感を感じているのである。 効果的な教育を無料で行っているので、経済も強く、経営者と労働者の関係も対等に近い感覚で、一人当たりの収入は高い。 
 又、福祉の結果だけではなく、自分たちの共通する大事なことを決める地方政治と国の政治に主体的に参加し、関わっていること自体に満足感・幸福感を感じているのである。ノルウエー・スウエーデン・フインランドでも同様なことが分かっている。
 北欧の実例が示すように、成熟した民主主義に参加することによって人々は共同意識・社会共同体への帰属意識を満足させ、幸福度を高めることができるのである。 
 
 したがって「未来社会では一人一人の人権や自由の拡大のためにも人類全体のためにも民主主義は益々深化し、実質化が出来るようになる。 ただし人々は常にその実現に努力する必要がある。
 またそうすれば幸福度も高まる」というべきである。

  「民主主義」の持っている無限の可能性を私も信じています。 エガリテ
平成26(2014)年6月2日


 投稿ありがとうございます。

 私も民主主義の重要性について考えています。参加して、議論をするという事の重要性を感じています。
 私は大学時代から就職後10数年は共産党員でしたが、そこでどうしても乗り越えることができなかったのが、民主集中制という組織原則です。
 この組織では、会議の結論は最初から決まっており、参加して議論をしても自分が主人公だという感覚が湧きません。常に当中央からきた命令を実践するための会議です。われわれは、この決定は誤っていると思うから、自主的にこのような運動を行うというような結論は絶対に出せません。会議は来る日も来る日も同じ話です。党勢拡大をいかにしてやるか、まさしく営業のサラリーマンのような会議が延々ときます。さらに拡大月間ともなれば、毎日自らの支部員に電話し、拡大できたかを聞き、地区に報告する必要があります。拡大ができていないのに電話をすれば、今後どうするか詰めまくられます。
 このようなことを毎日繰り返し、日本革命とどう関わりがあるのか見えてきません。実際行政には様々な課題があります。そうした内容に市民の立場に立った方針をだし、闘い進めていくことが大切なのに、政治的力量は全くなく、拡大の追求のみが行われる日常に対して、どうしても納得できるものではありませんでした。
 この組織には、独自性とか想像力は要求されません。またリベート力も必要としていません。唯一必要なのは、指導に対する従順さです。前回の一斉地方選挙でそれを見事に実証した事例が出ました。共産党の市会議員候補は5枚でしたが、すべてのポスターが同じデザイン、同じ文言で飾られており、顔写真だけが違うというものです。
 このことに何ら疑問を感じない人間でなければ、この組織では生き残れないのだとつくづく思いました。
 共産党は多くの弱点を持っています。円満離婚ができないのです。共産党をやめれば、即敵です。この柔軟さのないところが、批判されているのだと思います。
 指摘されている社会主義・共産主義になれば、民主主義は死滅するのか、という問題は難しい問題であり、当面身近なところで起こっている一つ一つの矛盾から改善していかないと、社会主義は永遠の彼方にいってしまう気がします。

 「赤旗に3497円の価値はない!」  畑中 剛ファン   
送信日時:2014/05/19 12:02:29

 「赤旗に3497円の価値はない!」
「美味しんぼ」の福島原発篇を拝読したが根拠ある取材に基づいており非常に感銘を受けた。この内容で政権与党などは大騒ぎしているが、逆を返せば余程「不都合な真実」が福島で起こっているということの証左であろう。実際甲状腺癌や白血病の発生割合が他県より突出しているという「未発表の事実」からも福島浜通りには少なくとも絶対に若年層は住んではならない。住むべきところではない。「風評被害」という域を超えている。「福島県の港で水揚げした魚を食べよう」などという福島県の運動は「未必の故意」による殺人とも言えよう。この問題で赤旗は当然大々的に報道すると確信していたが今以て反応が薄い。ほぼ皆無である。政府はこれを契機に言論に対する取締りを画策しているという。赤旗は近年自民党の加藤や古賀や以前「共産党は化けに化けて京都を恣にした!」と絶叫した野中を登場させたが「自民党の元重鎮がこない言うとるから共産党の立場は正しいですよ。国民の皆さん安心して下さい」というスケベ根性が見て取れる。一体誰に気兼ねしているのか。私は長年赤旗を購読しているが明らかに劣化したのは21世紀に入って文字が大きくなってからと見ている。
「紙面の充実に努める」という値上げ時の口実は大ウソである。赤旗編集部は一度「アカハタ」時代の新聞に目を通してはどうだろう。政党機関紙は本来闘争心を鼓舞することも一つの役目なのに本当に軟弱な新聞になったものだ。3497円など以ての外!

 「赤旗新聞」の魅力は完全に失われている。   エガリテ
平成26(2014)年6月2日


 投稿ありがとうございます。
   私もこのサイトを開設しているため資料として赤旗を購読していますが、そうでなければ赤旗の魅力は完全に失せています。
赤旗は多くの政治的課題について最近自らの主張をしなくなりました。「美味しんぼ」の問題は、流行っている漫画だけに、このような時こそ赤旗の道理ある見解を表明すべき時に沈黙を守りました。
このことによる政治的打撃は、共産党は本当に原発のない社会を目指しているのかという疑問と国家による言論統制が行われているとき、それと戦わないのか、言論や出版の自由をどう捉えているのかという疑問が湧いてきます。
一つ、一つの問題で頑張らなければますます、政治的に沈没します。


       「共産党は選挙を捨てたのか」             畑中 剛ファン  
送信日時:2014/04/27 14:31:55


「共産党は選挙を捨てたのか」
  統一地方選挙まであと1年を切った。他党も候補になるであろう人物のポスターを張り出してきているが共産党の動きが相変わらず鈍い。政権与党などの現役議員は「現職」の強みを生かせるが共産党はいつも党員や支援者でさえも「だれやねん、こいつ」という人物を告示直前に立候補させ、案の定供託金を没収されて惨敗するという「悲劇」を全国各地で相も変わらず続けている。
  本来であれば前の落選直後に候補者を決め、あらゆる方面に顔と名前を売り、その上で政策も訴えて行くのが選挙の基本形だと思うのだがこの党に「選挙戦略」を求めても無駄なのだろうか。というより選挙のイロハ自体分かっているのだろうかという思いが常にある。大阪府会で言えば橋下により大幅に減員された下での選挙戦となりいつもと比べればかなり厳しい闘いになるにも関わらず目立った動きは見られない。衆議院でほぼ全区立候補を続けているが、県会議員選挙では逆に共産党が立候補していない選挙区が矢鱈滅多に目立つ。衆議院より地方選挙でもう少し立候補してはどうか。もっとも立候補だけすれば良いとは限らないが明らかに選挙戦略がおかしい。このままでいけば来年の統一地方選挙がどういう結果になるか結果が思い浮かぶのは私だけだろうか。共産党は選挙を甘く見すぎている。

  共産党の選挙戦術は非科学的で無内容  エガリテ


投稿ありがとうございます。

 私も共産党の選挙方針は決定的に誤っていると見ています。最大の誤りは、候補者本人の役割です。政治家というのはやはり本人の力量に負うところが大きいと見ています。

 共産党は、党として闘い、候補者本人は「単なる駒」として扱われます。この選挙戦の取り組み方では勝利できません。

  まず後援会ですが、候補者個人の後援会であり、共産党の後援会です。私はこの後援会では赤旗の読者会と何ら代わりがないと見ています。候補者個人と、国民の結びつきを完全に軽視しています。

  これはすでに私のHPで述べていますが、前回の衆議院選挙大阪10区の候補者の肩書きは「党専従」です。こんな人を馬鹿にした肩書きはありません。国民は肩書きを見てその人がどういう人物かを知りたいのです。どの分野で彼が活動し、今までにどのような実績がある人かを見極めようとしています。この期待を全く裏切った肩書きです。
  ところが府会議員選挙では、肩書きに京大卒を掲げています。共産党の候補者の肩書き欄は、一律ではなく、大卒であれば学歴を書き、大卒でなければ肩書きを書かない。さらにどの分野で闘い、どのような実績があるのかが、ほとんど書かれていません。この府会議員の場合、府会議員を4期か5期やっています。とうぜん府会議員としての実績を書くべきです。ところが府会議員の実績ではなく、京大卒と母親一人で育てられたが肩書きのメインでした。ここに共産党の堕落があります。(この大卒なら学歴を書く、高卒なら書かないというのは、高槻市独自の仕様だとは思いますが)

  議員として国民のために如何に戦ったかを前面に押し出さす、学歴が優秀か否かで闘いを選んでいます。この府会議員選挙では他にも京大卒がいましたが、共産党の議員が最下位当選、他の京大卒は、落選しました。国民(府民)はその人の学歴で投票などしていません。何か受験生を子供に持つ母親のような思考で選挙を闘っています。

 前回の選挙で大阪10区の候補者の肩書きを「党専従」にしたのは、ある意味では正直であり、それ以外に学歴でも、実績でも訴える物がなかったからだと思いますが、せめて、党大阪府市民生活担当委員長ぐらいの肩書きをつけられなかったのか、不思議でたまりません。党の中で何の役割も具体的にない人物を選挙戦の候補者にする共産党のセンスがわかりません。
  党の幹部は無責任に候補者を決定し、末端の党員は、その候補者の票の獲得のために走り回らなければなりません。その場合、他党派の候補者に比べ、共産党の候補者が一番優れているという確信も無いのに、票獲得運動を行うのは困難です。しかし上からは毎日毎日何票読んだと詰められます。
 「こんな候補者で闘えるか」この発言の自由が共産党内ではありません。みんな「こいつではあかんやろう」と思いながら、票獲得運動を行う惨めさが幹部にはわかっていません。
  この候補者は選挙前から朝立ちを行い積極的にアピールしていました。しかし選挙が終わると全く朝立ちしていません。これも共産党の選挙戦術の弱点です。自民党の候補などは、自分で立候補を決意しているのです。ですから当選するまで闘います。共産党の候補者は、選挙が終われば役割は終わったのです。明日からはまた党専従に戻り、表に顔を出さず、穴倉生活が始まります。そして選挙が近づけばまた候補者として出てきます。これでは選挙に勝てません。
  同じ選挙区の辻本清美は年がら年中選挙運動を行っています。これに勝てるはずがないのです。共産党は本気で選挙に勝つ気があるのか疑問がたしかにあります。

 赤旗が増えたら選挙に勝てる。馬鹿に一つ覚えのような非科学的選挙方針に凝り固まっている限り、一定の勝ち負けはあっても、飛躍的な躍進は望めないと私は、思っています。

「共産党を『丸ごと好きになって頂く』という喜劇」  畑中 剛ファン  
送信日時:2014/04/16 15:47:01


 昨年の参議院選挙以来決議文や挨拶などで共産党を丸ごと好きになって頂くなどという言質が目立つが呆れを通り越して大笑いしてしまった。私事で恐縮だがかつて民主商工会に勤めていたとき党に対して色々意見した余りヤクザ顔負けの因縁をつけられブラック企業のような辞めさせられ方をした。これはまだ氷山の一角だが志位や幹部はまだ分かっていないのかという思いにとらわれる。今まで意見の違いや党の都合でどれだけの党員を追放し、生活を狂わせてきたかという自省が全く見受けられない。「丸ごと好き」になってもらいたかったらもう一度自分の姿を鏡にうつしてみては。無理な話と思うが。

     「丸ごと好きになれない理由の解明が必要」  エガリテ
平成26(2014)年4月24日

  投稿ありがとうございます。
 
 「丸ごと好きになって頂く」というのは、具体的に何を指しているのか良くわからないですね。「丸ごと好きになれない」原因が共産党の側にあるとい問題意識が全く欠如しています。「丸ごと好きになってもらう」には、何を改善すればよいのかという問題意識を持たなければ、「自分たちは何も変更しない、あなたたちがこちらに寄ってこい」では、この作業は成功しないと思います。
 共産党の改善が要求されている最大のものは、「民主集中制という組織原則」だと思います。この組織原則をもっている限り、一般大衆は共産党に対しては、「引く」と思っています。
 いつも公明党の例を出して恐縮ですが、公明党が「丸ごと好きになってくれ」といっても、一般大衆はそれを受け入れないと思います。それは創価学会という宗教政党の影を持っている限りは、この宗教に共感を持たない人は、「丸ごと好き」にはなれません。
 共産党も、「丸ごと好きになる」ということは、共産党に入っても良いというような気分感情だと思います。しかし、民主集中制というこの特殊な組織原則は、民主主義社会が幅広く定着したこの社会では受け入れられません。おかしなことがいっぱいあります。
 組織の中には能力も無いのに幹部にのさばっている人もいます。それでも、その人の批判は一切できない組織で忠誠を尽くせと言われても、それに順応できる人は限られています。この絶対乗り切れない壁を自らが築いておいて、「丸ごと好きになってくれ」という要求には無理があります。「丸ごと好きになる人」が増えない原因をしっかり議論できる力を持たない限り、これは絶対に実現できない夢になるでしょう。

 現代医学の革命が緊急な課題  黒岩 洋祐      
送信日時:2014/04/14 13:20:53

 
  生命も人間の意識から独立したそれ自身の法則で運動する物質です。史的唯物論の再確認と生命
(医的)唯物論の確立が今日の季の熟した「課題」

  現代医学の革命が緊急な課題であることを解明を試みてみます。試みるというのはおっしゃるとおり医学の問題を僕のように位置づけて重大な「課題」としている論はあまり見かけない、こととあまりに日常的でどこにでもある問題なのでことさら取りたてることでもない考えている人が大半で“何をいまさら”という感じで人々の盲点になっていると確信するようになったからです。
  第1に国民医療費(保険・税金・自己負担)が年々40兆円から医療機関に支払われています。しかも、毎年1兆円の規模で増え続けているといわれています。にもかかわらず病気は種類的にも量的にも増え続け、人々の生活を圧迫し続けています。そして老衰でなく病気で死ぬことが当たり前で、死ぬまで介護や入院、施設の入所などは避けることのできない当然のことと考えられています。私たちはよく見てみれば全ての人が医療の現場にいます、対象にされています。
  第2に治療を受け続け、薬を飲み続けても治らない病気が沢山あります。ご体験のように血圧の薬などは飲み始めたら死ぬまで飲むはめになります。医者がそういうのだからなんの疑問も持たず、多くの人々が降圧剤を飲み続けます。癌治療などに使われる抗ガン剤などは激しい副作用があることがわかっているのに使いつづけています。原因不明で治らない病気といいながら薬を処方し、薬代と治療代はちゃっかり徴収します。   

  オカシイじゃありませんかこんなこと! いまからやく40年前1977年アメリカの政治家達はオカシイと考えました。ベトナムでこっぴどい敗北を喫して少し謙虚になっていたのかも知れません。アメリカ上院栄養問題特別委員会を立ち上げ、先進各国に協力をよびかけ2年間にわたって調査研究し結果を報告(マクガバン・レポート)しました。それによると「ガン、心臓病をはじめ、多くの病気が増え続けている。そして進歩したとされるアメリカの医学を活用し、しかも巨額の医療費が注ぎ込まれているのに、アメリカ国民は病気ばかり増えてますます不健康になるばかりである。この原因を解明し、根本的な対策をたてないことにはアメリカは病気で滅んでしまう。」
  「現代の医学は薬や手術といったことだけに偏りすぎた、栄養に盲目な片目の医学であった。栄養に盲目でない医学につくりかえる必要がある。」この報告以後、栄養の重要性が強調され始め、食事からはどうしても不足する栄養はサプリメントも活用することが始まりました。
  国連ではこの報告を受けて、「病なき世界」を夢想した「アルマ・アタ」宣言などが発せられたみたいです。

  しかるに、間違った定説を基に発展してきた現代医学はこれまでのものを全否定して再出発というわけには行きません。それなりに有益な結果・効果も沢山あるからです。さらに製薬産業や医師・看護士・薬剤師・病院関係者等々それによって生計を立てている多数の人々があり、大きな体制ができあがって「大医療帝国」構成しており、巨額の利権もからみ、正しい医学理論に基づく医療を再構築するためには根本的な対策「革命」が必要です。

  ちょうど資本主義のシステムが今日の人類社会への到達に大きな役割を果たしたように、そして、これ以上の社会発展にとって有害(桎梏)なシステムとなっているのと同じく、現代医学も「来るところまで来た」賞味期限が切れたという段階です。外科的な処置では「頭」の取り替え以外は何でもできるかのように発展し、治らない病気はないかのように考えられているのにアトピー一つ完治することはありません。

  ところが、食事を玄米にかえて症状が改善したとか、グルコサミンのサプリメントで膝の痛みが消えたなどの例は沢山出てきました。新聞広告でも1ページをさいたサプリメント広告は毎日のように出回っています。
  ところが、体制の側から医師法・薬事法などで効能効果を口にすると事実であっても罪に問う仕組みが作られています。

 医療行政と製薬会社の都合で弄ばれる「命の値段」(週間ポスト)  エガリテ
平成26(2014)年4月24日


 投稿ありがとうございます。。
 ご指摘の点、私自身の経験からもおかしいと思う点はたくさんあります。私は公務員でしたから、職員数3000人という中で働いていました。会社内に看護婦が配置されており、健康診断で悪い数字が出たものは呼び出しの対象になります。
 まず、手紙が来て、「医療機関を受診した」という報告が求められます。私はずっと無視していましたが、「どうしても出てこい」と言われ、看護婦さんに会いましたがその際、コレステロールの数値が異常に高い、3000人中30番以内に入る。是非病院にかかるように指導されました。その際私が言ったのは、この30人が順番に倒れているのかその事実を教えてくれといいましたが、教えてはくれません。本当にコレステロールが高いことがそんなに危険なのか私は疑問に思っていましたが、とうとう根負けして、それ以降今日までクスリ漬けになっています。
 今回の健康診断の基準値の変更(日本人間ドック学会と健康保険組合連合会はこのほど、血圧や血糖値、コレステロール値、肥満度などについて、健康診断や人間ドックで「異常なし」と判定する血液検査の新たな基準範囲を策定すると発表した。)を見てびっくりしました。確かに私の総コレステロール値は、320あり、今回の基準でも外れていますが、血圧は、私は140−90です。この血圧でずっと境界線ギリギリでセーフだったのが、境界線を130−80に変更したため、私は高血圧にされ、薬を飲み続けています。
  今回の発表は、「一般的には収縮期(最高血圧)が130、拡張期(最低血圧)が85を超えると、「高血圧」と判断される。しかし、委員会の調査では健康でも数値にはかなりばらつきがあり、最高血圧は147、最低血圧は94以下でも健康であると判断した。」というものです。
 それなら私の血圧(140−90)は正常値であり、何ら病気ではなかったのです。しかし、私のかかりつけの医者は、この数値の変更を知っているのか、知らないのかわかりませんが相変わらず血圧降下剤を出します。(しかもこの薬(武田はブロプレス)は「長期服用によって心疾患系障害発症で有利となるように見えるグラフを販促資材(製品パンフレット)に使い、ブロプレスを販売した」と新聞報道のあった薬です。)
 この健康否かの数値の変更は週刊ポストには、人に命を弄ぶ医療関係者と官僚の戦いとだと書いていましたが、医療費が年々増える厚生官僚は数値をかえることによって医療費の削減を考えている。医者や製薬会社は、利益ばかりを考えていると報じていました。もし血圧が147-94で正常であれば、製薬会社や街の病院は相当廃業に追い込まれるとも書いていました。
 何が真実であるのか、医療に関わる者は語る必要があります。私自身は、現在の数値に頼る医療は極めて胡散臭いと思っていますが、一度飲み始めた薬をやめるには相当な決意がいります。ひょっとしてこの薬によって今の自分が生かされているのかもという気持ちにもなります。私の父は60歳ぐらいで脳血栓になりました。父の兄弟7人はみんなこの病気で死にました。私にもその因子が遺伝しているのではという恐れがあります。今飲んでいる薬を辞めたいと思いながら決心ができません。

 次にサプリメントの件ですが、私はこれも胡散臭いと思っています。飲んだことはありません。良くグルコサミンが足りないからグルコサミンを飲むという論理が本当に正しいのか私は疑問に思っています。
 最近はサボっていますが、家庭菜園を趣味にしていました。その際無農薬、無肥料で農作物を育てるという話をしている人がいました。(映画になったリンゴの無農薬栽培を成功させた木村秋則さんの物語「奇跡のリンゴ」も同じです)例えば山には柿の木があり、誰も肥料をやっていないのに柿はなります。これが原則だと言われています。つまり必要な栄養素は体の中で作れるシステムになっているという話です。牛は牧草を食べて育ちます。カルシュウムなど食べていません。それなのに牛の牛乳にはカルシュウムが多く存在します。
 これも全くの体験談ですが、私の家は貧乏で、私は中学卒業ごろまで、白米も食べられず、ご飯といえばお芋ばかりを食べていました。(おかずも無しに)確かに痩せていましたし、歯も虫歯が多かったですが、普通に生活していました。体育でも、ほとんどの競技でクラス一番の成績をとっていました。病気も一切せず、つい最近67歳になってはじめて大腸のポリープを取るため1日入院しましたが、この入院が初めてです。点滴も63歳で初めて経験しました。
 これらの体験から、人間もカルシュウムが不足するからカルシュウムを食べるというのが本当に正しいのか疑問に思っています。最近のテレビCMに、「チーターは、肉しか食べないのに、どうして栄養バランスが偏らないんだろう。」という宣伝がありますが、馬や牛は藁や牧草を食べて筋肉隆々です。チーターや狼は肉食ですが痩せています。肉を食べたら肉になるのではなく、体の中に藁や草を食べても肉やカルシュウムに変える機能が存在しているのだと思います。
  これも体験談ですが(少しやばい話ですが)私の父が脳血栓で倒れ、一定回復した際、何か仕事がしたくて、サプリメントの通信販売を始めました。(親会社があり、テナント料を払い、製品を回してもらうシステムで)そのさい、あなたが言われているように良く効くと感謝の手紙がたくさん届いていました。(この健康食品は、リュウマチ等に効果があると宣伝していました。)ところがある日、新聞やテレビで、このサプリメントには、違法な薬剤(副腎皮質ホルモン)が入っていると報道され、慌ててすべての痕跡を消した経験があります。やはり何が入っているかわかりません。危険な物もあります。少し前ですが、「中国製のダイエット用健康食品」も何か不正な薬剤が入っていて死者が出たような記憶があります。
 最近では「『夜スリムトマ美ちゃん』の痩せる効果、嘘だった事が発覚! 消費者庁、景表法違反で 措置命令」が出され、 「トマ美ちゃん」が何の効果もないと否定されていたと思います。やはりこのサプリメントの世界はまだまだ怪しいと私は見ています。
 お金の件でも(DHC)の吉田嘉明会長がみんなの党の渡辺喜美氏に8億円の違法献金を行っていました。やはり健康食品には胡散臭さがつきまといます。
 私は、医療に頼りすぎない「大往生」を勧めて注目された中村仁一医師の自然死のすすめの話に注目しています。中村医師は、「本来、医療には二つの目標があるはずなのです。一つは回復させること、もう一つはQOL(生活の質)が改善すること。この二つの可能性がない高齢者に対しての医療は、無為に本人を苦しめるだけ。医療は限定的に利用して死ぬときまで頼りすぎない、それが自然死の秘訣です。」と語られています。 

 医学の革命は現代(21世紀)の時代的課題    黒岩 洋祐    
送信日時:2014/03/31 21:36:10


  資本主義の打倒(崩壊)と医学の革命は現代(21世紀)の時代的課題
ーあれこれの課題(原発廃止、地球温暖化阻止、憲法改悪阻止、戦争反対等々)とー同列に扱うことはできない。

  人類の歴史は時代が提起する課題(時代的課題)を乗り越え乗り越えして発展させてきた。原始時代から奴隷制の時代つづいて封建社会さらに資本主義社会へ、いま我々の目の前に提起されている課題は資本主義を乗り越える課題である。それは社会主義への道であると思う。ソ連社会主義の崩壊の衝撃があまりにも大きくて、社会主義といえばソ連を連想し、あんなのはごめんだと口にすることさえもできないようなことになっています。     文字通り「羮に懲りて膾を吹く」心境ですね。不破哲三等現日本共産党の幹部らは「我々は関係ない、あれは社会主義ではなかった」などといってほおかむりして逃げています。史的唯物論に背をむけ観念論的世界観に屈服し、自分達が「ルールある資本主義」を念じればそういう社会ができると考えているようです。これはアベノミクスと同じで絶対に成功しない、社会は不破氏や安部氏の意識から独立した、それ自身の発展の法則に沿って変化するものです。

  ソ連の崩壊はそれとして研究し、総括する必要があります。
 参考
    「ソ連社会主義はなぜ崩壊したのか」
     ー帝国主義の介入とソ連共産党の誤りー細川 正

 「医学革命」が「戦争反対」に上回る課題には同意できません。 エガリテ
平成26(2014)年4月5日


  投稿ありがとうございます。
 この主張、もう一つ同意することはできません。私は、「原発廃止」、「戦争反対」、「憲法改悪阻止」が優先課題と捉えます。
 黒岩様が言われる、医療問題に関しては、私はその現場にいないので、今ひとつ実感としてはわかりませんが、公務員改革の必要性は、私は公務員であったため、身にしみて感じます。国や地方の官僚が、本当の国民や市民の立場に立っているのかと言えば、全く違うと思います。公務員改革は必要性が叫ばれていますが、一歩も前に進みません。官僚はしたたかです。ありとあらゆる手法で自らの権利を守ります。
 医療については、論理的には全くわかりませんが、私の体験談からいろいろ問題を感じます。会社で毎年健康診断を受けていましたが、いつもは問題なしであったのが、ある年にある項目に異状数値が出ました。とうとう私の健康も終わりかと思いましたが、去年の診断書の値と比較しようとしてみたら、なんのことは無い、去年と同じ数値でした。
 会社が委託する医療機関が変わり、どの数値で問題があるかの判断基準が違うだけでした。全く馬鹿げています。次に今度は高血圧か否かで、私は上が140、下が90前後で推移していましたが、高血圧の判断基準の数値が変わり、急に高血圧と断定されました。
 私は、会社の看護婦から何回も呼び出しを受け、医療機関にかかれと圧力をかけられ、20年くらい前からずっと高血圧の薬を飲んでいます。ところが数日前にテレビを見ていたら、高血圧の基準がまた変わり、140―90は正常値と判断するとい報道がなされていました。
 140−90の人を高血圧にすると2500万人の人が高血圧になり、高血圧の薬の売上は3倍化し、1兆円を上回ると聞きます。確かに国民を無視した無責任な政策です。
 一番腹が立つのは、お金を取られることもありますが、飲まなくても良い薬を無理やり飲まされ、そのことにより、体が蝕まれているとすれば、国家ぐるみの犯罪です。インターネットのサイトでは、薬はあくまで毒だと書いている人がいます。140−90ぐらいでは、絶対に薬を飲む必要はないと出張されています。
 私はこの主張に傾きながらも、ひょっとして薬を飲まず、脳血栓で倒れてはという強迫観念が常にあります。(私の父は7人兄弟でしたが、全員が脳血栓系の病気で死んでいます。)
 お医者さんが本当に信頼できるのか、我々一市民には本当にわかりません。そういう意味では医療問題は重要だと思いますが、政治の中心課題かと言われれば、もう一つ納得がいきません。
 問題はそれぞれの現場にあるのではと思っています。医療現場にも、公務員の現場にも、そのうちでどれが一番問題かはむつかしいのではと思っています。その現場にいる者が一番わかっているのですから、その人たちが訴え続ければ良いのではと思っています。

 共産党は「大健闘だった」宇都宮氏も「前進した」 違和感あり! 佐藤 四郎 
送信日時:2014/03/20 00:04:26


 2月の東京都知事選について、原発ゼロを願う一有権者として、開票後に感じた共産党と宇都
宮氏への違和感があり、書き込ませて頂ければと思います。

  舛添  211万2千
  宇都宮  98万2千
  細川   95万6千
  田母神  61万0千

  以上の結果にも係らず、共産党は「大健闘だった」宇都宮氏も「前進した、細川・小泉連合に勝った」と喜んでいるのを見て、非常な違和感を感じた。
 有権者から見れば、安倍内閣丸抱えの舛添氏に大敗してしまっているのである。しかも脱原発を掲げた細川氏と票を二分しており、複雑である。その差も誤差程度の僅差で、もし異常な大雪でなく好天だったら、より細川氏が得票した可能性も大だろう。

  もし宇都宮陣営が本気で政策実現する気があり当選を目標にしていたのなら、細川氏や小泉氏のように落選を支持者に詫び謙虚な挨拶をした上で、今後の抱負を述べるのが本当だったと思う。

 結局共産党は、大差で落選したのに自画自賛の大本営発表をするのは、最初から当選するつもりなどなく、党利党略の選挙でしかなかった事の表れだと感じた。だいたい宇都宮氏は前回も96万票程で、猪瀬氏に400万票越の大差を許しており、常識的に考えて当選ラインに程遠く当選の見込みは低かった。
 
 また世代別投票結果を見ると、若年層ほど極右の田母神氏の得票が宇都宮氏を引き離し、高齢者ほど圧倒的に舛添氏が得票という結果である。宇都宮氏は細川氏を攻撃し原発以外の福祉や若者への訴えを重視したが、その面でも健闘したかは疑問である。

  政党には政党の立場もあろう。しかし有権者から見れば首長選挙は勝たなければ意味がない。負けても志位氏らは「大健闘だ、前進だ」と何十年も同じ過ちを繰り返し、読者を減らしてきた。
  都知事選や参院選の躍進はいいが、あくまでも適当な野党がない「よりまし論」で入れただけで、党利党略、政党エゴの共産党が好きなわけではない。
 首長選挙をやる以上は、かつての美濃部都知事のような絶対に勝てる候補者、それがムリな現代なら候補は見送りより有名な反原発候補に自主投票が現実的だと思うが。安倍の息のかかった舛添では安倍の悪政も原発も止められないのだ。


  追伸・小泉元首相について
  私は、首相時代の小泉氏の新保守主義的政策、格差拡大、郵政民営化、米ブッシュのイラク侵略戦争追認等に反対であった。だから小泉氏の脱原発には当初驚いた。しかし彼の演説をYOUTUBEで観たら、本気で考えを改め、脱原発を訴えている事がわかった。

  今、日本は核に汚染された核有事状態である。平時ではない。共産党にも党の利益以上に国民の命のことを考えていただき、立場の違いを超え小泉氏ら広範な層との連帯、共闘を願えればと思う。

共産党の「統一戦線論」が問われているのだと思っています。  エガリテ
平成26(2014)年3月28日


 投稿ありがとうございます。

 東京都知事選挙、私は現場にいないのでよくわからない点がありますが、この選挙をどう位置づけるかということがまず大切であったと思います。

 3.11の震災で福島をはじめとする東北地方で大きな被害を出し、原発がメルトダウンするというとんでもない事故が起こりました。この事態をどう受け止めるかが、国民の世論を二分化しています。
 共産党は、当初この事態の深刻さが分からず、3.11後の一斉地方選挙で、「安全優先の原子力政策」という訳のわからない政策を出して、一斉地方選挙では大敗しています。その後5月1日のメーデーを契機に原発反対へ舵を切り、原発反対運動を続けていますが、国民意識の高まりに後からついていくような闘いになっています。
 今回の都知事選は、細川・小泉連合は、「反原発」だけの政策で闘いました。これは郵政民営化で選挙戦を闘い大勝利した小泉氏が、「二匹目のドジョウ」を狙ったものであったと思いますが成功しませんでした。共産党は、都知事選挙の課題はたくさんある、それを反原発一本で闘うのは間違っていると細川・小泉連合を批判し、反原発派の統一はできませんでした。

 結論から言えば、私は反原発の一本化で選挙戦を闘い、勝利することが必要だったと思っています。確かに都知事選挙でしたから、都政の課題で論戦を戦わすのがスジですが、首都東京都の知事選挙の持つ意味は、東京都民だけでなく、日本全体の政治動向に大きな影響力を与えます。
 日本の現在の政治状況は、一口で言えば安倍首相の「戦後レジームからの脱却」「戦争できる国作りへ」一直線に向かっています。原発政策についてもあれだけの事故を出しながら、再稼働を狙っています。これが安倍内閣の政治です。(必ずしも自民党の政治ではない。)国民の生活と権利を守る政党であれば、これを阻止することが現在の政治の最大の課題であると思われます。そういう状況の中で、安倍氏の暴走を止めるためには、多くの国民が一致できる課題(原発再稼働反対)で国民の多数派を形成することが今政治に求められている最も重要な課題だと思っています。

 東京都知事選挙にはその可能性がありました。もし東京都知事選挙で、反原発派が勝利しておれば、日本の政治は大きく変わったと思われます。細川陣営と、宇都宮陣営の票を足せば、ほぼ舛添表に近く(約174000差)、この選挙は闘いかた次第では勝てた選挙だと思います。
 なぜ統一ができなかったのか、それぞれの陣営の主張があると思われるので、どちらが悪いかはわかりませんが、細川・小泉連合は、自分たちだけで勝てると郵政選挙の経験から夢見ており、宇都宮候補と統一を視野に入れていなかったのではないか、もし統一するにしても、宇都宮陣営が引くべきだと捉えていたのではないかとおもわれます。

 宇都宮陣営は、反原発及び都政における様々な課題を提起して闘えば相当いい線がうかがわれる。ここで降りて、細川・小泉連合が負ければ、政治的には損失だけが残る。もし勝てたとしても、細川・小泉連合の反原発は本物か、あるいは共産党が掲げる都民の生活を守る政策が実現されない可能性があり、その警戒心が働いたのではないかと思っています。
 共産党は、選挙結果をみて「勝った」と喜んでいるのは、細川・小泉連合が人を見下したように、宇都宮氏の降板での一本化を求めた行為に対して、宇都宮氏で一本化すべきであったことを選挙結果は示していると言いたいのだと思います。(「共産党を見くびるな」という意味だと見ています。)
 しかし、これは違います。統一候補が勝てる場合は、細川・小泉連合の場合だけです。原発反対か賛成かは国民の世論はほぼ五分五分であり、やや反対派が多いというのが現状と思われますが、これは保守層にも反対派がいるからです。旧来の左翼、社民党や共産党の支持者は、5割には全く手が届かない現状です。つまり勝利するためには、保守派の反原発を巻き込む必要がありました。左翼側は、反原発が実現するなら保守との共闘もじさないが、保守派は左翼との共闘にはまだまだアレルギーがあります。
 これは1960年後半代から70年代前半にかけて革新自治体が多く生まれましたが、その母体は社共共闘でした。この場合、社会党が前面に出て共産党が黒子のように活躍して勝ち取って行きました。社会党は、革新自治体が次々生まれたが党勢はどんどん落ちていく、共産党は革新自治体誕生と同時に党勢は上向いていく、こうした状況の中、社会党は、「庇貸して母屋取られる」と段々統一戦線に消極的になっていくという現象が生まれました。(部落解放同盟の評価の違いや(1965年同対審議答申の評価、1969年矢田事件)や、社・公・民路線(1978年)など巻き返しがあったからであるが)
  今回統一できなかったことは、共産党のエゴだと主張されていますが、私もそうした感想を持ちますが、そもそも共産党の統一戦線論の定式化が進んでいないのではないかと思います。革新の統一戦線という言葉が死後になり、現在は一点共闘を主張していますが、その際の基準が曖昧であり、例えば、大阪では、前回大阪市長選では, わたし候補を選挙戦公示日直前に下ろし、今回の大阪市長選挙は、自・公・民に配慮して候補者を立てませんでした。その場合の説明は、共産党の方針、一点共闘の具体化だと説明しています。
 しからば、東京ではなぜ一点共闘ができなかったのか、その違いを明確に示必要があります。細川・小泉は保守だと言うのは説明になりません。第26回大会で、「私たちの連合の対象となる相手が、従来の保守の流れも含む修正資本主義の潮流であることも、大いにありうることである。」と説明しています。
 小泉元首相は、「原発に頼らない日本再生の道がある」これこそが正しいのだと訴えていました。これは修正資本主義の潮流ではないのか、共産党の見解が聞きたいものです。
  共産党のご都合主義が、都民の理解を得られないのだと思っています。



資本主義のシステムは賞味期限切れ!終わっている!  黒岩 洋祐 
送信日時:2014/03/14 15:50:43


 アベノミクスでは、世界一企業が働きやすい国にして、企業投資を盛んにして、2%の物価高にして景気を良くする。そのために日銀による金融緩和を一層進めるとしています。
彼らには過剰生産恐慌というカテゴリーはないのでしょう。資本家が大量生産して、大量消費を煽って、どんどん儲ける資本主義・社会的生産を私的所有することによって儲ける資本主義のシステムは地上に発生して以来、好況・不況を繰り返しながら、新製品の開発、新しい市場の拡大、無駄な大規模な公共投資、等々を政治権力も活用してシステム崩壊の危機を乗り切って来ましたがここに来て来るところまで来たということだと思います。
 
 残る生き残り策は戦争によって大量消費チャンスを創るか戦争の危機を煽ることで軍需産業を活気づかせる事を狙っているのだと思います。
 もう一つの策?が(日本では)製薬・医療産業?です。いま日本では国民医療費が年間40兆円という膨大なものになっています。これだけの大金を投入しても病死したり、介護が必要な人は減るどころか増える一方です。IPS細胞などの創出など、医療が日進月歩で進んでいるかのようにマインドコントロールされていますが現代医学では花粉症一つ完治することはできません。パスツール以来の現代医学も賞味期限切れです。医学革命が緊急重大な課題です。

  こうして時代が現代に生きる我々に提起している課題は資本主義の廃絶と医学の革命ではないでしょうか。
  商工業の発展に注目して楽市楽座を活用した織田・豊臣・徳川、より自由な交易と資本主義的生産に目をつけた長崎商人と坂本龍馬・薩長・薩摩等々の維新の志士ら、時代が提起する課題に正面から立ち向かった勢力が人々を結集し革命を成し遂げてきました。
 ルールある資本主義なんてのは不破哲三の頭に浮かんだ観念でしかありません。科学でもなんでもない。

ルールある資本主義の議論は、資本主義に対する幻想を広げるもの!エガリテ
平成26(2014)年3月18日

 
 投稿ありがとうございます。
 資本主義の本質的な主張はその通りだと思います。しかし問題は社会主義経済での成功例がなく、現在の中国では、資本主義よりも貧富の拡大が進んでいます。また汚職や腐敗も共産党幹部まで広がり、とんでもない事態に陥っています。そういう意味では、資本主義に変わる社会主義経済の打ち出し方がむつかしくなっています。
 かと言ってあなたが主張されるように、ルールある資本主義という論理は、社会主義の大義を確実に放棄しています。最近の賃上げ闘争の大企業の内部留保金の1%を賃上げに利用するという主張もこのルールある資本主義から来ていると思っています。
 
  医療問題についてはよくわかりませんが、あなたの言われている「IPS細胞などの創出など、医療が日進月歩で進んでいるかのようにマインドコントロールされていますが現代医学では花粉症一つ完治することはできません。」という主張、今回のSTAP細胞の件でよくわかりました。
  理研化学研究所という如何わしい組織が、予算獲得のため、小保方さんという若い研究者を利用し、ピンクや黄色の実験室を準備し、割烹着を着せて演出したことが徐々に明らかになってきています。問題点が指摘された記者会見では、若い研究者が未熟であったと責任を小保方さん一人に押し付け、逃げようとしている理研化学研究所という組織のいい加減さが浮き彫りになりました。予算獲得を最大限狙った彼らに科学者としての良心があるとは思えません。

 市議会をまともな議論の場に!(橋下氏の狙い)  竹内 かずえ 
送信日時:2014/03/09 12:19:41


  橋下氏のことも実は阿部さんたちと同じスタンスに立っていた人たちが、共産党は正攻法しか党員たちが許さないだろうから、反対に、阪神大震災以降、急激に拡大してるテロ資本主義がやみくもに法案化させ、合法的に大阪の乗っ取りを完了させようとしてるのを?
  実はダメになってるマスコミ記者に頼れなくなっていて、橋下氏が自分の意見だと市長の立場でテロ側の計画や思惑を暴露するとで、市民に伝えて、市議会をまともな議論の場にさせようとしてるんkではないだろうか?
  自分がサンドバッグになることで、隠蔽された中で法制化しようとしてるテロ計画を阻止しようと頑張ってるというように思えるのですが、、、

  投稿して頂いている趣旨が、今ひとつわかりません。 エガリテ 
平成26(2014)年3月18日


投稿ありがとうございます。

 投稿の趣旨が今ひとつ理解できません。
 あなたが主張されている「橋下氏が自分の意見だと市長の立場でテロ側の計画や思惑を暴露するとで、市民に伝えて、市議会をまともな議論の場にさせようとしてるんではないだろうか?自分がサンドバッグになることで、」

 この主張は、「安倍さんが推し進めている戦争できる国づくりを阻止するため、橋下氏が自らバカ(市長選)をしでかし、市民の関心を呼び込み、戦争できる国づくりを阻止しようとしているのでは」との主張(?)かと思いますが、今回の橋下氏の市長選挙に打って出る作戦は、議会制民主主義を否定する行為出会って、橋下独裁体制を狙ったものだと理解しています。
 あなたの主張されている「テロ側の計画や思惑」という言葉は抽象的すぎて具体的に何を指すのかよく理解できません。例えば、行方不明のマレーシア航空機について、テロの可能性があるというような具体的指定がされないと、テロ一般では、噛み合ったお話ができません。もう少し論点の整理をお願いします。

  日中戦争勃発の瀬戸際に共産党はいまどうか!  弥生さん  
送信日時:2014/02/17 21:10:34


 今、安倍政権は中国・韓国からは当然のことアメリカ独占資本の親玉オバマを含めた世界各国から、敗戦国でありながら、その戦争のA級戦犯を祀った靖国参拝、領土問題、戦時犯罪の慰安婦、朝鮮植民地の独立を求めた安重根碑問題などを巡って、莫大な軍事費をつぎ込んでいるタカ派政府復活として批判を浴びています。しかし安倍・自公民維新など軍国主義者連中は、国際的孤立、戦争の危機、何がいつ起こるかわからない状況を自ら招き寄せて高飛車です。愛国心教育、集団的自衛権の確立、改憲策動・・。
 
  私は中国政府のこれもかたくなな領土を巡る政治姿勢・民族主義も大いに問題ありとしますが、少なくとも東アジア諸国特に韓・中を侵略し多大なる犠牲を負わせたことに対するその責任に一切触れようとしないばかりか、むしろ侵略ではなかった、慰安婦はいなかった、南京大虐殺はなかった等々、被害国人民の傷口に塩を塗り込む開き直り居直りの政府を引きづりおろし、人民の政府をつくることが必要なことだと思います。単に政策の批判をするだけではなく。
 それも中・韓の自国の政権の反日民族主義対応に批判的な良識ある人々とともに闘うことが。

 そういう闘いの先頭に共産党は立って、国民を領導すべきが、責任ある党の役目だと思います。中国へ韓国へ批判すべきは批判し、日本政府への戦争反対の闘いを一緒にやろう、中国も韓国も戦争準備ををやめて、と呼びかけるべきだと思います。しかし赤旗紙面にはそんな連帯の呼びかけが一切ありません。 
 むしろ安倍政権と轡を並べて、尖閣領土主権を言ったり、自衛隊合憲を主張したりして、国家意識を醸し出すことに一役買っています。しかしそういう国家主義民族主義は第1次大戦100年の現在、かつての祖国防衛戦争として各国共産党、社会党が自国政府翼賛に走った結果大戦にまで広がった一因でもあります。
 その歴史的愚を繰り返させないようにすることが、歴史を教訓化する共産党たるの所以です。しかし今どうか?
 
  そうしてるように見えないから忸怩たる思いです。

 あなたの見立てと基本的には同じ立場です。 ただ・・・     エガリテ


 弥生さん、いつも貴重な提言ありがとうございます。

  今回のあなたの主張、基本的には私も同じ立場です。しかし私はこの見出しには賛成しかねます。「日中戦争勃発の瀬戸際」という表現は過激すぎませんか、私なら「偶発的な日中戦争を引き起こす可能性のある冒険主義に反対」位の立場から主張します。
ご指摘の通り安倍政権は明らかに戦争の出来る国作りを目指しています。彼らがいま国民に訴えているのは、東京裁判を否定し戦後の国際秩序の変更を求めています。この企みは、国内的には一定成功しても、国際的には成功すると思われません。
  アメリカ大使館は、NHKからの取材申し込みを、この間のNHKの経営委員の発言をとらえて拒否しています。
  安倍氏がお友達を集め、戦後レジームの変更を画策しても、国際的な批判の中でこの企みがそう簡単に成功するとは思えません。むしろ安倍内閣は国際的圧力で崩壊していくのではと見ています。
勿論国際的な圧力に期待するだけでなく、日本国内における闘いがその基礎になければ安倍内閣を崩壊させる事は不可能ですが、現在の共産党は、選挙で勝つことを最優先し、自民党や右翼戦力と歩調を合わせて、ナショナリズムを煽って、国民の支持を得ようとしています。
  衆議院選挙では、尖閣列島のビラが最も多く撒かれました。(大阪10区では)共産党は、「尖閣列島は日本のものだ」という国民の気分感情に合わせ、この政策で票を取ろうとしましたが失敗しました。なぜなら尖閣列島は日本のものだという主張は右翼が最も得意とする分野であり、そこで闘いを組織しても支持は増えません。
  安倍首相がいくら馬鹿でも、今中国と戦争を行うことは考えていないと思います。ただ彼の行っている政策を遂行していけば、その行き着く先は戦争しかありません。彼らの論理は、強大な軍事力こそが、中国や韓国を黙らせることが出来る。平和を実現する力は、外交努力でなく、軍事力にあると考えている。そういう意味では彼らなりの真実の追求をしているのです。しかし、これは危険な冒険主義であり、日中双方が大きな打撃を被り、両国国民が悲劇のどん底に落とし込められる筋書きです。
  今我々は、過去の戦争の悲惨さから学び、二度と戦争を起こさない平和の努力を行うべきです。平和こそがお互いの国民の幸せを実現していく道だということを広めていく必要があります。この先頭に共産党が立つべきです。
  ただ、中国・韓国の主張にもおかしさがあり、多くの日本国民は、現在の中国や韓国の主張に納得していません。確かに中国や韓国の主張の批判勢力は右翼が中心であり、その根本は過去の侵略戦争を否定し、従軍慰安婦問題や南京大虐殺を否定する内容が中心になっていますが、その主張が一定日本国内で支持を得るのは、中国や韓国の主張や行動にも問題があるからだと私はとらえています。(注1)
  日本は侵略国であり敗戦国であるから中国や韓国の主張を全面的に受け入れ有効関係を確立するという方針は、間違っていると思います。日本は侵略戦争をおこした責任は認めるべきですが、それぞれの国の国内問題の解決に反日を利用するような行為に対して批判を行わないと、本当の意味での友好関係は生まれません。
  共産党の現在の立場は、中国の主張や韓国の主張を受けいれる中で、お互いの友好を深め平和を確立していこうという方針ですが、私は日本の中に中国や韓国に批判のある中、この提案では国民の支持はむつかしいのではと思っています。
  安倍氏など右翼勢力が認めない、村山談話や河野談話の立ち返り、中国や韓国との友好関係を確立すべきです。

注1;フィリピンのアキノ大統領の発言(ニューヨーク・タイムズ紙)
   アキノ氏は4日付のニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、南シナ海の領有権を強く主張する中
    国について、1938年にチェコスロバキア(当時)のズデーテン地方の割譲を英仏などに認めさせたナ
    チス・ドイツに例えた。その上で「(国際社会が)不正行為にイエスと言ってしまったら、事態の悪化を
    どう防ぐのか」などと訴えた。
       これに対して中国外務省の洪磊副報道局長は7日の定例会見で「常軌を逸している」として「強烈
    な不満」を表明した。
 
  現在中国が世界のなかでこのような批判を受けていることにも考慮しながら日中友好を模索することも重要であると思っています。

  大阪市長選:宇都宮さんを立てるべきでは  斎藤 騏史夫 さん   
送信日時:2014/02/14 18:10:37


 宇都宮さんに立候補をお願いしては如何ですか 誰も立候補しないのであれば 橋下支持者は毎度のことで面倒だから棄権が増える 橋下政策に反対する人は選挙に行きます 宇都宮さんの人柄は東京より大阪向きです 千載一遇のチャンスだと思います ぜひご検討をお願いします。

 この選挙には「大義も道理」もない。橋下氏のわがままだけである。 エガリテ

平成26(2014)年2月16日


  投稿ありがとうございます。
  橋下市長の「出直し市長選」に対する日本共産党の立場は、2月14日「いまこそ大阪都ストップ維新政治打破への一大協同を」党大阪府委が声明を出しています。その内容は、「今回の『出直し市長選』には大義も道理もないと反対する立場を改めて強調。『大阪都ストップ・維新政治打破』へ幅広い勢力との共同候補擁立を追求しつつも共同候補が実現しない場合は、共同を大切にする見地から、『独自候補を擁立』はせず、橋下氏と「維新の会」に痛打浴びせるたたかいへ市民とともに力を尽くすと表明しています。(赤旗2月15日2面)
 私は共産党のこの立場を支持します。今回の橋下市長の出直し市長選には「大義も道理」もありません。橋下氏が出直し市長選挙の理由に掲げているのは、都構想の制度設計をする法定協議会が区割りの一本化を継続協議にしたことがけしからん。とりわけ公明党が密約を破ったのがけしからんと言うものです。さきの衆議院選挙で公明党が候補者を立てたところは、維新は候補者擁立を見送り、公明党の当選に協力したのだから、都構想実現に全面的協力するという約束を守れと騒いでいます。

 そもそも密約は秘密であり、政治の世界では必ずしも守られる性質の問題ではありません。密約が守られなかったから、出直し選挙を行い、法定協議会から、自民党・公明党・共産党の構成メンバーを外し、法定協議会を維新のみで形成し、大阪都構想の設計図を作るというのが橋下市長の主張です。
 橋下市長は「民意」「民意」と盛んに言いますが、市長選挙で橋下氏が支持されたのも「民意」であれば、市議会選挙で選ばれた市会議員も「民意」代表しているのです。いくら出直し選挙を行い橋下氏が当選しても、法定協議会の構成を維新の議員だけで構成することは、議会制民主主義に反し、できることではありません。彼は「民意」に酔、自分が再選されれば、議会無視でも何でもできると勘違いしているのです。阿部首相の最近の発言、「私は選挙で選ばれたのです。だから憲法解釈も自由にできるのです。」と同じ思考です。

  今回の出直し市長選挙は、この橋下氏の大きな勘違いを暴き、市長としての適格性に欠けることを市民に訴えていくことが重要です。これを成功させるためには、全ての議会人が橋下氏の出直し市長選挙を認めていない、この選挙は橋下氏の幼児性の表れであり、通常の感覚をもった議会人なら絶対に行わない判断だということを広めることが重要です。
 
  一時期共産党が独自候補を立てる動きがありましたが、もしこれをやればこの選挙には「大義も道理」ないという主張ができなくなります。橋下氏は賢いですから、共産党を持ち上げます。共産党だけが議会制民主主義を理解していると。そして、候補者同士の討論会おこなおうと呼びかけてきます。この討論会をやればやるほど、橋下氏はゾンビのように生き返り、共産党は大阪市の他会派から橋下氏を裏から支えていると攻撃にあい、大きな打撃を被ります。
  今回の選挙を「放置プレイ」と呼んだ人がいましたが、私もこれが一番良いと思っています。東京都知事選挙でも、細川・小泉連合の反原発に対して、自民党は反論せず無視を決め込みました。小泉氏や橋下氏のように敵を作り、敵を攻撃することに自らの力を誇示する劇場型政治家と対決するには、最大の武器は「無視」です。

  共産党の声明にもあったように、維新以外の全ての勢力が結集出来、勝てる候補がいるのなら、闘うことも考えられますが、あなたが提案していただいている宇都宮氏では全会派の統一はできず、たとえできたとしても勝てないと思います。この間の選挙から見ても大阪には100万票もの吉本票があります。大阪での有名人でないと勝機はないと思います。(宇都宮氏のイメージは東京のイメージです。)
 たとえば、堺市長選は維新対他のすべての政治勢力でした。ここで何故勝てたのか、それは堺市民の自覚と誇りがあったからです。自由都市堺市がなぜ大阪に組み込まれる必要があるのか、堺市民の気分感情を捉えたのです。
 大阪は、東京に対する対抗心をもっています。良きも悪きも大阪なのです。この大阪を理解してくれる人を選ぼうとしています。古い話で恐縮ですが、沓脱タケ子という共産党の政治家がいました。この方は1973年に参院補選(大阪府選挙区)で自民党候補(森下泰)を破り初当選700230票 (自民党 森下泰(仁丹)686307票 社会党 亀田徳治氏は確か40数万だった思います。)この当時はまだ社会党が強く、共産党が社会党を大幅に上回り、さらに自民党森下氏をやぶる画期的な選挙でした。(民主連合政府も夢でないと思わせた選挙結果でした。)
 この勝利は沓脱タケ子氏の人柄が大きく作用したように思っています。(大阪人の心を捉える政治家でした。)
  今、橋下氏は、大阪人の心を捉えることに成功しています。これを上回る候補者がなかなかみつかりません。宇都宮氏では恐らくダブルスコアーで負けると思います。ここは橋下氏に「大義も道理」もないわけですから、お行儀よくお付き合いする必要はないと思っています。放置プレイこそ最大の打撃になると思います。

 「不破理論」は、すでにマルクス主義から逸脱している。 黒岩 洋祐さん 
送信日時:2014/02/12 18:27:34


 アベノミクスで経済が軌道に乗って、持続的経済成長ができるかのような幻想を振りまいています。第3の矢成長戦略だそうです。金融緩和を進め世界一企業が生産し易い環境をつくれば仕事が増え、失業者も減って、賃金も上がり好景気もが訪れるという論立てです。ブルジョアジーな代弁者の自民党アベ等がそう主張するのは仕方がないでしょう。

  しかし史的唯物論者であるはずの不破哲三ら日本共産党が「ルールある資本主義」で今日の社会的課題が解決できるかのように主張することが理解できません。不破らがマルクス主義者・史的唯物論者でなくなっていることを意味しています。

 大小の好景気不景気を繰り返し、繊維産業 家電生産、IT産業等々の新しい産業を興しながらなんとか資本主義生産様式の危機を乗り切ってきた資本主義社会はここに来て、いよいよその社会的使命が終わる時を迎えたといえます。もはやこれ以上の人間社会の発展はこの資本主義的生産様式のもとでは不可能になったばかりか、社会の発展を妨害する、桎梏となったというのがマルクス主義・史的唯物論者の立場だと思います。

「ルールある資本主義」は、大企業には歯向かわないという敗北宣言 エガリテ

平成26(2014)年2月16日

 
  投稿ありがとうございます。あなたの主張に全面的に同意します。以下ルールある資本主義の危なかしさについて私の主張を書きます。

志位委員長、安倍首相、オバマ大統領みんなが同じことを主張している(赤旗)

         安倍首相・オバマと権威付けを行えば支持してくれる・・・馬鹿げている


  私もルールある資本主義という共産党の主張は全く馬鹿げているとみています。既に本HPでも批判しましたが、2月9日付赤旗日曜版の「経済の好循環へ」「賃上げが効く」と言う記事で、志位委員長とオバマ氏が同じ姿で一面トップを飾った記事には度肝を抜かしました。共産党はとうとうここまで来てしまったのかとあきれ返るばかりです。
 共産党の志位委員長の指摘は、「経済の好循環」を実現するカギが賃上げであることは安倍晋三首相も認めています。と述べてどうやって賃上げをはかるかについて、3点を指摘しています。一点目は270兆もためこんだ大企業の内部留保の一部を賃上げに活用することを、経済界に正面から提起すると言っています。二番目は中小企業への直接支援、3点目は雇用のルールを守ることを上げています。

経済の好循環をはかるために賃上げを要求するのではない。(労働者の立場を放棄)

 しかしこの賃上げ論は、労働者階級からすれば全く理解できない、従来の賃金論を全く崩壊される議論です。私はこの理論が賃金労働者としての階級的自覚の形成を妨げ、賃上げ闘争を大企業のおこぼれをもらう闘争に変質させるものだと見ています。
 さらにこの賃上げ論には極めて大きな問題を含んでいます。それはまず、比較的恵まれた大企業に働く労働者の賃上げが最初に掲げられているからです。中小企業の労働者や、非正規労働者の賃上げが後回しにされています。私がどうしても理解できないのは、大企業の内部留保金の270兆円はどこから搾取・収奪したお金かということを究明せず、その僅か1%を労働者の賃上げに回してくれ、しかもその理由は、そうすれば経済の好循環につながるからという論理です。
 再度箇条書きにこの理論の誤りを書きます。
@賃金闘争を軽税の好循環の論理から見ている。労働者の生きる権利の立場から捉えていない。
A賃金闘争の資源を大企業の内部留保金に求め、さらにその1%に限定し、我々は大企業の利益(搾
  取・収奪したお金)に手を出すようなことはしません。ほんの少し1%を分けてもらえませんか媚を売って
  いる。(要求の上限を最初から決めている。)
B大企業以外の中小零細企業で働く労働者を、取り残した賃上げ論である。中小零細企業の賃上げは、
  政府の援助に求めている。

賃上げは、中小零細企業に働く者や、非正規労働者に光を当てなければならない

  しかし、はたしてそうでしょうか、たとえばトヨタは今年度2兆円の利益を上げると言われています。その2兆円はどこから生まれたのか。それは海外も含めた労働者(関連企業も全て含み)からの搾取と収奪の賜物です。たとえばこの内の1兆円をトヨタに関わったすべての労働者に還元すれば労働者の生活は大幅に改善します。その際の視点は、単にトヨタに働く労働者(正規職員)だけでなく、トヨタの下請けで働く中小零細企業の労働者の賃上げも含むべきです。トヨタは、部品調達にあたって、多くの中小零細企業を泣かせているのです。2兆円もの利益を出す背景には、どれだけ多くの人が泣いているのか、その仕組みを解明し、トヨタ一人が勝ち組に回るようなシステムを改善し、トヨタを支えるすべての労働者が潤うような仕組みに変える取り組みが必要です。

「ルールある資本主義」は、大企業の経営者に対する屈服宣言

  共産党はルールある資本主義を唱えながら、そのルール作りの具体的姿を描いていません。むしろそれよりも、この「ルールある資本主義」という言葉は、労働者のために発せられている言葉ではなく、大企業の経営者向けに発せられた言葉です。何中総か忘れましたが志位委員長の報告で、大企業に働く労働者が、共産党の言うことはわかるが「会社あっての我々だ」という人の支持をどうして勝ち取るか、それは、我々は、大企業を敵視していない、大企業の健全な発展を求めているのだと話せば、大企業で働く人を見方にできるという趣旨の発言を行い、これが我々の政策の発展だと笑顔で話した経緯があります。
これが経済の好循環を勝ち取るためには、労働者の賃金を内部留保の1%を使うという方針です。大企業を敵視しない、大企業の健全な発展を願う、この1%の要求は経済の好循環を勝ち取るための要求であり、安倍首相も認めている筋書きである。もっと言えばアメリカのオバマ氏も言っていることですよ。共産党は決して大企業の敵ではない。経済の好循環を勝ち取るために最も効果ある道筋を語っているのです。どうか我々を理解してください。というのが「ルールある資本主義」です。
 労働者の賃上げ交渉は、労働者階級の生きる権利として闘わなければならない。経済の好循環のための闘いでない。結果としてそうした現象が生まれるか否かは経営者が考えれば良い話である。(すでに安倍首相もオバマ氏も言っている。)



  大阪市長選 共産党の変化の兆しを感じました。 木原 けんじ さん 
送信日時:2014/02/06 21:51:57

 
  日本共産党の変化の兆しを感じました。
  今回の橋下大阪市長辞職に伴う共産党候補者擁立に関するドタバタ。これまでの共産党には見られなかった現象だと思います。
 2月4日の報道では、大阪府委員会が候補者擁立の方向と流れましたが、6日には否定され、市議団からの反対意見もあり検討中に変わりました。党内で喧々諤々の議論されていることが外部に伝わるということ自体、これまで一枚岩で全員一致で決まったことしか発表されてこなかった共産党からすれば異例のことです。
 党大会の決議案に対する意見もあくまで党内資料としての配布にとどめていました。内容的にも補強意見や質問的なものでした。
 今回、市長選候補者擁立という大きな問題で、大阪府委員会という一地方だとはいえ、A案、B案が検討されているという内情が報道されるということが何を意味するのか興味を持って見ています。これに関して、党中央委員会の指導はないのか、府委員会の判断に任されているのか、いずれにしても、開かれた党への日本共産党の変化の兆しを感じました。

   今回の情勢は公明党が切り開いたもの・・それを無視できない。  エガリテ
平成26(2014)年2月8日

 
  投稿ありがとうございます。
  今回の大阪市長選挙に対する共産党の対応を見て、「開かれた党への日本共産党の変化の兆しを感じました」とのことですが、本当にそうであれば喜ばしいことですが、私はもう少し厳しい見方をしています。
 まず今回共産党は独自候補を立てることを本当に決定した経過があるのか、毎日新聞等の誤報でなかったのかということです。私は阿修羅の掲示板をよく見ますが、そこに共産党の立場で一貫して発言されているgataroという方がおられます。
 彼は清水共産党大阪府副委員長のツイッターなどを引用しながら、この問題で共産党は独自候補を出すという決定は一切行っていないと主張されています。(注1)もしこの主張が正しいとすれば、共産党の主張は一貫しているということになります。

注1:清水副委員長のツイッター
      現時点で共産党が単独候補を擁立し、各党に支援を要請するという事実はありません。対抗馬を立てる
    のであれば幅広い共同のできる人をみんなで擁立することが大事です。仮に自民党が推薦する候補であっ
    ても、一点での共同が可能であることは、堺市長選挙のように、大いにありうる事だと思います。
         9:05 PM - 4 Feb 2014

  ただ6日に共産党の方針を説明するとして設定されていた記者会見が中止されたという経過からすれば、府委員会の決定を大阪市会議員団がひっくり返したことも推測されます。
この辺はやはり藪の中です。

  私も今回の大阪市長選に対する共産党の対応には注目しています。ここで共産党が独自候補を出し、他党派に協力を求めても、恐らく他党派は乗ってこないと思っています。共産党が出馬すれば、橋下氏は、自らの主張が正しかった共産党が支持してくれたと共産党を一定認める発言を行いながら、選挙で勝利すれば、市民から評価された、議会は民意を尊重すべきだと暴れまわると思われます。
  この状況下で共産党が単独で出馬することは、敵に塩を送るだけでなく、共産党の出馬で「選挙戦の大義」が成立し、橋下氏は批判の矢面に立たずに済み、逆に共産党は不要な出費の後押しをしたと橋下氏の共犯者にされてしまいます。
  共産党は何が正しいかで政治を考え、党利党略で政治を戦うことが苦手です。最近で言えば、市議会議長が不祥事を起こし、自民・公明・民主系などが不信任決議を上げているのに、共産党は賛成しませんでした。その理由は「処分がきつすぎる、やりすぎだ」というものです。(これが紳士すぎてダメなのです。)
  これに対して公明党は維新の下駄の雪のような役割をしているようなふりをしながら、維新に陰りが見え始めると、どのようにして維新から手を引くか着々と準備しています。手始めにこの議長不信決議に賛成し、維新と一線を画すということ世間に表明しました。
  橋下・「維新の会」に最も対決しているのは共産党だという認識は、ほぼ大阪市民の共通う認識であったと思われます。ところが共産党は維新を潰すチャンスに他党派と手を組まず維新を助ける役割を果たしました。この共産党の対応に対して、橋下市長や松井大阪府知事は驚くとともに、共産党に対して、常識的判断をされたと持ち上げました。(ここで喜んだらダメなのですが・・・)
  今回は、大阪都構想の区割り案を橋下市長が4案から、一つに絞ってくれと「法定協議会」(各党の府会議員市会議員など)に諮ったが、自・民・共はもとより、信頼していた公明党までが、まだ議論不足という論議で、橋下市長の要求を切り捨ててしまいました。
  このことは偶然起こったのでは無く、公明党は戦略的にこの事態を引き起こしています。こうなれば、橋本市を「裸踊りさせることができる」という確信の元に自民党などと協議しながら仕組んでいます。(橋下氏は引っかかったのです。)
  この橋下氏の市長を辞任して、また市長選挙をやって、勝って帰れば「市民の民意は自分にある」と主張し、法定協議会のメンバーから反対派を排除し、大阪都構想に賛成する議員だけで、法定協議会の運営を行うことを考えています。この彼の主張には、どこにも正当性はありません。まさに彼の幼児性と自己中心主義の独りよがりの表れです。
  選挙で受かった議員(大阪都構想に反対している議員)を座敷牢に閉じ込め、自分たちだけで大阪市政を動かそうとしているのです。こんなことが認められるはずがありません。橋下氏のこのマヌケ姿を市民にさらけ出すことによって橋下市長つぶしをやるのが自公の合意事項だと思います。
  この彼らが作った政治情勢を、共産党が独自候補を立てて、橋下氏の選挙に打って出るやり方を容認する姿勢を取れば、自公から共産党に対するパッシングは相当なものになり、今後の市議会での活動が極めてむつかしくなると思います。そのへんの主張を大阪市の市議団の意見として上げ、府委員会決定を覆さしたのではと思っています。
  府委員会は現場で活動している大阪市市会議員団の主張を握り潰すことができなかったのではないかと思っています。(清水副委員長のツイッターでは、共産党はまだ何も決めていない。自民が推薦する候補でも推薦する余地すらあることを匂わしています。)
  共産党は大人の対応をする用意があることを表明しています。この辺が若者(清水副委員長)の新たな感覚かもしれません。政治的な変化の兆しかもしれません。

追記:今テレビで大阪維新の集会を放映していました。そこで橋下市長は公明党を口汚く罵りました。今回の事
   態を招いた最大の敵は公明党と見ています。今後選挙があれば、橋下市長と松井知事が対抗馬として立
   候補して徹底的に潰しにかかると発言しました。子供の喧嘩です政治家としての資質が問われます


   大阪市長選挙に候補を擁立するのは反対です。 田中 靖男さん 
送信日時:2014/02/04 16:08:19


 1.共産党は大阪市長選挙に候補を擁立するのは反対です。何故か判りません。
 2.政党補助金を獲得して国民の為に使用すべきなのにカンパ・カンパと間違いです。
 3.市長選挙に候補を擁立して資金を減らすのは何処か狂るっています。

 大阪市長選に立候補するのは橋下氏の術中にはまるだけ! エガリテ
平成26(2014)年2月6日


  大阪市長選挙に候補者を立てることは私も反対です。
橋下氏の市長辞任、選挙で勝って大阪都構想が市民に支持されたという策略に利用されるだけです。
  共産党は負けるから出ないは敗北主義であり、ここは橋下氏と真正面から闘って、橋下氏を市長から引きずり下ろそうと考えているのだと思いますが、本当に共産党が勝てるなら意味がありますが、負けた場合は結果的には橋下氏の野望を後押ししたことになり、共産党支持を減らすだけです。
  そもそも共産党は革新の統一戦線という目標を投げ捨て、現在は一点共闘という言葉を盛んに使っています。この一点共闘を取り組むべき状況はいかなる時に発動されるのかを十分吟味すべきだし、その原則を明らかにすべきです。
  たとえば都知事選挙で細川・小泉連合は、反原発を最大の課題に掲げていますが、同じ反原発派の共産党は独自候補を立てて闘っています。共産党の主張は、都知事選挙の争点は、反原発だけでなく、高齢者福祉や子育て支援など様々な課題があり、共闘はできないという主張だと思われます。これは一見筋が通っているように見えますが、東京都の知事選選挙という特殊性を見るなら、これでいいのか疑問に感じます。
  細川陣営は、安倍首相の右傾化を憂い、安倍政権の打倒こそが、日本の政治情勢を変えることができるというのが、大前提に立ってこの戦いを仕掛けています。東京都知事選で、細川氏当選を勝ち取れば、安倍氏の目指している、戦争のできる日本という右派勢力は相当力を削がれ、自民党の中の反安倍派の動きも活発かしてきます。
  現状において(戦争のできる国の策動に対して)最も効果的な打撃になります。このような政治的情勢を切り開ける可能性があるのに、それを拒否して原発反対だけが東京都の課題ではないという主張は、政治的にはピンボケ路線です。
  なぜ東京都知事選挙で、安倍政権打倒を基本として一点共闘が取り組めないのか疑問に感じます。

  次に大阪の情勢ですが、大阪の最大のガンは橋本です。このガンを倒さない限り大阪の政治情勢は変わりません。橋下氏がなぜ強いのか、それは彼が政治家として稀に見る天才でディベート力が他の政治家に比べて圧倒的に上回っているからです。大阪では西川きよし、横山ノックなど吉本芸人がいずれも他の政治家をねじ伏せ圧倒的な票を獲得してきました。大阪には吉本票が100万票あると言われています。この100万票は、話術の力です。大阪人は会話を好みます。面白い話が大好きです。政治家の話は一般的に面白くありません。それに対して彼らは、おもしろおかしく話すことができるため、多くの票を勝ち取ることができます。
  それと彼らの主張は敵を明らかにし、この敵を倒せば庶民の生活は改善されると呼びかけています。ここが共産党と決定的に違うところです。共産党のスローガンは「安全・安心・やさしい大阪」極めて抽象的であり。「甘い言葉には裏がある」の典型的な方針に読み取られてしまいます。
  なぜ、「我々の生活は楽にならないのか、どうすれば生活は楽になるのか、そのために共産党は何をするのか」こんな単純な論理構成すら共産党にはできません。橋下氏はなぜ府民の生活は苦しいのか、それは公務員が優遇されているから、あるいは大阪府・大阪市が二重行政になっておりムダをたくさん有しているからと、まず市民生活を圧迫している原因を説明しています。
  その解決には、公務員の賃金を抑制し、大阪都構想で二重行政をなくし、税金の有効的な使用を行えば、大阪は東京に負けない素晴らしい都市になると宣伝しています。しかもこれをやりきれるのは力強い政治力が必要であり、その力を持っているのは私だけだと主張しています。(ちゃんと「オチ」があるのです)この論理が嘘か本当かを抜きにして、非常にわかりやすい論理建てです。(この橋下氏の話は、大阪市民にとって痛快なのです。)
  それに対して共産党は「安全・安心・やさしい大阪」で戦えば、負けるのは当たり前です。共産党の政策は大坂市を良くするために、我々市民は何をすれば良いのかという呼びかけが全くなく、「共産党が権力を握れば善政をやってやる」という匂いがものすごくする方針になっています。(請負民主主義です。・・これには反発があるのです。)
  橋下氏は今回の出直し選挙選で、大阪都構想を市民に訴え、その支持を獲得しようとしています。市民自身が立ち上がる運動にしようとしています。自民党や公明党は、この橋下市の企みを潰すために候補者を立てずスルーしてかれの野望を打ち破ろうとしています。率直に言って、現在の大阪の政治家の中で橋下氏にディベート力で勝てる政治家はいません。敢えて言うならば辻本清美以外には彼と対等に話せる政治家はいないと思います。共産党には失礼ですが、共産党が立候補すれば、橋本氏は水を得た魚のようにハシャギ周り、共産党をコテンパンに叩きのめし、橋下フィバーを巻き起こすと思います。それくらい共産党の現在の政治力はないのが実情です。(橋下氏には庶民の気分感情を掴む話術を心得ているのです。庶民の憂さ晴らしの感情とマッチしているのです。)
  たとえば、大阪ダブル選挙で、共産党は致命的な敗北をしています。この敗北の原因を総括されましたか、恐らく「赤旗が増えなかったから負けた」以外の総括はなされていないと思います。私は大阪ダブル選挙を時系列に捉え、如何に共産党が間違った闘いをしたか克明に総括しています。(恐らく全く参考にはされていないと思いますが)
  前回のダブル選挙と同じ戦いをすれば、橋下氏がゾンビのように蘇る手助けをするだけの選挙選になってしまうと思っています。
  ここは、一点共闘で、維新以外の政党が団結し、橋下に裸踊りを行わせ、この選挙に如何に大義がないか一点での闘うべきだと思います。

  蛇足ですが、共産党は人が良いから、大阪都構想が如何に市民の生活を圧迫するかを、理を持って訴えれば、過半数の市民を組織できると思っていると思います。しかし多くの市民は大阪都構想なんかに全く関心がありません。またいくら説明してもそんなことを理解する意思もないと私は見ています。
  この闘いは大阪都構想の良し悪しで闘えば橋下氏の土俵で闘うことであり、橋下氏の思う壺です。それよりも今回の選挙には大義がない、この一点で戦いを組織するべきです。これは橋下氏が普通の政治家の感覚を持ち合わせず、自分のわがままで6億円の出費を行おうとしている。民主主義体制の政治家としては失格だ。と訴えることが重要です。

  2月4日付毎日新聞夕刊の「近時片々」(題字のすぐ下)に書かれている立場が重要です。

  早春異変、大阪市長選出直し選。いささか失敬ながら、積み木が思うようにゆかぬと駄々をこねるふうにあらずや。
 それが「民意」だ、「大義」だと、軽々に振りかざすものにあらず。
  気の抜けた花相撲も、独り相撲もごめんだが。

という記事が載っていますが、これこそが橋下氏に対する回答です。この小さな記事が全てを語っています。
 大阪都構想を叩けば勝てると思うのは、共産党の政治音痴がなせる技です。

追記:本日付け(2月6日)毎日新運は、28面に共産、候補者擁立を見送り(大阪市長選)という記事を載
     せています。
      共産党は、一旦は大阪府委員会で候補者擁立を決定したが、大阪市議団などと協議したが結論
     を見送った。擁立を見送る他の野党と歩調を合わせるべきだとの意見が強まっており、方針を発表す
     るはずだった6日の記者会見を中止した。という記事を載せている。
      現場で頑張っている大阪市会議員団が、他会派との共同で橋下市長と闘うことの重要性を指摘し
     たのだと思う。(府委員会の間抜けさを現場の市議団が阻止した画期的な事例だと思われる。)

議員の不祥事を訴願したら、こちらが奇人変人されてしまった。 黒岩 洋祐
送信日時:2014/02/03 18:08:53


 25年ぐらい前、市議と県議が恋に落ちてしまいました。2人は活動と称して、ほとんど毎日夜遅くまで、逢瀬を繰り返しました。県議の方に「止めてくれ!」と直談判しました。その時は県議は辞める方向で努力しました。でも市議の方が止めないで!」と泣きつきました。しばらくすると復活しました、あまりに目に余るので、地区委員長に注意するように進言しましたが、厳しく忠告できなかったみたいで、止まりませんでした。’(後で解ったことですが地区委員長は市議の世話で私的な借金をしていました)
 やむなく訴願しました、すると踏査が中央から入り僕のうちにも来ました。何らかの処置が執られるものと思っていましたが一向にらちがあきませんでした、そうするうちに県委員長の様子がおかしいことに気づきました。まいにち毎日薄暮の時間帯になると、歓楽街に出勤?している様子でした。
 ことは重大と感じて再度訴願しました、する常任幹部会の浜野忠夫氏が再調査に来て、僕の話は全然聞かずに、県委員長のY、前県委員長のI,県書記長のU,農民オルグのH,市議、県議、地区委員長らから聞き取りして帰ったそうです。なぜか堅物の副委員長のY氏ははずされていました。
 その結果は僕の方が奇人変人に仕立て上げられることになりました。いまから思うともし権力を取っている党だったら、僕は消されていたかも知れませんね。
でも、マルクスの社会発展の法則を疑ったことはありません。過剰生産恐慌の今日を抜け出す道は資本主義生産様式の廃止しかありません。25回大会4中総の5章で、過剰生産恐慌にふれながら、それを発展させるのではなく、最悪の修正主義者、正しくカウッキーの生まれ変わりの不破哲三が党を乗っ取りブルジョアジーに売り渡し状態を続けることを表明する26回大会でした。
 浜野忠夫の名を見て考えたことです。


  自らの組織の浄化能力のない組織は必ず敗北する。 エガリテ
平成26(2014)年2月6日


  投稿ありがとうございます。この投稿は、私は事実関係を掴んでいないので、軽々にコメントをすることは差し控えますが、私の体験談を書きます。
まず議員の女性問題、私も体験しました。ひょんなことからその事実(妻以外の女性に子供を産ませた)をつかみましたが、私はそのときは党籍がなく、どうするか見守るだけでしたが、次の選挙には立候補しませんでした。
  この女性が活動家であるとか、前向きな論議の中で結ばれたのなら、まだ理解できるところもありますが、お酒を出すことをお商売にされている方であったので、この辺も含めてどうなのかと疑問に思いました。
  次に党に問題提起され、解決されるのかと思ったが、結局は何も解決されず、自分がおかしい奴だとレッテルを貼られてしまったとのことですが、この辺もよくわかります。共産党の最大の弱点は、自らの弱点   を認めないことです。さらには党に対して意見を言う者は危険分子の烙印が押されることです。
私は、若い頃相当長文の意見書を出しました。その際中央委員会に出したつもりでしたが、市委員会を通じて中央委員会にあげるものだと思っていました。そして相当の月日が経ちましたが一切回答はありませんでした。ある日、たまたま市委員会に行った際、私の「意見書」が事務所の机の上に放り出されているのを発見しました。しかもその表紙には赤字で「取扱注意」と朱書きされていました。
  私が一ヶ月ほどかけて一生懸命書いたものが、何ら討論されず、「取扱注意」(危険分子)扱いか、と思ったことがあります。それから何十年か経過し、定年退職を契機に、共産党の事務所でも手伝いに行こうかと考え、そのための準備に、一斉地方選挙の共産党の戦い方に間違いがあると15通の意見書を出しましたが、一切回答が貰えず(中央委員会は一度だけ「受け取った回答は後ほど」と言ってきたが、その後はナシのツブテ)であった。
  この共産党の対応を見て、共産党の体質は何ら変わっていないことに驚くとともに怒りが生まれ、このHPを立ち上げ、共産党の問題点の指摘を始めた。
  資本主義社会では、進んだ企業は、お客様の意見や、社員の意見を積極的に受け入れ成長しているところがたくさんあります。共産党は赤旗との関連だけで全てを見ているため、市民の貴重な意見に価値があることに全く気づいていません。
  この克服は共産党である限りできないのかも知れないと思う今日この頃です。


   福岡県委員長への批判に賛同致します。       佐内 さん  
送信日時:2014/02/01 21:15:09


  はじめまして、大阪市在住の元党員です。岡野福岡県委員長への批判に賛同致します。空想から科学へと勉強しましたが岡野福岡県委員長の5倍返しは妄想もはなはだ疑問です。前回の福岡県議会選挙で唯一の議席を喪い0議席に転落です。
  私が福岡県在住の頃は革新県政、共産党の国会議員が麻生太郎を破り落選に追い込んだ事を誇りに思ってます。それが此処まで落ちぶれた福岡県委員会に怒りを感じてます。失礼しました。

  無責任な扇動は、闘いにとってむしろ害悪です。     エガリテ
平成26(2014)年2月3日


  ご意見ありがとうございます。

  この福岡県委員長の「5倍返し、6倍返し」発言は、お調子乗りの馬鹿な人の典型的な発言です。この発言をしたら「ウケる」という価値判断でなされています。高校生のクラスの人気者みたいな発言です。
 これを赤旗が革命英雄の話のように取り上げたところに、現在の共産党の危うさがあります。常にこういう無責任な発言をする輩がいます。これを制止して、科学的な議論を行う必要があるのですが、きちっと討論をする力がなく、こうした空元気の発言が、まともな議論をねじ伏せてしまいます。こうなれば、科学的な党でなく、宗教的な党になってしまいます。
  恐らく次回大会でこの発言が検証されることなく、「5倍返し6倍返し」ができなくても彼には何ら処分がなされず、改めて彼が「ホラを吹く」場を共産党は提供すると思われます。このような無責任な扇動を幹部自身が容認しているのだと思います。
  彼は恐らく自分の発した言葉に対する責任なぞ何も考えない人間だと思います。福岡に帰り本当に「5倍返し6倍返し」の具体案を立てて、自分が先頭に立って闘う気力も能力もないと思います。まあ出来ても2倍化の方針を立てて奮闘してみても、その困難さに彼は直面すると思います。これが達成できなかった際に彼はどういうのか、「反共攻撃が行われた」で逃げるつもりかもしれません。いずれにせよ彼は責任を取らず、新たな「ホラを吹いて」組織の責任者として君臨するのでしょう。配下の人間はたまったものではありません。


  「これが若返りか!」          畑中 剛ファン  さん  
送信日時:2014/01/23 09:48:16


 今回の党大会で山下芳生さんが書記局長に就任し、新聞紙上では「若返り」などと表現しているところもある。しかし「低迷共産」の象徴である市田が副委員長に就任し、この10年間「理論」漬けになっていた不破が中央委員に再任されるなどこれを「老害」「院政」と言わずして何と言おうか。ゾンビが現れた印象を受ける。特に市田は党勢を衰退させた反省など微塵も見られない。
 なぜこのような人物が長年幹部として君臨できるのか。今後の推移は見守らなくてはならないがこのような人事を続けている限り共産党の未来は暗いと言わざるを得ない。

 党幹部の顔ぶれは、国民の闘いを反映したものでなけれならない。  エガリテ
成26(2014)年2月1日

 
  投稿ありがとうございます。共産党の幹部構成については、常に不可解さが伴いますね?
政党の組織原則として、国会議員中心でなく、党官僚中心に組織する共産党の組織形態は一見合理的であるように見えますが、この組織形態を国民が支持しない以上、合理的でないと思われます。
  自民党などの政党は、基本的には国会議員で構成され、その幹部の顔を国民大衆が知っている(評価できる)システムなっています。国民も(自民党員でなくても)自民党の役員体制に関心を持ち、あの人は良いが、この人はダメだとか批評をしながら見ています。こうして国民の目で見て試された者が幹部に上がってきます。
 共産党は『議員内閣制』でなく、一度も国政選挙に出たこともない人が、党の幹部に居座っています。たとえば26回大会で常任幹部会員(22人)が選出されましたが(注1)、その中に私は名前すら聞いたことがない者が8名もいます。一方国会議員は現在衆参で19名いますが、その内8名に留まっています。(国会議員が政党の幹部でない特異な組織形態を維持しています。)
 その際、何を基準としているのか定かではありませんが、現在の共産党の赤旗中心主義が、こうした組織形態にも現れていると思います。現在の政治課題との関連で幹部が構成されていないところに大きな弱点があります。
 現在日本の政治情勢の中で、沖縄の役割及び原発事故が発生した福島の役割等が軽視されています。私は沖縄での政治的高揚から見れば、当然沖縄から常任幹部会員が選出されるべきだと思います。国会議員である赤嶺政賢氏を加えるべきだと思います。(沖縄人民党との歴史的経過からしても)
  また「復興庁」ではないですが、東北の復興の共産党の責任者も入れるべきだと思います。このようなことを通じて党の姿勢を、組織形態を通しても国民に知らせるべきです。
 政党が国会議員を軽視している姿を見せれば、国民はその政党を支持しません。大阪10区の衆議院候補は、なんの肩書きもなく党専従でした。党中央委員が山ほどいる中で、国会議員になろうとする人が党の中央委員でも府や市委員会の責任者でもないような政党に信任は集まりません。国会議員は党の代表であるとともに国民の代表でもあるのです。責任を持って押し出していくこの姿勢がない限り党への信頼は得られません。

注1:26回大会で選出された常任幹部会員22名
     市田忠義岩井鐵也、浦田宣昭、太田善作、大幡基夫、緒方靖夫、笠井亮紙智子小池晃小木
     曽陽司穀田恵二志位和夫高橋千鶴子○田村守男寺沢亜志也中井作太郎、浜野忠夫、広
     井暢子、不破哲三、水谷定男○森原公敏、山下芳生 

    ※名前を聞いたことが無い者は「赤字」で記載
    ※国会議員は「緑字」で記載
    ※○は今回採用

  他の政党と違うこのような「政党の姿」(政党の大幹部の顔が知れていない)が正しいのか疑問に思われます。日本社会の中で一人前の政党になるためには、幹部のそれぞれの人となりを国民が知っていることが必要だと思っています。そのことも含め国民は政党を評価しています。どんな顔をしているのか、どのような発言をしているのか知ってこそ、この人なら信頼できるという気持ちが湧いてきてその政党に対する信頼感を増します。
 共産党は、党の考え方は全員同じだから、個々の幹部が個別に国民に向けて話をする必要がないと思われているのだと思いますが、国民はそうではなく。政党を信頼するには、一人一人の政治家として力量を見極めていきたいと考えています。
 たとえば自分の居住する市に5人の共産党の市会議員がいたとします。この5人とも好きになれるかと言えば、必ずしもそうではなく、個々の党員あるいは支持者は、この人は信頼できるけど、この人は信頼できないと常に見極めています。
 いつもの卑近な例で申し訳ないですが、私が歯医者の待合室で待っていた際、80歳を超えている思われるご婦人に、辻本清美が社民党から民主党に鞍替えしたさい、「あれは前原に抱きつかれたからだ」と私に話しかけてきました。確かその当時、辻本清美は前原大臣の下、国交省副大臣の仕事をしており、社民党が政権離脱する際、辻本氏もその職を辞しました。その際、前原氏が辻本氏の奮闘を讃えられ、抱きついて泣いている姿がテレビに映し出されていました。
 私はこの話を聞いた際、国民はこのようにひとりひとりの政治家の「政治信条」を監視しているのだと感じました。やはり常に自らの政治心情を情報発信し続けなければならないのだと思いました。(政治家と官僚を分けるべきであり政治家は常に自分の心情を情報発信し続ける必要があります。)
 この国民の気分感情が理解できず、共産党という振り付けを行えば、後は全て同じだと理解していることに共産党の悲劇があります。(ロボット型政治です。)
  党の中央委員会の組織形態も、国民の中で闘っている人を中心に組織すべきです。裏方の人間が組織の中心を占める党組織では、民主主義の発展した日本社会では、秘密結社の匂いがして、国民は支持してくれません。少なくとも常任幹部会委員ぐらいは、国民誰でも知っている人が選ばれれば、国民はその党の全てを見た(把握できた)感覚が持てます。(スター政治家を並べるべきです)知らない人ばかりで組織されている政党がどのような論議をしているのかは不気味です。(たとえば私が指摘した「8名の常任幹部会員」を現役の党員がどれだけ知っていますか、この「8名の常任幹部会員」の党での役割や功績が理解され、この人たちは共産党の宝だという共通認識がありますか?・・私は現役時代から、私が顔も見たこともない中央委員がたくさんいることに疑問を感じていました。)
  一般的に組織を維持するためには、幹部職員と現場職員の意思疎通が大事だと思います。誰が幹部になっていくのか、その仕組みがみえることが大切です。この中央委員がそれぞれ英雄だということを日頃から見せて頂かないと、なぜこんな見たことも聞いたこともない人が幹部なのと思われれば、組織は発展できません。中央委員会153名のそれぞれの活動が、末端の党員に、あるいは赤旗を読んでいればその活動が分かり親しみが持てるような仕組みを作らない限り、言葉は悪いですが、「無駄飯を食っている奴が沢山いる」という感情が働きます。
  「党は革命組織であり、高い意識で結ばれており、そんな下衆な勘ぐりをする奴はない」と恐らく思われていると思いますが、しかしこうした独りよがりが、自らの党の弱体化につながっていることに気づいていないのだと思っています。

  政治家は、国民に支持されて初めて政治家であり、裏方はあくまで事務職員にすぎず、この事務職員(国で言えば官僚が)動かしている組織というのは不気味であり国民から支持を受けにくいと思います。
 
  畑中剛フアンさんが指摘されている不破哲三氏の問題もそうです。自民党など他の政党も定年制を設けています。しかしこれもなかなか守れず、常に例外が出ますが、その度に批判され、改善されたりしています。不破さんだけが例外だという位置づけは、他の社会主義国、たとえばキューバのカストロもそうですが(現在は病気もあり、弟に譲っているが)社会主義の悪い弊害です。(権力を握った者は最後まで権力を握る)これは、自由主義社会よりも非近代的統治形態です。この統治形態は腐敗堕落を誘発する危険性を常に持っています。
 こうしたことの克服を共産党が国民に見せない限り、魅力ある政党に国民側からは見えません。それらの克服ができない限り、国会で多数を占めることは、夢のまた夢物語になってしまいます。


  「ルールある資本主義論」は、賃金奴隷と同意言では     弥生 さん 
送信日時:2014/01/07 21:37:03


新年好、
 私も「ルールある資本主義」論に引っかかる一人です。私は資本主義によって立つ資本家どもから、低賃金やら過酷労働を強いられ苦労の限りを尽くしてきています。本当は仲良くやって行くはずの仲間たちの内から、管理者へと引き上げられ、労組を裏切っていく姿を何度も見てきました。そういう勤労者は資本主義を支え富ませる必要はありません。むしろ富裕資本が牛耳る資本主義のその墓堀人として存在しているのが、私たちだと組合の学習会で学びました。
 それなのに「ルールある資本主義」なんてどこから発見するのでしょう。資本主義は「ルール」からすれば、やがて帝国主義へ発展し、戦争を惹起していくのではなかったでしょうか。「まっとうな」資本主義のままなんてありえず、生成発展し腐敗していくしかないのが歴史的であり、その論理だと思うのです。
  だから私は「ルールある資本主義」と聞いたとき耳を疑いました。賃金奴隷という言葉がありますが、私たちをそこに縛り付けておくということと同意語だと思いましたよ。そこを党はどう考えているのでしょうかね。

「ルールある資本主義論」がもたらす賃金論は、労働者階級を否定 エガリテ
平成26(2014)年1月14日


弥生さん
 新年、最初のメールありがとうございます。
  共産党は、マルクス・レーニン主義の最も大切な根幹を多く投げ出しています。現状では資本主義社会の中での福祉党のような姿になっているように見えます。
  賃金闘争論もそうです。大企業の内部保留の1%を賃上げに回して欲しいという賃金論は、「ルールある資本主義論」が根底にあり、大企業に媚びて儲けを少し分けてくれと懇願しているように見えます。決してあなた方には歯向かっていない。これは、そうすれば資本主義そのものの繁栄に繋がる(ルールある資本主義)と説得しています。
 「共産党のここがおかしい」で最近の赤旗の春闘記事を批判しています。この記事は賃金闘争の独自の闘いを軽視し、全てを政治課題に流し込んで闘う方針です。勇ましいように見えますが、このような闘い方は間違っています。経済的要求や労働者の待遇改善などの重要性を見失っています。資本家と切り結ばない方針です。
  共産党は大企業に対して、決してあなた方に危害を与えない、我々の要求の上限は、内部留保金の1%だというサインを送り続けています。仲間に入れてくれと。
  しかし仲間に入れてもらうには、我々を敵に回したら怖いという力(勢力)にならない限り仲間になんか入れてくれません。こちらが要求を下げ、媚びへつらうことで仲間に入れてくれという闘いかたは必ず敗北します。
  大企業の内部留保金1%を分けてくれという闘いは、賃金労働者としての自覚と誇りを生み出しません。闘いは、常に自己改革と結びつき成長していくことが望まれます。そこにこそ仲間の団結が生まれます。

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